ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

▲閉店【食】豊平館 喫茶室 [軽食@札幌]

2008年04月23日 22時24分56秒 | 外食記録2008
▲閉店 豊平館の改修工事により閉店 [2018.1.30記]
豊平館 喫茶室(ほうへいかん きっさしつ)[軽食@札幌][HomePage][Yahoo!グルメ]
2008.4.6(日)16:10入店(初)
注文 白い焼きカレー 1260円

・札幌市中島公園内に重要文化財の豊平館があります。この建物の1階でこちらの喫茶室は営業しています。この他に、全個室で完全予約制の高級レストランもやっているようです。結婚式場としては知っていましたが、このようなレストランがあったとは最近まで知りませんでした。
   
・豊平館の外観。わりと最近外壁を塗りなおしたようです。水色がわざとらしい感じで、この配色はちょっとどうかと思います。
   
・ロビー。玄関でスリッパに履き替えて入館。内部は無料で見学できます。歴史を感じる造り。観光客の姿がちらほらとありました。

・喫茶室は玄関を入って左手。
  
・店内はテーブルが8卓で30名ちょっと入ります。代金は先払い。
  
・テーブルに射す窓からの光がコップの水にあたってキレイだったので、なんとなく激写。一人でテーブルの上のコップを一生懸命写している不審人物。
 
・最近の『ホワイト』流行りの波に乗って(?)、ホワイトなメニューを注文。『白い焼きカレー』と聞いてもどんなものか想像つかなかったのですが、出てきてみると直径15cmほどのかわいらしいパイ生地に盛られたカレー(?)でした。「うわ~ ちっちゃ~~い……」 お腹がすいていたのでちょっとガッカリ。カリカリした固めのパイ生地、カレーピラフ、ホワイトソース、チーズの四層になっていて、具はミニホタテやカニなどの魚介類が中心で、カレーと言うよりもドリアと言った方がしっくりくるような料理でした。味の方は具材がそれぞれ缶詰物ではなく新鮮な風味で美味しかったです。
・割高感はありますが、かつては天皇陛下も宿泊したことのある高級ホテル付属の喫茶店、と思えばまぁこんなものかもしれません。

・玄関からは正面方向にKitaraが見えます。中島公園散策の途中や、Kitaraでの演奏会の前なんかにちょっと寄るにはいいかもしれません。ただし17時ラストオーダーなので夜の演奏会の場合は注意が必要です。

  
 

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【本】クリスマス・カロル

2008年04月23日 08時00分06秒 | 読書記録2008
クリスマス・カロル, ディケンズ (訳)村岡花子, 新潮文庫 テ-3-5(458), 1952
(A CHRISTMAS CAROL, Charles Dickens, 1843)

