意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

アニメ感想2020年S1まとめ

2020-04-08 02:06:27 | アニメ感想2020年S1






印象に残ったところ





ソマリと森の神様 第4話 叶える花と願う約束





「喜ばせようとして、叱られる」とかずるいよねえ
しかしこの「価値の不均衡」こそが子供の
あるいは「世界の価値そのもの」かもしらんね
人の絶えた世界でこの子の価値はいかばかりか。








映像研には手を出すな! 第8話 大芝浜祭! 





なんだろね高校の学園祭の無茶ぶりは
映像研だけでなくこの学校妙にテンションが高いのね
しかし「創作業」に特有のテンションともいえるかもね
あああと「生徒会」が妙に権力がある作品は
面白いって法則があるかもな。







Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
第8話 魔獣母神 





ゴルゴンに対する必死の防衛戦
大火力に対する牛若とレオニダスの抵抗ぶりが
英雄譚そのもだったかと、動画的にも天地が交錯する
縦横無尽ぶりで、アドレナリンがいい感じででてたかと。







とある科学の超電磁砲T 第6話 開戦 





「三下」が熱をふいてそれを「説教」で叩きのめすという
当作品の極めて美しい形式美
ここでは「お嬢様」がたが「理想論」と知りつつ
「説教」するというのが見栄えがとてもよい
この「殴り倒しトーク」に対する信用は欧州勢の
「聖書」に対する信用のような、そんな印象。






声優部門





松岡貞丞さん
(ダーウィンズゲーム 「ワン」 
インフィニットデンドロビウム「Mrフランクリン」
異世界かるてっと「ベテルギウス・ロマネコンティ」)



いいチンピラぶりだったかとw
特にワンさんよかったねえ、雑魚に対するイキりぶりと
命乞いのときの情けなさのギャップがとてもうまみで
役者として幅の広さに敬意を抱くよ、でもウザいw






ファイルーズあいさん
(推しが武道館いってくれたら死ぬ「えりぴよさん」)





舞菜に対してテンションあげあげの時の演技が良質
でも日常生活時の「地」の状態のやりとりもいいね
舞菜ちゃんに何が出来るかっていつも悶々としているとこもいい
「アイドルの追っかけ」をしている人が「主人公」っちゅう
意欲的な作品だったよな、「脇」のうまみというか。







OP・ED部門















歩いて行こう! 
(恋する小惑星 OP)





何も特別なことは言ってないし、不思議なことも無い
だのに妙に心に入ってくる、という次第
作品どおり、嫌味がまったくないのに印象に残る名品。
EDの鈴木みのりさんの夜空も名曲す。












Prover
(Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-  Ed)





作中は大活劇なのに、終わりがこの鎮魂のような歌
ってあたり前か、毎回のように誰か退場してたしな
ただただ歌詞が届き、命を尽くした者への想いがよみがえる経験。















ココロソマリ
(ソマリと森の神様 ED)





なんだろうね、こんなに綺麗に感情が溢れていいのか
ここでは「ソマリ」としてのキャラクターのまま歌って
いるわけではなく水瀬さんが高らかに歌い上げている
それはソマリが生きぬいた先に表現できる想いなのかもしれない
その希望の先取り。








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きんたましまし (アニメ感想)

2020-04-03 22:33:07 | アニメ感想2020年S1



ドロヘドロ 
第12話 思い出スクールデイズ/ボーイミーツガール=バトル!
/ゆびきりげんまん とまとめ △++





このおはなし人がアッサリ死ぬのにあっさり生き返るね
ということは頑張って「生殖行為」にはげむ必要がないから
男女関係は現代先進国よりもさらに綺麗なモンではあるね
せいぜい口の中にほおりこむぐらいか。
いつも「暴力行為」っちゅう「重し」があるせいでなんかこう
ハナシがそれだけで視聴可能なんだよね、そういう意味でも
「エロ」と入れ替えているってことなのかもしれない
魔法も「魔法でどかーん」って火薬てきなやつではなくて
ハナシを転がすためのスパイスのような役目
そういう脳ミソが退屈を感じる隣のラインでいつも当作品は
展開していたような記憶があったかとおもう、あるいは
「エロを抜け」ってのはつまり「こういう感じのやつ」
ばっかになるということなのかもしれない。







ソマリと森の神様 第12話 心紬ぎ合う親子 と まとめ △++





キノさんは自前で旅と人生を続けられるってわかるから
「旅人の詩」として聞いていけたけど
当作品はあまりにも「時間制限」のきびしい旅ですよね
ソマリちゃんの未来を考えるとどうにも晴れ晴れとしないかんじ
なんとか「おとうさん」の寿命を延ばせればあるいはなあ。
と、いうかわりに世界は子供に見えているような
「うつくしいせかい」をぼんやりしたワタシにような視聴者にも
これでもかと見せつけてくれるというしかけ。
当作品「蒼天」の世界ではないのよね、緑だったり紫だったり
「自然」の色合いがつよい世界、それは「人間」の魔の手から
はなれた世界でもあって、あるいは「漫画(アニメ)」てきに
「自由」になれる契機を与えてくれているのかもしれないかと
それを与えてくれている「おとうさん」に感謝させつつだ。







