ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【写】北海道大学苫小牧研究林(苫小牧)

2009年04月13日 08時00分22秒 | 撮影記録2009
●北海道大学苫小牧研究林(苫小牧) 撮影日 2009.1.4(日) [HomePage][Yahoo!地図]

・「苫小牧研究林」入口。こちらは苫小牧市の郊外、苫駒高の裏側です。
 
・上の看板から森に少し入ると左手に池が見えます。池には鴨がいっぱい。
 
・車をとめて散策開始。こちらは北海道大学が管理する広大な森です。

・と、そこへ車が一台とまったかと思うと、鴨たちが騒ぎ始めました。何事かと見ていると、車から降りてきたおじさんがエサをまきはじめ、鴨たちが殺到。
 
・とりあえず、池を一周してみることに。
 
 
・黒々とした水の流れがいかにも冷たそう。
 
・車をとめた場所からちょうど向こう岸まできた。雪には人の足跡がついており、結構散歩に来る人がいるようです。

・橋を渡って向こう岸へ。
 
・エサをもらえると思っているのか、鴨が数羽近寄ってきました。
 
・もうすでに日は沈んでいます。
 
 

・日が暮れてしまったので今回はここまでですが、次回はもっと奥まで行ってみようと思います。

[Canon EOS 50D + EF-S18-200 IS]
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【食】板前料理そのべ 北の炙りや [居酒屋@室蘭]

2009年04月12日 22時01分35秒 | 外食記録2009
板前料理そのべ 北の炙りや(いたまえりょうりそのべ きたのあぶりや)[居酒屋@室蘭][室蘭タウン]
2009.3.13(金)18:30開宴(初)
注文 宴会コース 会費6000円

 
・室蘭では割と有名な飲み屋さんなのでいつかは行ってみたいと思いながら、"高級" なお店らしいということで個人的には訪れる機会は無かったのですが、この度、職場の飲み会にて利用することに。こちらは中島町の繁華街からは外れたホテルサンルートの並び、向陽中の敷地に面した裏通りにひっそりとあります。
  
・店舗は一階が通常の居酒屋スペースで、二階が宴会場になっています。今回は宴会場を利用。参加は25名ほど。
 
・会費6千円(!)の宴会。元を取るためにたくさん飲まねば…… 写真左下に写っている異物は私の財布。
 
・タマネギサラダとドレッシング。
 
・お造り。マグロ、タコ……あとは何だろう??
 
・魚の焼き物。

・エビフライのサラダ仕立て。
  
・タコとサツマイモの煮物。
 
・豚肉とホタテと野菜の小鍋。
 
・宴会の終わりに出てきたウナギとそば。ウナギは苦手ですが、頑張って食べました。
・ワインや日本酒はほとんど持ち込みで、店に頼んだのはビールとウーロン茶ぐらい。料理は普通よりちょっと高級な宴会料理といった感じですが、これで6千円とは少々割高に感じます。期待が大きかっただけに残念。訪れるのはいつの事かわかりませんが、次は隣りの『さくら亭』に期待。
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今週の細々したこと 2009.4.5(日)~4.11(土)

2009年04月11日 22時00分05秒 | 日記2005-10
皆様こんばんは。そうだあの店に食べに行ってみようと行ってみると既にツブれていることが多いぴかりんです。

●4/5(日)

●4/6(月)
【演】室蘭工業大学 入学宣誓式
 寝坊しないようにと気にしていたせいか朝5時半に目が覚める。他の団員も寝過ごすことなくリハ開始時間には全員集合。演奏はつつがなく無事終了。今回もチェロ担当。

・縁談
 母より「都合いいとき電話おくれ。デイトしてみないかい!?」と意味不明のメールが。事情を聞いてみると、母の知人の知人に相手を探している娘さんがいて、私にどうだと勝手に盛り上がっていたらしい。母の手元にはお相手の写真が既にあるらしく、「かわいい」、「すごく感じがいい」と一目惚れの様子ですっかり浮かれています。特に決まった相手はいないのでデートするのは構いませんが、もちろんまだ相手に確認もとっていない状態なので果たしてどうなることやら。実はこの前日に某神社を訪れ、撮影のついでに参拝もしていたのですが、ここに祀られていたのがたまたま『縁結び』の神様でした。効果早すぎてびっくり。