・絵に描いたような、意地悪で冷酷でケチでどうしようもないガンコ爺さん(スクルージ)が、クリスマスの時期になって夜な夜な現れる、過去・現在・未来を司る幽霊たちにいざなわれて旅をし、色々な場面に立ち会う事で、心を入れ替えてすっかり気のいい爺さんに変身してしまうというファンタジー物。古典の名作。
・『現在』を司る幽霊の、行く先々の人たちに小さな幸せを配る行動が、まるでサンタクロースのようだと思ったら、どうもこの本が書かれてた時代には、まだ今で言うサンタさんは存在しなかったようです。
・『過去』の幽霊の章、スクルージの青春時代の話は何とも切なくて、お気に入り。
・「とにかくクリスマスはめでたいと思うんですよ。親切な気持になって人を赦してやり、情ぶかくなる楽しい時節ですよ。男も女もみんな隔てなく心を打ち明け合って、行先のちがう赤の他人だとは思わないなんて時は、一年の長い暦をめくっていく間にまったくクリスマスの時だけだと思いますよ。」p.14
・「誰しも人間となれば、その中の霊魂が、同胞の間を歩きまわり、あちこちとあまねく旅行しなければならないように定まっているのだ。もし生きているうちに出て歩かなければ、死んでからそうしなければならないのが運命なのだ。」p.31
・「彼らすべての幽霊たちの不幸は、人間の世の中の事件に関係して助力したいと願いながら、永久にその力を失ってしまったことである。」p.37
・「「あなたも苦しいでしょう――私たちの今までのことを思い返せば、あなただって苦しいはずだと、せめては考えたくなります――。ほんのちょっとの間で、私のことはあなたのおもいでの中から消えて行くことでしょう。役にも立たない夢として、そんな夢からは醒めて幸せだったとお思いになるでしょう。あなたの選んだ生活がどうぞおしあわせであるようにと、お祈りします!」  娘は男から離れて行った。これで二人は分かれ果てたのだ。」p.62
・「人間よ、もしお前の心が石でなく人間なら、余計とは何であるか、どこに余計なるものがあるのかをはっきりわきまえるまでは、この悪い文句をさしひかえるがよい。どんな人間を生かし、どんな人間を死なせるかお前に決められると言うのか。神の眼には、この貧しい男の子供何百万人よりお前のような人間こそ生きていく値打ちもなければ、生かしておくのにふさわしくもないのだぞ。おお、神様! 草の葉の上の虫けらが、塵の中で空腹にうごめく同胞たちの間に生命が多すぎるなどとよくも言えたものだ!」p.87
・「人の進む道はそれを固守していればどうしてもある定まった結果にたどりつかなくてはならないのでしょう。それは前もってわかることでございましょう。けれども、もしその進路を離れてしまえば結果もかわるのじゃありますまいか。」p.135
・「そうだ! この寝台柱は彼のものだ。寝台も彼のものだし、部屋も彼のものだ。しかも何より嬉しいことに、行く手に横たわる「時」が自分のものであり、埋合わせをつけられることである!」p.137
・「彼はこの世では何事でも善い事なら必ず最初には誰かしらに笑われるものだということをちゃんと知っていたし、またそういう人々は盲目だということを知っていたので、おかしそうに眼元にしわをよせて笑えば盲目という病気がいくぶんなりと目立たなくなるだけ結構だと考えていたからである。」p.149

?じゅうのう【十能】(「五徳」に対していった語とも、多くの効能があるところからともいう)炭火を盛って運ぶ器。金属製の容器に木の柄を付けたもの。
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【鑑】第441回 ほくでんファミリーコンサート

2008年04月22日 22時05分37秒 | 鑑賞記録
北海道洞爺湖サミット協賛・応援事業
第441回 ほくでんファミリーコンサート
2008.4.18(金)18:30開演, 洞爺湖文化センター, 入場無料(整理券)
管弦楽 札幌交響楽団, 指揮 佐藤俊太郎

W.A.モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」
W.A.モーツァルト 交響曲第38番 ニ長調 "プラハ" Kv.504
ベートーヴェン 交響曲第6番 ヘ長調 op.68 "田園"
アンコール シューベルト 交響曲第3番 第2楽章

