文豪ストレイドッグス 第7話 理想という病を愛す △+
理想を抱いて溺死しろ
ちょっと意外にも「爆発オチ」がおおい当作品
「現実」の「理不尽さ」を解決するもっともてっとり早い手段ではあるけど
現実に対して「諦め」がちな当世からみるとノスタルジヰを感じないでもないな。
たしかに「理想」がこのセカイにはある、そしてその苦しみも
国木田くんはとても分かり易いその代表で、そして今回の始末の付け方に
もっとも相応しいキャラクターだったともいえよう
そして太宰がいいね、「理想」も「現実」もよくよく理解した上での
このやるせない決着を選ぶ灰色な聡明さが単なる「自殺マニア」っちゅう
「キャラクター」を越えた何かにせまると言っていいかもしれないね
なんなら「ブンガク」って言ってみる?
ハイスクール・フリート 第7話 嵐でピンチ! △+
艦長が職務を放り出して飛び出していくのもずいぶん窘められたからね
本当は副長も遠慮するべきなんだろうけど、自分が言わないとまた
飛び出していきそうだったからねえ。
「水」が少なくても多くてもたちまち人間はひどい目に会う
ってのがまあよく知っている「だいしぜんのおきて」ってやつやね
そこでは人間は団結せざるを得ないっていう厳しさがある
逆にいえばそういう中でも「人と人のつながり」に「意義」を
見いだしているってのがヒトのつよさなんだろうけど
まあともかく洋上では「自然と」こういうイベントが起きるわけで
なんならこういう路線でもそこそこの評価がとれたかもしれない当作品
でもまあ「謎の艦隊戦」っちゅう方向性を打ち出してしまったからね
とりあえずはそれをやりきるのが「職務」ってもんだろう。
三者三葉 第7話 十円足りない △(+)
「大食いネタ」ってのはいがいといじりにくいですよね
どんだけ食べたところで「まんがだから」で終わっちゃうから
どうせならゲロを吐くまでいかないと面白くないというw
こういう「フードファイター」みたいな人は大概「出禁」になるよね
食い散らかされて、しかも賞金も出さなければならないとか
店の側のリスクが大きいからね、あれはお祭りの出店のような
「ガチで稼ぐもの」ではないような性質がおおきい気がする。
「三者三葉」だとメインの3人娘にからんでくるサブキャラの動機は
「ライバル心」によるものだから、双葉にはこんなかんじになるか
ただオトコノコで動機もちょいと押しが弱いから「妹」とニコイチ
にしてようやくハナシになるってとこだわな
そのほかエンタメとして成立する為にいろいろフォローしてるのに
苦労しているようにも感じる。
ハンドレッド 第8話 湖畔の夜 △(+)
金髪ドリルとか露骨にデレてきたんで、そうしたらまた
露骨に主人公に噛みついてくるキャラクターがでてきたw
一応命を賭けて戦っているとこにこういうハナシ自体を滑稽にする
ような身の程知らずなキャラを入れてくるのは勇気がいるかもな。
ただ、この「お約束をやりきる」のが目的のように感じる当作品では
その前提を達成する為に丁度いい「重し」になる役目を担って
いるようにも感じられるので、そういう意味では仕事を果たしている
といっていいのかもしれん、エミ-ル(エミリア)もこうやって
間接的にでも出番を増やさないとヒロインの座が奪われかねないしなw
くまみこ 第8話 ON THE FLOOR △+
水まま
前半と後半のギャップのつけかたが、うまいね
「自然と戯れてる」前半戦でのまちの有能さと
「商業」が関わってくる後半戦でのまちのへちょさの対比。
わけてもまちの「てんぱり」方の描き方よなあ
脳がオーバーフローするまでの思考過程とその後の
幼児化するとこの描写がきわめて優れているかとおもうw
それはなんでも「ググれば」とりあえず解答が見つかる
現代人にとって(本当に必要なことは教えてくれないけど)
「右往左往すること」ってのをボク達に代わってまちは
カラダを張ってやってくれているのかもしれないね
そのさまのうるわしさ。