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ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

重いテレビ

2008年01月10日 | Weblog


カフェのT君が、テレビ要らないですかと言う。
どうやら、以前、不要になったテレビを貰ったらしく、
それがそのままの状態になっているらしいのだ。
要するに、以前の持ち主が処分をT君に押し付けたと
いうことなのだ。
今は、処分代がかかるので、このようなパターンで、
使わない電化製品が、各家に眠っている時代だ。
その話を聞き、そういえば、家のテレビが映らない状
態で、処分を待っているのを思い出した。
何故、処分を待っている状態が続いているかというと、
重いからだ。
ブラウン管の変に大きい型のテレビは、非常識に重い。
一人で持つのは危険だ。
だから、処分場に持っていくのも一苦労となる。
しかも、まずいことにそれは二階にある。

T君の話を聞き、それじゃあ壊れたテレビとそれを交
換して、壊れたのはお金を出すからT君に処分場に持っ
ていって貰おうか、ということで話はついた。
早速、軽トラックでそのテレビをT君は持ってきた。
見ると、家にあるのと同じ大きさのようだ。
改めて、でかい。
何ゆえ、あれほどの奥行きがあるのか、と腹立たしく
さえある。
二人で、そのテレビを二階に上げるべく、抱える。
やはり、重い。
持ちにくさが、重さを倍加している。
そして、玄関から家に上げようとしたとき事故はおき
た。
グギッ、と腰の辺りが。
このところ、ただでさえ腰の調子が良くないとき、こ
のテレビはあまりに危険だった。

こうなると、階段が上がるかどうか。
それより、力が入らない。
前後を交代して、T君に前を担当してもらう。
階段の狭さが恨めしい。
踊り場に辿り着くのに、一苦労。
最後の力を振り絞って、というより、殆どT君に引っ
張ってもらい、どうにか二階に辿り着いた。
前日に、壊れたテレビは一人で台からおろしてあった
ので、そこへ新しいのを乗せるだけだったのだが、も
うその力はなくなっていた。
かくして、古いテレビを運ぶ余力も無く、部屋の畳に
でかいテレビが二台鎮座した状態になっている。
完全に、テレビの倉庫と化したこの部屋が、果たして
いつまともな状態になるのだろうか。
雪解けを聞く頃かな。
それより、腰の状態が。




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