・道内各地で開催される北海道電力主催の無料コンサート。今回はサミットを目前に控えた洞爺湖町での開催です。開演の30分ほど前で、会場周辺の駐車場はすでに満杯。
・開演に先立って北電の代表者と長崎町長からの挨拶。町長は前回の有珠山噴火以来すっかり有名人です。話題はいずれも、サミット、環境問題、地域振興等について。
・座席は舞台下手側の前から二列目。周りにはお子様が多く色々な会話が聞こえてきます。開演し奏者が入場すると、「バイオリン、ちっちゃ~い!」、「あの楽器は "コントラバス" だよ」、「まずは "チューニング" するんだよね」などなど、オーケストラへの関心がかなり高いようです。
ねぇ~ お母さん~ どうしてあの椅子(コンマス)だけピアノの椅子なの~??
(*´∀`*) フフフ…それはね……
答えられないお母さんの替わりに、思わず答えてしまいそうに。隣で聞いててムズムズ。
・オケは10型、対向配置。
●フィガロ:この曲ってどんな楽譜だったっけ?? と思い出す間もなくあっという間に終了。全体的にいつになくアグレッシブな音で、管は早め早めに切り込み、弦はガツガツ弾いているような印象です。指揮者のせいか、会場のせいか、気のせいか。
●プラハ:過去、自身で弾いたモーツァルトの交響曲は5~6曲程度ですが、その中では一番好きな曲。どの辺が? と聞かれても困るのですが、とにかく弾いていて楽しかったのです。今回使用の楽譜はベーレンライタ版のようでした。
1楽章:序奏に続くアレグロ出だし、弱音ではじまる Vn1 のシンコペーションのリズムに打たれてしまいました。ゾクゾクっときました。途中の各パートの掛け合い部分も一瞬ゾクリ。演奏云々というよりも、モーツァルトの "凄さ" を改めて実感。途中、フラッシュたいての写真撮影あり。終った時点で、拍手が出ないかとドキドキしてしまいました。
2楽章:ここで、そばでゴソゴソ動く子供が寝てくれないかと頭半分で願いつつ、残り半分で音楽を聞く。
3楽章:途中、特にタメることなく先へ行くノリノリの演奏。聴いている子供も体でリズムをとっていました。あっという間に終ってしまった。
●田園
1楽章:自身の演奏経験から言うと、ド頭の出だしが一番緊張します。考えてみると頭が休符の「運命」と同じパターン。弱音であるだけ余計気を遣う。しかしさすがはプロなので難なく、さりげなく、開始。途中の Vn1 がトリルで丸裸のパートソロの難所もドキドキしながら聴いてましたが、これも平然と通過。あたりまえか。
2楽章:出だしの Vn2 以下が刻むリズムがほんの一瞬凄い音になりました。各パートの音が溶け合って一つになり、何とも言えないふくらみとまろやかさ。この一瞬を聴きたいがために演奏会に行っているようなものですが、どういう条件が揃えばこのような音になるのかは謎。
3楽章:途中の Trio(?) 部分の速度の切り替えが特徴的で、かなりの速さ。ホルンソロ、ブラボー♪
4楽章:この曲はティンパニ無しだったかと思っていたら、突如出現。わりと有名な低弦の演奏不能箇所、コントラバスなんかは奏者によって左手の上下運動が間逆に。
5楽章:Va がわざと開放弦を使った重音で、それらしい音を出す箇所があることをはじめて知りました。ベートーヴェンにはあまり無いイメージの作曲技法。楽譜の解釈の問題?
●アンコール:聴いても何の曲だかサッパリ分からず。聴いた印象は、四拍子(二拍子?)で小奇麗な、水上の音楽を彷彿とさせるバロックっぽい雰囲気を含んだロマン派の音楽。何かの組曲の一曲かと思いましたが、後で曲名が判明してみると全然違ってた。
・指揮者は今回初めて見る指揮者です。指揮棒は使わず、かなり独特な動きなので思わず見入ってしまいました。演奏はほとんどオケにおまかせで、本人は自由に踊っている感じ。とっても柔らかな物腰で、貴族的雰囲気が漂っていました。
・終演後、小さな子供たちがステージ下で、片付けられる楽器を不思議そうに見上げていたところ、それに気づいたコンバス奏者が楽器をステージ際に横たえ、子供の真近で弦をはじいてみせました。自分の倍以上はある巨大な楽器を目の前に、子供たちはただただ唖然、という微笑ましい光景も。このような小さな事でも、未来のオケマンが生まれるきっかけになる可能性があると思うと、大事なことです。
・今回の来場者へのオマケは『エネモ エコバック』。"エネモ" は北電のキャラクターです。ビニール袋に包まれたエコバック、というのも何だか気になるところ。まずはこのビニール袋の過剰包装を止めてみては?
・客数約700名[目測]:会場の9割方が埋まる。当初は一階席のみでしたが、開演直前にニ階席も開放していました。数年前、同会場で今回と同じように札響の無料コンサートがあったときは半分程度の入りでガラガラだったことを考えると、ちょっと驚きです。クラシック音楽への関心の高まりが感じられます。しかし、客席には子供が多く、ワサワサ落ち着かずに動き回ったり音を立てたりで、奏者もちょっと気になったようで気の毒でした。
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▲閉店【食】関家 [和食@札幌]

2008年04月21日 22時05分43秒 | 外食記録2008
▲閉店 2019年10月閉店 [2020.7.7記]
関家(せきや)[和食@札幌][食べログ.com]
2008.4.6(日)11:05入店(初)
注文 鴨セイロ 1470円