●4/7(火)
・春の兆し~一枚薄着
 朝家を出る際、室内からでも外の暖かさを感じられるほどだったので、コートは無しで出かけた。外は気持ちの良いポカポカ陽気。しかし、夜中に帰宅する段になるとやはりまだ寒い。肩をつぼめて家路を急ぐ。

●4/8(水)
・サークル勧誘会
  
 毎年体育館にて行われる学内のサークル合同の新入生勧誘会の様子を覗いてきました。体育館はいつものように人混みでごった返し、羊のような新入生を狼のような上級生が狙っています。そんな中、手持ちぶさただったので片隅に置かれたコントラバスを手に取り、練習。他の弦楽器とは異なり4度チューニングであるため音取りに手間取る。あれこれやってると、「あの~」と突然声をかけられた。見ると新入生が。「ボク、(エレキ)ベース弾くんスけど、ウッドベースも弾いてみたいと思ってたんですよね~」と言うので早速楽器を触らせる。しばらくして「また来ます」と言い残し去っていきましたが、もしコンバスが目に付かなければ素通りしていたかもしれず、楽器を人目のつくようにいじっといて良かったかも。話を聞きに来て名前を残していったのは例年通り10名ほど。今年はまたどんな新入生が入ってくるか楽しみです。お次は4/11(土)新入生歓迎コンサート。
  
大反響の『週刊オケ』、2009年号出ました。

●4/9(木)
・『プレミアム商品券』発売のお知らせ(室蘭)
 「1万円で1.1万円分の商品券が手に入ります!」 事情のよくわかっていないお年寄りなんかが見たらかえって警戒してしまいそうな怪しいチラシが入っていました。まずは生活が苦しい人から優先で、ということで購入は様子を見て考えようと思います。

・負傷
 カッターを使って作業してたら、右手の平を2cmほど浅く切ってしまった。しかし、ほっとけばくっつく生物の不思議。

●4/10(金)
【練】卒業記念品授与@工大オケ
 「新入生をたくさん入れるためにがんばろう!」、「たとえ上手くなくとも、楽しそうに弾いていれば新入生は入ってくれるはず!」、「雰囲気が重要!」 練習中、指揮者のすばらしい演説がありました。うん、楽しくがんばろう。練習後、遅ればせながら卒業生への記念品授与。いただいた紙袋の中には寄せ書きの色紙と記念品が。その場で開封すると、水着姿の女性をかたどったステキな写真立てに私の顔写真が。。。寄せ書きは読むと泣いてしまいそうなので、まだ読めていません。皆さんどうもありがとう。

・母からの封書
 帰宅すると母から封書が届いていた。一目見てピンと来たが、開けてみるとやはり、お相手の写真とプロフィールが書かれたA4用紙一枚が。この仕事の速さから母の必死さをヒシヒシと感じる。恥ずかしくて直視できませんが、写真を見てみると、母が一目惚れするのもわかるステキな方です。経歴もすばらしく、プライベートな事なので詳しいことは書けませんが、博士号をとっている方だということだけ。私的には、「オケには無縁である」ことがかなりポイント高いのですが。私もこんな風に、何かあればすぐ出せるように、写真とプロフィールは常備しといた方が良いのかなぁ……所謂ひとつの "婚活" ですね。

●4/11(土)
【演】室蘭工業大学管弦楽団 新入生歓迎コンサート
 
 サークル会館(合唱団の部屋)にて新入生へのサークル紹介を兼ねた歓迎コンサート。新入生の参加は計17名(男11女6)とまずまずの入り。前半は楽器の紹介をしいしい団員有志による小編成のアンサンブルを中心に。後半は全体合奏。そして入団説明会 → 楽器体験タイム → 外で焼き肉、の流れ。残念ながら所用あるため焼肉は欠席。きっと新入生たちは先輩たちのカッチョいい演奏にハートをギュッとわしづかみにされてしまったことでしょう。このまま新入生がたくさん入ってくれますように。しかし、それにつけても焼肉が……

