意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

財布の中にポイントカードが37枚 (アニメ感想)

2020-08-20 21:21:56 | アニメ感想2020年S3





ヒーリングっど♥プリキュア 
第20話  今、つながる願い…!わたしたちキュアアース △+






この15年で当作品いろいろな人間以外の「仲間」を
つくってきたよねえ、アニメーションらしく他者に「寛容」さを
有していてちょっと「異人」をいれる努力は教育的ですわな。
単一の対象だけ守護(まも)ればいいキャラが
その護る対象が別のものを護りたいときだんだんと
仕事が増えていくってのが、ハナシの広がりと
キャラクターの幅が増えていくというなんというか
ニッポンジン的「仕事≒人生」てきなとらえかたですな
さて、新メンバーの頓珍漢な行動をたのしめるのも
この枠のたのしみですわな、そして他作品ではもうあまり見ないとこだ。







モンスター娘のお医者さん 
第6話 飛べないハーピー △+





「脱皮」とか「羽化」とかはっきりと「成長」
するのが動物には分かるのがつよみですわな
「人間」はこうはっきりとした区分がないからね
これは一概に悪いことではなくて、成長の前後の
「弱点」を他種族につけこまれにくいというとこもある
ま、逆に言えばこの「亜人もの」において「弱点」を
人間の医者がどうこうするって点がオンナノコを合理的に
「攻略」していることと同義であるということなんだろう
もちろん彼女たちの「長所」も充分に作品として展開しながらだ。







Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season
第32話 ユージン △+





 
どうも「聖域」に「引きこもり」たいのと
そうでないので対立してますわなあ、まあスバルには
「過去」とのたたかいてきなな
で、この状態はエミリアたんが「試練」を突破
しないことには詰んでしまっているのよね
聖域の人らはエミリアが過去を克服できない方に
賭けているようなフシがあるからね、どんな凄惨な
過去だったかは映画でやってたのを見れば少しは
わかるのかもしれないけどなかなかこう
「知ったつもり」になれないのが「ループもの」として
あるいは当作品の魅力になっているかとおもう。







ノー・ガンズ・ライフ 第19話 瘢痕 △+





「戦争帰り」なんで当然「殺人者の業」を背負っているのね
ただ当作品は「拡張者」っちゅう「機械」とごっちゃになった
あいまいな「人間」の概念が基本になっているのでいっけん
「直」でないように見えるのね、でも戦争中は兵士は自分の精神を
「機械」のようにするので、事態は何ら変わっていないわな
「何でも屋」てきな「贖罪」なんじゃないかと鉄朗(意味深な名前だ)
はいうけどまあそうでもあり、そうでなくもあり、といったとこ
そして「戦友殺し」の十三さんはこの世で最も重い罪を
背負っているということだね、それに耐えてこの世で
「普通の男」としてふるまっていられる精神こそ最も
見るべきものとしてこの機械の世界に存在している。





 











 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半沢直樹しか視聴率を公表しなくなった (アニメ感想)

2020-08-15 22:19:46 | アニメ感想2020年S3





放課後ていぼう日誌 第6話 アジゴ △+





先達はあらまほしきものなり




よう考えると「魚をさばく」っちゅう行為を
アニメーションでこんだけ丁寧に描いてみせた作品など
他にあっただろうかねえ、みな魚をとったど食ったど
で終始しているからねえ、こういう細かいところに
アニメーションの進歩、あるいは「日常」のうまみが
隠れているのかもしれないね。
ひとり釣りをやってみた陽渚ちゃんが途端に
釣れなくなるのが上手い展開ですわな
普段どれだけ助けられているか、ということを認識
できるだけでも若人はもうけで、そして何にでも
「奥深さ」があるのだとわかるのが教育的かと。







デカダンス 第6話 radiator △+





気がつけばそこは地の底っ・・・




「地下の強制労働施設」ってなんであんなに
「ぐるぐる回す棒」があるんでしょうねえw
まあこのおはなし「ドリフターズ」以来の「うんこ」推しすわな
「臭い」はさすがに伝わらないけど、インパクトは最高の素材
この「仮想世界」ものでありながら視聴者に「肉薄」してくる
当作品は「血肉」のタダ同然の投げ売りと「クソ」にまみれている
ことによって「生者」のなまなましさにふれているかとおもう。






