ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

懐メロ

2007年07月08日 | 音楽


昨日の「アドマチック天国」(好きなもんで)は、懐
かしい曲が目白押しだった。
束の間のタイムスリップを味わった気分だ。
今回は「懐かしの風景特集」というもので、日本の古
い街並みが残された町を紹介していくもので、その町
ごとにBGMも変わっていく。
だから次から次と曲も変わるわけなのだが、その曲が
これまた懐かしいものばかりだったのだ。

たとえばレオン.ラッセルの「A song for you」。
これなんか、東京に来て初めて買ったアルバムだ(ア
ルバムタイトルも同じ)。
忘れもしない、江古田(西武線)の線路脇の小さなレ
コード屋。
浅間神社に入る口より池袋寄りの、と言っても極極一
部の人にしか分からないが。
もう無いだろうな。
何故これを選んだかは定かではないが、多分ジョージ.
ハリスンつながりだったと思う。
それと、彼のかすれたような絡みつく声が好きだった
というのもある。
しかし、今聴いても良いわ。

次の曲は違う意味で驚き。
キング.クリムゾンの曲なのだが、有名どころの(と言っ
ても広くではないが)「エピタフ」「21世紀の精神...」
ではなく、アルバム「Islannds」の中の、クラシックっぽ
いインストルメンタルであったので思わず「おいおい」と、
顔面がテレビに向かって15センチ接近した。
曲のタイトルは覚えてないが「Islands」はキング.クリ
ムゾンの中でも一番好きなアルバムだ。
その割りに曲名を覚えてないというのは如何に?という
疑問は当然あると思うが、基本的にアルバムで聴くの
で、曲名はよく覚えてないのだ。
「Islands」に関しては、レコードは当然買って
いるが、その後CDも買った。
それにしてもこの頃の曲は、その一部を聴いただけで一
瞬にして耳が反応する。
こういう反射神経は衰えないもんだね。

後は、クラプトンの「デレク.アンド.ドミノス」の頃
の超有名な「レイラ」の入ったアルバムのレイラ(正確に
はいとしのレイラか)ではない曲とか(この辺りは持っ
てないので今ひとつ確信は無いが)、ストーンズのどれ
かとか、兎に角聴いたことある曲が次々だったので、そ
れだけで楽しくなってしまった。
それでCMの間ザッピングすると(無理してこの表現を
使ってみました)どこかの局で「シックスセンス」という映
画をやっていた。
ブルース.ウィルスと、イタコ役の子役ホニャララ.オス
メンが出ている幽霊話の映画でそれなりに評判にはなっ
たものだ。
それはどうでも良いが、ぱっと映った場面でかかってた
曲が(ブルース.ウィルスが映画の中で聴いている曲)
これまた馴染みの「チェット.ベイカー」。
もう、参ったねこれは。
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