フランクフルトの高原は、浦和移籍が決定したようだ。
フランクフルトにいて試合に出ないよりは、浦和で常
時活躍した方がこれからを考えると、つまり、WCに向
けて調整がしやすい環境を選んだという点で、賢明な
判断をしたということだろう。
年齢的にも、最後のチャンスになるかもしれないし、
前回の消化不良的WCの挽回をするためにも、浦和とい
う判断は納得である。
この先フランクフルト或いはドイツで、更なる飛躍と
いうほどの余裕はないということだ。
去年のレベルが保たれれば、何の問題もない。
そして、「パリダカール」は中止が決定。
モーリタニアの治安悪化がその理由。
それにしても、アフリカという国は、内戦がすっかり
常態化してしまった。
どこかが収まると、必ず次のどこかが内戦状態となる。
全く資源がなければ、ここまでひどいことにならない
だろうが、貧困問題はどちらにしろ付いて回るから、
直ぐ解決できる訳ではないが、内戦よりは良いだろう。
大国の思惑が、武器供与に繋がっている今の状況は、
多分、変わりようがないのではないか。
内戦の常態化の一番の原因はそこになると思うが、国
益という言葉を出されると、何故か納得してしまうか
ら困ったものである。
基本的には、国、国民は利己的ということなのだろう。
「パリダカ」から見るアフリカの情勢、のような内容
になってしまったが、書いてる本人だってそれほど心
配しているわけでもなく、他人事として気楽に書き放
しているに過ぎない。
飽くまでも他人事なのである。
ただ、「国境なき医師団」にほんの少し寄付している
と、活動報告などが定期的に送られてきて、特にアフ
リカのひどい状況がそこに書かれている。
最近は「スーダン」のダルフールの惨状報告が多い。
そういうのを目にすると、否応無しに、その時だけか
もしれないが、現地の状況のひどさが気になるのだ。
アフリカより自分のことを考えた方がいい、とは思う
のだが。