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ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【本】増補版 日本の技術は世界一

2008年05月25日 22時27分35秒 | 読書記録2008
増補版 日本の技術(ワザ)は世界一 先端企業100社, (編)毎日新聞経済部, 新潮文庫 ま-17-2, 2003年
・日本で創造された、世界でナンバーワンのシェアをもつ製品や、世界一高度な技術の紹介。毎日新聞に連載された記事をまとめたもの。一社につき約2ページ読みきりの形で100社が掲載されている。また、各章間に、第一線で活躍する会社の経営者や技術者のインタビューも6編収録。
・いかんせん各記事の字数が少なく内容が物足りない印象です。『プロジェクトX』ばりの、技術開発の苦労話や、サクセスストーリーなどをもっとじっくり読みたい。
・考えてみると、自分の身の周りは、先人のたゆまぬ『発明』『開発』『技術』の集積で囲まれていることを改めて実感しました。
・「何でもいいのである。常識という邪魔者を破壊して、新しい常識を作り出す。それが新しい世の中を動かしていくのだ。それが経済の原点であり、人間の生き方の原点なのだ。」p.6
・「実例を見る限り、世界一になるにあたって、政府なんかに頼った形跡は皆無だ。政府の政策なんかに頼っているようではろくなものになれないのである。何かをなそうとするのなら、政府のほうが頼ってくるようにならなければいけないのである。」p.8
・「「いいものなら、海の向こうの町工場の製品でも受け入れる。米国のビジネスは、スピーディーで明快だ」と澤村社長は思った。」p.64
・「「研究室でモノができるわけない。創造性は学問の追及では生まれない」という信念だった。」p.69
・「シャープペンシルの製造から事業を興したシャープは、」p.114 これは知らなかった。
・「――モノづくりの今後をどう見ていますか。
 世界にないモノをつくるか、世界にない作り方をするか。日本のモノづくりは、この二つしかないと思います。企業経営者は、何が新たな中核技術になるかを見抜き、経営資源を集中していかないといけないのでしょう。
」p.116
・「点滴など医薬用のアミノ酸でも、味の素(江頭邦雄社長)は圧倒的シェアを持つ。世界の医薬用アミノ酸の年間消費量約1万5000トンのうち約60%を占め、「世界中の点滴に味の素製造のアミノ酸が含まれている」と言えるほどだ。」p.138
・「「恋をするときれいになる」。昔からなんとなく、そう言われてきたが、資生堂(池田守男社長)は1993年5月、この俗説を世界で初めて科学的に証明した。」p.150
・「資生堂CS開発センター長の坂本哲夫さんは、「心と肌の関係は、第四世代のスキンケアと呼ばれ、今後注目されるでしょう。CBRCでの発見は、健康な皮膚の研究をしなかったら生まれていなかった」と成果を強調している。」p.151
・「農民が土を大切にするように、工場も人を大切にしなければならない。工場の工という文字は「たくみ」と書きます。その意味を忘れないでほしいですね。」p.194
・「というわけで、この本を手にとると、「日本も捨てたものじゃないな」という気がしてくるはずである。」p.233
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今週の細々したこと 2008.5.18(日)~5.24(土)

2008年05月24日 22時02分34秒 | 日記2005-10
皆様こんばんは。ジュースの自販機に10円玉を一枚入れてしばしボーっと突っ立っていたぴかりんです。10円玉と100円玉を間違えていたという話。

●5/18(日)
・車検(二回目)
 車を購入した札幌の自動車ディーラーにて車検を受ける。台車はトルネオ。大きな交換パーツは無く、オイル、オイルエレメント、エアコンフィルタ、ワイパーゴムなどといった小物ばかりで、費用総額11万3千円也(因みに走行距離も約11万3千キロ)。前回の初車検よりも安く済みました。普通これだけ走ればもっと部品が傷んで、お金かがかかるそうです。お店の方に「運転、お上手ですね」とか言われると真に受けてしまいそう。また帰りは支笏湖経由であることを聞き、「"赤い悪魔" なんて噂になってるんじゃないですか~!?(笑)」だなんて、滅相も無い。バリバリ安全運転ですよ~♪ また、ずっと気になっていた荷室のあたりのビビリ音が解消され、もう直すのは無理だと思っていたのでよかったです。店に言っといてよかった。 
おかげで久しぶりに愛車がピッカピカになりました。ついでに夏タイヤもツルツルピカピカです。見積もりをもらうと6.8万円。無理。金が無い。

