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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

胆沢郡金ケ崎町のセンニチコウ(千日紅) 2017年8月20日(日)

2017年08月25日 | 植物図鑑

2017年8月20日(日)、胆沢郡金ケ崎町を訪ねました。民家のお花畑に群植されているセンニチコウ

千日紅)が、文字通りの真っ赤な花を沢山咲かせていました。この真っ赤に色づいているのは花を包ん

でいる小苞で、長い期間色や形が変わらず、長い期間観賞できるので、「千日紅」の名がついたと言わ

れています。

センニチコウ(千日紅)ヒユ科 センニチコウ属 Gomphrena globosa

中央・南アメリカ(パナマ、グァテマラ)原産の非耐寒性一年草学名:ゴン

フレナ。熱帯地方で広く栽培され、日本には中国を経て江戸時代初期に入った。

中国名の「千日紅」の音読みです。樹木の百日紅(さるすべり)よりも花期

が長いから「千日」と付けられたそうです。高さはふつう20~50㎝になる。

は対生し、長さ5~10㎝の長楕円形。夏から秋にかけt、小さな花が球状に集ま

った花穂をつける。紅紫色ピンク、などに色づいているのは花を包んでいる

小苞で、花が終わっても色や形が変わらない。長い期間観賞できるので、「千日

紅」の名がある。センニチソウ(千日草)ともいう。[山と渓谷社発行「山渓ポケ

ット図鑑3・秋の花」&実業之日本社発行「花のいろいろ」より] 


一関市東山町長坂のヤマボウシ(山法師) 2017年8月24日(木)

2017年08月24日 | 植物図鑑

2017年8月24日(木)、一関市東山町長坂字町の県道19号線(今泉街道バイパス)の街路樹として沢山

植栽されているヤマボウシ(山法師)の木に橙赤色に熟した果実が沢山ついていました。

ヤマボウシ(山法師)ミズキ科 ミズキ(コーナス)属 Cornus kousa

山地に生える落葉高木。高さはふつう5~10m。大きいものは15mになる。樹皮は赤褐色で丸い鱗片と

なって剥がれる。は互生し、長さ5~12㎝の楕円形~卵状楕円形で、縁はやや波打つ。花期6月4

個の白い総苞片がよく目立ち、その中心に小さな花が多数球状に集まてつく。果実は秋に赤く熟し、甘酢

っぱくて美味しい。総苞片が淡紅色のものをベニヤマボウシ(紅山法師)f.roseaという。分布:本州~

九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より] 


岩手県立花きセンターのオオバギボウシ(大葉擬宝珠) 2017年8月20日(日)

2017年08月24日 | 植物図鑑

 

2017年8月20日(日)、久しぶりに岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行って

きました。’平成29年6月2日に「研修温室」が「展示温室」と名前を改め、展示内容もリニューアル

た’とのことで、従来の「中温室」「高温室」「低温室」から「亜熱帯果樹エリア」「食虫植物コーナー」

「エアープランツコーナー」「アナナスコーナー」「ランコーナー」に変更されていました。

 この「展示温室」の裏側(南西部)に作られている「宿根草見本園」に植栽されているオオバギボウシ

(大葉擬宝珠)が、を沢山咲かせていました。若い葉柄は「ウルイ」と呼ばれて「山菜」として扱われ

ています。 

 

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)ユリ科 ギボウシ(ホスタ)属 hosta sieboldiana


 


岩手県立花きセンターのフサフジウツギ(房藤空木) 2017年8月20日(日)

2017年08月24日 | 植物図鑑

2017年8月20日(日)、久しぶりに岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行って

きました。’平成29年6月2日に「研修温室」が「展示温室」と名前を改め、展示内容もリニューアル

た’とのことで、従来の「中温室」「高温室」「低温室」から「亜熱帯果樹エリア」「食虫植物コーナー」

「エアープランツコーナー」「アナナスコーナー」「ランコーナー」に変更されていました。

 この「展示温室」の裏側(南西部)に作られている「宿根草見本園」の傍に、フサフジウツギ(房藤空木)

の木が植栽されていて、紅紫色の花を沢山つけていました。

 フサフジウツギ(房藤空木)フジウツギ科 ブッドレア(フジウツギ)属 Buddleja davidii

中国原産の落葉低木。明治時代に日本に入り、属名の「ブッドレア」という名で広く栽培されている。

野生化しているものもある。高さ1~2m。葉長さ10~20㎝の披針形で、裏面には灰白色の毛が

密生している。花期7~10月。香りのよい花が長さ20㎝ほどの穂をつくって多数咲く。は長さ約

1㎝の筒状。花の色白、紅、紫、紅紫色など変化が多い。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏

の花」より] 


岩手県立花きセンターのタマアジサイ(玉紫陽花) 2017年8月20日(日)

2017年08月23日 | 植物図鑑

タマアジサイ:花形に変化があり、夏の茶花として用いられる。近畿地方以西では栽培しにくい。

2017年8月20日(日)、久しぶりに岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行って

きました。’平成29年6月2日に「研修温室」が「展示温室」と名前を改め、展示内容もリニューアル

た’とのことで、従来の「中温室」「高温室」「低温室」から「亜熱帯果樹エリア」「食虫植物コーナー」

「エアープランツコーナー」「アナナスコーナー」「ランコーナー」に変更されていました。

 この「展示温室」の裏側(南西部)に作られている「宿根草見本園」の傍に、タマアジサイ(玉紫陽花)

が植栽されていて、丸くて玉のような蕾を沢山つけていました。蕾がほころび花を咲かせ始めていました。 

タマアジサイ(玉紫陽花)アジサイ科 アジサイ属 Hydrangea involucrata

関東地方~岐阜県あたりに分布し、山地に自生します。土壌の関係からか、不思議と西日本では見かけ

ないアジサイです。伊豆諸島には大型の種類があります。夏の終わりごろ、玉のような蕾から装飾

飛び出し次第に開花します。花色淡い桃色、花形八重・半てまり・てまり・ようらくなど変化に富

みます。開花直後は茶花に珍重されます。江戸時代の記録にあるタマアジサイの一種、「ギョクダンカ」

は、暗緑色の葉に毛がありざらざらします。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・あじさいを楽しむ」

より]

額ぶち咲き。装飾花:一重、弁にフリルがある。白色。両性花:薄紫色。花数が多いので盛り上がって

咲く。葉:表面に細かい毛がある。[荒井俊雄・編著「あじさいミニ図鑑・あじさいアルバム200」より]