・雪どけ
 実家に戻ると、先週まであった家の前の雪がきれいに無くなっていました。いよいよ春到来。

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【写】実家に遊びに来た鳥(札幌)

2009年04月10日 22時04分48秒 | 撮影記録2009
●実家に遊びに来た鳥(札幌) 撮影日 2009.1.2(金)
 
・正月の実家にて、朝ご飯を食べていると外から盛んに小鳥の鳴き声が。窓から見ると庭の木に小鳥が数羽とまっていたので、早速カメラを持ち出し撮影。以下全て、家の窓越しの撮影です。
 
・調べてみると、この鳥が『ツグミ』らしい。よく聞く名ですが実物をはじめて知った。
 
・木にとまっているときはまだよいが、飛行中をとらえるのは難しい。
 
・うまく撮れませんでしたが、ツグミとは別な鳥も。これは『ヤマガラ』のようです。
 
・これまで小鳥なんて気にもとめていませんでしたが、よく見るとかわいらしいものです。
 
・同じ種類でも個体によって紋様や体型に微妙な差が。
 
・と、突然、カラフルな鳥『アカゲラ』が出現。この他、真っ白い小鳥も一瞬来ていましたが、撮り逃してしまいました。
 
・ナナカマドの実をついばむツグミ。
 
・小鳥は枝の陰にいることが多く、なかなか撮影向きの場所には出てきてくれません。
 
・わざわざ山の中に出かけなくとも、家の庭ににこんなに小鳥がきて、ガラス越しに家の中からぬくぬくと撮影できるのは非常に楽チン。

・この日の後も、暇さえあれば庭を眺めていますが、たまたまこの日がたくさん小鳥が訪れた日だったようで、その後たまにしか見かけません。雪が溶けたらエサ台を設置予定。

[Canon EOS 50D + EF-S18-200 IS]
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【旅】桜撮影ツアー計画

2009年04月10日 08時01分06秒 | 旅行記録
 皆様こんにちは。あちこちから桜の便りを聞きいてもたってもいられないぴかりんです。というわけで、今年は機会を逃してしまいましたが、来年は『桜撮影ツアー』を敢行しようと思い立ち、とりあえずは大雑把な案をメモっておこうと思います。
 写真は先日訪れた百合が原公園(札幌)の温室で見た、早咲きの桜。

<2010年 桜撮影ツアー案>
●1日目 2010.3.31(水)
早朝 室蘭発
 ↓
昼 大阪着
・大阪で撮影

夜 大阪発
 ↓
夜 京都着
(京都泊)

●2日目 2010.4.1(木)
夜明けと供に京都で撮影開始
・京都巡り

夜 京都発
 ↓
深夜 名古屋着
(名古屋泊)

●3日目 2010.4.2(金)
夜明けと供に名古屋で撮影開始
・東京へ向かって北上しつつ数個所で撮影
・静岡で富士山?(注:生まれてから一度も富士山を見たことが無い)

 ↓
深夜 東京着
(東京泊)