 
・札幌市南区の藤野と簾舞の境目付近。国道230号線沿い。すぐそばにセブンイレブンがあります。

・店内は椅子つきのテーブルが4卓と小上がりに2卓。
・もっと格調高い感じかと思っていましたが、AMのラジオ番組が賑やかにかかる庶民的な雰囲気でした。
 
・注文をとる際、まずはそば湯と揚げそばが出てきます。
 
・ほどなくしてそばが出てきて、早速いただきます! ところが箸でそばをつかんでみてギョッ!? パッと見、普通のおそばなのですが、食べようとすると、麺の長さが大体2~3cmで、長いものでも5cmほどしかありません。「な、なんじゃこりゃ……」 とりあえず口に運ぶも特筆するほどの味がするでも無く。そば粉のみの混じりけなしで作るとこのようなブツ切れになってしまうということなのでしょうか。他店の『十割そば』とどう違うのかは不明。これまでで初めて出会うタイプのおそばです。メニューにある説明書きを読むと店主さんは自信マンマンで、また美味くて評判だと聞き行ってみたのですが、私にはちょっと理解できないそばでした。まるで何が描いているかさっぱりわからない抽象画を見せられて、「ね!? この絵、いいでしょ!!?」と無理に同意を求められているような感覚。す、すいません、良いかどうかはよくわかりませんが、少なくとも私の部屋には似あわなそうです。。。

・冷たい麺に、温かいツユ。こちらのツユはノーマル。
・割高感あり。
・美味しいそば探しの旅はまだまだ続く。

   
  
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【食】十勝豚丼 いっぴん 札幌北十条店 [和食@札幌]

2008年04月20日 22時10分29秒 | 外食記録2008
十勝豚丼 いっぴん 札幌北十条店(とかちぶたどん いっぴん さっぽろきたじゅうじょうてん)[和食@札幌][HomePage][食べログ.com]
2008.4.5(土)17:35入店(初)
注文 豚丼(並)714円


・札幌市北10東4の、ホーマックやゲオなどの大型店が寄り集まった一画の中心の交差点にちょこんとあるお店。人気店のようで、過去二度ほど訪れましたがいずれも人が一杯で並んでいたのであきらめました。今回はちょうど空いていて、すんなりと入店。
 
・メニューはいたってシンプル。基本は豚丼のみで、肉・ご飯・タレの量、肉の切り方、味噌汁などのオプションの有無を選択する形。今回は基本の『豚丼』のみを注文。
・メニューと共に置いてある説明書きを読むと、焼肉のタレなんかを作っている食品会社の『ソラチ』が運営しているチェーン店でした。
 
・店の雰囲気的に手早くパッと出てくるのかと思いましたが、15分ほど、けっこう待たされました。作り置きせず一枚一枚丁寧に焼いているせいでしょうか。店が混むのはもちろん美味しいせいもあるでしょうが、この待ち時間も一因のようです。
・出てきた丼を一目見て、「うわぁ~ 小さ~~い……」。丼は通常の七割ほどの大きさ。しかし、食べてみるとそこそこのボリュームはあり、私のお腹だとサイドメニューを追加して丁度いいくらいです。お肉はさすがに美味しく、無心にかっ込み、五分もかからず完食。ごちそうさまでした。

・白菜の漬物。
・『吉野家』のつもりで行くと、ちょっと割高に感じるかもしれません。『高級豚丼』と思えばまぁ、こんなもの?
・レジ係の女の子がやたらといい笑顔だったのが印象的。

  
   
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今週の細々したこと 2008.4.13(日)~4.19(土)

2008年04月19日 22時12分51秒 | 日記2005-10
●4/13(日)
・ガソリン値下げ
 給油中、「値下げされてから、もしかして初!?」と思ったら、今月に入って二回目でした。プリペイドカードで払っているせいか価格にはわりと無頓着。因みにこのときは白老で 116.8円/L 也。

・駐車料金800円也
 キタラに用事があるときはいつも付近のコイン駐車場に車を停めています。この日の料金800円也。たまにの事だからまだよいですが、これが週一であったらと思うとバカにならない出費です。しかし、800円はまだマシで、例えばこの日のように13時から21時までの8時間を300円/時間の駐車場にまともに停めると2400円。。。と恐ろしい値段に。田舎では考えられません。

・キレイの秘訣
 知り合いの女の子が最近目に見えてキレイになったので、「なんかいい事あったの??」と聞いてみると、「結婚することになった」とのこと。やっぱりね~☆

・母のデジカメ購入
 札幌のビックカメラにて母のデジカメを手早く購入。機種はPanasonic LUMIX DMC-FX35(ピンク)にしました。こちらの感想については後日(書く余裕があれば)。カメラとは関係ないが、ビックカメラのトイレが新しくキレイになっていてビックリ。

