第26話 | 太宰、中也、十五歳 |
五等分の花嫁 第12話 結びの伝説2000日目 とまとめ △+
「五つ子」とか最初はどうなることやらと思っていたけど某「六つ子」のおはなしのように
結構すわりがよかったかとおもう、いわゆる「描き分け」ちゅうことを最初から
ある程度オミットしても却ってリーダブルになるのかもしれないねえ。
「五つ子」も最初からフータローに知見や好感度があるのもいたので
それをシェアしているのが「ラブコメ」として強みがあったかとおもうね
また逆に無かったら無かったで「出会い」の強みになり、まあ上手く事がはこんだかとおもう。
あとはまあ「女の娘」を「勉強ができない」ってやるのが流行ですわな
ラブコメに出てくるおんなのこは大概野郎よりは勉強をするんで
それがよすがにならなかったのだけど、「頼られる」ってのがまずはやりやすいかと
そう考えると今まで何でこういう設定がなかったのかと不思議なぐらいではあるね
とまあ当作品は「ラブコメ」としてもの凄いやりやすい設定でもって
その道をずんずんと歩んでいるようなリーダブルさがつよみだったかとおもう
それは「週刊少年マガジン」っちゅうラブコメ枠をあっため続けて蓄積されたノウハウが
結実しているということなのかもしれんねえ、あるいはボク達オトコノコが「これ見たーい」
ってのがこの五つ子に凝縮しているということなのかもしれない
と、ここまでは「滑りやすい坂」で、こっからはしんどいとこなのだとも想像がつくね
そこは「アニメーション」としても「おいしいとこ」で終わるのがまあうまくて、ずるい。
グリムノーツ 第12話 誰も知らない童話 とまとめ △(+)
君の知らない物語
「旅の空」ってのは「仮構のおはなし」では都合がよいよね、というのも
「旅人」が背負う「不安定な生活」も「孤独」も基本的には描かなくてよいから。
そうなると逆に当話のように「おとぎ世界」で定住しているキャラクターたちは
その土地と「関係」を有するものとしてのしがらみに捕らわれているわけで
しがらみだらけの当邦としてはしごく「あたりまえ」の「解決譚」ではあるわけだ
この「結末のわかっている童話」っちゅうことと「当邦の風流譚」がこう
変なところでなれ合って、「何でも、何者でもないおはなし」になっていたかとおもう
この前やってた「メルクストーリア」はイチからいちおう創っていたから
ココロにひっかかるところがあったのだけど、当作品ほどいろいろと「つるつる」な
感じだと困ってしまうよねえ。どうしても視聴者のハートをキャッチしたいなら
まあ、あれだけど「エロ」くしてしまえばいいのよねw
そうするか、そうしないか、っちゅう最初の「志(こころざし)」が当話には
そもそも不在であるとおもった、別にエロが足りなかったというわけではないw
魔法少女特戦あすか 第12話 もしもこの戦いが終わったら とまとめ △+
はあ、胸くそ悪かったw
「魔法少女」は「様式美」のかたまりなんで、逆に言えば「反転」
しやすいことは「まどマギ」でボク達が学んだことだけど
こっからもう一度「日常」に中途半端につけこんだのが当作品の「醍醐味」よね。
「現実」の生活は一歩歯車が狂えばたちまち「地獄」になるんで
この「せかい」は確かにボク達の「現実」を描いているかとおもう。
それも「ニュース」的なそれではなくて「漫画」とか「アニメ」とか
「仮構」のおはなしの中であるいはいっそうえげつなくやるちうことで
でもこの無限地獄にも二つ終わらせる方法があってな
ひとつは「死ぬ」ことでもうひとつは1クールやりきることだ
いずれにせよ「傍観者」のボク達はこの作品を視聴するのにギリギリ耐えうる
終わり方をむかえるわけだ。まああすかなり他の作中のキャラに
ひとかたではない愛着をおぼえた人には地獄がつづくのかもしれんけど。
かぐや様は告らせたい 第12話
花火の音は聞こえない 後編/かぐや様は避けたくない とまとめ △++
よう考えんでもわかるけど「花火大会」とか「五等分の花嫁」ですら
いちおうは消化したイベントですら当作品はなかなかできないというじれったさよねえ。
あり方としては「庶民⇔貴族」てきな障害なんだけど加えて「賢さ(羞恥)」が
もう一つの障害として加わっていて、そこの感情と理性のせめぎあいが
まあおかわいいことだったかと思いますわな。
最終話の早坂の言うとおり「逆転チャンス」かもしれないね
こんだけ「恋心」がぐじぐじにねじ曲げられれば「行き違い」も「倦怠」も
まずないっていう純粋な「恋心」の保管方法みたいなやり方。
とまあこの「仲のよいけんか」が「生徒会」っちゅう空間でなされていて
それは「当邦」においてはウケがよくかつ現実味のある「理想郷」ではあるね。