●4日目 2010.4.3(土)
夜明けと供に東京で撮影開始

夜 東京発
 ↓
深夜 室蘭着

●5日目 2010.4.4(日)
・室蘭で休養(オケには行かないこと)

~~~~~~~
・基本的に、日の出ているうちに撮影を行い、日が沈んでから移動するパターン。おそらく体がガタガタになるので休養日は必須。
・各地の美味しい物をゆっくり食べて周りたいところだが、時間的におそらく無理。夜中の飲み屋に望みをかけよう。
・名古屋から見て、京都より大阪の方が近いと思っていたところ、地図を見てみたら逆だったのでびっくり。

こう考えてみると、ワクワクしてくるものですね♪ 果たしてどうなることか。一年なんてあっという間。
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▲閉店【食】洋風居酒屋 アルコバレーノ [洋食@伊達]

2009年04月09日 22時00分54秒 | 外食記録2009
▲閉店 美味しい店だったのに、残念ながら閉店 [2012.7.13記]
洋風居酒屋 アルコバレーノ(OSTERIA ARCOBALENO)[洋食@伊達][むしゃなび][Yahoo!グルメ]
2009.3.10(火)11:40入店(初)
注文 アルコセット(ミニパスタ+ミニピザ+サラダ+ドリンク)980円

 
・伊達の洋食店にてランチ。こちらは伊達市中心部のゲオやセイコーマートが立ち並ぶ大きな交差点を海側に入り、二つ目の信号を右折して100mほど進んだ辺り。左隣にコンビニ(ローソン)、向かいに100円ショップ(ダイソー)が建つ、3階建てビルの1階に入っています。後で知ったのですが『アルコバレーノ』はイタリア語で『虹』を意味するそうです。
 
・まだ真新しく、おしゃれな雰囲気の店内はカウンター7席、イス席4卓と店の奥には10人ほどがかけられる大きなテーブルがあります。店名が居酒屋となっているように、カウンターには酒瓶がゴロゴロ置いてありますが、雰囲気は通常の洋食屋です。
・パスタとピザのランチセットを注文。それぞれカウンターの向こうにあるボードから選択。
 
・サラダ。トマト、キュウリ、キャベツ。
 
・ひき肉のトマトカレーパスタ。一口食べて唸ってしまいました。しっかりカレーの味はしながら、トマトやひき肉その他の具材もしっかりと主張し、それらの味のバランスが絶妙。その結果、それまで経験したことのない味の膨らみが生まれます。今まで、スパゲッティというものをいくつ食べてきたか分かりませんが、まだこんな可能性があったのかと感動してしまいました。
   
・アンチョビとパプリカピザ。パリパリの薄生地。アンチョビがしっかりと主張。
・以下、同席の某氏が注文した『バレーノセット(月替りパスタ+サラダ+ドリンク+デザート)980円』。
  
・ツナとオリーブのトマトパスタ。こちらも味のバランスと麺と具材の絡み具合が絶妙。この一体感はどこから生まれるのか?
  
・フルーツクレープ。クリームもソースも既製品風味。もう一ひねりほしいところですが、価格を考えると文句は言えません。
 
・食後のコーヒー。
・スタッフは調理担当と配膳担当の計2名のみのところへ、お客さんが結構入ってきたので料理が出てくるまで少々待たされました。
・食事中、他のテーブルからのタバコの煙に辟易。夜の居酒屋タイムは仕方がないとして、ランチタイムは禁煙を望む。
・こちらのパスタには衝撃を受けました。これは昨年の『ミハス(登別)』を彷彿とさせる衝撃。この味を生み出す味覚のバランス感覚を持つ調理人はただ者ではなさそうです。また、札幌の有名店にもひけをとらないレベルの料理がこんな田舎で味わえるとは、そういう意味でも驚き。980円でこれだけの思いができて大満足。と、いうわけで、2009年【外食記録】また食べに行きたい店 総合部門 暫定第三位! とさせていただきます。

<2009年【外食記録】また食べに行きたい店 総合部門>
暫定第1位 ラ・フランス亭 [洋食@札幌]
暫定第2位 (該当無し)
暫定第3位 洋風居酒屋 アルコバレーノ [洋食@伊達]

  
  
 
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【写】西岡公園(札幌)