●4/14(月)
・肌寒い天気
 もう仕舞おうと思っていたマフラーが復活。

・研究停滞の原因
 問題点がハッキリした、ような気がする。

●4/15(火)
・コーヒードリッパー受難
 プラスチック製のコーヒードリッパーを置いたまま、ガラスのコーヒーポットを火にかけていたところ、見事に溶けてしまいました。実用に支障は無さそうなのですが、一応代わりを探してみると下記のようなドリッパーを発見。説明書きを読んでしまうと欲しくてたまらなくなり、つい注文して(引っかかって)しまいました。届くのが楽しみ。
"コーヒーバネット"
http://jikohtei.ciao.jp/drip/shop_banet.html

●4/16(水)
・不吉な電話
 夜中の9時過ぎに親戚宅より着信。年に一回、お盆のときに顔を合わすぐらいで普段はほとんど連絡を取らず、また年寄りなのでもう寝ている時間のはずなのに、と考えると、どうしてもあまり出たくない気分になる状況の電話です。結果、何ということはない用事だったのですが、ドキッとしてしまいました。

●4/17(木)
・悪夢
 左・下の一番奥の歯が気になる。もしかしたら抜ける? 右手を口に差し入れ、人差指と親指で奥歯を挟んでゆすってみる。グリグリグリグリ……根気よくゆすっていると、はじめはびくともしなかった歯が、だんだん指と同じ歩調でグラグラ揺れだす。不思議と痛みは感じない。歯の振幅が徐々に大きくなり、それ、もう一息! 苦心の末、ズボッと奥歯が根っこから抜けた。

・久々のビール購入
 最近酒量が減ったため、久々になったビールの一箱購入。何故だか箱がミョーに重くて、ミョーに値段が高い。会計の際、箱をよーく見ると、350ml缶を買ったつもりが、500ml缶でした。"飲みたい" 欲求の顕れ?

●4/18(金)
・室蘭新道工事
 よく通る室蘭新道の中央町へ向かう側の途中に、物々しい鉄柵が立てられ一車線に。とっても窮屈で危ない感じ。あんまり長くかかる工事じゃないといいのですが。

●4/19(土)
・HDDレコーダ整理
 新しい番組を録画するにも、すでにHDDレコーダの中身は満杯。入っていた映画を二つ消す。映画は去年録画したものですが、全く見る暇なし。2時間ボーっとテレビ画面を眺められるだけの余裕が欲しい。。。

・たまには気分を変えてルート変更
 室蘭から札幌に向かう途中、とってもいい天気のドライブ日和だったので、いつもとはルートを変えて走ってみました。室蘭→伊達→北湯沢→中山峠→札幌。途中、羊蹄山の素晴らしい眺め。小さな写真でわかりづらいですが。途中、山道はまだ結構雪が残っていました。パトカーもウヨウヨいましたが無事通過。

・春の兆し
 トップの写真はオケ練習のあった札幌西区民センターの前にある桜(のようなもの)。もうすぐ咲きそうです♪ 唾を飲むと喉が痛む。カゼの兆候。明日は花ホール本番です。無事乗り切れますように。
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【食】ファミリーレストラン悠 [いろいろ@伊達]

2008年04月18日 22時01分40秒 | 外食記録2008
ファミリーレストラン悠(ゆう)[いろいろ@伊達][Yahoo!グルメ]
2008.4.5(土)11:35入店(初)
注文 ランチメニュー 定食 ポークチャップ 980円

  
・伊達の国道37号線沿い、街の中心部より少し室蘭寄りにあります。前を通るたびに、ず~~っと長い間気になっていたお店でしたが、今回遂に入店。

・店に入ると店主らしき『ヒゲ親爺』さんがお出迎え。なかなか威圧感があります。
・外見からの想像では家庭的な雰囲気の内装かと思いましたが、中は意外にも洒落た雰囲気でした。テーブル×4卓 + 座敷×3卓 + カウンター×4席ほど。
 
・時間の都合で食前のコーヒー。家で自分でいれたのと似た味のする、美味しいコーヒーでした。
 
・ご飯と、中華風の卵スープ。

・ポークチャップ。肉の厚さ約7mm[目測]。ポークチャップといえば、『蘭亭』や『ノンシャラン』で出てくるもののイメージがあるので、それと比べてしまうと物足りない気もしますが、値段のことを考えると仕方がないかもしれません。これが面積が半分で厚さが倍だったら、とも考えてみましたがどちらが良いのやら。つけあわせはジャガイモ、カボチャ、ブロッコリー。

