ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ブート.キャンプ

2007年07月05日 | Weblog


ついに「ビリーズブートキャンプ」を始めることになっ
た。
というのは嘘で、たまたま本を読んでいたら「ブート.
キャンプ」という単語が出てきて、つまりこれが本来
の「ブート.キャンプ」なのかと、そのタイミングの良
さに大いに納得してしまった。
以前買った「100円均一本」の、イーストウッド「父
親達の星条旗」の原作本「硫黄島の星条旗」を読んで
いた時の話だ。
因みにそのとき買ったもう一つのカフカの「変身」は、
流石に100ページあまりの短編なので、すでに読み
終えた。
問題の、変身後に何になったかというのは、本の中で
ははっきり説明してるわけではないが、どうやら「百
足」(個人的には甲虫なのかと読んでる時に思ってい
た)ということらしい。
クイズ番組の最終問題にでも出そうな知識だが、本の
内容にとっては重要なことではないので、本当に単な
る知識であるのだが。
しかもカフカの本領は「城」「審判」などの長編にこ
そより発揮されていると思う。
「変身」を始めに読んだら、ひょっとしたらその後に
続かなかったかもしれない。

で「ブート.キャンプ」だが、新兵の基礎訓練を受け
るところ、と本では説明している。
そこで基礎訓練を受けた兵士が、やがて「硫黄島」で
激戦を向かえる訳なのだが、「ビリーズブートキャンプ」
と当時の「ブート.キャンプ」ではあまりに隔世の感
が強い。
つくづく「ビリーズブートキャンプ」で良かったね、
の世界だ(一過性のものだと思うが)。

しかし、教科書検定で沖縄の集団自決の表記を削除と
いうのはどうなんだ。
国にとって都合の悪い事実、認めたくない事実を隠蔽、
何かやることが姑息というか見え見えだ。
要するに「美しい日本」にとっては望ましくない事柄
というわけだ。
そういう姑息な態度が美しくないと思うのだが、その
点はどう考えてるのか。
安倍ちゃん一家というのは、どうも底が浅い。
表面的なところにしか関心が無いように見えるし、ま
たそれだけで良いと思っている節がある。
こんなことをしている限り、「中国」「韓国」下手を
すれば「北朝鮮」すら批判できないよ。

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