私の職場の目の前に突如建設工事現場が出現しました。
年末にビルの解体工事をやっていて、興味津々でした。
あっという間に更地になり、(といっても、それなりに時間か経過していたのだろうけど、最初は気にとめてなかった)そして、年明け。
今度は建設工事が始まりました。
キャタピラ付きの巨大なクレーンが、狭い敷地の中にある日突然やってきました。
実は私、20代の頃からクレーンが大好きなのです。
かなり前に一度拙ブログに書いたことあります。
私がクレーンに目覚めた?のは、東京都国分寺市の駅前の雑居ビルに住んでいた頃、
国分寺の駅ビルの建設工事が始まり、大きなタワークレーンが3基、お出ましになりました。
彼らの働きを間近に見たときからです。
クレーンの斜めっているアームに、太いワイヤーが張られて、それにはどれほどの力がかかっているのだろう… と思うと、そのテンションの高さにゾクゾクしまくりました。
ビルやタワーのような、まっすぐな建物は重力的に?安定しているけれど、
橋のアールや、競技場の屋根や、クレーン、、、のような、斜めっているものが、どんな力で支えられているのかと思うと、ゾクゾク、わくわくするのであります。
理系は超苦手で、あまりこのことは力学として深く考えたくないけど、
「テンション」という点では、ミュージシャンTAKAMIとしては、共感する。
クレーンに共感ってなによ、、、(-_-;)
まあそれはさておき、とにかく、職場の目の前に建築現場が出現して、TAKAMIとしてもテンション上がりまくり!
職場の休憩室の窓から全貌が見えるのです。
キャタピラ付きの、どっしりとした大きなクレーン、ドリルも付いている。
なんか、四隅にドリルで穴を開けているらしい。
四隅以外もやってる模様。
「それは、杭打ちの作業」と、いろんな方にFace bookで教えていただいた。
その脇では、ショベルカーがどろどろとしたなにやら混ぜている。
ある日、隅の穴に、電信柱のように長い管のようなものが地中深くに埋められていくところを目撃しました。
紙パックのジュースの穴にストローを差し込む感じ。
ストローは、ぐんぐん潜っていって、その突端が穴の差込口にいったんひっかかります。
そこで、2本目のストローとジョイントする。これは手作業。3本目、4本目と、どんどん繋がれて、地下深くに潜っていくのです。
いったいどこまで潜るのか、、、
ビルの基礎工事のことなんか、これまで考えたこともなかった。
新年になってから、工事が始まって、1ヵ月近くが経った。
そして、大活躍していたキャタピラのドリル付きクレーン(誰か正式名称おしえて~~)が
本日、撤去されるらしい、、
青いクレーンが突如お出ましになり、また今日から新しい作業が始まるのかな、、と思いきや、
ドリル付きクレーンが、解体されていく、、、
逞しく頼もしかったアームが(アームの正式名称もおしえて~~)キャタピラから取り外されて、地面に横たわって鎮まっている、、、
1ヵ月あまり、活躍しまくっていたクレーンが、これにて去っていく。
しかし、傍目からは、何の功績も目には見えない。
工事開始から1ヵ月近く経っても、まだ地上にはなにもなく、しかし、地面の下では凄いことが出来上がったのだなあ、、、
重機のことばかり追ってきたけど、携わる人たちも、次々と入れ替わっていくのだろう。
先日の「ストローを差し込む」作業を見入っていた折、
クレーンやそれに繋がれた材料を操る人は、10階から見下ろすととても小さく、虫のように見えるけど、
でも、彼らはとても手際よく、巧みで、見とれてしまいました。
ここに新しく建つビルにどれだけの人が関わっているのだろう。
ホテルになると聞いています。
容れものができたら、その次は、そこで働く人、訪れる人…
向かいのビルの10階から見下ろしたら、箱庭のように狭く感じるこの土地で、限りないストーリーが今も、これからも展開していくのだなあ、、、、と、ロマンを感じまくります。
建築に携わっている人は、コレがたまらなく嬉しく幸せなんだろうな。
自分がこのプロジェクトに関わっていることが。
ほんと、毎日わくわくするので、これからも時々進捗状況、アップさせていただきます♪
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