peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのエゾリンドウ(蝦夷竜胆) 2017年8月20日(日)

2017年08月21日 | 植物図鑑

 

2017年8月20日(日)、久しぶりに岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行って

きました。’平成29年6月2日に「研修温室」が「展示温室」と名前を改め、展示内容もリニューアル

た’とのことで、従来の「中温室」「高温室」「低温室」から「亜熱帯果樹エリア」「食虫植物コーナー」

「エアープランツコーナー」「アナナスコーナー」「ランコーナー」に変更されていました。 

「花の館」温室の近くに作られている「りんどう見本園」では、沢山植栽されているエゾリンドウ

(蝦夷竜胆)が、花を沢山咲かせていました。 

 

エゾリンドウ(蝦夷竜胆)リンドウ科 リンドウ属 Gentiana triflora var.japonica

山地から亜高山の草地や林の縁、湿地などに生える耐寒性多年草。茎は赤みを帯びるものが多く、高さ

は30~80㎝になる。対生し、長さ6~10㎝の披針形で、裏面は白っぽい。9~10月、茎の先や葉

のつけ根青紫色の花が段々になってつく。長さ3~5㎝。リンドウの仲間は日が当たっているとき

だけ花が開くものが多い。切り花用に売られているのはこの「エゾリンドウ」の栽培品。分布:北海道、

本州(中部地方以北)。リンドウ(竜胆)別名:ゲンチアナは、漢名の竜胆(りゅうたん)が変化して

「リンドウ」になった。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」実業之日本社発行「花のい

ろいろ」より] 


胆沢郡金ケ崎町のヒオウギ(檜扇、射干) 2017年8月20日(日)

2017年08月21日 | 植物図鑑

(上)葉は密に互生し、扇を開いたような形に並んでいる。

2017年8月20日(日)、胆沢郡金ケ崎町を訪ねました。民家のお花畑に植栽されているヒオウギ(檜扇、

射干)が、花の内側に濃い紅色の斑点が多数ある濃いオレンジ色の花を沢山咲かせていました。

 ヒオウギ(檜扇、射干)アヤメ科 ヒオウギ属 Belamcanda chinensis

幅の広い剣状の葉密に互生してつき、その形が檜扇に似ていることからこの名がある。山地や海岸の

日当たりのよい草地に生える耐寒性多年草。切り花用に栽培もされている。高さ60~100㎝。長さ

30~50㎝、幅2~4㎝。8~9月、花茎の上部で分枝し、枝先濃いオレンジ色の6弁花を平らに開く。

は直径4~6㎝で、内側に濃い紅色の斑点が多数ある。種子黒くて光沢があり、「ぬば玉(烏羽玉)」

と呼ばれる。分布:本州~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より] 


胆沢郡金ケ崎町のナツズイセン(夏水仙) 2017年8月20日(日)

2017年08月21日 | 植物図鑑

2017年8月20日(日)、胆沢郡金ケ崎町にある妻の友人の家を訪ねました。庭に

植栽されているナツズイセン(夏水仙)が、盛りは少し過ぎていましたが、淡い

ピンク色の花を沢山咲かせていました。

ナツズイセン(夏水仙)ヒガンバナ科 リコリス(ヒガンバナ)属 Lycoris squamigera

中国から古い時代に入ってきたと考えられている耐寒性多年草(球根植物)。庭に植えられているほか、

人家の近くに野生状態で生えているものが見られる。8月中旬頃、(何もないと思ってい所に唐突に花茎

が伸びてくる。)地中の鱗茎(球根)から高さ60㎝ほどの花茎が伸び、直径10㎝近い大きな花5~7個

開く。花の色紫がかった淡いピンク。秋になると青白い線形のを出し、翌年の5月頃には枯れてしま

う。このスイセン(水仙)に似ていて、夏に花が咲くので「夏水仙」の名がある。

(ヒガンバナの仲間で、花と葉は同時に見られません。ヒガンバナは花が終わってから葉が出ますが、本

種は春になってから出て、夏に枯れます。葉が枯れた後、太い花茎を伸ばし先端に4~8個の花をつけ、6

枚の花弁ラッパ状に半開します。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&実業之日本社発行

「花のいろいろ」より] 


岩手県立花きセンターの八重三友花/クレイブジャスミン 2017年8月20日(日)

2017年08月21日 | 植物図鑑

2017年8月20日(日)、久しぶりに岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行って

きました。’平成29年6月2日に「研修温室」が「展示温室」と名前を改め、展示内容もリニューアル

た’とのことで、従来の「中温室」「高温室」「低温室」から「亜熱帯果樹エリア」「食虫植物コーナー」

「エアープランツコーナー」「アナナスコーナー」「ランコーナー」に変更されていました。 

http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/file-migoro/f-migoro-20170602-003.html 

ヤエサンユウカ(八重三友花)キョウチクトウ科 サンユウカ属 tabernaemontana divaricata

cv.'Flore Pleno'

インド(東南アジア熱帯雨林気候区)、中国原産の非耐寒性常緑低木で、サンユウカの八重咲きの園芸品種。

高さは1~3mになる。は対生し革質で全縁。枝先の花序にクチナシを思わせる8㎝ほどの白色または淡黄

の花をつける。熱帯の花で温室では周年開花する。また、夜間芳香を放つ。果実染料として使われ、繁

殖は挿し木。根に苦味や辛味があり、民間薬とされ、材は香料になる。有毒植物。「サンユウカ」別名:

クレイプジャスミン。

育て方:日なたから半日蔭、保水性のある用土を好む。夏は旺盛に生育し開花するので花がらを摘み、水切

れと肥料切れに注意。冬越しは枝を刈り込み、室内で10℃以上を保つ。[誠文堂新光社発行「熱帯花木と観

葉植物図鑑」&講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]