虚構推理 第12話 秩序を守るもの とまとめ △+





アヤメの凍て解く音 





最初から「警察ではないんでそれっぽい解決でよい」とか
これはなかなかアタマが痛くなる挑戦ですわな
ミステリ勢っちゅう一番「整合性」にうるさい連中に対する挑戦状とでも
で、その向かい側に「オカルト」を配置していたわけで
京極堂シリーズのようなてんやわんやが待ち受けているわけだ。
まあでも「ハナシ」として「面白い」ことは「理屈」じゃないよね
「よどみ」に手をつっこんでみないと分からない「何か」のような
あるいは「ミステリ」を描く人らがなやむ「肉」の部分の
ありかたを巡って当作品は抗っていたような印象も受けるね。
アニメーションとしてこの作品を見るとやっぱり琴子ちゃんの
「語り」がどうしても多いね、あるいはこの子のホラ話を
えんえんと聞き続けていたような、そんな感じでもある
特に後半の「鋼人七瀬」編はどうしてもそうなっちゃうね
むしろ前半の「よろず怪異調伏譚」のほうがやりやすいかも
まあ言うなればメインディッシュぬきのおいしいスープを
ずっと味わっていたような、そういう作品だったとおもうのね
あるいは「片眼方脚の美少女に騙され続けるたのしみ」か。







魔術士オーフェンはぐれ旅
第13話 我が塔に来たれ後継者  とまとめ △(+)





20年ぐらいにやっていたアニメは途中から
オリジナル展開になっていた気がするからこっちが「正編」
とでもいうのかしらねえ、しかしこう「魔法」の「ロマン」が
あんまし感じられない作品ですわな。いっておくと
使っている魔法は凄いのね、爆発から回復、転移に記憶操作など
で、問題はそれらがただのハナシの回転軸のような「道具」に
すぎないとこまで「普遍化」していることでその退屈さを
「オーフェン」っちゅう人物とその周りの異常者の人達で
世界をつくって誤魔化していたような、そんな印象なのね
まああと「外伝」じゃないから「旅」らしい旅してないのも
悩ましいとこだったかとおもう、あるいは余分な「贅肉」を
つけるのを潔しとしない人の語りのしぶさとでもいおうか。







異世界かるてっと2 
第12話 開演!しょーたいむ  とまとめ △+





正直「劇」も「戦闘」も真面目に視聴している人は
いなかったかとおもうのね、っちゅうものここにいる人達の
「冒険」の「続き」をやればたぶんどれでもこの「学芸会」を
超える見物になったであろうことを誰もが思っているからで
なら何をこの「ごっちゃまぜ」の状態に期待しているかというと
ひとつはこの個性同士がもたらす「笑い」か
あるいは世界観の「統一」がもたらす超大な「秩序」か「混乱」
ってとこで、まあ「笑い」がとれれば充分ってとこですわな
って考えると「この世界」は「このすば」が概ね取り仕切って
いるような印象ではあるわな、あるいは「このすば」がそもそも
「学芸会」の目暗滅法な「たのしさ」を体現しているということ
なのかもしれないの。

































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お菓子ください (アニメ感想)

2020-03-31 21:33:34 | アニメ感想2020年S1




恋する小惑星 第12話 つながる宇宙 とレポート △++





学問のすゝめ




話中でちょこちょこ、というかそもそも「天文」「地学」で
わかれているわけで当話は最初から「人それぞれ」を許容
しているのがわかるのね、それはきらら枠では一歩踏み込んだ内容。
「小惑星探し」っちゅうあおとのモチベーションは
達成されたなかったわけだけどよく考えればそうだよな
というのも「実際」の小惑星に仮構のおはなしとはいえ
「発見しました」とかやっちゃうと、どんなんってなりそうだし
というか「結果」へのこだわりとか「学術」とかには
あまり相応しくないってのは当話を視聴してりゃよく分かることで
そう考えるとこのお話にはきわめて純粋な「学生」がいるって
ことなのかもしれないねえ、そして「学園もの」にまみれて
見失っていたその「学生」の魅力を当作品は「発見」したって
ことなのかもしれないね、それは小惑星を探すことに劣らない
価値のあることなんじゃないのだろうか。