宇崎ちゃんは遊びたい! 
第6話 夏だ!海だ!きもだめしたい!  △+





レッツプレイレバーテスト





「海水浴」も「肝試し」も定番中の定番イベントで
そこをまあどうするかってのが腕のみせどころという
(先週のラピスリライツぐらい別世界ならいけるかもだが)
ここではサクが水着彼女をほって泳いだり、肝試しを拒否したり
っちゅうハナシを「こわす」ところが当話の基本構造なのね
花ちゃんがあんだけからむのもそこを補うって関係になっているからか。
当話は「ラッキースケベ」を「天然」の領域にまでもっていくのに
賭けているかんじですわな、あざといちゃあざといけど
そもそも「あざとい彼女」がヒロインなんでふつうにセクハラ
しても面白くもなんともないっていうのがあるわな
ふっと胸があたったり、間接キスしたりぐらいの間合いでよかったりする。







ド級編隊エグゼロス 第7話 XEROゲーム △(+)






こっちはもうまぐわってないだけだなあw
 いつも思うのだけど「仮構のおはなし」で「夢」って
むつかしいわな、「何でもあり」のセカイで意義のある
ハナシってーと「ハーレム」みたいな「ありふれた欲望」
でなくて結構ナンセンスなエログロのようなのになりそうだ。
ところが当話は極めて教育的な作品なんで
なんかこう一周して「欲情しないポルノ」みたいな作風になってる
「おさわり」するだけでオンナノコが感じてくれるっちゅうのも
オトコノコの夢みたいなもんですわな、実際オンナノコは
「行為」にではなく「ふんいき」に濡れているようなかんじなんだが。














 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カアチャンヤスメ (アニメ感想)

2020-08-08 21:37:59 | アニメ感想2020年S3





モンスター娘のお医者さん 
第4話 不治の病のラミア △+





ほんらい「医療もの」は「荒事」を忌避したいのよね
ブラック・ジャックぐらいじゃないかねえ、あんなトラブルまみれなの。
ところが当作品は「異世界・亜人ファンタジーもの」 
ってなりたちなんで、設定もあいまって自然荒事に巻き込まれるという
まあこの場合は「野戦病院もの」としてそれはそれで
今回のように視聴に価する展開になるわけだ
(ハーピーの産卵はもはや伝統芸になっているね)
サーフェさんがよいヒロインやね、闇が深い設定が
「サーペント」として自然に受け入れられるのがつよみだ
買い物の件や「不治の病」をめぐるのろけ話も
こういう「裏」があるとより見物としてツヤがたつというもの。







Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season
第30話 踏み出した一歩 △+





一歩踏み出す、一度死ぬ




「ひこもりになるまでと止めるまで」を一筆書きしてみせた
前話とそれをからかうエキドナさんの今話よな
結局外部の人にはそのことを真に理解するのはむつかしいわな
そしてそれはバルスがこの世界に来てからはおおむね封印
されていた 「かっこわるいはなし」ですわな
この「見苦しさ」がバルスの、ひいては主人公の特権すよ。
逆にエミリアたんがおそらくはつらい過去を「克服」
できないのがまあいろいろと含みますわな
「現代人」のぬるい「悩み」と生存をかけた異世界人の「懊悩」
の差異でもあり、あるいは気概の差のようでもあり、といったとこ
そしてまあお約束通りスバルの精神力が高まると
「物理的に」始末されるのが「つみきくずし」の醍醐味かと。







やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
第5話 しみじみと、平塚静はいつかの昔を懐かしむ。 △+






「よい先生が出てくる作品は名作」っちゅう言葉があって
おそらくはほぼ最後の出番であろう平塚先生とのやりとり
この人が八幡と雪之をひきあわせたところからこのおはなしは
スタートしているからね、そしてあとはほとんど放置プレイ
だったような気がするねw いやまあ「できる連中」に
貸す手なんてありはしないのだけど、この「適度な距離」が
ちょうど視聴者の距離と一致する(あるいは結婚適齢期なとこか)かと。
当然だけど「反対意見」でますわな、っちゅうのも父母先生にとっては
「卒業式」でようやくやっかい払いが出来るってとこに
余計なイベントを追加しようってんだから、当然ではある
そも「冠婚葬祭」てきな人生の節目の堅苦しい「儀式」は
社会の維持機構として存在するわけで、この新しい「祭り」の
提案は学生が「社会」に正しくモノ申している、というわけだ
しかも彼らはそれを「なれ合わず」やりとげようとしているわけ。







宇崎ちゃんは遊びたい! 
第5話 親友におせっかいしたい! △++





大学時代って不思議と一人か二人「いつもいっしょ」な
友人が出来やすいですよね、高校までの「閉鎖空間」でなくて
個人で関係を作ることを任せると自然とそうなりがちということかね。
亜実さんのほぼ完全な物見主義とは違って逸仁はリア充っぽく
積極的にサクと宇崎にちょっかいをかけるところがらしいね
あるいは自分のことはてきとうな暇人の所行ともいえる。
かつてチョコミントについてここまで熱く語られたことが
あるだろうかw(いやない)
例えば「ハッカ」なら「ハミガキといっしょじゃん」と言う人は
まずいないとおもうのね、つまりなんか「薬品」のような
カテゴリわけなんだとおもうのよね、しかしまあ「薬品」が
美味しくないとは限らんわけで、でも「刺激」が苦手な人も
忖度するのが大人の対応ってやつかもしれないわな
と、アツくさせておいて「間接キス」の間を遅らせるのがよい芸ではなかろか













