2017年8月27日(日)、奥州市江刺区の「館山史跡公園」に行きました。「虹の橋」の近くにある駐車
場(トイレ兼休憩所付属)に車を駐めて、付近を散策しました。立木に絡まって繁茂しているクズ(葛)
が、紅紫色の蝶形花を沢山咲かせていました。
クズ(葛)マメ科 クズ属 Pueraria lobata
山野に普通に見られるつる性の多年草。「秋の七草」の一つ。太くて大きな根
から葛粉をつくる。クズの名は奈良県の葛粉の産地・国栖(くす)に由来する
といわれる。茎は長さ10m以上になることもある。葉は3出複葉で互生する。
小葉は長さ10~15㎝の円形~楕円形で、裏面は白っぽい。7~9月、長さ約2㎝
の紅紫色の蝶形花が多数咲く。豆果は線形で長さ5~10㎝、褐色の剛毛が密生
する。根は生薬の葛根(かっこん)で、解熱剤などに使われる。分布:北海道
~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]