理系が恋に落ちたので証明してみた。
第12話 君に恋ができる事を証明してみた。 とレポート △+





「バカップルの観察日記」を超えるにはどうするか
ってことなんだろうねえ、理系的には「不確定要素」を
きらうフシがあってそれが「現実的」な領分まで到達するのを
邪魔するのだけどこうやって「イベント」でかきまわして
ようやく理想的な数値がでたんでないかとおもう。
しかしまあこの「恋バナ」はきわめて基本的な「悩み」ですわな
相手からどう思われているのか、ウケのよい行動なのかどうか
日常生活ではまず悩まないことが切実なのが、わかります
と、同時に当作品はヒロインがずるいのね、仮構のハナシてき
イットガールな菖蒲ちゃんが自信がもてない、ってのがずるい
勿論ナンパとかされたり作中でも充分いいわけされていて
そのへんのバランス感覚がすぐれていたかとおもう
と、同時に当邦で「恋愛」が個々人の「人生」に一任されがちなとこに
一石投じたその自由な発想の時点でほぼ勝利していたというわけだ
あたかも小学生の頃に惚れていた相手に大人になって
再会したカップルのように。







痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
第12話 防御特化とつながり。 とまとめ △+





それでもメイプルなら何とかしてくれる





「チートもの」を「幸運」としてとらえるならこうね
往々にして「ステイタス」の高さでブイブイいわすのが
「異世界チートもの」の定型なんだけど、こちらは
最初から全面に豪運を押し出しているのだから、嫌みがない
というかこの「嫌み」をどこまで取り払えるかに極降りさいた
作品だったかとおもう、強くなる課程に苦行がなく
強くなった結果に他人がみな納得いくとか、なんだろう
おおよそ人の世ではない場所なんじゃないだろうか
と、考えるとああここは「オンラインゲームの世界」だったのだと気づく
当作品は「極降り」という単語で人目を惹きながら
「アルカディアもの」ということだったわけだ
ここではメイプル(本条楓)はただの「プレイヤー」ではなく
「イベント」の「中心」にすぎず
ゆえに皆が人間の領分を超えたものとして畏敬の対象として
彼女をあつかうわけね、いやそれどころか「畏れ」っちゅう
ネガティブさすらい抱かないのだからこの奇跡の渦中の人物は
本当に何者なのか、とおもう、これこそが「幸運」の本質
なのかもしれないけど。







マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
第13話 たったひとつの道しるべ  とまとめ △+





叛逆の物語





まずはまあ「マミさん」が中ボス的にこのアニメの
最後をつとめていることに感慨があるわな、というのも
彼女この「理不尽世界」の代表的「犠牲者」として
焦点になっていたからね、ベストキャストにちかいわな。
この「ウワサあつめと解決」ってのは「大きな物語」を
やらないってことなんだろうね、「小さな物語」の
代表的な形式ってやつであるいはもしかしたら人によっては
「まどかマギカ」に当初抱いていた世界観かもしれない。
いろはの「妹を探す」とかやちよさんの「生き残りたい」とか
一見きわめて安全そうな「個々人」の「願い」だものね
むしろ敵の側のマギウスの翼のように「救済」とかは
世界のバランスを崩しかねないわけで、そう考えると
このおはなしは僕らがやさいく許容可能なハナシにようやく
なったと言えるのかもしれないね、しかしそれは惰性でなったのでなく
誰かが叶えた大奇跡の上に成り立っている「日常」ということを
失念しないほうがいいだろう、まあ美滝原の魔法少女がこんだけ
出演してくれて、忘れる人もいないだろうけど。


















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面構えが違う (アニメ感想)

2020-03-29 23:14:26 | アニメ感想2020年S1





群れなせ!シートン学園
第12話 オレの知る学生動物 -ともだちの話- とまとめ △(+)





このおはなし、野郎の主人公が「けだもの」の
本能を見下しつつ助けつつ、自分のメスへの本能を
誤魔化してるちゅういかにもな野郎の習性が視られるのね
レオンくんとインパラちゃんのサブストーリーが
あったけどまあジンの方も「人間のヤリ方」にすぎないわけだ。
つうわけで主人公に魅力がないのだから周りの娘が
かばんちゃんの代わりに「フレンズ」になるわけなのね
「友」をつくるのはほとんど「人間」だけなのだから
「本能」にうちかってまことの「人間」になるわけね
そこでは本能の「対立」はきえ失せて都合のよろしい
「平穏」がもたらされるわけだ、時代劇の悪役退治のような。







ちはやふる3 第24話 かぜをいたみ とまとめ △++





太一の物語





「三角関係」を真正面からとり扱いながら
「早かったり」「新しかったり」「遅かったり」を
ここ10年近くやってきている当作品なわけだけど
アニメの3期としてはようやっと太一にメインライトが
あたったような、そんな感じだ、まずはそこまでの長さがな。
と、当然だけど当人のちはや以外はほぼ全員太一の好意に
気がついている、というきわめて少女漫画てきにありがちな
「鈍感さ」が裏にかくれているのね、しかも「百人一首」っちゅう
恋バナ厨みたいな人達の題材でかつ、感覚の鋭さが要求されるゲームで
この鈍感さってのが前代未聞の皮肉になっているというすごさよな
これなら確かに太一が「俺のこと岩かなんかだと思っているんじゃないか」と
ボヤきたくなるのも無理ではないわなあ、まあ他人なら「オブジェクト」
あつかいでもいいけど、10年来の幼なじみだと何にしろ「痛い」わな
ちはやの「ごめん」っていう返事はなんだろうね「No」だけではない
無茶苦茶大量の意味がふくまれているかとおもう
そして当人達のつらさとは別に3年生になり、受験なり、後輩なり
時間は止まらずに進み続けるという、そんな句もあったかもしらんね。







SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!! 
第12話 Mashumairesh!! とまとめ △+





「ダークパワー」が無い世界なんで
バンドのメンバーでイチャイチャして終わったね
それでも視られるのがこの形式のつよみではある。
あるいは「音楽的」な「技術」の向上を面白みの無い
「練習」と入れ替えているような、そういうことなんだろう。
ま、作中でもそういうあり方に全く批判的ではなく
いくつかそういう要素は視られるのね、ただそれも織り込んで
「ガールズバンドもの」の定型になっているってのはあるかもね
あと当話では「ほわん」っちゅう田舎あがりの天然娘が
新しい「音」を運んでくるっていうことで
新しい活力をもたらすカタチになっているわなあ
その完璧な仕上がり方が「キャラクター」もののつよみで
そしてそこまででもあるっていうのがこの作品の到達した場所だろう。







ネコぱら 第12話 夏だ!海だ!ネコぱらだいす!  
とまとめ △+ (猫好きなら〇)






「恩返し」っすよね、優しくするから、優しくされるの無限連鎖
ここではショコラとバニラが「捨て猫」だったことが
忘れられている(あるいはこうマリアが受胎したような画だけど)
最初から「よどみ」がないのだからずっときれいなまま
で、なんでそういうパライソみたいな世界かっちゅうと
「人間」を描いた世界でないからなんだとおもうのね
「亜人」だからこそ「性善説」でいけるのかとおもう。
あとまあ労働力として計算できるのに「子供」のようにも
扱えるし性的にも(こら)扱えるという万能ぶりで
「天使」のようなものだよなあとおもうのね
まあ猫飼ってる人からすればそんなん当然なんでしょうな。








地縛少年花子くん 第12話 人魚姫 とまとめ △+





最終話はまたねねっち周りのとこにハナシが戻る
恋愛カースト上位へのお熱はまだ冷めないけども
へんな友達ができて、ちょっと人間もやめているw
とまあこの「怪異譚」がねねちゃんの「スイーツ」でかつ
平凡な日常(ゆめ)を打ち砕き続ける
というのがこの世界のつくりですわな。
ここでは理想的なオトコの次善策として「やばいオトコ」に
ひっかかったオンナノコの刺激的な日常が描かれているわけで
それが「漫画」や「アニメ」として非常に均衡のとれた
バランスになっていることが発見されるわけだ
と、同時にそこなら例えば「冴えた外見」や「コミュ力」
みたいなのより「心のやさしさ」とかの方が優遇されるわけで
確かにここではねねちゃんは立派に「ヒロイン」をやっているといえよう。








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Close your eyes (アニメ感想)

2020-03-24 22:41:13 | アニメ感想2020年S1





理系が恋に落ちたので証明してみた。
第11話 理系が恋に落ちたので喧嘩してみた。  △+





「痴話げんか」っていえば雨宮さんの得意分野だw
言ってしまうと「もっとかまってほしい、甘えたい」なんだけどな
それを言っちゃァおしめえよww
そうな、「高校生」までは結構「ぼっち」でもやってけるね
野郎もそうだ、でも女性はつらいわなあ
自分に見つけた小娘みたいなスイーツな感情と
理系的なアプローチが当作品のヒロインたる菖蒲ちゃんを
魅力的にしているかとおもう、あと「プレゼント」に
まつわるとこやね、眼鏡っちゅう「モノ」ではなく
「論文」やそれにまつわる気持ちのウェートが大きいのが
「目に見えないモノ」を重視する人達のよさで
その理性が当作品の美点であるかとおもう。







痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
第11話 防御特化と強敵。 △+





トップギルドと連戦とか、かなり凄いことだわな
当作品のモブてきなプレイヤーはそれを視聴してたのしんでる
防御力に極降りのメイプルちゃんだけど火力も相当チートになってるね
ただ当作品は「対応」としてその火力を繰り出すのが
他の異世界チートものとはちょっと毛色が異なるところだ
その火力も「努力」による獲得ではなくメイプルちゃんが
ほとんど「幸運」によって手に入れたものなのだから
いったい何と戦っているのか、わからなくなるわなあ
しかしまあこの「上ぶれ」が「MMO」や「異世界モノ」の
たのしみのひとつであるのもまた事実だろうねえ
そして初めてキルされかけるだけでも盛り上がるという異常事態だ。







