ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

東南アジア

2007年07月09日 | Weblog

そう言えばこの前、サッカー少年Yとアジアカップにつ
いて話している時、東南アジアの状況はどうなのとい
うことになった。
例えば、今回の開催国「ベトナム」「タイ」などは?と。
「案外日本、ベトナム相手に0-0とかだったりして、
日本シュート数20ことごとくバーに嫌われ外しまく
る、なんてね」と言うとYは「止めてくださいよ」と
本気で心配する。

「しかし、何が起こるか分からないよ、格下といって
も昔に比べるとテクニックは上達してきているから」(私)
「そうなんですよ」(Y)
「でも、東南アジアの選手、日本と同じで絶対的な体
格的不利というのがあって、そのテクニックも、強
い相手の時には中々発揮されないよね、つまり日本が
強豪相手に思い知らされる状況を、日本相手の時に同
じように味わうというのがあるんだけど、これはちょっ
と日本を買いかぶっての話かな、でもまあそんな感じ
で日本が実力的にベスト30に入るのが難しいのと同
じように、そこから更に強くなるという次の段階に行
くのが難しい」(私)
「というと、東南アジアでは、日本の位置はヨーロッパ
で言えばイギリス、スペインあたりということになり
ますかね」(Y)
「それはないか」(私)

「中東はどうですか?」(Y)
「体格的には日本よりは上だけど、それも昔に比べる
とそうでもなくなってきたし、実力も相対的に低くなっ
てきてると思うね」(私)
「日本も昔のような苦手意識はないですよね」(Y)
「中東の傾向としては、ある時一気に強くなるんだけ
ど、そこで停滞というのがある」(私)
「オイルマネーで強化してある程度まで行くけど、そ
の先がっていうことですよね」(Y)
「ある程度のところで満足してしまうという、彼らの
気質がそうさせてるんじゃないかな、地道に継続とか
こつこつ努力もあまりしなさそうだし」(私)
「諦めが早いとか?」(Y)

と勝手な分析をしながら、ああでもないこうでもない
という適当な話は続き、東南アジアつながりでいつし
か話題はフィリピンについてとなった。

「東南アジアで、なかなか自国の産業が育たないとこ
ろとしてフィリピンなんかは代表格だよね」(私)
「なんででしょう?」(Y)
「基本的に暖かいところの人は怠惰傾向にあるという
のは言えるよね」(私)
「最低限の食べるものはありますからね」(Y)
「世界的に見ても、産業は北で発展するというのは紛
れも無い事実だから、イタリアなんて国内で同じ構造
を抱えてるらしいよ」(私)
「そうなんですか、それでその中でもフィリピンが特
に停滞というのはどうしてですかね、治安も悪そうだ
し」(Y)
「考えるに、スペインの後にアメリカに統治されたの
が大きかったんじゃないかな」(私)
「どういうことですか?」(Y)

つづく
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