・樽前錦岡線開通
 年の約半分が通行止めの樽前錦岡線がようやく開通し、今年はじめて通過しました。もう2~3ヶ月でもいいから開通期間を延ばしてもらえると非常に助かるのですが。

・五月みどり(68)
 何気なく目にしたチラシの、五月みどりさん(女優)の年齢を見て驚愕。

●5/19(月)
・悪夢 ~フルマラソンにチャレンジ
 昔『電波少年』という、若手芸人を半ば拉致して無茶な企画をやらせる番組がありましたが、あんなノリで、謎の人物から運動着とランニングシューズをポンと手渡され、「フルマラソン走って」とただ一言指令があるのみ。何の準備も体力も無いのに……どうなる? 次回!?

・無洗米の威力
 メンドクサイので米を炊くのは翌日にしようと思ったところ、先日無洗米を買ったことに気づき、この日はホカホカご飯を食べることができました。

・肌寒い天気
 季節に似合わぬ薄ら寒い天気。セーターが必要。

●5/20(火)
・シトシト雨が降るイヤな天気
 夜中に買い物に行くのを断念。

●5/21(水)
・自動車税39500円也
 コンビニにて支払い。金欠。

・SDカードの安売り
 某スーパーのレジにて、SDカード(1G)が1000円で鈴なりにディスプレイされていました。その値段にも驚きましたが、おやつや乾電池と同列に扱われている事実に更にびっくり。

・しんどい
 ここのところ、何をしていても心の休まる暇なく、ずっと張り詰めっぱなし。絶不調。何をするにも悲観的で、頭が回らず何も手につかない状態。いつまで持つか。どこまでがんばれるか。

●5/22(木)
・現実逃避
 一日休暇をとって現実逃避。最近のイヤな流れを断ち切りたい。"天国" を連想させるお花畑へ行ってきました[写真]。この日、一日で400km以上走行。しかし心は休まらず、つらさは増すばかり。

・ナンバープレート
 美唄の国道12号線にて、信号待ちをしていた前の車が私と同じ番号でした。同じ番号に出会うのは初めてかも。そう思ったのも束の間、あちらの車はあっという間に彼方へ行ってしまいました。

・立ち往生
 バイオリン、ビオラ、チェロ、楽器三台をかついで家に入ろうとしたら入口でつっかえて入れず。苦闘することしばし。

●5/23(金)
・知人の訃報
 朝一発目に開いたメールで、知人の訃報を聞く。しばらくご無沙汰していて、今頃どうしてるかなんて時々思い出したりしていた方です。あまりのショックに自分のツラさなんぞは吹き飛んでしまいました。なぜこのタイミングで?? 弱り目に祟り目とはこの事。気持ちの整理にはしばらくかかりそう。

●5/24(土)
・強行軍
 本日の予定。朝7時室蘭発→美唄で本番→札幌でオケ練習→夜12時室蘭着。

・トンネル
 時間がない、気力がない、金がない。それでもあきらめない。
コメント (4)
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▲閉店【食】牧家ミルキングパーラー [軽食@伊達]

2008年05月23日 22時01分47秒 | 外食記録2008
▲閉店 施設の公開は止めた模様 [2012.9.5記]
牧家ミルキングパーラー(ぼっか みるきんぐぱーらー)[軽食@伊達][HomePage][食べログ.com]
2008.5.5(月)17:00入店(初)
注文 牧家の牧場ソフト ミルク味 300円

・以前、伊達から壮瞥方面に抜けられる裏道はないものかと、見知らぬ田舎道を走っている途中にたまたまその前を通りかかり、「あの建物はなんだろう??」と気になっていた建物です。
 
