peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

北上市「詩歌の森公園」のマンサク(満作) 2016年3月17日(木)

2016年03月23日 | 植物図鑑

2016年3月17日(木)北上市「詩歌の森公園」に行きました。今年は例年になく暖かな日が続いていて、北上市中央図書館の裏側に植栽されているマンサク(満作)が、花を沢山咲かせていました。また、東側入口の公衆トイレの近くに植栽されているシナマンサク(支那満作)と思われるものも沢山花を咲かせていました。 

マンサク(満作)マンサク科 マンサク属 Hamamelis japonica Sieb.et Zucc.

 特徴:山地に生育する落葉小高木。葉は短い柄があり互生する。葉身は菱状円形または広卵形で変化が多い。2~3月、葉が出る前に咲く。萼片は紅紫色、花弁は黄色で線形果は長さ10~13㎜、幅8~9㎜で星状毛が密生し、基部に4枚の萼片が残っている。黒色で光沢のある種子が2つある。

分布:本州、四国、九州。岩手県では丘陵地、山地に普通に生育する。なお北上川周辺より以東には葉の大きいオオバマンサクが見られ、北上川以西から日本海沿岸にかけては葉の上半部が半円形、または円形のマルバマンサクが生育すると報告されている。しかし、これらとマンサクとの間は連続的で、明瞭に区別しにくいようである。ここではマンサクとして扱った。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科」(岩手大学教授・菅原亀悦編著)より]


岩手蘭友会「第29回いわて洋ラン展」の香り蘭  2016年3月11日(金)

2016年03月23日 | 植物図鑑

 2016年3月11日(金)、岩手蘭友会(会長・及川正道、会員18人)主催第29回いわて洋ラン展」が、水沢メイプル4階催事場(奥州市水沢区横町)で始まったので、早速見に行ってきました。会場奥の方の「即売コーナー」の下部に「香り蘭」の名札がついた蘭が展示されていました。

香り蘭

 


岩手蘭友会「第29回いわて洋ラン展」のファレノプシス・マンニー  2016年3月11日(金)

2016年03月23日 | 洋ラン

2016年3月11日(金)、岩手蘭友会(会長・及川正道、会員18人)主催第29回いわて洋ラン展」が、水沢メイプル4階催事場(奥州市水沢区横町)で始まったので、早速見に行ってきました。会場内のメーンテーブルに花を沢山つけたファレノプシス・マンニーが展示されていました。 

ファレノプシス・マンニー ラン科 ファレノプシス属 Phalaenopsis(Phal.)mannii

インドのシッキム、アッサムやベトナム、ビルマ、タイ原産。葉は4~5枚つき、肉厚で光沢がある鮮緑色、長楕円状披針形、長さ20~37㎝。花茎は1~2本出て下垂し、葉とほぼ同長、まれに分岐し、多花をつける。花は径約3.5㎝、黄色地に褐色の斑紋と縦縞が入り、唇弁は白色と紫紅色。背萼片は倒卵状披針形、長さ2~2.5㎝。側萼片は卵状楕円形、長さ2.2~2.5㎝。花弁は披針形、長さ1.7~2㎝。唇弁は3裂し長さ1㎝、肉厚、側裂片はほぼ長方形、先端は切形、中裂片は錨形、中央基部に突起があり、縁は不斉歯状。種小名は、最初の発見者G.Mannの名に因む。開花期は通常春から秋。冬にも咲く。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]

 http://chakuseiran.dip.jp/orchis_mannii.htm [胡蝶蘭 原種 ファレノプシス・マンニー]

http://taguchiorchid.web.fc2.com/world/sikkim/sikkim072.htm [田口洋蘭園:世界の蘭自生地を尋ねてシッキム(72):ネパール東部から中国雲南省にかけて自生する中型種です。木にたくさんの株を着生させて栽培していました。]

 http://kyonohana.sakura.ne.jp/blogs/bunya/2012/11/ [分野別花図鑑:2012年11月アーカイブ:ファレノプシス・マンニー]