2017年7月26日(水)、一関市「我が家」の小さな庭に妻が植えて育てている
キキョウ(桔梗)が、今年も花を沢山咲かせています。
キキョウ(桔梗)キキョウ科 キキョウ属 Platycodon grandiflorum
山地の草原に生える耐寒性多年草。野生のものは全国的に少なくなっている。古
くから栽培され、園芸品種も多い。別名:オカトトキ(岡止止岐)。万葉の歌人・
山上憶良の詠んだ「秋の七草」の一つに数えられているアサガホ(朝貌)の花は
キキョウであるというのが定説です。
中国では古くから根を薬用に利用していますが、日本では主に花を観賞してきまし
た。高さは1mほどになり、茎を傷つけると白い乳液が出る。葉は互生し、長さ5㎝
内外の狭卵形で柄はなく、先は尖り、縁には細かい鋸歯がある。裏面は白っぽい。
花期は7~9月。花は直径4~5㎝の鐘形。青紫色のほか白、ピンクなどがあり、二
重咲きや蕾の開き切らないものなどもある。つぼみが膨らんだ形が風船のようなの
で、英名はバルーンフラワー。分布:北海道~九州。朝鮮半島、中国。[山と渓谷社
発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&実業之日本社発行「花のいろいろ」より]