 
ダーウィンズゲーム 
第11話 血盟(サンセットレーベンズ)  とまとめ △++





当作品「脚を止めると死ぬ」法則にのっとって
最後まで走りどおしだったのがまずは基本的に高評価。
カナメの「能力」が「なんか知ってる武器をつくる」
っちゅう強いんだか弱いんだかむつかしいのも
「生存競争」を単純なパワーゲームに転換しないしかけ
そしてパワーゲームてきなBOSSのワンを始末するのが
1クールの最後っちゅうのがキリのよい幕切れだったかと
シュカがワンを始末するカタチになったけど、あれ事前に
レインから相当戦いかたのレクチャーを受けていたとみるね
1度ネタの割れた能力は対策されるのが困るっちゅう
「情報」が強いっていう「リアリティ」が
当作品では徹底されているということなんだろうね
この場合の「リアリティ」ってのは細かい銃器や火力の「知識」
ではなくて当作品をつくっているあり方が「納得」いくということだ
そしてその冷たい「納得」と生存競争にのぞむ「熱さ」の
温度差こそが当作品のタイトルどおりダーウィンのつくる
「るつぼ」のエントロピー加速手段ってことなんだろう
その残酷だけど「しっくりくる」加減。







Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
第21話 Grand Order とまとめ △++





「エピローグ」なんてもう大概贅沢な作品でしか
やらなくなりましたわな、それこそ「映像特典」てきな。
しかしまあこのシリーズはもう死んだはずの「物語」を
くそまじめに受け継ぐっちゅうとこもあるから
まあはずせないとこなのかもしれないねえ。
「国家の滅びる様」とかもう贅沢すぎるハナシよな
しかもただの「パニック」ではなく、しっかりそれを描き
「異邦人」を受け入れ、そして美しく滅んでいくという
その様がこの「なんちゃって英雄譚」をガチの「英雄譚」と
錯覚しかねない神々しい蜃気楼になっていたかとおもう。
そうね「死」を覚悟すればあるいは「英雄」と並びたてるかもしれない
あるいはギルさんの言うように死が「嫌なこと」でなく
なんらかの意義を見いだせるかもしれない、という「幻想」をいだく
それを動画てきに提出されたら、まいってしまうよねえ
しかしこの「無敵」になれるような高揚感はたしかに
「英雄譚」を真剣に読むものに与えられる恩恵なのかもな。







映像研には手を出すな! 
第12話 芝浜UFO大戦!  とまとめ △++





外注のクソダンスシーンを蹴っ飛ばして
「降伏」を占めに持ってくるのが「創作」として
タフな昇華のしかたで、これだけですごいねえ。
しかしまあ「作品」をつくることのなんちゅう面倒くささよな
当作品じたいの「世界観」はきわめてインチキくさい「学園」
なんだよね、こんなんねーよってレベルの
しかし「作品制作」じたいは異常に「リアル」なんだよね
たぶん視聴者が「つまんねー」って感じる一歩手前の拘りだ
しかし「漫画」ならギリギリ可能で、そして「アニメ」でも可能だった
ことを当作品は証明してみせたわけで、そして「実写」は多分失敗するw
最後に「できあがった作品」をごろんと転がすのが前代未聞よな
いや「SHIROBAKO」はだいぶん近いとこまでやっていたかもだが
しかしすごいよ、何がってこれ以上切実に「アニメ」を純粋に視ることが
理論上はむつかしいだろうから、というのも「内幕もの」も
やりすぎるとどんどん「リアル」から乖離していくからで
当作品のように「仮想の映像研」のばたばた、がギリギリのライン
だからだろうからだ、そういう意味では「ばくち」に勝ったような
印象をうけるともいえる、そういう意味でも手は出さないほうが
いいのかもしれないねえ、特に「実写化」はw


















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ウザ松岡 (アニメ感想)

2020-03-20 22:36:40 | アニメ感想2020年S1





異世界かるてっと2 第10話 決起!がくえんさい △(+)





明日、ハレの日




 こういう「インターバル」ってとこは
面白くしようがないのが困るねえw
本番の前に本番より面白いことはできないしね
ここではアクアが駄々こねてレムが宥めるという一幕
いずれも流行の青い娘の持ち味を発揮したかと
というかもう流行というには時間が経過したよなあ
あるいはそうであるがゆえの「コラボ」なのかも。







インフィニット・デンドログラム
第10話 盤上の攻防 △(+)





ここは俺に任せろ!





「複数人の乱闘」とか映像研でもやりたくない重労働だわな
「小説」だともっと扱いずらい対象で、そこでこういう
ヒロイック趣味の1On1が発生しがちということだ。
漫画家対音楽家とかなかなか興味深いバトルだったね
それぞれの動機がそれぞれの個性になっているというのが
因縁深くて、「ハマりやすい」要素になっているかとおもう
「プレイヤーの実生活」ってどうしても「重く」なるね
でもこの「ガチになれるMMO」では可能な展開ではある。








SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!
第11話 キミのラプソディー △+





 
すっかり馴れ合っておりますわいw
この「いちゃつき」だけで1話消化可能ってのを
発見して20年ぐらいになりますわな。
今回は「ダーク音楽パワー」てきな分かり易い敵キャラが
いないから、確かにましゅまいが何を「動機」にするかが
曖昧な感じではあったね、レイジンシグナルが
「好き」だけで何ができるって言われたことに対して解答を
出さなければならないわけだ、求められていることは
きっと「ご都合」な解答だろうね、それが見たいわけだし。







ネコぱら 第11話 カカオの恩返し △+





カカオ回っちゅうかショコラとバニラの「子離れ」回やな
1クールで親孝行の気分を味わえるってのは何ともせわしないね
しかしまあ成長が早くて人間のように仕事もしてかわいいとか
何とも人間の都合の良いおはなしですわな
と、そもそも「擬人化」は「ご都合」のかたまりですわな
ここでは「人間社会」のせちがらさも「生存」にまつわる
穢れもないわけでいつもどおりの「天国」のハナシですわな。

 
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電プチVS電プチ (アニメ感想)

2020-03-17 22:40:46 | アニメ感想2020年S1





Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
第20話 絶対魔獣戦線メソポタミア II 〇





例によって手持ちの全戦力を注ぎ込んでフィニッシュ
ティアマトのとどめと戦闘の終わりが乖離剣という
誂えられたアイテムがあるってのが神話的ななにかだ。
さて、こういう状況で「普通のマスター」たる立香に
「なにができる」かよな、ここでは「生者」という
立場でもって「固有世界」を止めるっちゅうとこで
ちょうど「現代の物語」がン千前年前の英雄譚に挑む
っていうカタチになっているというわけだ
で、その課程であまたの英雄が消え去るのよね
その「死」によって現代の「まがいもの」の英雄(主人公)が
同じ境地に至るという幻想を切実に抱けるわけだ
その「命がけの闘争」のなんと食いつく「見物」であることよ。







マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
第11話 約束は午後三時、記憶ミュージアムにて △+





おそろいのプレゼント





確かに「慣れ(あい)」が成立して破られるのが
「11話」あたりの使命かもしれんね
ここでは「敵」たる「マギウスの翼」とも「慣れ」
てきたことに注目がいく、そしてそれは当話に
「犠牲」がハッキリと発生していないことが理由におもえる
前作の「まどマギ」が「犠牲」によって抜き差しなく因果地平の彼方に
達したのにくらべて「街」の中で事が収まっているのが
当作品の特性かとおもう、そこでは「孤独な少女」や
「救済の宗教」も入り込む余地があろう、もちろん
「妹捜し」も。






ID:INVADED イド:インヴェイデッド
第12話 CHANNELED △+





「死ぬ」ことで仮想世界の永久犯になるとかヒドイやつ
まあ当話はこの「仮想世界」によって発生する
「極端な事態」を生きているってのがもちあじかと
とまあ「仮想世界」ではやりたい放題やっているけど
「現実世界」ではこまごまともたもたやっているのが
「現実」って感じですね、そのスピード感の差異と
「仮構」と「リアル」を巡っての過度な味付けが
ドラッグてきな味わいになっているかとおもう。






ソマリと森の神様 第11話 護る者と牙剥く者 △++





あやしいババアに気をつけろ





最初は拒否していた者が自分を護るもので
いっけん優しそうな者が自分を害するもので
その世界のあり方こそがまさしく「現実」のあり方で
その残酷な世界こそが美しいってか。
ま、まあ現実から目を背けると実に美しくて幻想的な
背景をこの作品は維持してきたかとおもうね
おとうさんと出会った森もそうだし、今居る雪の大地もそう
もちろんいずれにしろソマリにはおとうさんの庇護なしには
生きてはいけない場所なのだけどそういうスレスレの場所でも
「美しい」ことには代わりはないわけで
なんだろうね、こういう「美」と「生命」の乖離は
そしてその矛盾を生きているのがソマリ(染まり)ってことなんだろうか。


















 
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安心しろ、致命傷だ (アニメ感想)

2020-03-14 22:32:21 | アニメ感想2020年S1





虚構推理 第9話 鋼人七瀬攻略議会 △+





「想像力の怪物」の「想像力」をそぎ取る為の
「名無し」との掲示板を使った闘い、とかナウい。
孤独な闘いではあるけれどもそもそも「ミステリ」では
探偵は己が知力をもとに犯人以下他の「聴衆」の
「反論」と戦うわけで、そういう意味では純粋な
ミステリの形式が非常に上手く現代当邦文化にアジャスト
しているといえよう。くわえてこの形式琴子ちゃんが
喋るだけなんでアニメーションとして負担が軽いのがずるいねw
しかしそれは「手抜き」ではなく作品としてのスタイルなので
文句があるわけではない、しかも今回は「ジャブ」のような
ものなのらしいのでこの知的なタフさは一見の価値があるといえよう
しかしまあ「アイドル」っちゅう現代最強の想像の怪物と
闘うってのはこういうことなのかもしれんの。






魔術士オーフェンはぐれ旅
第10話 我が過去を消せ暗殺者 △(+)