   
   
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【本】この人を見よ

2008年04月18日 08時03分51秒 | 読書記録2008
この人を見よ 人はいかにして自分自身になるか, ニーチェ (訳)西尾幹二, 新潮文庫 ニ-1-7(4410), 1990年
(ECCE HOMO, Friedrich Nietzsche, 1908)

・ニーチェ発狂直前に書かれた最後の著作。過去の出来事や著作を振り返る、自伝的内容。
・興味があって、これまでニーチェに関する本を何冊か読んできましたが、ニーチェ自身の著作を読むのは初めてでした。ほとんどの記述は右から左へ抜けてしまいましたが、中には心に引っかかる部分も。川でザルを手に砂金取りをしている気分です。その文章からは異様な迫力が感じられ、『なんだかよくわからんが、とにかくスゴいことが書いてあるようだ』、また『文章というよりも詩に近い』、そんな感想を持ちました。
・音楽への造詣も深く、シューマンに対抗して作曲もしたとか。どんな曲だったのか興味あり。
・おそらく原文を読めば、『翻訳不可能』と頭に浮かぶような文章かと思いますが、そんな文章の翻訳には相当の苦労があったのではないかと想像されます。また、訳注も本文中随所に加えられ、巻末にも21ページに渡って収録されており、こちらも大変そう。
・キーワード:超人、ドイツ人への憎悪、キリスト教への嫌悪
・本書の書き出し。動機づけ。「私の予測では、近いうちに、私はかつて人類に課せられた要求の中でも最も困難な要求を人類に突きつけなければならなくなる。それだけに、そもそも私が誰であるのかを言っておくことが、必要であるように思われる。」p.3
・「次のように言う義務が私にはあるのである。すなわち、吾が言を聴くべし! 吾はかやうしかじかの人間なれば也。何よりもまづ吾を取り違へ給ふな! と。」p.4
・「私がこれまで理解し、身を以って生きて来た哲学とは、氷と高山の中を自ら進んで生きることであり――存在の中にある異様なものや怪しげなもののいっさいを、すなわち道徳によってかねて追放されていたもののいっさいを、捜し出すことであった。」p.6
・「私の著作の中では私のツァラトゥストラが独自の位置を占めている。私はこの一作を以て、人類に対し、これまで人類に与えられた中での最大の贈り物を捧げたことになるであろう。」p.6
・「どんなに「人間」という楽器が調子はずれであろうとも――私は自分が病気でさえなければ、必ずその楽器から、傾聴するに値する音色を引き出すことに成功したものだ。そして幾度となく私は、楽器自身から、自分がこんなにもいい音色を出せるとは自分でも気がつかなかった、と聞かされたものだった。」p.24
・「私には潔癖の本能がまったく不気味なまでに敏感に具わっていて、ために私は、どんな人と相対しても相手の魂のきわどい近さ――あるいは何と言ったらよかろうか――相手の魂の内奥、魂の「内臓部」とでも言うべきものを生理的に知覚し――嗅ぎわけてしまうのである。」p.34
・「つまり、とはわれわれ思索人(デンカー)にとっては一つの大づかみな答えであり、何とも不味い料理なのである。――それどころか、神はとどのつまり、「貴方がたは考えてはならない!」とわれわれに向け発せられた一つの大づかみな禁止令にすぎないともいえよう。」p.40
・「読書とは誰かが自分の傍で喋ったり考えたりすることではないだろうか。」p.49
・「私を心の底から休養させてくれたものというのは、何の疑念もなく言うが、リヒャルト・ヴァーグナーとの親しい交際であった。」p.56
・「しかしながら、私は今日でもなお『トリスタン』と同じくらい危険な魅力を持ち、同じくらい戦慄的で甘美な無限性を備えた作品を探しているのだが、依然として見つからない。――芸術の全領域を探しても見つからないと思っている。レオナルド・ダ・ヴィンチの示すあらゆる異様な魅力も、『トリスタン』の最初の一音で魔力を失ってしまうであろう。この作品こそ断じてヴァーグナーの最高の絶品である。」p.59
・「これを書いている今のこの瞬間にも、私は自分の未来を――広々とした未来を!――滑らかな海を見晴るかすような気持で眺めいる。その水面にはどんな欲求のさざ波も立ってはいない。私は何事かが現にある状態と違ったようになることを、露ほども望んではいない。私自身にしてからが違った風な人間になりたいなどとは思わない。それでも私はいつもこんな具合に生きてきた。私は願いというものを持ったことがない。四十四歳を過ぎていながら、自分はまだ一度も名誉のために、女のために、お金のために苦労したことがないなどと言える人間が、私のほかに誰かいるだろうか。」p.68
・「……孤独(Einsamkeit)に悩むということもやはり、その人が偉大でないことの証拠である。私はいつだって「多数との共存」(Vielsamkeit)にだけ悩んできた。……七歳という、おそらく誰も信じないほどの早い時期に、私はすでに、どんな人間の言葉も私の許には決して届かないであろうことを知っていた。」p.72
