peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「釣山公園」のシキザクラ(四季桜) 2015年11月21日(土)

2015年11月22日 | 植物図鑑

2015年11月21日(土)一関市の釣山公園に行きました。田村坂を登って行った所に数本のシキザクラ(四季桜)が植栽されているのですが、一重の淡ピンク色の花を沢山咲かせていました。春にはもっと沢山花を咲かせます。

シキザクラ(四季桜) バラ科 サクラ(プルヌス)属 Prunus × subhirtella 'Semperflorens'

マメザクラとエドヒガンザクラの種間交雑種と考えられている園芸品種。「四季桜」という和名がついているが、年中咲いているわけではなく、狂い咲きでない状態で、4月と10~12月の年2回花を咲かせる。

花は花弁が5枚で一重、薄く淡い紅色。春は開花と同時期に新芽も芽を出し、秋は自らの葉が落ちる時期に開花する。また、秋の花は径1.7~2㎝でやや小さく、春の花は径2~2.8㎝で、春の方が花は大きくなる。

 なお、年に2回花を咲かせる桜として、ジュウガツザクラ(十月桜)やコブクザクラが知られているが、ジュウガツザクラの萼筒は紅色で花は八重咲き、コブクザクラは萼筒が漏斗形で花は八重咲きなのに対し、シキザクラの萼筒は細く花は一重である。フユザクラは冬季から3月まで咲いているので区別できる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AD%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%83%A9 [シキザクラ(四季桜):フリー百科事典Wikipedia]

http://homepage3.nifty.com/wako3/sizenhana/ha/sikizakura/sikizakura.htm [シキザクラ(四季桜)]

http://hccweb5.bai.ne.jp/nishicerasus/cera-sa/c-shiki.html [このはなさくや図鑑(四季桜)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/fe48c610ce3ab3739f1eb353e0f9aa97 [peaの植物図鑑:一関市「釣山公園」のシキザクラ(四季桜)]


一関市城内のヒメツルソバ(姫蔓蕎麦) 2015年11月21日(土)

2015年11月22日 | 植物図鑑

2015年11月21日(土)一関市城内の住宅地を釣山公園目指して歩いていたら、道路沿いの民家の軒先に小さな花をを沢山付けたヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)がありました。

 ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)タデ科 ホリゴナム(タデ)属 Persicaria(=Polygonum)capitatum

 別名:ポリゴナム・カピタツム。ヒマラヤ地方原産の耐寒性半常緑多年草。明治中期に園芸植物として日本に入った。観賞用に植えられているが、野生状態になっているものもある。主に鉢植えで出回るが、(根もとからよく枝分かれして)茎が匍匐して旺盛に生長しマット状に広がるので、グラウンドカバーとして庭木の下や建物の周り、通路のわき、石垣などに、あるいはロックガーデンに植え込んでもよい。茎には赤褐色の毛がある。葉は互生し、長さ1~3㎝の卵形(楕円形)で、表面に暗紫色のV字模様がある。秋には赤く紅葉する。花はほぼ一年中見られる。淡桃色の小さな花が卵形~球状に多数集まり、春から秋までよく咲く。花期:5~10月。出回り時期:3~6月。

管理:日のよく当たるところから半日陰まで場所を選ばずによく育つ。乾燥や暑さには強いが耐寒性はそれほどなく、霜が降りると葉が落ちる。寒冷地では室内で冬越しさせる。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]