
こちらより拝借しています
3年前のあの日のこと
忘れられません。
2011年は、実父と、生徒さんのJINさんをたて続けに見送った年。
3年前のあの日、車の中で地震速報を聞いた。
家に帰ってTVをつけたら、大津波の中継をやっていた。
直視できず、TVを切った。
暫くしてJINさんからtelがあった。
カノジョが津波に遭ったようだ…
地震のまさにその時、入院中のJINさんは、彼女と電話中だった。
今切ったら次に繋がるのはいつになるかわからないから、ずっとこのまま繋がったままにしよう
…と言っていたのに津波が到達したその時、電話が切れてしまった。
津波に飲まれたに違いない。
これから彼女を捜して助けにいくから、バイクの手配をしてくれないだろうか…
助けに行くったって、その体で!? 病気のお母さんはどうなるの??
…とにかく、彼女は無事で、JINさんは9カ月後に亡くなった。
当時、実父は、肝臓癌で、超絶痛い手術を終えたばかりだった。消耗しきっていた。
もう長く生きられないとしても、清潔で暖かなベッドで家族と過ごせる日々はなんと幸せなことか。
3年前に直視できず切ってしまったNHKの中継の映像を、今日観ました。
過去のこととわかっていても、辛すぎて、やっぱりやめたくなったけど、、、
3年前には、「中継」だったので、流されていく車の映像に向かって、手を合わせ祈ったけれど、今、これを観て何をどうすればいいのか、、
黙祷の時間、
「神さま」…と言ったきり、次の言葉がなにも出てきませんでした。
天皇陛下のお言葉。今でも色褪せず、これからも生き続けるお言葉。
被災者のこれからの苦難の日々を
私たち皆が様々なかたちで少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います
被災した人々が決して希望を捨てることなく
身体を大切に
明日からの日々を生き抜いてくれるよう
また国民1人びとりが 被災した各地域の上にこれからも長く心をよせ
被災者とともにそれぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを 心より願っています