peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

胆沢郡金ケ崎町のモチノキ(黐の木)2019年10月6日(日)

2019年10月17日 | 植物図鑑

 2019年10月6日(日)、胆沢郡金ケ崎町の金ケ崎町立図書館前の道路沿いに植栽されているモチノキ(黐の木)朱橙色に色づいた果実を沢山付けていました。 

 https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/28474f2b1755db345e42da5f5f8eab78

 https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/e89be43378dd95762f12950338c27479

 https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-935[モチノキとは-育て方図鑑:みんなの趣味の園芸NHK出版]


川合彦充著「督乗丸の漂流」を読む! 2019年10月15日(火)

2019年10月17日 | 読書、本、映画、テレビ

2019年9月下旬、東山市民センター(一関市東山町長坂字町335-1)から「令和元年度・東山文学講座」の案内がありました。私も妻も毎年・毎回参加しており、講師の村上先生の解説なども解りやすくて面白いので、早速申し込みました。テーマは、「『船長(ふなおさ)日記』を読む~世界最長漂流記録から生きるを学ぶ」

 私たちは、恥ずかしながらこの『船長日記』”世界最長漂流記録をもつ”という人物も知りませんでしたので、予備知識を得るためにこの古本を買った次第です。

 著者が”はしがき”で述べている通り、『船長日記(ふなおさにっき)』というのは、江戸時代、三河新城(しんしろ・愛知県新城市)の池田寛親が、尾張船・督乗丸の漂流事件の当事者である督乗丸の船頭であった小栗重吉から体験談を聞いて文政5年(1822)にまとめたもの(口書/口上書)だそうです。

 この川合彦充著『督乗丸の漂流』は、池田寛親の『船長日記(ふなおさにっき)』の解説にとどまらず、重吉たちを親切に世話したイギリス商船フォレスタ号のピケット船長やカムチャッカ長官代理イリヤ・ルダーコフたちの傍証資料を得て、単なる漂流奇談としてではなく、日本の海運・航海・造船・海難などの海事史的視野でとらえ、さらに海外交渉史的な面も加えて、読物風に書いたものだそうです。

 これを読んだので、この文学講座の予備知識は充分に得られたと思います。11月7日(木)から始まる全4回の講座が楽しみです。