今でこそ、ナチュラルチーズは選り取りみどりだが、以
前は、とろけるチーズかそうでないチーズという区分
けだけだった。
味の違いもあまりなく、当時はただその感触の違いだ
けで十分衝撃的だった。
思えば素朴な時代であった。
チーズといえば牛しか考えられなかったのが嘘のよう
な今のチーズ事情だが、牛以外の羊や山羊チーズが果
たしてこの先一般化するかどうかは、それはそれでは
なはだ疑問ではある。
たとえば山羊チーズ(シェーブル)。
殆どの日本人は、その臭いが駄目みたいだ。
特に熟成したタイプ。
しかし、本当に美味しいのはその熟成したものだ。
シェーブルのたとえばクロタン、熟成したカビだらけ
のカチカチしたものの味の深みは、何ものにも変えが
たい。
発酵食品全てに共通することだが、その味の醍醐味は
熟成味、これに尽きる。
当然のこと、塩のみのほかの調味料、たとえば砂糖な
どは使っては駄目なのだが、どうも今の発酵食品は甘
みが強すぎる。
それに余計な調味料を添加しすぎる。
その点、チーズなんかはまだ本物を食べることができ
るのでありがたい。
願わくば、もう少し安くなってほしい。
シェーブルなんか、大体100グラム700円以上はしちゃ
うから。
前は、とろけるチーズかそうでないチーズという区分
けだけだった。
味の違いもあまりなく、当時はただその感触の違いだ
けで十分衝撃的だった。
思えば素朴な時代であった。
チーズといえば牛しか考えられなかったのが嘘のよう
な今のチーズ事情だが、牛以外の羊や山羊チーズが果
たしてこの先一般化するかどうかは、それはそれでは
なはだ疑問ではある。
たとえば山羊チーズ(シェーブル)。
殆どの日本人は、その臭いが駄目みたいだ。
特に熟成したタイプ。
しかし、本当に美味しいのはその熟成したものだ。
シェーブルのたとえばクロタン、熟成したカビだらけ
のカチカチしたものの味の深みは、何ものにも変えが
たい。
発酵食品全てに共通することだが、その味の醍醐味は
熟成味、これに尽きる。
当然のこと、塩のみのほかの調味料、たとえば砂糖な
どは使っては駄目なのだが、どうも今の発酵食品は甘
みが強すぎる。
それに余計な調味料を添加しすぎる。
その点、チーズなんかはまだ本物を食べることができ
るのでありがたい。
願わくば、もう少し安くなってほしい。
シェーブルなんか、大体100グラム700円以上はしちゃ
うから。