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「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)には、世界13カ国550種の椿と四季折々の花卉(かき)が植栽展示されていますが、出入口を入り、エントランスホールに入ると沢山の花卉類が展示されていました。それらの中に花を咲かせた鉢植えのシクラメン&ガーデンシクラメンがありました。白ふりる咲きの鉢の一つには「AKITA Rumiko」と書かれていました。
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(下)「Gシクラメン」の名札がついていたシクラメン
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サクラソウ科 シクラメン属 Cyclamen:地中海沿岸から中近東にかけて、約19種が分布する塊茎をもつ多年草。
シクラメン Cyclamen persicum
葉は根出し、長柄をもつ心臓形または円形をなす。葉の表面は斑紋、葉縁には歯牙がある。花は長い花柄の頂部に単生し、受精すると花柄が螺旋状に巻く。萼片は5、花冠は5裂、雄しべは花冠基部に台着し短い。雌しべは1で細い。果実は果で、成熟すると先端から裂開する。
園芸品種は、エーゲ海沿岸に分布する本種を起源としている。新品種の育成は1731年にイギリスに導入され、大輪系の’ギガンテウム’cv.Giganteum(1830)と’サーモン・クイーン’ cv.Salmun Queen(1894年)が発表されてから急速に活発になり、1900年代初めにはさまざまな花形をした品種が発表され、今日の品種の基礎が築かれた。現在では、ほとんどの品種がF1化されている。また種子繁殖が行われているために、一部の品種では形質の変異が問題となり、組織培養苗で扱われている。
同属のコウム C.coum、ヘデリフォリウム C.hederifolium、ミラビル C.mirabile、アフリカナム C.africanum、シプリウム C.cyprium、レパンダム C.repandumなど、原種そのものが山草的に栽培される場合もある。
園芸品種には、中輪から大輪の普通種と小輪のミニ種とがあり、育成者の命名により、タス系、パステル系、作曲家シリーズ、ピッコロ系など多くの系統がある。
栽培:一般の栽培では、10月から2、3月に播種し、鉢替えを繰り返して秋から冬に咲かせる。夏の高温には弱いため、高冷地で避暑する。(山あげ栽培)場合もある。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
http://sodatekata.net/flowers/page/7.html [ガーデンシクラメンの育て方]
http://www.sc-engei.co.jp/plant/flower/cultivate/174.html [ガーデンシクラメンの育て方/住友化学園芸]
http://www.yasashi.info/shi_00017g.htm [シクラメンの育て方:ヤサシイエンゲイ]