peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市藤沢町「館ケ森アーク牧場」のピンクネックレス 2020年10月15日(木)

2020年10月18日 | 気候、天気、季節の風物詩











2020年10月15日(木)一関市藤沢町の「館ケ森アーク牧場」(藤沢町黄海字衣井沢山9-15)に行ってきました。妻との約束の時間が午後1時ということで、この日は「薫る風のガーデン」内を重点的に見て歩きました。
「薫る風のガーデン」の出入口である「プラントショップ/第2料金所」内に花を沢山咲かせている販売用の「ピンクネックレス」という名の花苗がありました。とても強く育てやすいお花とのこと。花の時期も長く多年草なので毎年楽しめるそうです。






ピンクネックレス キツネノマゴ科 :耐寒性多年草で、草丈は15~20㎝。耐寒性・耐暑性ともに強い。日当たりか半日陰の場所で育てる。日照は十分与えますが、盛夏には高湿を避けるため半日陰の風通しの良い所で管理する。開花期は厳寒期を除く周年。



「復興発掘調査展in大船渡市」を観る!(その2)2020年10月16日(金)

2020年10月18日 | 気候、天気、季節の風物詩
(上)長谷堂貝塚で見つかった、軽石に人面を刻んだ石製品

2020年10月16日(金)大船渡市防災観光交流センター・おおふなぽーと(大船渡市大船渡町字茶屋前7-6)で開催中[令和2年(2020)10/16(金)~10/19(月)]の「復興発掘調査調査展in大船渡市」(入場無料)を妻と一緒に行って観てきました。縄文時代の遺跡や埋蔵文化財が大好きな妻が、是非とも行きたいというので、私も興味があるので、マイカーを運転して行ってきたのでした。
 会場の入口では、新型コロナウィルス感染防止のためフェースガードを付けた物々しい感じの男性たちに迎えられましたが、じっくり観てくることができました。発掘場所や展示物などの写真が沢山掲載されている(公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター編集発行の展示図録(8枚16ページ)を頂いたので、より理解できたような気がします。また、「写真を撮っても良い」というので、かなり沢山撮ってきてしまいました。(その2)





昔から多くの貝塚の存在が知られる大船渡市猪川町の長谷堂貝塚からは扇形に石を並べた配石遺構粘土を丸めて焼いた「謎の遺物」軽石に人面を刻んだ石製品など、用途、目的が分からない遺構や遺物が見つかり、縄文人の精神世界の広がりを想像させます。
 関東に多い敷石住居や東北北部に分布する円筒式土器遠方との文化的交流を示すそうです。貝層から見つかった犬の骨や骨角器なども展示されていました。






















(上)竪穴住居や穴が密集するB区北側の様子。柱穴や石囲炉、住居の壁際の溝が重なっています。ここだけで14棟の住居が確認されたそうです。

(上)敷石住居 壁際と床に石を並べています。

(上)住居の中に扇形に石を並べた配石遺構。このような形のものは今のところ他に例を見ませんが、住居の中央で見つかったことから、使われなくなった住居のなかで何らかのおまじないを行った可能性があるそうです。

















(上)長谷堂貝塚の謎の遺物。粘土玉 重さ約1.7㎏。







「復興発掘調査展in大船渡市」を観る!(その1)2020年10月16日(金)

2020年10月18日 | 気候、天気、季節の風物詩




2020年10月16日(金)大船渡市防災観光交流センター・おおふなぽーと(大船渡市大船渡町字茶屋前7-6)で開催中[令和2年(2020)10/16(金)~10/19(月)]の「復興発掘調査調査展in大船渡市」(入場無料)を妻と一緒に行って観てきました。縄文時代の遺跡や埋蔵文化財が大好きな妻が、是非とも行きたいというので、私も興味があるので、マイカーを運転して行ってきたのでした。会場の入口では、新型コロナウィルス感染防止のためフェースガードを付けた物々しい感じの男性たちに迎えられましたが、じっくり観てくることができました。発掘場所や展示物などの写真が沢山掲載されている(公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター編集発行の展示図録(8枚16ページ)を頂いたので、より理解できたような気がします。また、「写真を撮っても良い」というので、かなり沢山撮ってきてしまいました。

(上)大船渡市教育委員会の復興発掘調査遺跡一覧:県埋文や県教委2012~2017年度、高台移転や三陸沿岸道路建設などの復興事業に伴い大船渡市と住田町の5遺跡を発掘調査してきたそうです。今回の展示は、縄文人の暮らしを物語る情報が詰まった貝塚からの出土品など発掘調査の成果を集めたものです。
これに、通常事業で発掘した遺跡も加えた全7遺跡を紹介しています。






(上の説明文)古い住居は、四角い形で、同じ場所に何度も建てられていました。



(上の説明文)縄文時代前期終わりごろの土器




(展示説明文)岩手県内では、この時期の村の調査例は少なく、わからないことが多い時期でした。その中で長く村を営んでいた峯岸遺跡の調査は貴重
なものになりました。





(上の説明文)縄文人が斜面に投げ捨てた貝(貝層)



(上の写真の説明)近寄ってみると貝が重なって残っています。貝や動物の骨などの食べかすだけでなく、土器や石器などの道具類も含まれています。
(下の写真の説明)魚では、最も多く見つかったマグロの骨です。他にスズキカツオなどもありました。