2009年04月09日 08時00分45秒 | 撮影記録2009
●西岡公園(札幌) 撮影日 2009.1.2(金) [HomePage][Yahoo!地図]

・こちらは札幌市南区に位置する、水源池を有した大きな公園です。その昔、訪れたような記憶がありますがいつのことだか定かではなく、かなり久しぶりの再訪です。

・公園案内板。
  
・小川に沿って森の小道を進む。冬なので園内に入れるかどうか分からなかったのですが、除雪はしてないものの、人が通った跡の道がついていました。
 
・100mほど進むと、取水塔のそばに出ます。
 
・公園のシンボルの取水塔。凍った水面の瘤は何だろう? 杭でも立ってるのかな??
 
・水源池は雪で覆われています。
 
・そばの橋を渡って、池一周の散歩へ出発。
 
・川には鴨が浮かんでいました。
 
・池を右手に見ながら、森の中を進む。同じく大きなレンズをつけたカメラを携えた人を何人か見かけましたが、こちらの公園は野鳥観察が盛んな場所のようです。
 
・途中から、湿地帯の中を渡された木製の橋の上を歩きます。
 
・『木道見晴台』 木が邪魔で、見晴らしの方は今ひとつ。
 
・木の橋を伝って、更に奥へ。昔の記憶では、もっと木がうっそうと茂っていて、小さな池で、赤い浮見堂なんかがあったような気がするのですが、どこか別な場所と勘違いしているようです。
 
・湿地帯を抜けて、また森の中へ。
 
・周囲からしきりに『ココココッ……』と音がしていたので、辺りを見回してみると、キツツキ(アカゲラ?)発見。
 
・対象が小さいせいか、もう一つピントが合いません。機材の限界?
 
・向こう岸に見える取水塔。
 
・池をほぼ一周。ここまでの所要時間はのんびり道草をくいながら歩いて1時間弱、お手軽な散歩コースです。

・階段を降りて駐車場へ無事帰還。

[Canon EOS 50D + EF-S18-200 IS]
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【食】手打ちそば ちく林 [和食@伊達]

2009年04月08日 22時07分12秒 | 外食記録2009
手打ちそば ちく林(てうちそば ちくりん)[和食@伊達][むしゃなび][食べログ]
2009.3.9(月)11:00入店(初)
注文 もりそば(十割そば)+ タコと長ネギのかき揚げ 1100円

  
・こちらのお店は、伊達I.C.から延びる道と国道37号線の交差点を海側へ100mほど入った場所に建つ一軒屋です。
  
・広々として明るい雰囲気の店内はカウンター4席、イス席5卓、座敷4卓に加え、奥にイス席の個室もあるようです。

・せっかくなのでそばは200円増しの十割で注文。
  
・そばは細めながらしっかりとコシがあり、写真ではわかりづらいですがほんのり緑がかった色をしています。そばツユは濃い目で『そばらしいそば』といった雰囲気。素直に美味しい。
  
・タコと長ネギのかき揚げ。サクサクの軽い食感。
・家族で「そばでも食べに行こうか」という時に、(親)「じゃあ『ちく林』にしようか!」 (子)「ヽ(*´∀`*)ノ ワーイ!」という画が浮かぶような、お気楽な雰囲気が良いです。お気楽でありながら、そばは地味に美味しく、実はかなりの高レベルという印象。これまで伊達のそば屋は何軒か訪れましたが、今のところここがNo.1。

  
 
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【本】マノン・レスコー

2009年04月08日 08時13分13秒 | 読書記録2009
マノン・レスコー, アベ・プレヴォ (訳)川盛好蔵, 岩波文庫 赤519-1, 1929年
(Prevost HISTOIRE DE MANON LESCAUT ET DU CHEVALIER DES GRIEUX 1831)

・恋愛小説の古典。蠱惑的な女、マノン・レスコーと、それに振り回され続けるシュヴァリエ・デ・グリューとの物語。シュヴァリエの恋への盲目っぷりと無茶ぶりは、もうここまでくると天晴れです。
・『椿姫』の序盤で、マルグリット(椿姫)の遺品として登場したのが印象に残り、手にとった本。椿姫が読んだのと同じ本を、現世で自分も読むというのが不思議な感じ。
