意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

2014年 春期アニメのまとめ

2014-04-10 19:16:03 | アニメの感想2014年 春




印象に残ったとこ













ガンダムビルドファイターズ 第15話 より
























「戦闘シーン」ということだけならここ数年で1番のデキ
「勝たなくてはいけない」戦争ではないからこそ
「引き分け」を描くことができたのかもしれないね
そして「引き分け」は「双方がベストを尽くす時」にしか
発生しないがゆえにこの話中も緩んだところがなく
奇跡的なデキだったかとおもう
鳴り止まぬ拍手は「2人の勝者に祝福を」ってとこか
トレーズ閣下も御満足でしょうなあ













のうりん より














































暗黒すぎるw 「農業」にまつわる「苦労」ってのを描くのは想定内だけど
「行き遅れた40代」ってのをガッチリ描く奴があるかッww
斎藤千和さんの演技力もあって視聴者をズンドコに叩き落としておったの














凪のあすから より























お口なおしにどうぞw
「青い髪の娘は負けると分かっていてもやらなきゃいけない時がある」ってやつだ
なんでこんないい娘が報われないのかって憤りを感じるほどにいとおしい
「恋ってのはそういうものだ」というものなんでしょうね
何度でも視聴したいけど、視るとつらくなるから困る















ディーふらぐ! 第6話 より

























高尾部長は高火力でんなw
おっぱいを揺らしたり揉んだりだけでなくて
「詰める」とか使うことによって何かこう生活感のあるものになってるね
いやらしいような、いやらしくないようなでもとてもグッドなものになってる








他には「妹ちょ」の1話目とか、「中二病でも」のモリサマ×凸とか
イチャイチャしてるのがよう印象に残っているなあ
「キルラキル」は逆に平均点が高いので抜粋する場所が困る














声優部門







男性部門







安元洋貴さん
(鬼灯の冷徹の鬼灯さん・東京レイヴンズの角行鬼・弱虫ペダルの金城真護部長など)










「おもしろい」とか「カッコイイ」ってんならいくらでもいるけど
「怖い」ってなるともうこの人を挙げる他ないかと
金城部長のたのもしさは異常













女性部門








斎藤千和さん
(戸次菜摘(ベッキー) ・烏山千歳(ディーふらぐ!)魚見(生徒会役員共*)など)









「ベッキー」はまさしく「怪演」といったとこで
「上手い」を通り越して「凄い(あるいはひどい)」と思わせる力があったなあ。
「キルラキル」は流子・皐月姉妹(小清水亜美さん・柚木涼香)をはじめ
皆さん力演だったかと。小松未可子さんはセイくんと美海の瑞々しさがすばらでした













OP・ED部門





















とまどい→レシピ
(未確認で進行形 OP)











出だし1秒で「あ、負けました」ってかんじですな
最初にフォトショットを入れるセンスの良さ
小刻みに(胸が)揺れる小紅を視てるとワクワクしてくるね。























地獄の沙汰も君次第
(鬼灯の冷徹 OP)








いいんか、地獄がこんなに楽しそうでw
「八大地獄」とかえげつない単語が並ぶけど
曲調とのんびりしたリズムがそう聞かせないとこが不思議だ
「地獄も描き方次第」っていうことなのかもね
「悪魔」をコケにしたり「地獄」を笑いの種にしたり
当邦の漫画文化は懐が広くなったものだねえ

























Set Them Free
(となりの関くん ED)









OPからEDまで遊び心満載でんなw
EDってのはOPほど「作品紹介」って縛りがないから
定型でサラッと流すのからこういうチャレンジをするのまで
作り手側のセンスが覗えるたのしみがあるなあ
ズヴィズダーのED「ビジュメニア」とかもそんなかんじ



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1話目を見逃したアニメって視る? (アニメ感想)

2014-04-07 02:06:54 | アニメの感想2014年 春








ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル
第12話  ジャッジメント Fact or Fiction のジャッジ(まとめ)











最終回が「裁判」っつーことでイヤな予感しかしないねえw
そこは「論理」も「実証」も吹き飛んでただただ
「しょーこ、しょーこ」とあげつらうだけの
オッサン達のヤジ合戦の場だった。遠山の金さんかww
わけても「客観的な~」ってとこがカチンときたのね
さんざん魔術とかなんとかでハナシをごり押しにしてきた作品で
今更何を言っているんだってかんじで
カマキリさんぐらいだったんじゃないのか、まともな弁護士って。
文句ばっかり並べてるけど別に魔術活劇が嫌いってワケでは勿論無い
むしろ大好物なのだけど、だったら余計な設定を並べずに活劇を
やればいいのだと思うのね、逆に話で魅せるのなら活劇は控えめでいいとおもう
「両方」ってなるとやっぱりなんか「特別」である気がする
「両利き」の人が少ないように、ハナシと映像がガッチリ組み合った
「何か」ってのはなかなかお目にかかれない気はするね
まあ「両方」やろうとして失敗すると一番痛い目に合うっていうことかもね。














