WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

2011 峰山の春

2011-04-20 | 光と風と旅





今年は、ホントにいろいろ慌しく、毎年あちこちに何度も行くお花見も、これが最後。

どんなに心が荒んでも折れそうでも、人の流れ、世の中の流が変わっても、
春は変わらずやってくる。

あるお友達が、高松病院の庭に咲く桜が大好きで、毎年抱きつくのだと言ってました。
私も、樹に抱きついたことは何度もあるので、わかる…
抱きついたら、樹はあたたかく受け入れてくれて、「よしよし」してくれる。
そんな気がするだけじゃなく、ホントにそーなのです。
抱きつかなくても、フィトンチッド溢れる森を歩いていると、樹のひとりひとりがこちらに向かってにこにこ笑っているのがわかる。










でっ、今年もいってきました。峰山公園、はにわっ子広場。

「また来てくれたね。」
…とか言ってるかどうかは私にはわからない。細かいところまで享受できるアンテナを持ってないのだ私は(^_^;)
でも桜だけじゃなくて、いろんな木々が花を咲かせていて、私にむかってにこにこしてくれてるのがわかる。
木々たちは、いつもものすごく優しく、でも時々怖いくらい真剣に語りかけてくることもある。
言葉は聞こえないけど、心の奥底をぎゅっと大きな手で捕まえられる感じ。

私は植物とちゃんとした会話ができるわけではないのだけど、
自然の中で癒されたことは、きっと誰もあるだろうし、日がな一日自然の中で過ごせば、リフレッシュできる。







私たちは、野山の木々や草花たちから、どれほどの恩恵を貰っていることか。

それに対して、人間は、彼らに対して何ができるのだろう、、、


文字で書くと、当たり前で、うすっぺらな感じになってしまうけれど、
地球の「自然」は、総力をあげて、無償で人間を慈しみ、守ってくれている。
そのことに対して人間が「お返し」できることなんて、些少だけれど、でも「お返し」したい。しようよ。
そうはいっても、少しの不便を我慢することぐらいしかできない。

人は強くて、弱い。

そんなことを、今年のお花見で感じました。
これまでの春とは少し違った、でも、とてもいい時間でした。





少年時代
Comments (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 歓送迎会♪ | TOP | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヤマちゃん)
2011-04-20 19:33:29
高松病院の裏の桜に毎年抱きついている張本人です。季節の恒例行事となってます。植物は良いです。人間みたいにしょうもない事でヤキモチやかんしね。明後日のくさかほんまに楽しみです。
返信する
 (TAKAMI)
2011-04-21 08:55:46
♪ヤマちゃん
おおおぉぉ~~張本人からの早速のコメントありがとう!
峰山は、ヤマちゃんの教会のところあたりから歩いて登れるし、
ゼヒ、峰山の植物たちにも会いにいってみてください。
明日のKusaka、がんばります!
昨日はちょっと体調不良で1日死んでましたが、復活しました~!
明日のLIVEは、SYO Michael Piano Trioの真骨頂が聴けると思います。

返信する

post a comment

Recent Entries | 光と風と旅