WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

バレンタイン遠足2

2019-02-20 | 光と風と旅






さて。お腹もひたひたに満たされて、いよいよ、2年ぶりの男木島ウォーク。
2年前は風がかなり強くて、やっぱり島ってこんなだよね…と言いながら、氷の張った池をつっついたりしてたけど、
今年は暖かく、この日は、お天気もだんだんよくなって汗ばむほどでした。


「ビストロ伊織」近くの海岸からの屋島と八栗。



私は、男木島からの屋島と八栗がなんだかすごく好きなのです。

子供の頃、一時期「庵治」に住んでいて、この山は原風景…みたいなところがあって
それを、こうして、島に渡って眺める…というのが、最初はすごく新鮮だったし、今では、郷土愛…みたいなものを「ひたひた」と感じます。

私、「ひたひた」って言葉が好きだよな~~ よく使うよな~~~

瀬戸大橋を初めて渡って東京から帰ってきたときに感じたのと似てるな。
自分の郷里を、船の上からでなく、橋の上から眺めたときの、新鮮さと、郷土愛、、、


そして、灯台にも行きました。
この日は風もなく…でも資料館は今日は閉まっているので、のんびり歩いて通過。





















男木島は小さな島だけど、原生林のような地域があちこちにあって、壮観です。
こんなところを歩くのも楽しい。
樹が語ってくれてるように感じるんだな。
樹は時々私に語りかけてくれます。何を言ってるのかまではわからないけど、確実に私に向かってなんか語ってるその「気」だけは伝わってくることがあるのです。








そしてイノシシくんも棲息している。足跡くっきり。
これには、島の人たちもとっても苦慮している模様。
このあたりからも、八栗と屋島が見える。
イノシシどもも見る。そして泳いで渡る。
イノシシが瀬戸内海を渡って香川本土に上陸して、人に危害を加えている報道は、香川県人でなくてもご存じのことと思います。

屋島北嶺は、イノシシが日本一多いそうだ。数が多いのか、猪口密度が高いのかは不明。
人間なら、ここから泳いで渡れる人は少ない。
しかし、イノシシは集団で泳ぐ。全員渡りきっているのだろうか?
「俺は行く」といって召集をかけたら、体力と生殖能力のあるツワモノが集まるのか? そんなら女子も行かなきゃね。そして、全員泳ぎ切るのか? 落伍者はいないのだろうか?
ワシは泳げん、島に残る…とかいうご老体もいるのだろうか、、









南嶺の「屋島城」のあたりがめっちゃ光ってるけど、これ何?




水を敷き詰めたような瀬戸の海…とFacebookに書いたところ、「水がなければ海ではない!」とのコメを頂きましたが、波が全然なく美しい…と言いたかったのだ。
TAKAMIの表現力もまだまだじゃのぉ、、、
この静かで美しい瀬戸内海を見て、イノシシどもは、あそこまで泳ごう…と思うのだろうか
こんなにきれいだと、命懸け感より、気持よさそう感が優るのか?

これをダラダラと書かずに句でよめ! 表現力を磨くには、、、

こんなことを考えたり、語ったりしながら歩く。楽しいんだコレが!!!








2年前にも咲いてた、紅白の梅。
今年は、暖冬で、栗林公園の梅の開花も早く、見そびれてしまいました。
また会えてよかった。


一周してから、「ドリマの上」のご主人に会いにいこうと思ってお店を捜してたら、90歳を越えると思われる杖をついたご夫人が教えて下さいました。
一度かるぅ~く教えて下さったのに、なかなか見つけられずにウロウロしていたら、またご夫人に出会い、今度は砂浜に杖で地図を書いて教えて下さいました。
なんと若々しく、聡明なことでしょうか!
この島の平均年齢は62歳。意外と若いのは、瀬戸芸を期に、若い家族が移住してきたからと思われます。
一番多いのは80代。続いて70代。みなさん、ものすごくお元気です。


さて。
いつもだらだらと長い文章。そろそろ〆なくては。
船で昼寝をして、高松港に着いたのが15:40
「今からどうする?」
この一言で、足はライオン通り「ふるさと」へ、、、
16:00開店にぴったり到着。

朝、昼、夕…とほどよく?飲み、酔い加減もひたひたな、バレンタイン遠足でございました。



いちおー、チョコもアップしとく。







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