peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

NHK連続テレビ小説『エール』と私 2020年9月29日(火)

2020年10月06日 | TV番組

2020年10月2日(金)、毎日観ているNHK連続テレビ小説『エール』第16週「不協和音」[9/28(月)~10/2(金)]は、昭和19年(1944)頃のことと思われる所にさしかかっていました。

 私の家族(母と私と昭和12年5月生まれの姉と昭和18年10月生まれの弟の4人)は、この年の7月頃、福島県安積郡富久山町久保田から、5㎞ほど離れた所にある郡山市郊外の純農村地区の母の生家に転居したのですが、米などの食料品をはじめ皆「配給」に依存していたので、このドラマで描かれているような状態(ご飯に薩摩芋を入れて食べている)でした。特に「コメ(米)」は配給だけでは全然足りず、「ヤミゴメ(闇米)」に頼っていたそうです。。終戦の頃には母が大事にしていた着物(和服)をコメや薩摩芋、じゃが芋(「カンプラ芋」と呼んでました。)、南瓜などと交換したそうです。お金が有っても物が無い時代ですから農家ではそうした「物々交換」にしか応じなかったそうです。

 その頃の食事は、「カデ(糧)飯」と呼んでいた大根を細かく刻んで入れたり、薩摩芋や大麦を入れたものが普通でした。それでもコメ(米)が入ったご飯を食べられるのは3食の中1回だけの日もありました。後は、うどん粉を練ってつくった「うどん」や「ハット」(薄く伸ばしただんご)だけのこともありました。[野菜などの具が数種類入っていたので、結構美味しく頂きました。)いつも腹を減らしていたので、薩摩芋やジャガイモ、南瓜などを蒸かして貰ってよく食べました。味付けが良いし、肉が入っていたりして、その当時のものとは随分違うものだと思うのですが、「ハット」は今でも時々食べます。

 その頃、私は満5歳でしたが、母の生家にだけ頼るわけにいかなかったようで、3㎞ほど離れている父の生家に「コメ貰い」に行かされたことがあります。手ぬぐいの布で作った袋と子供をおんぶする白い帯を持たされて行って、5升ほどの米を背負って(我が家から800mほど離れた所から500mほどは小川に沿った道で、その途中にある水車小屋が”ザーゴトン、ザーゴトン!と動いていました。そこのところは雨水が道路を横切っていたので、じゃぶじゃぶ歩いて帰ってきたことを今でも覚えています。

 昭和20年8月頃、五体満足で復員した父にその事を話したとき、父は「田圃を買うときにお金を用立てたので、米は届けると言っていたのに」と呟きながら、じっと考え込むような態度でした。父の生家を継いでいた伯父(父の兄で長男)[この時、祖父(父の父と母は生きていました。)の所も子沢山で生活が苦しかったのでしょうが、親子兄弟でもこのような有様でした。

https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_16.html


アケビ(木通)&ミツバアケビ(三つ葉木通)2020年10月5日(月)

2020年10月06日 | 植物図鑑

(上)「三つ葉アケビ(木通)」という名前の由来になった小葉が3枚の葉。

(下)緑色の葉に紛れていた緑色の雨蛙。

2020年10月5日(月)、妻が「アケビ(木通)の実が口を開けているので、採ってくれ」と言ってきました。実が落ちると始末が厄介だから直ぐに採れというのです。仕方がないので、写真を撮ってから、実を一つだけ採ってやめました。向かいの家の草花が気になって、写真を撮っていたら、妻が寄って来て「木通を採らないなら、毎年こんなこと言うのは面倒だから根こそぎ切ってしまうというので、同意しました。葉が散乱することも困ることなんだそうです。「我が家のアケビ(木通)」来年からは見られなくなると思うといささか寂しい気がします。

(下)近所の民家の玄関先に植栽されているゴヨウアケビ(五葉木通)が、実を沢山付けていました。口を開けた実は皮だけが残されていました。

(下)ゴヨウアケビ(五葉木通)の葉:小葉が5枚。

https://fruit-column.com/2980/

https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/cc3f8e1f9dbdeb1fc3309ccaafb81379

https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/cdea7c26f7c6171f345b7e14eeabfcc5

https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/752f4c074c470169867a1753944df547

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B1%E3%83%93


一関市東山町「唐梅館公園」の四季咲きベゴニア・センパフローレンス 2020年9月27日(日)

2020年10月06日 | 植物図鑑

2020年9月27日(日)一関市東山町にある「唐梅館総合公園(長坂字西本町)の「花ゆうえん」に行ってきました。ヒガンバナ(彼岸花)や四季咲きベゴニア、キキョウ(桔梗)などが沢山花を咲かせていました。特に四季咲きベゴニア・センパフローレンスは、ピンクのものが沢山植栽されていて見事でした。

https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/099feb4882deae219e0d9885bc18d4ac/

https://love-evergreen.com/zukan/plant/16517

https://garden-vision.net/flower/hagyo/begonia_sem.html

https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/9c0436c9475e99850ca05cfc68661767