・「……人間の偉大さを言い表わす私の決まった言い方は、運命愛(アモール・ファティ)である。すなわち、何事も現にそれがあるのとは別様であって欲しいとは思わぬこと。未来に向かっても、過去に向かっても、そして永劫にわたっても絶対にそう欲しないこと。必然を単に耐え忍ぶだけではないのだ。いわんやそれを隠蔽することではさらさらない。――あらゆる理想主義は、必然から逃げている嘘いつわりにほかならぬ。――そうではなく、必然を愛すること……」p.72
・「簡単に言うと、私の著作に慣れ親しむと、他の本にはもう我慢できなくなるのだ。哲学書などはその最たるものである。高貴でそしてデリケートな私の著作の世界に足を踏み入れることは、比類ない一つの特典である。」p.80
・「――ツァラトゥストラの言葉を聞くだけの値打ちを備えた人間が現れなくてはならないのだ。……その日の来るまでは、当作品の中で惜しみなく用いられている技法を理解する者は一人もいないだろう。事実上この作品のためにはじめて創り出されたような芸術的手法、新鮮で前代未聞の手法を、これほどまでに浪費しなければならなかった人は、かつて私のほかにはいなかった。」p.84
・「「女は子供を必要とする。男はつねにその手段にすぎない」とツァラトゥストラも語った。――「女性解放」とは何か。これはうまく一人前にならなかった女、すなわち子を産む力を持たない女が、出来の良い女に対して抱く本能的憎悪のことである。」p.87
・「私は「書物」から救出されたのである。それ以来幾年間か私はもはや書物を読まなかった。――これは今までに私が自分に与えた最大の恩恵である! ――そんな風にしているとやがて一番底に潜んでいた自我、今まではいわば土砂に埋もれ、他人の自我に絶え間なく耳を傾けなければならない(――つまり読書しなければならない!)との強制力の下にいわば声を失っていた自我が、おもむろに、おずおずと、疑わしげな様子で目を覚ましたのである――しかも、ついに、それが再び語りだすに至った。」p.118
・「この本(『曙光』)をもって私の道徳撲滅キャンペーンが開始される。」p.123
・「不死不滅であるためには、それだけ高価な代償を支払うことになる。すなわち、不死不滅であるためには、人は生きながら幾度も死ぬこととなる。」p.140
・「私は受け取る者の幸福を知らない。もしも私が盗むことでも出来るなら、受け取るよりもさらに幸わせに違いあるまい、などといくたびも夢想したものだ。  私がたえず贈り与えるばかりで、手を休める暇がないこと、これこそが私の貧困だ。私が私を待ち受ける目と私への憧れに輝いた夜々ばかりを見ていること、これこそが私の妬みの原因だ。  おお、贈り与える者の不幸わせ!  おお、私が太陽であることの陰惨さ! おお、がつがつと欲しがる状態を私はいかにがつがつと欲しているであろう! おお、この飽食の中の激しい飢え!  彼らは私から受け取る。が、私の方はそれで彼らの魂に触れているのか? 受け取ることと与えることとの間には一つの溝が横たわっている。そして最も小さな溝こそが、最も橋を架けにくい。(『ツァラトゥストラ』第二部「夜の歌」)」p.148 
・「「酷薄であれ!」という命令、創造する者はおしなべてみな酷薄である、という最奥の確信、これこそがディオニュソス的天性を持つ者の本来のしるしであるといえる。――」p.154
・「必然性のあることには私は傷つかない。運命愛(アモール・ファティ)は私の最も奥深い本性である。」p.175
・「私は人間ではないのである。私はダイナマイトだ。」p.177
・「――善においても悪においても創造者であろうと欲する者は、まず破壊者となって、さまざまな価値を打ち壊さなければならない。  それゆえに最高の悪は最高の善に属している。しかもこのような善こそが、創造的な善なのである。(『ツァラトゥストラ』第二部「自己克服について」)」p.179
・「……道徳の定義、すなわち道徳とは――生に復讐せんとする下心を具えていて――そしてそれに成功したデカダンの徒輩の病的特異体質(イディオジュンクラジー)である。私はこの定義を重んじている。――」p.190
・「……「神」という概念は生の反対概念として発明されたのだ。――「神」という概念の中では、ありとあらゆる有害なもの、有毒なもの、誹謗中傷の類、生に対する徹底せる敵意などがことごとく糾合されて、一つの凄まじい統一体を成している!」p.192
●以下、解説(西尾幹二)より。
・「そこで、本書では、デ・グロイター版『この人を見よ』の数多くの実証の成果は、ことごとく注の形態で表示し、テキストそのものは旧に復し、グローオクターフ版やカール・シュレヒタ版におおむね依拠することとした。」p.218
・「他方、本書におけるニーチェのあらゆる形態の自己礼賛は、一種のアイロニーと解すべきである。「なぜ私はかくも良い本を書くのか」などと堂々と公言できる無邪気さ(あるいは無邪気さの自己演戯)は、誰にでも出来るものではない。」p.220
・「以上のように『この人を見よ』は、正気の中に微量の狂気が早くも混じり、また隠れた狂気のお蔭で正気の認識がかえって一層の鋭さを増し、深みに達し、まったく新しい認識の地平をも拓く一方、やがてその限界のラインをも越えて、狂気そのものが誤魔化しようもなく露呈し、一切を呑み込んでいく、というプロセスを辿っている。」p.221