・非常に説明しづらい場所にあり、どのような道をたどれば一番分かりやすいのかわかりませんが、室蘭方面からだと伊達の『太陽の園』目指して進み、更にその正面入口を横切る道を進み、道幅が車一台分の森の中のグネグネ道になろうと、ひたすらめげずに突き進むと辿り着くことができます。丘の上のお城のような建物が目印です。
  
・建物入口でスリッパに履き替え、階段を上がって二階へ。二階はちょっとした広間になっており、牧家牧場の案内や、牛の生態についてのパネルなどが飾られています。その一角に軽食を売るカウンターもあります。
 
・広間の一面はガラス張りになっており、牛の搾乳風景が見学できます。一度に六頭の牛の乳搾りができるようになっています。人間の仕事は搾乳機を取り付けたり、床をきれいにしたりするくらいで、ほとんどが機械化された『工場』を連想させる近代的な施設でした。このような施設を見るのははじめてのことです。『牧家』が『びっくりドンキー』の系列店であることを今回はじめて知ったのですが、こちらで採れた牛乳を原料とし、札幌や伊達にあるレストラン『牧家』や『びっくりドンキー』の料理は作られているそうです。おかげで『びっくりドンキー』に対するイメージがちょっと変わりました。
・それにしても牛の様子は見ていて見飽きません。『牛歩』という言葉がありますが、一歩進んでは立止まる、言葉の意味そのまんまのノンビリさです。それでもいつの間にやら気づかぬ間に、牛が次から次と入れ替わっているから不思議。
 
・丘の向こうに伊達市街が見渡せます。今にも雨が降りそうな天気。実際帰る頃には降り出してしまい、牧場の散策には行けませんでした。

・ソフトクリームは後味スッキリなあっさり風味。余計な調味料は最小限に抑えているように感じます。
・メニューはこの他、カップアイス、チーズ、ソーセージなどなど、持ち帰り品が中心です。中でもまりも羊羹のような形状の『白いプリン』が人気だそうです。

  
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【論】Nagayama,2002,Genome-wide Analysis if Gene Exp~

2008年05月23日 08時07分28秒 | 論文記録
Satoshi Nagayama, Toyomasa Katagiri, Tatsuhiko Tsunoda, Taisuke Hosaka, Yasuaki Nakashima, Nobuhito Araki, Katsuyuki Kusuzaki, Tomitaka Nakayama, Tadao Tsuboyama, Takashi Nakamura, Masayuki Imamura, Yusuke Nakamura and Junya Toguchida
Genome-wide Analysis of Gene Expression in Synovial Sarcomas Using a cDNA Microarray
Cancer Research 62, 5859-5866, October 15, 2002
[PDF][Web Site]

・これまで情報が少なく診断が難しかった悪性腫瘍(Synovial Sarcomas (SS))をマイクロアレイを用いて診断する。
・データ:47サンプル(SS-34/その他-13)
・実験
1.SSとその他の腫瘍とにクラス分けをする
2.SSのサンプルを更に二群にクラス分けする
・データ解析には既成ソフト "Cluster"、"TreeView" [Eisen]を使用。

・問題点「However, some sarcomas have no histological counterparts in normal tissues and therefore are grouped together as "miscellaneous soft tissue tumors" in the latest edition of the WHO Soft Tissue Tumor Classification (2).

・医学、生物学的記述が主で、その内容がさっぱりつかめず。
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▲閉店【食】きのこ王国 喜茂別店 [いろいろ@喜茂別]

2008年05月22日 22時00分12秒 | 外食記録2008
▲閉店 2017年11月閉店 [2018.7.3記]
きのこ王国 喜茂別店(きのこおうこく きもべつてん)[いろいろ@喜茂別][HomePage][Yahoo!グルメ]
2008.5.5(月)15:30入店(初)
注文 きのこ汁 100円

