ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

オオワシ

2008年01月17日 | 生き物 自然


今日は、いよいよ今年初の「真冬日」になろうかとい
う勢いの寒さである。
待てよ、寒さに勢いはおかしいか。
勢いのある寒さ、やはりあまり使わない。
勢いのある寒気団による寒さ、だったらokだ。
ということは、寒気団を省略して「勢いのある寒さ」は
決して間違いでも無さそうだ。
と、どっちでも良い話だった。
兎に角、外は本格的な寒さである。

今年は、白鳥の飛来(諏訪地方)が例年より少ないらし
い。
確かに、カモ類は沢山目撃するが、その中に混じってい
る白鳥の数は少ない、様な気がする。
越冬地の気温の変化がその原因だとすると、これも温暖
化が影響しているのかもしれない。
最近は、何でも温暖化のせいにしておけば話は通るので
便利ではあるが、ちょっと使いすぎの傾向もある。
今回のことに関しては、越冬地の気温がある温度以下で
あることがその地に来る常連の白鳥にとっての条件とす
ると、ここ最近はその基準温度を上回ってるから、より
寒い北の方に場所を変えたのではないか、という推論に
基づいている。
要するに、温暖化を基にした勝手な想像である。

他の鳥では、「クロツラヘラサギ」は残念ながら来ない
が、毎年「オオワシ」が一羽来るのが何とも嬉しい。
数年前弱ったオオワシを救って、その個体が毎年来る
ようになったらしいが、何となく「鶴の恩返し」的な
話である。
特別「オオワシ」が何かを持ってくるわけではないが、
毎年冬に戻って来ては元気な顔を見せる、という擬人的
な行為のように受け取れるのだ。
動物の方としては、多分、単なる習性の中でたまたま固
定化した行動様式なのだろうが、見るほうの人間とし
てはいるだけで嬉しいものである。
オホーツクの流氷に止まっている「オオワシ」は、映
像としては馴染みがあるが、諏訪湖の上空で「オオワシ」
というのは、是非一度は見たい。

漢字で書くと「大鷲」。
以前この名前の関取がいた。
長野県出身の数少ない関取で、はっきり言ってあまり
強くは無かった。
今は、確か佐久のほうで同じ名前の「ちゃんこや」をやっ
ている。
「オオワシ」とは全く関係ない話だが。


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