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ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

▲閉店【食】味の大王 輪西店 [ラーメン@室蘭]

2009年01月07日 22時15分59秒 | 外食記録2008
▲閉店 いつの間にか閉店 [2018.1.30記]
味の大王 輪西店(あじのだいおう わにしてん)[ラーメン@室蘭][室蘭タウン]
2008.12.6(土)12:00入店(初)
注文 カレーチャーシュー 950円

 
・『カレーラーメン』で有名な、室蘭市内に支店がいくつかあるラーメンチェーン『味の大王』の輪西店。輪西の商店街中心部からやや外れた路地の一角にある小さなお店。文章では説明しづらい立地です。小さな郵便局と同じブロック内にあります。詳しくは地図を参照のこと。
  
・ガラッ! と玄関の戸を開けてみると、お客さんがいっぱい。この雰囲気に、「どうしよう」とたじろいでいると、店のおばちゃんより「そこの席空いてるからどうぞー!」の呼びかけがあり、二人掛けの小さなテーブルにつく。こぢんまりとした店内はカウンター10席と、二人掛けの小さなテーブルが2卓。初めて入った店なのに、どこか懐かしい雰囲気が漂います。輪西周辺で何かの工事をやっているらしく、作業着を着たおじさんたちで店内はびっちり。私の入店後も続々と来店し、数組が入れずに余所へ行ってしまいました。

・大王と言えばやはりカレーラーメン、というわけでこちらを注文。スープが黒い丼に溢れんばかりに注がれて、ドドンと登場。
  
・まずは一口スープをすすると、カレーの辛さよりも、野菜から出ているらしい甘味がまず先に脳に届きます。そしてマイルドさの中にある独特のコク。「こ、このスープは。。。(絶句)」 幸せを感じて思わずニヤケてしまう味。余所が真似をしようとしても、ちょっとやそっとじゃ無理であろう、歴史の重みを感じます。中央町の本店とはまた別な系統のカレーラーメン。
  
・具はチャーシュー約6枚、白菜、モヤシ、ワカメ、ナルト、メンマなどなど。かなりのボリュームがあり、食べきるのがやっとでした。
・決して上品な美味しさではなく、クドくて強烈な味なので、店の雰囲気も合わせて女性には向かない店かもしれません。「男の食い物」という雰囲気です。観光などで室蘭を訪れる人には自信を持ってオススメできるカレーラーメンです。

コメント (1)
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【本】2008年 読書記録 まとめ

2009年01月07日 08時00分02秒 | 読書記録2008
 2008年読書記録のまとめ。2008年に読破したのは計75タイトル。一昨年100、昨年89に続き、また減ってしまいました。80以上は読みたかったところですが、研究関連の仕事に足を引っぱられた格好です。
 
【2008年の一冊】
 2008年に読んだ本のタイトルを見返すと、突出して衝撃を受けるような本はありませんでした。なんとな~く、じんわりと印象に残っているのが以下の本です。

椿姫, デュマ・フィス (訳)新庄嘉章, 新潮文庫

恋愛モノの古典です。娼婦のマルグリットとアルマンとの悲恋。同名のオペラの原作となった小説。オペラの曲を弾いたり、オペラのビデオを見たりしたことが、他の作品よりも強く印象に残った原因かもしれません。オペラでのヴィオレッタの最後のセリフ、「うれしい!」は衝撃的に響く。


【印象に残った小説】
 2008年は小説が粒ぞろいでした。印象に残った主なものを以下に。気づけば "お気に入り作家" ばかりですが、ここに取り上げない小説の中にも面白い作品が多かったです。取捨選択の線引きが難しいところ。こうして並べてみると、新潮文庫強し。これに対して新書は不作でした。

愛の渇き, 三島由紀夫, 新潮文庫
 "女" は恐ろしい。

人間そっくり, 安部公房, 新潮文庫
 息をもつかせぬ心理戦。

門, 夏目漱石, 新潮文庫
 一見平凡に見える枯れた生活を続ける夫婦の持つ秘密とは。

人生の親戚, 大江健三郎, 新潮文庫
 激烈な人生をおくったある女性の生涯。

百鬼園随筆, 内田百, 新潮文庫
 内田百とのファースト・コンタクト。小説ではありませんが、百鬼園先生が抜群に面白いキャラクター。

カオスの紡ぐ夢の中で, 金子邦彦, 小学館文庫
 カオス研究者が書いたエッセイや短編小説を集めたもの。『小説 進物史観』が個人的にはツボ。現在絶版。


【書き抜き多かったで賞】
 番外として、内容以外の点で印象に残った本。

神との対話 2 宇宙を生きる 自分を生きる, ニール・ドナルド・ウォルシュ (訳)吉田利子, サンマーク文庫


 ここ数年、文庫と新書に本が大きく偏っている状態が続いています。2009年は博士号取得(うまくいけば)に伴い生活に変化が生じそうなので、そろそろ読書の傾向の変わり目が来るかもしれません。次なる読書スタイルを模索するところに来ていそうな気がします。
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