・国道230号線沿い、喜茂別の中山峠、ルスツ高原、京極町、北湯沢の各方面へ分岐する道路の中心点にあるお店。派手な看板が出ているので、そこを通ればいやでも目につきます。他に本店と北湯沢店もあり。
・店が出来た当初は、あまりの怪しさにすぐに潰れるのではないかと思っていましたが、今ではすっかり名物店になっています。その前を通るたびにずっと気になっていたところ、今回ついに、『きのこ王国』に入国!
・その名の通り、特産物のきのこメインのお店。外のテントでは『きのこ市場』と称して生野菜他が売っており、三角屋根の建物の二階が食堂で、三階がお土産品売り場になっています。
 
・食堂はセルフサービス式で。きのこ汁専用カウンターで100円を渡すと、お盆の上にさっと出てきます。お好みで別テーブルに備え付けの長ネギを投入。
・食べた感想は『普通のなめこ汁、のいろんなきのこが入った版』でした。入っているきのこは皆、加工済みのようで、もっとシャキシャキ、コリコリして新鮮な、そして得体の知れない奇妙なきのこがいろいろ入っていると想像していましたが、そうではありませんでした。具のきのこそのものを楽しむよりも、そのダシを楽しむ感じです。ちょっぴり期待はずれ。
・他のメニューは丼物、ラーメン、カレーなどいろいろありましたが、いずれも『きのこ』の文字が。しかし、さすがに『きのこジュース』は無かった。。。(たぶん) 建物入口で売っていた、『きのこ天ぷらバイキング』も美味しそうでしたが、お腹のスペースに余裕が無かったので断念しました。
・店の裏に怪しげな池(沼?)あり。
・看板を見て気がついたのですが、『きのこ』の英語は『mushroom(マッシュルーム)』なのですね。てっきりそういう名のきのこがあるものと思っていました。調べてみると、日本で『マッシュルーム』として売られているきのこは『ツクリタケ』という和名があるそうです。
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▲閉店【食】ビストロ・ル・フォワイエ [洋食@喜茂別]

2008年05月21日 22時04分44秒 | 外食記録2008
▲閉店 現在 "Cafe Forest Scene" が営業 [2012.7.13記]
ビストロ・ル・フォワイエ [洋食@喜茂別][BEST! from 北海道]
2008.5.5(月)13:05入店(初)
注文 ランチコース 3500円

・最近車を運転中にその看板が目に留まり、後にひかえておいた店名で調べてみるとなかなか良さそうだったので、いつか行こうと思っていたフランス料理店です。

・喜茂別市街と中山峠の間の国道230号線沿い、オービス(自動速度監視装置・中山峠向き)のそばに看板があります。あまり目立たないので注意しないと見落とす可能性有り。

・看板にしたがって国道を折れ、田舎道を進む。木々の向こうにそれらしき一軒家が。

・お店は国道から500mほど入ったところに立つ一軒家。角度によっては国道からも見えます。
 
・店内は家庭的な雰囲気。テーブルは6卓ほどであまり広くはありません。椅子が、座面がクルクル回転するタイプで慣れないと落ち着かない感じです。
・メニューはランチコースが一種(3500円)のみで、メインの肉か魚のどちらか一方を抜くと2800円になります。特に注文を取りに来るでもなく、自動的にランチコースが開始。ドリンクメニューは見あたりませんでしたが、言えば出てくるのかもしれません。

・アミューズ。
  
・イベリコ豚の生ハムと、ホタテとサーモンとエビの和え物。生ハムはほんの一口分ですが、味の密度が濃く、それだけでも威力充分な風味でした。

・つくしの入ったゼリー状の料理(名前不明)、カリフラワーのクリームがけ。ちょっと和風で淡白な味。

・自家製パン。モッチリした歯ごたえ。

・窓からは羊蹄山の雄大な景色が・・・・・この日はあいにく曇り空で見ることは出来ませんでした。
 
・前菜その1:ベーコン他のスフレとイカのイカスミ煮。
  
・前菜その2:鴨、サーモン、ニシンの冷製料理。鴨が、ジュワっと肉の味がして非常に美味しかったです。
 
・カボチャスープ。スープは出ないのかと思ったらこのタイミングで登場。自然そのまんまの優しい味。具には豆とパスタが入っていました。
  
・魚メイン料理:アンコウの唐揚げ。鳥肉かと思うような、魚とは思えぬムチムチした歯ごたえ。
 
・口直し:ハスカップのシャーベット。すっぱーい!!