「ニセものとの闘い」とか最近はあんまし見なくなったね
あるいは「まがいもの」と不断に闘っているのかもだけど。
「ロボット」のほうが「目的」の為に迷いがないから
確かに「強い」と言えるかもね。そしてそいつと不完全な
「人間」がどう闘うかってとこにハナシの焦点があたるわけだ
まあいつもどおり当作品「勝利の理由」があんましスッキリ
しないのだけど、なんだろねシスコン野郎の自分探しの旅
てきなとこが強いので「ヒロイック」てきなパワーゲームに
あんまし与していないのがその理由かしらん。







 
BanG Dream! 3rd Season
第7話 音に残しておきたくて △++





相変わらずロゼリアはできているねえ
「青春の失敗」も込み込みでやられちゃうと
ぐうの音もでないわな、それどころか他のバンドも
対戦相手のラスの連中も何が本当の「勝利」か
なーんとなく理解しているのがまぶしいね
高いパフォーマンスが他の人達に良い影響を与えて
それが連鎖していてムーヴになる―っていうまさしく「音楽」の
チカラそのものが綺麗にリップルエフェクトしているかとおもう
レイヤちゃんに焦点があたるのはよいね、高い歌ヂカラに
真面目な性格、っちゅう彼女が自分には何が足りないかってのに
気づくのがラスが次にステップに登るきっかけになるかとおもう
もう「ライバル」としては充分以上に視聴者にビートをきざんでるけどさ。







ダーウィンズゲーム 第10話 旧王(オールドワン) △+






ワンの言うとおり「子豚ちゃんの解体ショー」
以上でも以下でもないね、人質救出は異常に難しくて
そして失敗しただけにすぎないわけだ。
 しかしこのおはなしこういう「つまらない感情」が
残っているのがよいね、パワーゲームのなかで簡単に
ワンのような「異常者」にならないのが足腰が
しっかりしているハナシにしあげているかともう
あるいは「藻掻くもの」としてのくっきりした姿というか。















 
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メイプルじゃしょうがない (アニメ感想)

2020-03-10 22:30:15 | アニメ感想2020年S1





インフィニット・デンドログラム
第8話 超級激突 △(+)





脱げば脱ぐほど強くなる




つわもの同士のリソースの剥ぎあいってとこで 
フィガロさんも最後の切り札は「心臓」にあったわけで
当作品が「カウンター型」推しなのがうかがえるかと。
当然だけど「ギャラリー回」なんで「説明」が
いっぱいくっついてくるんだよね、面白いっちゃ面白い
のだけどある程度「経験者」じゃないと旨みがすくないかと
かといって「素人」に面白い「説明」はそれ自体が
「芸」を有するおもしろみで、いつもはむつかしいわな
当作品はそこまで「芸」のある作品ではない気がするけど
まあむつかしく考えなくてよいともいえる。







ネコぱら 第9話 ホントノココロ △++





いつもは潤ってハァハァしてるだけのシナモンが
今回は真面目なとこもあって株が上がったかと
メイプル(本条楓にあらず)の「ツンデレ」てき
「夢」と「現実」を巡る葛藤が「猫」てき気まぐれさと
親和があってハナシがすっきりと見られた一話だったかとおもう。
しかしまあこの「猫人間」が「社会」にまったく違和感なく
受け入れられているのがソマリとは違う魅力ですわな
どっちがどっちというわけでなく、いずれにせよ
「寛容」と「理解」がキモなんだけど、当作品のキャラクターも
存分にそれを持ち合わせているのが魅力かと。







恋する小惑星 第9話 本当の気持ち △++





みなさんの「むき」な気持ちが見られて、非常に清々しい気分。
子供の「我が儘」ってだけじゃなくて人間として譲れない美質を
主張しているところが汚れちまったおじさんにはまぶしいのよ。
みら×あおがこのおはなしを繋いでいるんだよね
まあ主人公だから当たり前っちゃそうなのだけど
「ノーイベントグッドライフ」てきなおはなしだとその
「繋がり」もぼやけてしまいがちだから、当作品はくっきりと
そのつながりが見えるのがすばらしいかとおもう
と、ここで当作品が「星座」を扱うおはなしだということを想い出す
見えないものを想像力や努力で目に見えるものにする、という
学術的な喜びと人間の善性に対する喜びが一致している、ということだ。







理系が恋に落ちたので証明してみた。
第9話 理系が恋に落ちたので沖縄合宿行ってみた。 △+





そいつに手を出すんじゃねえ!





