peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市江刺区伊手西風の源休館跡&地神坊稲荷神社 2017年7月30日(日)

2017年08月06日 | 遺跡、石器・土器、古墳、

2017年7月30日(日)、えさし郷土文化館(奥州市江刺区岩谷堂字小名丸102-1)の「平成29年度相原康二館長の

ツキイチ講座・菅江真澄の『かすむこまがた』を読む」を受講した後、妻の求めに応じて江刺区米里人首地区を訪ね

ました。この日は、時間が遅かったので、中沢トコトン水車中沢麓山神社など数か所を見学しただけで帰ってきま

した。 中沢麓山神社に行くために、ゴミ小屋と思われる小屋の前に車を駐めて、見学した後、伊手西風102にある奥

州市立伊手小学校のグラウンド側裏手の杉林の中にある源休館跡&地神坊稲荷神社を見て帰ってきました。 

伊手小学校の前を通り、裏側のグラウンドの方に行ったら、車道の傍の草むらに「源休館跡入口P、ここ

から約150m」と書かれた看板がありました。

(上と下4つ)入口を入り、80mほど進んだ所に民家がありました。その右手に上り小道があり伊手小学

校の校庭があり、さらに30mほど進んだ所に岩手県観光連盟が設置した「伝説源義経北行コース・源休館

跡」案内板がありました。

(下)さらに10mほど進んだ杉林の中に、3つの巨石からなる「地神坊稲荷神社」と呼ばれている古社が

ありました。横たわる2つの巨石の間に三角形の屋根がかけられ、その下にお稲荷様の祠が置かれていま

した。この巨石、元は一つだったような形状に2つに割れていました。その前に立てられていた標柱には

下記の通り書かれていました。

 「明治風土記」によると、社内に周囲約12mの大杉と、狐石と呼ばれる3つの巨石があり、2つは宮の

左右に立ち、高さ約3.6m、長さ12.6m。宮の前にあるもう1つの石は高さ約1.5m、長さ3.6mほど。明

治43年の正月に、浮浪者が大杉の洞穴の中で焚火をした。この残り火で火事となり、7日7晩燃えたとい

う。焼残木は伐採して高値で売却した。今でも根もと周囲に黒く焦げた焼け跡を確認できる。」

 

 

 

http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/iwa_genkyukan/genkyukan.htm 

http://www.uchinome.jp/oasis/kyoseki/kyoseki02.html 


一関市東山町「柴宿団地」のオニユリ(鬼百合) 2017年7月29日(土)

2017年08月06日 | 植物図鑑

2017年7月29日(土)、一関市東山町長坂字久保、柴宿の「柴宿団地」と呼ばれている

住宅団地の中にある民家の庭に植えられているオニユリ(鬼百合)が、花を沢山咲かせて

いました。

オニユリ(鬼百合)ユリ科 ユリ属 Lilium lancifolium 

田の畔(あぜ)や土手などに生える多年草鱗茎を食用にするため、栽培されることも多い。日本のものは、

中国から古い時代に渡来したという説もある。高さ1~2m。茎は紫褐色を帯び、若いときは白い綿毛があ

る。葉は多数つき、長さ5~15㎝の披針形。葉のつけ根に紫褐色のムカゴ(珠芽)がつくのが特徴。7~8月

多いものでは20個近くの花が茎の上部につく。花は直径10㎝ほど。種子はできないが、葉のつけ根のムカゴに

よって殖える。分布:北海道~九州。[山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]