・もってまわった言い回しが多く、読むのに少々手間取る。
・「それはホラーチウスの次の掟にも明らかである。曰く、
 即ち今直ちに言うべきものを直ちに叙べ、
 しかも大部分はこれを差し控え、かつ差し当たり省略するにあり。
」p.5
・「六人ずつ並んで、胴のところを鎖で繋がれた件の一ダースの売笑婦たちのなかで、一人、姿も顔だちもこの場には甚だ不似合いな、ほかの様子をさせたなら上流の身分の者と見えたかもしれぬ女がいた。彼女の悲歎も、下着や衣服の汚さも、彼女を少しも醜くはしていなかった。そのために、彼女を眺めて敬意と憐憫の情を誘われた程であった。」p.13
・「――それは私がそのために世の中で一番不仕合せな人間になった程、それほど激しい情熱で彼女を愛しているということです。」p.15
・「未だかつて異性のことを考えたこともなければ、注意して女を眺めたこともない私が、私は言うが、その賢さと慎しみ深さをあらゆる人々に嘆賞されていた私が、一挙にしてのぼせ上がってしまうまで情熱を煽られた程、それほど彼女がうるわしく私におもわれたのである。」p.21
・「彼女は、もしも私が彼女を自由にしてやれる少しの希望でも見つけ出せるなら、いのちよりももっと大切なものを私に払わねばならぬように思う、と私に告白した。」p.22
・「まあ、なんという驚くべき出現であろうか。私はそこにマノンを見たのである。それは彼女であった。しかも今までに見たよりもいっそう愛らしくまたたけていた。彼女は十八歳の齢を重ねていた。その艶やかさは言語を絶していた。世にもたおやかに、世にも麗しく、世にも蠱惑的な、それは恋そのものの姿であった。彼女の姿態は隅々まで私には一つの蠱惑だった。」p.48
・「かくも熱烈な、かくも愛情に溢れた懺悔に感動しないような野蛮人がどこにあるだろう。私は、この瞬間には、マノンのためにならキリスト教界のどんな司教の位をも犠牲にしなければならぬと思った。」p.53
・「私たちの唯今のようなありさまでは、貞節などは馬鹿げた徳だとは思いませんか。パンに不自由しながら人は恋を語れるでしょうか。飢えのために私は抑えきれぬ軽侮の心を起こすかもしれません。」p.74
・「なんの因果から、と私はつぶやいた。――自分はこれ程までの罪を犯すのだろう。恋は浄らかな情熱であるのに、どうして私には、不幸と放埓の泉となってしまったのか。」p.78
・「――僕の結論はこれだけのことだ。つまり、人に恋を厭わせようとするときに恋のよろこびを貶したり、美徳を行えばいっそう大きな幸福が来ると約束したりするほど、下手な方法はないということだ。我々の性質から考えてみれば、人間の最大の幸福は確かに快楽のうちに在る。」p.100
・「彼女は手に持つ鏡を男に差し出して、  「ごらんなさい、あなた、と彼女は言った。――ようくお顔をごらんになって、それからご返事をなさいませ。あなたは私に愛をお求めになります。私の愛する人は、生涯愛することを誓った人は、ここにおりますが……。どうぞご自身でお較べ下さい。もしこの人と私の心を争える自信がおありでございましたら、いったいそれはどんな根拠からであるかおっしゃって下さいませ。ところであなたの最も卑しい召使いの私の目には、イタリー中の公爵がたも私のつかんでいる髪の毛の一筋の値打すらないことを、私はきっぱりと申し上げます。」」p.136
・「神が私をその最も冷酷な処罰をもって打擲するためには、私は自分の生涯を通じて、私の幸運が絶頂に達したと思われる時を常に選ぶのを知った。」p.138
・「ただ、いとしい女よ、僕の気にかかるのはお前のことだ。こんなに可愛いひとになんという運命だろう。神よ! あなたは自分の最大の傑作を、どうして、かほどまで冷酷に扱うのですか。僕たちはお互いに我々の不幸に似合いの資格で、なぜ生れては来なかったろう。僕たちは機智と、趣味と、情操とをもらって来た。ああ! 僕たちはそれをなんと悲惨に使用するのだ。一方では、私たちのような目に遭ってこそふさわしい、あれほどの卑しい人間どもが、運命のあらゆる歓待を楽しんでいるのに!」p.177
・「「恋よ、恋よ、お前は永久に智慧とは融和しないのだろうか。」私の立ち去る姿を眺めて、この謹厳な法官は叫んだ。」p.181