密着面積が最大になるには「合体」するしか
ないんじゃないですかねえw
とまあ「やりすぎ」ると「ムード」がブチ壊しになるのが
「恋愛」のむずかしいところだね
ハッキリと「交尾です!」と言い切れるならはそれはそれで清々しいけどさw
「水着」ってのは「裸」よりある種魅力的なんだよね
普段は被服なんぞ気にもとめない野郎ですらボッキするんだから
「ナンパされてるヒロインを助ける」とか美少女ゲーム
そのものみたいな展開だな、しかしこの大ベタも「理系」てきに
ギリギリ許容できるかもねえ、もし「現実」に起きたなら
確かに好感度爆上げでしょうしねえ。







Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
第19話 絶対魔獣戦線メソポタミア I △++






今まで敵味方だったキャラが惜しげも無く最終奥義を
蕩尽していくさまが「らしい」と思うね
ギルさんの「王」としての振る舞いが完璧で
「王」を無くして久しい当邦としては惹かれるとこがあるね
何がそう思わせるかっちゅうと「滅び」の「美学」なんよね
こさかしい現世の生活とは真逆の「課程」に「全力」を
尽くすことの刹那的な喜びが金ぴかさんによって体現
されているってのはこのシリーズを10年来追っている
人達にはなかなかに愉快な体験であったかとおもう。
あるいは「人類史」てきに考えるとこういう「絶滅」の
危機が幾度も訪れたのだろうとは思うのね
別に神話的怪物を持ち出さなくても滅んだ人種や民族は数多あって
それは古代の人達の「生」に対する想いを現代人が擬似的にでも享受する
っていう体験がまあこのコンテンツを一歩違う
次元に押し上げているのかとおもう。






群れなせ!シートン学園
第10話 一人の穏和な野蛮人 -アンと瞳の話- △+





ニンゲン滅ぶべし





まあそうですねえ「絶滅」された側としては
「ニンゲン」も滅んでしまえばいいのにとなるね
ソマリでもやっとったけど個々人は優しかったり
「敵」と認識しないうちはニンゲンも悪くないのにね
「集団」の「利益」とか言い出すと途端に辛くなるのが
「ニンゲン」たる由縁かともおもう。
あと当作品異種族間でも「魅力」を持ちうるので 
そのあたりの「交尾」をめぐるごちゃごちゃとしたやりとりが
様人がいつも不機嫌な理由とくっついていて当作品を
ぱっぱらぱーな作品とはひと味違う味付けにしているかとおもう。



 

 















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特技 すぐ死ぬ (アニメ感想)

2020-03-03 22:29:11 | アニメ感想2020年S1




とある科学の超電磁砲T △++
第7話 





「見ることは聞くことより信じるに値する」という出だしで
いつもどおり美琴のフォローにフレンズがかけずり回るという内容
と、いいながらここでは「記憶操作」が「いつもと同じ内容」に
覿面な差異を与えているのがすごいねえ
「関係性」が一反剥奪されても即座に修復する絆の強さが美しい
繰り返すけどやっていることは「いつもどおり」なんだけど
この「いつもどおり」に対する作り手側の意識の高さが
現代の作品らしいっちゃらしいわな
加えて「車いす」の黒子を活躍させるのもセンスがよいね
「能力」の全くもって適切な使い方があきれるほどうまい
と、まあこの超電磁砲の3期は非常にデキのよいおはなしなんだけど
ひとつだけ文句があって、それはハナシが進まないことだw
まあ事情が事情だけに惜しいことよ。






マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
第9話 私しかいない世界 △+




A⇔I




「人工知能とぼっち少女」とからしいね
「年頃の少女の孤独」はいつもどおりで、食いつきの良さ。
「傷もの」同士のなめあいが当作品の持ち味で
その情のかようところと、「世界」へのヘイトがエンジンすわな
あと、ヘイトしてるのは「ふつうでまともなウチラ」やね
「魔法少女」の対極にいるただ「世界」に生きる少女達だ
そいつらは「他者」に対する忖度もないから
「けだもの」と一緒なのよね、そのきびしさが当作品では
くらーいモチベーションとして機能している。








 
ドロヘドロ 第8話 △+





今度はニカイドウを置いて単身魔法使いの国に
カイマンさんが行くっちゅうところ
前回はニカイドウも死にかけたからね、女は置いていったと
で、敵国でトンチンカンな行動をとるのがらしいかとおもう
と、まあこのおはなし「カップル」のあり方がオトコノコでも
納得がいくぐらい非常にすっきりしているんだよね
別に肉体関係でも共生関係でもなく「なんとなく」一緒に
やっていることを大事にしているのがオトコノコにはよいのだ。







ソマリと森の神様 第8話 祈り語る出会いと絆 △++





異種族レビュア




「泣いたあかおに」知ってれば当話もすぐ理解可能だろう
と、こう書くと人間って本当にクソだなになるんだけど
このおはなしでは「異種族」の連中のほうが「人間」が本来
持ち合わせるべき様々な美徳を有しているのだよねえ
あるいは「それゆえに」ヒト族が衰退したおはなしを
つまり「ソマリ」っちゅう孤児を中心としたハナシを
描けるって逆転なのかもしれないね
ソマリは子供で弱いし、異種族の連中もお父さんも
弱さをかかえている、そういう儚い「生命」をもったものたちの
おはなしのなんという尊いことか、とおもう。




 




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