WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「クリスチャン飲み会」

2017-04-08 | 人生妙なり




私が勤務している職場では、毎日社員の方のスピーチがあります。
いつもなかなか興味深いのですが、先日はこんなお話しでした。

「ディズニーランドは、2年前に入場料を値上げしてから、2年連続で入場者数が減っている。
なぜ値上げしたかというと、入場者があまりにも多く、現状のサービスを維持しきれなくなった。
サービスの質を維持するために、値上げをする。要するに、言い方は悪いがビンボー人は来なくていい。」

…まあちょっと強引なのですが、、、
質のよいサービスを受けたいと思ったら、それなりの対価を支払えばよい、これ当たり前のこと。
ホテルにもレストランにも、いえいえ、B級グルメなどといわれるお店にもグレードがあり、プライドがあり、
リピーターを期待しないぼったくりの店以外は、お値段相応のサービスが提供され、もしそれがお値段相応でないとお客に判断されれば、自然淘汰されていきます。
コスパ良しと判断されれば、商売繁盛。

私はTDLは大好きで20~30代は、何十回も行きました。
高くても何十回も行きたくなるもんね。独身だからできたこと。4人家族だったら大変だ。
もちろんTakとも何回もいったよ。
でも、高松からはちょっとなあ、、、TDLのホテルに泊まって家族で何十万も使うのだったら、もっと別のところに行きたいな。


ところで、お店やホテルのグレートと幸せ度は、一致してるのでしょうか?

してないよ。
…と私はバブルの恩恵を蒙った頃から、ビンボー生活をしている今に至るまで一貫して感じていることですが、いかがでしょぉか?



やっと本題に到達。

ミュージシャン仲間4人で、「韋駄天」(いだてん)という串揚げ屋に行きました。

ここは、昭和感満載の串揚のお店。

最初は、元職場ともだちのイーちゃんに紹介してもらった。
衣がうっす~~くてパリっとしてるのがとってもよかったので、すっごく気に入った\(^o^)/
ビール大ビン¥335円っていうのもスゴイ。
つまり、安くてウマイ!
私はビールは殆ど飲まないので、この恩恵はあまりないけど、各テーブルの下には、ビールのケースが置いてあって、
冷蔵庫から勝手に取って、飲んだビンはテーブル下のケースに入れるというシステムらしい。
なので、ビールをガンガン飲む人たちで、日の明るいうちからめっちゃ賑わっています。






私たち4人(ミュージシャン3人)で韋駄天に行ったら、イーちゃんが新しい職場ともだちと3人で飲んでて、声かけられた。
イーちゃんのおともだちはスーちゃんとヤマちゃん。
お2人とも壮絶な人生を生きてこられたことは、以前ガッツリ聞いたことあり。
なので私も親近感あり、すぐにおともだちになった。

すっごく楽しかった。イーちゃんは、ここには数百回来ているというだけあって、
アテを知り尽くしている。イーちゃんのオススメはどれも安くてウマイ!
4人+3人で盛り上がった。
しかし、私は酔いが進むとすぐに記憶をなくすので、どんな話で盛り上がったのかは殆ど覚えていません。ごめんなさい。
また絶対会おう!…そんな感じだったかと、、、また会うよ、絶対!





ほんとにとっても楽しかった。これぞ幸せ。
美味しく飲んで食べて語る。


次に、ピアノバーに行きました。
初めてのお店。値段は韋駄天の数倍。
お客さまがそれぞれ、ピアノを弾いたり弾き語りをしたり…というところのようで、
j-popや、ビートルズなどなどを演奏されていました。
私たちも、ジャズピアノ&ヴォーカルをやらせていただきましたが、
「JAZZ以外」「プロはご遠慮ください」感あり、あまりお呼びでない感ひりひり。
これもまた、お店のスタンスというものがあるので、尤もなこととは思うけど、
なんか冷たい印象だったね、もう二度目はないよね…

私が自分のバンドのLIVEをやらせて頂いているSpeak Lowの毎月のセッションでも、曲は、JAZZのスタンダードに限定。
私は、どんな曲でも、唱歌でも、昭和歌謡でも、「JAZZ」になると思っているので、このポリシーにはあまり賛成できないと思っていました。
…が、
素人さんが昭和歌謡やポップスのいい加減な譜面を持ってきて、カラオケ代わりのような様相になっては収拾がつかなくなるとのこと。
なるほどそれはとても理解できる。


…と、このようにして、お客が店を選び、お店がお客を選ぶのは、とっても当然で自然のことであります。
そうやって、私たちは、「幸せ」を感じられる場所や時間を探しています。

価値観一緒の人と楽しく語れること。

私の、ミュージシャンや、アーティスト仲間は、殆ど価値観がとても近い人たちばっかりだ。
地下水脈で繋がっている。
それは私、以前にも何度か書いたと思うけど、プロとして「自分の演奏や作品に値段をつけて売る」ことをやっている人たちの心の奥底にある共通点のような気がする。
詳しく書き始めると深すぎるので、ここは今回は軽く流すとして。

それから、この日の7人中、4人がクリスチャンなのでありました。
神道と仏教のニッポンでは、かなり稀な現象。
それぞれ所属教会は違う。
わざわざクリスチャン仲間として集まったのでも、偶然というわけでもなく、クリスチャンだからお友達になったっていうのでもない。
神さまの話もしない。
だけど、神さまで繋がってると感じる。


ミュージシャンは3人。クリスチャンは4人。

なので、敢て「クリスチャン飲み会」というタイトルにしました。







補足でありますが、飲み会に行く途中の横断歩道で出会ったワンコの秀くんと3姉妹。
秀くん、めっちゃ人懐っこくて、ちょっと「よしよし」したら、すんごい勢いで飛び掛ってくるし、
私がバス停に着いてバイバイしても、その場を離れようとせず、踏ん張りまくる。
そして、私がバスに乗ったあとも、お見送りしてくれました。
「この子、家族より他人が大好きなんです」と、おねーちゃん。3人もすご~くいい子たち♪
いつもこの時間に散歩してるんだって。
また会いたいなあ~~というか、お友達になりたい。





新学期が始まりましたので、また毎日オムライス弁当!?
今日は飲み会につき夕飯のオムライス。






Comments (2)
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