?てっけつ【剔抉】 1 えぐり出すこと。ほじくり出すこと。  2 悪事や欠陥、矛盾などをあばき出すこと。

《チェック本》
・ニーチェ「ツァラトゥストラはかく語りき」
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【食】もっちゃん食堂 [いろいろ@室蘭]

2008年04月17日 22時01分43秒 | 外食記録2008
もっちゃん食堂[いろいろ@室蘭][北海道新聞]
2008.4.2(水)17:40入店(2回目)
注文 カツカレー 700円


・工大そばの郵便局の向かい、なかよし(ラーメン屋)の左隣にある小さなお店。こちらの店舗スペースはいろいろなお店が入れ替わり立ち代りしており、このお店も開いてからまだそう年数は経っていません。
  
・前回来たときは男性が一人でやっていましたが、この日は女性が一人で賄っていました。
・水はセルフサービスで。
 
・こんもり盛られたカツカレー。けっこうな量あります。どこか懐かしい味のするカレーで、何故かニンジンのみがくっきり原形をとどめ、イモやタマネギはルーと一体化しています。カツは厚さ約8mm[目測]と、やや薄め。

・味噌汁。
・メニューは定食メニューの他に、ツマミの一品メニューもたくさんありました。学生街ということもあり、いずれも低めの価格設定。

  
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【論】Cuperlovic-Culf,2005,Determination of tumor ~

2008年04月17日 08時04分32秒 | 論文記録
Miroslava Cuperlovic-Culf, Nabil Belacel and Rodney J. Ouellette
Determination of tumour marker genes from gene expression data.
Drug Discovery Today Target . Published on March 2005 . Vol 10 pg 429-437
[PDF]

・非専門家向けのDNAマイクロアレイ関連研究の紹介。
<目次>
背景
Methods used for the selection of diagnostic genes in cancer
Statistical methods for gene analysis
  Fold change method
  t-statistics and variations
  Signal to noise ratio test
  Significance analysis of microarray
  Wilcoxon rank sum test
  Mutli-feature methods
Murti-condition methods
  ANOVA
  Correlation coefficient analysis
Conclusions
Acknowledgements

・研究成果「Recent efforts in gene selection resulted in the determination of 67 genes that appear to be either more or less active in various cancer cells [43].
・他論文の結論「The conclusions of this paper [Li] were that no method is optimal for all datasets. In addition, the accuracy of the classification was more dependent upon the classification method than the feature analysis and selection methodology used to determine a subset of diagnostic genes [Guyon].
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