・他のテーブルも客で全て埋まっていました。やはり札幌をはじめ、遠方から来てるお客さんが多そうです。スタッフは3名で、うちホールの担当が1名のみ。なので店の隅々まで目の行き届いた接客サービスというわけにはいかないようです。
  
・肉メイン料理:ルスツポークの香草焼(乗せ?)。肉の形が心なしか北海道の形に似ているような。余計な味がしない、スッキリした味の肉でした。
 
・デザート:クリームブリュレとライチのシャーベット。甘~いのとスッキリ味のデザートとの取り合わせ。シャーベットが真っ白で、写真では皿とほとんど同化しています。皿の上の甘いソースにはかわいらしい模様が。どうやって作るのか分かりませんが、かなり手間がかかってそうです。

・食後のコーヒー。客席から見えるカウンターの上にコーヒーマシーンが置かれ、そこへカップをセットしてジャーっと注いで出来上がり。これにはちょっと興ざめ。
・全体的に、その価格に比して充分満足できる内容の料理でした。

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【本】ひとに<取り入る>心理学

2008年05月21日 08時05分01秒 | 読書記録2008
ひとに<取り入る>心理学 好かれる行動の技法, 有倉巳幸, 講談社現代新書 1683, 2003年
・人に気に入られるためにこびへつらう、などといった一般的な狭い意味の範疇ではなく、人間関係を円滑にするための技術としての『取り入り』という、その定義を拡張した視点から書かれた本。
・常にこれだけのややこしい処理をし続けなければ日常生活を平静におくれない人間とは、非常にメンドクサイ生き物です。
・「実は、テレビドラマのような誇張されたゴマすりはしないだけで、多かれ少なかれ私たちは、他者に取り入っているのです。その中には、気遣いやマナーといったかたちで、用いられているものもあります。(中略)昔と比べ、多くの人々と関わり、多様な役割を担っていかなければならない現代では、「取り入り」は、むしろ不可欠のものになっていると言えるでしょう。」p.3
・「さて、こうした世間一般の状況を踏まえて、本著では、取り入りがいかに私たちの人間関係の中で多用されているか、またそうした行動が、人間関係を作り維持していく上でどのように重要なのかを明らかにしていきたいと思います。」p.4
・「これらの行動に共通するのは、いずれも、相手との関係において、自分の立場をよくしたいという目的があることです。そして、それは相手に気に入られること、好かれることで達成しやすくなると考えられます。」p.29
・「よく好きな異性のタイプに優しい人を挙げる人がいますが、お見合いなどで相手を選ぶ際に、実は「優しい人」は選べないのです。私たちは、「優しそうに見える人」を選んでいるのです。」p.45
・「なぜ外見が重視されるようになってきたのでしょうか。  その原因の一つは、私たち一人ひとりがコミュニケートする人数が増えてきたことにあると思います。」p.46
・「性格というのは、「さまざまな状況における比較的変わらない反応の仕方」ととらえてもよいでしょう。」p.51
・「相手に自分が求めていることを引き受けさせるために、言い換えれば説得する上で、求める側がもっている性質のことを社会的影響と呼びます。」p.59
・「南カリフォルニア大学の心理学者ジェラルド・ジェリソンは、20人から日常生活での発言を録音し、その発話データを分析したところ、人間がうそをつく回数は、一日平均200回(八分に一回)であるという結果を得ました。「うそ八百」ならぬ「うそ二百」といったところでしょうか(読売新聞、1997年4月8日)(中略)例えば、特に似合っているわけでもないのに、「その服お似合いですね」と言ったり、ちょっと約束の時間を過ぎてしまったときに、普段と同じような混み具合なのに、「いやあ、道が混んでいてねえ」と言ったりすることを、この調査では「うそ」にあたるとしています。」p.83
