ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

チェット ベイカー

2006年06月08日 | 音楽


昔だったら絶対聴かないタイプの音楽だ。
ジャズトランペッターなら、マイルスデイヴィスがい
るし、ヴォーカルだったらサラヴォーンとかヘレンメ
リルとかいくらでもいる。
脱力的ヴォーカル、トランペットのチェットベイカー
なんて聴いてられない、と以前ならいうところだが、
歳を取るという事はこういうことなんだな、とつくづ
く思う。

日本のジャズレコードで、一番売れたのがこのベイカー
の「CHET BAKER SINGS」であるという事実も
知ったのは最近のことだ。
脱力系というのは、カフェブームとともに一気に認知さ
れたようだ。
そうやって注意すると確かによくかかっている、チェッ
トベイカーの「THAT OLD FEELING」という曲が。
やはり、世の中は脱力系に傾いているのだろう。
いずれにしろ、昼間からビールでも飲んでグターっとす
るには最適の音楽である。
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