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦うことが生きる 運命(さだめ)だというなら (アニメ感想)

2020-08-04 19:22:38 | アニメ感想2020年S3





デカダンス 第4話 Transmission △++





まんがとかだとほぼ必ず「命がけの入隊試験」ってやるわな
いろいろ思考できるね、ちゅうのも「入隊」そのものが
むつかしくないと盛り上がらないし、「正規ルート」の
適当さなんか視聴者は耐えられないだろうし
そして「入隊」の時点で主人公をデリートするような
暴挙はまずやらないっちゅうメタ的安心感があるからだ。
と、いうことを踏まえてこの出来レースのデカダンス世界に
おいて懸命に生きている「バグ(ナツメ)」が
「動画」てきに価値のあるものとして命を張って「入隊」する
ことに賛同しないのはむつかしいというのがありますわな
そしてそれが次の「壊滅イベント」につながっているという
意地悪ぶりで、きわめて「人工的」な世界がまるで現実のように
「残酷」でかつ美しいのに感心するばかりの当作品。








富豪刑事 Balance:UNLIMITED
第3話 金は戦力なり △+





「電車ジャック」とか時代を感じるねえ
ちゅうのも「飛行機」なら人質は機内の全員だけど
電車じゃ手に入る範囲しか人質にできないし
結局逃げ場が無いから詰んでるのよね、最初から
加えてこの「密」な状況はまあご時世てきに違和感あるねえ。
と、考えるならこれは「不利」ではなくて逆に
「ファンタジー」てき現代日本とはまるで違うセカイのハナシと
して処理するのが無難そうではあるね、なにせ
犯罪者を「排除」するのではなく「救済」するのだから
確かにそれは手間と費用がマル4つぐらい違ってしまうかとおもう
そしてそれは「現実」と「理想」の差を的確に表している
ということなんかもしれない。






ノー・ガンズ・ライフ 第16話 技師 △+





アビくんの言うとおり「本体」がどこにいるのだか
わけわからんセカイになってしまっているので
「面倒」ですわな、分かってんのは少女を人質に
している頓珍漢がいることぐらいだ。
十三さんも「本体」が内部に隠れているわけで
「拡張」と「収縮」がSFてきに正確に描かれているかとおもう
あるいは戦争をめぐる「理想」と「現実」のいつまでも埋まらない
ギャップをめぐっているといってもいいかもしれないね
エンジニアとして関わっているってのは一番遠くてそして一番近い
距離感ではあるわな、それを埋める技術と正確な描写が
当作品ではかんじられるのがすばらしいとこだ。







ド級編隊エグゼロス 第5話 エグゼロス・ライジング △(+)





ヒロインが「人質」になっているのに緊張感がねえこったw
というのもまああんまり攻めすぎるとクレームつける輩いるし
そもそも「敵」がやっていることが「性欲」を「奪取」する
っちゅう輩みたいなことをやっているという不思議があるのね
つまり作品を「面白くなくする」ってのが目的の敵さんなわけだ。
そういう中で敵の側の「はみだしもの」と交流を持つのは
なかなか面白い展開やね、こいつがまた「生殖は恥ずかしくない」
とかいうからうんもちゃんの「人間には恥じらいがあるの!」
ってのとギャップが生じるわけで、おそらくはそのギャップこそが
この世の生き物の「原動力」の本体なんじゃないかとおもうわけだ。








ソードアート・オンライン アリシゼーション 
War of Underworld -THE LAST SEASON-
第16話 コード871 △+





仮想空間組はSAO時代の生き残りの敵とかでてきて
しっちゃかめっちゃかな状況なのに対して
現実セカイは871さんが勝手な熱を吹いているという次第
これ、単品だとあんまし面白くない絵面ですわなw
絵面てきにはスパルタ300対ペルシア10万てきな
「英雄譚」の戦いで、一方は銃を持ったトンチキが
調子をこいているという情けなさの対比になっているわけで
SAOはこの某大国てき「数の暴力」をまったくもって
嫌っているような印象を受けるってのはあるね
といいつつ相当に肥大化した当作品も「量」に頼る部分が
おおきいという矛盾を抱えているのはあるわな
あるいは「大人」になったということなのかもねえ。

















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする