昨日は、今年二度目となる選挙の「立会人」をやって
きた。
もう二度目なので、今回は全く緊張感は無かった。
むしろ、弛緩した立会人だったかもしれない。
しかも、前回はもう一人が年寄りだったので話すこと
も限られていたが、今回の相手は自分より若く、色ん
な話で盛り上がり、結果、大した苦痛も無く終了した。
例えばこんな話で。
「学生時代住んでいたのが船橋で、よく競馬に行きま
した」(彼)
「それじゃあオートは?」(私)
とすかさず聞き返す。
「流石にオートは」(彼)
「まあ、あそこに行ったら人間終わりだからね」(私)
「そうですよね」(彼)
「でも、オートは行かなかったけど、京王閣にはよく行
ったよ」(私)
「競輪ですか」(彼)
「競輪もオートと同じで、人間終わりの世界だけどね」
(私)
「公営ギャンブルはそんなイメージありますね」(彼)
「でも昔の競輪場は、うらぶれた雰囲気が何とも言え
ず魅力で、場所によっても色々個性があって面白かっ
たよ」(私)
「そうですか」(彼)
「例えば川崎、今はどうか知らないけど昔は魚介類が
豊富で、場内食べ物の充実度ではナンバーワンだった
と思う」(私)
「具体的には」(彼)
「すし屋があって、日本版ファストフードを提供して
いたんだ」(私)
「それは?」(彼)
「海苔巻きなんだけど、鉄火巻きを一本の状態で売っ
ていたんだ」(私)
「というと、ハンバーガー片手じゃなくて鉄火巻きを
片手に観戦ということですか」(彼)
「そうそう、金網越しにレースを見つつ、野次が飛び
交う中、鉄火巻きをがぶっと」(私)
「楽しそう」(彼)
「でしょう」(私)
こんな、選挙会場で如何なものかという話をしながら
の立会人であったわけだが、結果は自民党の大敗。
現場で見た限り、明らかな違いなど当然のこと分から
ないが、前回の県議選と違い、最後の時間まで人の流
れが途絶えることはあまりなかった。
しかし、浮かれてはしゃぐだけだと、民主もまた直支
持をなくすだろう。
本当に大事なのはこれからだ。
さもないと、単なるお灸で終わっちゃうよ。
そう言えば日本代表、PK戦で韓国に負けた。
まあPKで勝ったところで、内容は変わらないからどっ
ちでも良いが、詰めの甘さは最早日本のお家芸かも。
「日本の課題」はもう聞き飽きた。
唯、ゴールに向かう姿勢だけはもっと身体に染み込ま
せないと、とは思う。
兎に角日本にはロナウジーニョはいないのだから。
優勝してはしゃぐマスコミによって、変にオシム体制
を持ち上げるより、批判的な姿勢を持っているくらい
が、この先を考えるとちょうどいいかも知れない。
元々ジャーナリスティックな視点が欠けている日本の
マスコミにとっては。