ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

正月駅伝

2008年01月03日 | Weblog


二日ばかりだらっとしていると、もう何ヶ月もそんな
状態でいるかのような気分になる。
ずっとその状態が続いたら、さぞかし楽であろうと思
う反面、脳も身体も溶けるのではないかとも思う。
そんなことを、「大学駅伝」を見ていると感じてしま
うのだが、好きで見ているわけではないのに見ている
という状態が良くないのだろう。
ろくな番組がないと言いつつ、テレビを見ているとい
う皮肉。
これが今や日本の正月の正しい姿という気さえする。
困ったものである。

一日は、映画を見て過ごしたので、テレビを見ずにす
んだので、気分的には晴れやかだったが、結局「大学
駅伝」か。
全く、能がない。
しかも見だすと、期待するのは「ドラマ」。
多くの人が期待しているのがそのドラマであること
は分かっている。
つまり、途中で走れなくなるランナーを見たいのだ。
最終地点に行けない仲間の落胆、そしてその原因を作っ
た棄権するランナーの悲劇の物語り。
考えてみれば、あざとい設定だ。
大袈裟な実況中継も、全てはその為の演出なのだ。
と、言いたくもなる全体の作り方であるが、記録更新
よりそっちの悲劇の方が好きなのは事実ではないか。
そして、そのドラマは翌年に続き、リベンジのドラマ
として再び復活する。
ここで一応カタルシス。

と、新年からどうにもひねくれた物の見方である。
もう少し、素直に見られないものか。
この辺はどうにも性格的なもので、なかなか改善され
る気配がない。
まるで他人事のような書き方をしていること自体が、
そもそもそういう気がないという証拠である。
この点は、反省すべきか。
いつも、同じようなことばかり言っていても進歩はな
いし、少しは考えた方がいいかもしれない。
ということで、今年はその点に気を付けたい。
今年の抱負?
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