・「私は、意識を失った瞬間は、このまま永久に生命から解放されたのだと信じたほど、それほど苦しい心臓の鼓動を感じて卒倒した。再び我に帰った時にもなお死に直面したようなこの心持は私に残っていた。私は室内のあらゆる部分を、また自分自身を、まだ私が生きている人間の不幸な資格から解放されていないかどうかをたしかめるために、眺め廻した。苦痛からまぬがれようと求める本能的衝動に駆られながらも、この絶望の、茫然自失の瞬間においては、何物も、死ほど私には懐かしいものはなかった、ということはまさにたしかだ。私の苦しめられた残酷な痙攣よりもいっそう耐え難い何物をも、この世に生れて以来、宗教でさえ私に考えさせたことはなかった。しかしながら、恋に特有の奇蹟によって、私は意識と理性とを返してもらったことを神に感謝するだけの十分な力をまもなく取りもどした。そのとき私が死んでしまったら、その死は自分だけにしか役にたたなかったであろう。マノンを自由にし、マノンを救い、マノンの仇を報じるためには私の生命が必要だった。私はそのために私を容赦なく使役することを誓った。」p.186
・「世界中の奴らが僕を迫害したり裏切ったりするのだ、と私は近衛兵に言った。――僕はもう誰一人信用しないよ。僕は、運命にも、もはや何一つ頼まないんだ。僕はこの上もなく不運だ。もう諦めるほかはない。だから、僕はどんな望みも棄ててしまうよ。神様が君の親切を誉めて下さるといい。さようなら。僕は自分から進んで、僕の没落を仕上げるために僕の悪い運命に手をかしてやるのだ。」p.198
●巻末の訳者による『作者について』より
・「さて、『マノン・レスコー』が古今東西を通じて恋愛小説の王座に位していることはいまさら説明するまでもあるまい。いわゆる娼婦型の女性が文学に描かれたのは、この小説が始めてであるといわれている。女性の魔力に最も敏感であり、女性の肉体と心理の地図に最も詳しかったモーパッサンは、かつてマノンについて、「いかなる女もかつてマノンにおけるほど詳明に、完全に描かれたことはなかった。いかなる女もマノン以上に女であることはなかった。かくも甘美であると同時にかくも不実な、恐るべき女性的なものの精髄をマノン以上に備えているものはかつて存在しなかった」と書いたことがある。もしこの物語を読んで、シュヴァリエ・デ・グリューのあまりのだらしなさに眉をひそめる人があるとしたら、その人は真実の恋愛とは、また女に迷うとは、いかなることであるかを知らない人である。(中略)人間が人間であることをやめない限り、男は常にマノンのような女のために生命をなげうつことを厭わないのである。」p.234
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【写】小金湯桂不動記念保護樹木(札幌)

2009年04月07日 22時03分27秒 | 撮影記録2009
●小金湯桂不動記念保護樹木(札幌)撮影日 2009.1.2(金) [Yahoo!地図]

・札幌市の南の郊外、定山渓の手前にある小さな温泉郷が小金湯温泉です。

・温泉宿が二軒あるうちの一軒『湯元 小金湯』の玄関前に、立派な木が立っています。
 
・ちょっと近寄ると、もう画面に収まらなくなってしまう大きさ。
 
・一本の大木ではなく、同じ根から何本も木が延びている形です。物凄い存在感と威圧感。こんな木は初めて見ました。
  
・木の下には、これを祀る鳥居が。こんな木だと祀りたくなるのも分かる気がします。
 
・裏側に回ると、お地蔵さんと案内版が。「この木は、樹齢700年と推定されるカツラです。」 700年とはまたすごい。
 
・首まで雪に埋もれるお地蔵さん。
 
・木の根元。たかが木とはいえ、これだけ年月を経ると化物地味てくるものですね。
 
・白黒で撮ってみた。
 
・今度は葉のついている時期にも訪れたいと思います。
・今回の記事に関して興味深いページを発見。
●北海道国有林の巨樹・巨木
http://www.hokkaido.kokuyurin.go.jp/kyoku/rest/story/giant/index.html

[Canon EOS 50D + EF-S18-200 IS]
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