・「私たちがもつ「意見」というものには、絶対に正しい意見というものはありません。例えば、「人に迷惑をかけてはいけない」や「堕胎はしてはいけない」「困った人は助けるべきだ」など、これらは、皆が合意の上で正しいとしている意見であって、こうした正しさの程度のことを心理学では、「合意的妥当性」と言います。」p.86
・「つまり、うその多くは、受け手である相手にとっては、「見破れない」からです。見破れないからこそ、私たちは、うそをついても体面を守ることもできますし、相手にゴマをすることもできるのです。」p.89
・「なぜ取り入りが嫌われるのか、おおよそ理解されたでしょう。つまり、行動は利他的であるのに、その目的が利己的であるからなのです。」p.93
・「例えば、接待ゴルフで、取り入られる側が空振りをしたり、大きくコースを外れたりしたときには、通常見てみぬ振りをするでしょう。そのようなときにお世辞を言えば、かえって相手を不快にさせてしまいます。相手の欠点やミスに触れないことも、相手を高く評価する方法なのです。」p.99
・「言い換えれば、効果的なお世辞とは、取り入られる人のために、取り入られる人だけに言っていると取り入られる人に思い込ませるものということになります。」p.104
・「一方、どのように伝えるかですが、肯定的な評価をずっと伝え続けるより、最初は否定的だけれど、後に肯定的な評価を伝えるようにしていく方が、取り入られる側の評価が高くなることが明らかになっています。」p.107 いわゆる『ツンデレ』が効果的。
・「余計なお世話は、言い換えるならば、その人が課題に対して自分で選択し決定することや、自分でできることを妨げているということになります。心理学では、こうした状況で生じる反応を心理的リアクタンスと呼びます。」p.136
・「さて、本章では、取り入りを他者高揚、意見同調、親切な行為、自己卑下と、大きく四つの行動群に分け、それぞれの行動の特徴や効果について検討してきました。」p.143
・「目的達成のためならば、手段を選ばないという考えに立つことをマキャベリ主義といいます。」p.154
・「取り入りにおいては、セルフモニタリングという能力が重要であると考えられてきました。この能力は、対人関係において、自分の振る舞いや感情をよく観察し、それらを調節したり統制したりする能力を指します。」p.174
・「ここまでに度々言及したように、筆者は、すべての取り入りが悪いとは思っていません。新たな人間関係を作ったり、周囲との関係を維持したりしていく上で、むしろ必要な取り入りもあると考えています。なぜならば、人間関係は、好意によって結びつき、嫌悪によって離れるものだからです。」p.203
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【食】とんかつ横山 [和食@札幌]

2008年05月20日 22時04分03秒 | 外食記録2008
とんかつ横山(とんかつよこやま)[和食@札幌][Yahoo!グルメ]
2008.5.4(日)17:10入店(初)
注文 特選ロースかつ定食 1350円

 
・札幌円山の北一通にかかる大鳥居の北側ブロック、東急ストア円山店の斜め向かいにあるお店。4階建てビルの一階で、目の前にはバス停があります。
・オケの練習会場であるGクレフ(貸しスタジオ)に向かう途中、よくその前を通り、窓越しに中を見るといつもお客でいっぱいなので、前々から気になっていたお店です。

・実は、以前にも一度入ったことがあったのですが、「すいません!今は出前がたてこんでいて、無理!」とのことで、その時はあきらめました。今回は空いており、無事入店。
・店内は小上がりのテーブル3卓とカウンター5席ほど。

・ちょっとリッチに<特選>ロースかつを注文。そしてキャベツの山と共に登場。
 
・見た目は衣のパン粉が大粒です。衣は厚く、噛んだときのガリガリザクザクした感触が強烈です。そして中の肉は切り口がほんのりピンク色。舌の上で『トロける』感覚です。上質の肉である上、火の通り加減も絶妙。
  
