1日目 超高いけど超美味しいハンバーガーのランチ♪ 私は高速ばすで軽食を食べてしまい、
カッシー推奨のガレットのランチは明日にお預けとなった…けど、美味しくで幸せだったなー
笹塚に住む Guitar カッシー宅でレコーディングをさせて頂き、4泊5日滞在させていただきました。
レコーディングはものすごくテンション高くて濃くて幸せでした。
私にとっての幸せって、コレなんだ。…っていうことを実感しまくりました。
レコーディング中…って、歌って録音してる時だけじゃなく、打合せや、アレンジの修正やすべて。
一般的な「幸せ」とは明らかに違う。
一般的に「幸せ」とはひたひた…と感じるもの、リラックスの中にあるもの…なのではと思うのだけど、私にとっては、その瞬間、またその瞬間の連続なんだなー。
エクスタシー…なのか??
演奏の最中、試合の最中…みたいなものかな。終わったあとじゃなくて、その時に強く感じる幸せ。
「音楽的幸せ」の詳細については、言葉では表現できません。あとでよく考えて整理してみるけど。
それは高松でも、リハやLIVEでも存分に味わっているのです。
だけど、カッシーとは深くて長い歴史があるのだ。濃さが違うのだ。
私の音楽を誰よりも知り尽くしている。
だから私のメロディーにぴったりな距離感で寄り添ってくれるし、ダメ出しもけちょんけちょんにする。
カッシーと知り合ったのは30年近く前で、フラミンゴのメンバーとして、ずっと影のリーダーとして、私たちメンバーを支えて下さり、
アレンジを担当して下さり、CDを作るときには、殆どすべてをお任せしました。
私が東京を離れるにあたり、フラミンゴでしか作れないサウンドを音源に残したいといったら、「それは俺にやれということだな」…と当然のように引き受けて下さいました。
以前にも泊めていただいたことはあるのです。
今回が4度め、通算10日かな。
2日め ガレット・デコ 感動的に美味しかった
最初は、ホント~~~に東京のホテルがフルでどこにも泊まれなくて、仕方なく1泊させて貰った。
いやフツー男子んちじゃなくても他にあるだろう…それが全然女子友人宅もダメだった。
しかも私は既婚者だ。SYOさんには内緒だった。
気が咎めまくって、マジで心が苦しく、これは言うべきか、墓場まで持っていくべきか…
でもやっぱり何も疚しいことはないので、SYOさんには事後報告致しました。
SYOさんは「TAKAMIのことは全面的に信頼してるから」と言ってくださった。
…とまあ、そういう経緯があり、当時は初台の一戸建て二世帯住宅だったカッシーの家は、今は笹塚のマンション。
そのサービスルームにエアベッドを私のために買ってくれて、滞在中はここが私の部屋となるのであります。
カッシーがいよいよ家を売って引っ越すと聞いたとき
T「カッシー、引っ越しても私の泊まる部屋を確保してね♪」と言ったときには何も返事はくれなかったけど、その後引っ越してから
K「窓はないけど空いてる部屋はあるよ」
T「わーいカッシーんちにまた泊めてもらえるんだね、嬉し~~♪」と喜びまくる私。
こんなノリノリのような路線で一応泊めていただくんだけど、ホントは粗相のないように、だらしなくならないように、
私のモノ(アメニティグッズ系・薬・楽譜etc.)を散らかして、共有スペースがTAKAMI仕様にならないように…と。
私が泊めてもらってる部屋にもカッシーが自分のモノを取りにとか、いつ入ってきてもいいようにとか。
滞在中の部屋はこんな感じ
いくら超絶親しいメンバーとはいえ、カレシでもない男性のところにお泊りさせていただくのだ。
「もーTAKAMIを泊めるのはヤだ」と思われないように、細心の気配りをしなくてはいけないのだ。
しかし…
午前のレコーディングの一区切りがついたら、2人でランチに出かけるのです。
1日分が全部終わったら、2人で飲みにいくのです。普通に仲良しなのです。
ステーショナリーのお店や、オープンのユニクロにも一緒に行って、シャーペンや芯や服や靴を一緒に探してくれるのだ。
笹塚というところは、もぉ~~飲食店も素敵なお店がいっぱいありすぎて、カッシーは毎回新しいところに連れてってくれるんだけど、
また行きたい、絶対いきたい、でも素敵なお店が次々と…なのです。
カッシーとのランチも飲みもすっごく楽しい。
3日めは駅ビルユニクロオープンに行ったあとのランチ JAI HIND
ああー--楽しい嬉しい、このままカッシーと暮らしたい、、、、
とはならないんだよなー。カッシーも同じなのがわかる。
滞在中にカッシーのキッチンで伊吹いりこの出汁をとったり、さぬきうどん作ったり…とか想像してみたけど、
カッシーと私は、そんな「家庭」なカンケイをやっていたら、きっといつか終焉がくる。
そっちに気を使ってると、きっとこのテンションでの音楽的エクスタシーのような幸せ感は分散されてしまうような気がする。
私はカッシーとは絶対にずっとこんなふうに音楽知音でいたい。
私が「カッシー大好きだよ」というのに対してカッシーは、「あー、どうもね。」
みたいな関係。これまでもずっとそうだった。
新曲 雲たちの時間
私が渾身の想いで作った曲をこんなにけちょんけちょんに言う人もカッシー以外誰もいない。
カ 「なんでそこまで好き好き言いまくるのか メロディーもつまらない」
T 「本当に好きだと素直に軽く言いたい。歌だからこそだ。だからここのメロディーは軽くていいんだ。」
カ 「好き好きは一連減らしたらどうだ」
T 「絶対ムリ。ポジティヴなあなたとネガティヴなあなた、どちらのあなたも好きだと歌いたい。2連絶対必要」
カ 「この曲はTAKAMIが作ったこれまで聞いたことのあるフレーズばっかりだ、つまらない。
せめてBのメロディーを変えろ、さらにはABCの順序を変えてCをもう1連増やせ Cだけは新鮮で良い」
そこまで変えろと、、、 私はカッシーとのこういう攻防が…今はまあ…好きです。
以前別の曲のアレンジのとき、メロディーを変えろと言われて、電話で泣いて抗議したこともあったなあ、、、
しかし…フツーアレンジャーが曲のABCの順番まで変えろってゆーか
メロディーを変えろもすごいんだけど、
とりあえず、やってはみる、、、
しかし今回のこの曲は私にも譲れないところはあって、カッシーに譜面だけではちゃんと伝わっていないところがあると思っています。
だからピアノ弾き歌いの練習するよ。ここはがんばるよ。それで直接聴いてもらう。
Bメロディーは変えたよ。良くなったと自分としては思う。だけど順番はまだ保留だ。
…とかなんだか、こうして前に進んでいくところ。
また、上京中は、懐かしのフラミンゴのメンバー女子にお会いしたり、高校の合唱団の先輩後輩との昼酒うどん…など
もうイベント満載で、本当に幸せいっぱいなのでした。
次回は、カッシー以外のイベントについて書きます。
カッシーありがとう。これまでも、このたびも…ほんとにほんとに∞∞∞感謝してる。