これらの全ての石に羅漢像が線刻されているはずなのですが、厚いコケ(苔)に覆われて見えなくなっている
ものが多かったです。
「愛宕神社」階段登り口前から左側に山道が続いており、「五百羅漢0.3㎞、卯子酉様0.1㎞」とあるので
歩いて行くことにしました。
表示や道しるべが整っているので「五百羅漢」まで迷わずに行くことができました。
(下)愛宕神社への分岐(「愛宕神社0.1㎞」、「卯子酉様0.3㎞、五百羅漢0.1㎞」と書かれていましたが、
「五百羅漢」までは更に0.2㎞ほどありました。
(上)この階段を上るとガードレールのある自動車道路に出ました。車で来ればここに出るのです。
(下)入口付近に立ててあった「クマ(熊)に注意」の看板。
(下)東小屋のある駐車場がありました。
(上)この道路は工事中で「行き止まり」になっていました。
今から200年余り前に東北地方を襲った度重なる大飢饉[宝暦5、6年(1755,1756)、天明2年(1782)
で、遠野の人々にも多くの犠牲者を出しました。この犠牲者を供養するために大慈寺の義山和尚が、天明2年(1782)
から数年かけて、自然石(花崗岩)に五百体の羅漢像を彫り上げたと伝えられています。羅漢像は立体的な彫刻ではなく、
絵画のような線彫りです。所在地:岩手県遠野市綾織町新里。
(上)句碑「 」と刻されている。
(下)この標柱には「阿羅漢に供養ごころの夏花摘む 孝子」&「句碑建立記念園(平成10年4月)」と
刻されているように見えました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E7%BE%85%E6%BC%A2 [阿羅漢:Wikipedia]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E7%99%BE%E7%BE%85%E6%BC%A2_(%E9%81%A0%E9%87%8E%E5%B8%82)[五百羅漢:Wikipedia]
http://www.tonojikan.jp/kanko/gohyakurakan.php [五百羅漢:観光情報・遠野市観光協会]
http://www.iwatetabi.jp/spot/detail/03202/177.html?printable=yes [五百羅漢:「こちら岩手ナチュラル百貨店」いわての旅:いわての観光/旅行ポータル]
(下2つ)五百羅漢の見学を終えて、元来た道を卯子酉様の駐車場まで引き返します。途中から寄り道して、
愛宕神社を参拝してきました。