・ご飯、味噌汁、漬け物。
・入店時には誰もいませんでしたが、その後お客さんが続々と来店し、気がつくと店内はすべての席が埋まっていました。

・カップの中の黒い液体はコーヒー…ではなく、オリジナルのにんにく醤油です。通常のソースとお好みで使い分け。
・最初は美味しく夢中で食べ、四切れ目あたりで全部食べきれるか不安になり、最後は苦しみつつどうにか完食、というかなりのボリュームです。女性など小食な方は注意が必要。おそらくトンカツマニアの間では有名な店かと思われますが、トンカツ好きには一見(一食)の価値有りです。

 
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祝☆アクセスIP数 2000 ip/週 突破!

2008年05月20日 08時08分35秒 | 日記2005-10
 当ブログの、goo集計によるアクセスIP数が 2000IP/週 を突破しました。一日平均およそ300人の方々が見に来てくださっている計算になります。たくさんのご来場ありがとう御座います。
 過去のアクセス数の推移から、2000を越えるのは10月頃かと予想していましたが、かなり早い時期での達成となりました。去年末あたりは300IPもあればランキングの1000位以内に入れましたが、最近ではそれが400IPほどになり、ここ数ヶ月でgooブログ全体のアクセス数が3割増くらいになっているようです。
 最近はだんだん感覚が麻痺してきて、『多くの人に見られている』意識が希薄になってしまうこともあるのですが、トラブルを起こさないよう気をつけなければなりません。
 では次の目標は『3000IP/週』でいってみよー!!

過去3週間の閲覧数・訪問者数とランキング(週別)
日付閲覧数アクセスIP数ランキング
2008.05.11 ~ 2008.05.174038 PV2030 IP - 位 / 1018496ブログ
2008.05.04 ~ 2008.05.103894 PV1858 IP- 位 / 1013962ブログ
2008.04.27 ~ 2008.05.033677 PV1730 IP- 位 / 1009520ブログ


開設以来のアクセス数の総計
閲覧数 241715 pv / アクセスIP数 104527 ip


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2008.5.8 祝☆アクセスIP数 累計10万 ip 突破!
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2007.11.1 祝☆アクセスIP数 200 ip/日 突破!
2007.4.22 祝☆アクセスIP数 1000 ip/週 突破!
2006.12.31 祝☆アクセスIP数 700 ip/週 突破!
2006.10.22 祝☆アクセスIP数 500 ip/週 突破!
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【写】壮瞥滝

2008年05月19日 22時00分11秒 | 撮影記録2008
●壮瞥滝 撮影日 2008.5.5(月)
・壮瞥市街から洞爺湖畔に抜ける道路の脇にある滝です。昔から看板だけ目につき、ずっとどんな滝なのか気になっていたところ、今回はじめてその姿を見ることができました。

・ちょっと迷いつつも、車でそれらしき場所に到着。整備された駐車場があるわけではなく、なんとなく車を停められそうなスペースがあるくらいです。
 
・こっちでいいのかな?? 川にかかる小さな橋を渡って向こう岸に渡り、川に沿って奥へ。
 
・5分も歩かないうちに看板が見えてきました。その奥には祠と滝が。
 
・近づくと、結構迫力があります。木の階段には滝のしぶきがかかって濡れており、滑りやすい状態に。
 
・近づけるところまで近づいてみましたが、しぶきが雨のようにかかるので、すぐに退却。ゆっくり写真を撮るどころではありません。柵で囲っているわけではないので、その気になれば直下までジャブジャブと行けそうな感じ。
 
・帰り道。滝の周辺は湿度が高いせいか、シダ類やコケ類がたくさんはえており、『原始の森』といった雰囲気です。
 

・他の見物人には誰にも会いませんでした。30分ほどあれば滝を見てこれる、お気楽な散歩コースです。
 
・散策路への入口周辺には桜がキレイに咲いていました。しかし、曇り空なので写りはイマイチ。こんな状況でも上手に撮れるようなテクニックがあるのでしょうが、その辺が何も分からず、ただ適当に撮ってみるだけです。勉強が必要。
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