ストライク・ザ・ブラッド 第24話  暁の帝国篇II とまとめ △+










「暁の帝国編」はこの作品をうまーく抽出した感じだよなあ
雪菜ちゃんの姿が2つであたかも「2周目」って感じで
世界が閉じてるのか開いているのかややこしい後味です。
でもまあ、基本このおはなしの構造はシンプルで
「ドーテーの古城をいかに欲情させるか」ってことなのね、ご存じのとおり
魔術ファンタジー的な設定はそれを盛り上げる為の舞台装置ってところ
ここで誤解しないでほしいのは「舞台装置」だからぞんざいにしていいってワケではなくて
むしろムードを盛り上げる為にその装置は凝りに凝っていなければならない
っていう逆説があるってことなのね。そのあたりは手慣れていて
かといって「読み物」として邪魔には成らない程度に造り込まれていたかとおもう。
ヒロイン陣もただ脱げばいいってワケじゃなくて、ムードっすよねそれが大事かと
だから身持ちが堅ければ堅いほどこのお話は「正妻」に近づいていくわけで
そしてその「正妻」ってのはオトコノコのある種「理想の女」に近いわけね
とりわけ「童貞」のオトコノコにとっては。
ストライク・ザ・ブラッドはそういう夢見がちでややこしいオトコノコにとって
(ついでに中二病ならなおよい)まさに理想の楽園みたいなそんなとこだったと思う
そして「子供を育てる苦労」ってのが無いのに「自分の娘」が出てくるハナシを
最後に持ってくるあたり、作り手側もその趣旨をよーく理解していたのではないかと。















世界征服~謀略のズヴィズダー~ 
第12話 ズヴィズダーの光をあまねく世界に とまとめ △(+)










ちょっと前にも「侵略者」が大人気になってたりしましたよね
「侵略者」が「人気」なのは「侵略」が「できる」からではなくて
むしろ侵略なんて海の家から一歩も進んでいなかったワケで
その狭い範囲だったからこそイカちゃんの一挙手一投足に集中していたのが良かったのね。
さて今度は「征服者」なのだけどタイトルのとおり「世界征服」なら多分「できなくても」
よかったのかもしれないねえ、それこそ「子供の夢想」だもの
ただ今回は範囲が「ウド川」(江戸川?)および「都」ってあたりなのが
まあ「微妙」な範囲だったかとおもうのね、勿論その範囲だってリアルに「侵略」するのが
どんぐらい大変かなんて想像もつかないけどさ、まあそんぐらいの範囲を狙って
「ウド川文明の遺産」とか掘り返したりしてたワケじゃない
そういう「(不思議パワーによる)物理的な支配力」とかを蓄えている暇が果たしてあったのかな、と
その上、敵味方の過去話とか掘り返したりして、いよいよ寸が無かったかと
力を蓄える前に「都」の方が先手を打ってきて、それが最後のあの惨めな状況に繋がったのかと
2クールあればねえ、もっと地に足の付いた「征服活動」によって「ウド川」ぐらいは
征服できたって納得できたと思うのだけどね、そして2クール黙ってついていくぐらいには
魅力的な世界観とキャラクター達だったと個人的には思うのだけどね
提供する側の方が諦めちゃった感じがして、なんか悲しい
まあ、20も30も1期中に作品があって、そんな悠長なことを言っていられないのが
アニメまわりの「現状」なのかもしれないけどそういう「現実」も
アニメーションの(あと幼女の)魔力によって覆す行為そのものが
「征服」ってことなんじゃないかなあ、とおもう
幼女老い易く征服成り難し














凪のあすから
第26話  海の色。大地の色。風の色。心の色。君の色。~Earth color of a calm~ とまとめ ○









海がきこえる








「好きは海と似ている」ってとーり「海」ってのは「情」を表現する
最も基本的なオブジェクトなわけなのね、あんましにも使われすぎて
もうだれもやらなくなった手法なのだけど、もうそろそろ現代の技術で
「リメーク」したらどうやろなって試みがあったのかもしれないね、当作品
ここ半年でそのあたりの「水および流体的なものの表現力の向上」ってのは
ひしひしと感じさせられたね、2クール目は水が氷や雪になってたり
「水中のとても細かいモノ」の神秘とか、存分にその技術を発揮していたとおもう
そして「水」でその心理を露わにさせられる少年少女達もまた水におとらず
瑞々しく、端正に描かれていたとおもうのね。漫画ほど抽象的でなく
「この」アニメーション為にあつらえられたようなデザインだった。
キャラクター達の扱いも偏りがなく、どの子も公平感がつよかったね
「人間関係」ってのを的確に表していたし、2クール目に入って
美海とさゆに焦点があたるようになっても違和感がなかった
そんな感じで全体に「澱む」ってとこが少なくてただただ確実に
そして美しく流れていく時間にココロが洗われたような気がする
私は普段このブログに何を書こうか意地悪くアニメを視聴したてたりするのだけど
当作品は「あーはじまったなあ」→「あーおわっちゃったなあ」って感じで
それが退屈だからではなくて充足していたからこそ、言葉がないというか
毎回感想を書くのに苦労していたのね(書くのを断念した回もあった)
「凪あす」は大人が少年少女に戻る為の苦労をことごとく取り払った
ようなそんな作品だった。















咲-Saki- 全国編 第13話  旧友 とまとめ △+








熱烈歓迎わんだーらんど







だいぶん長い間この幼女麻雀の世界に浸かってきたせいか
ほぼ全員超能力者的な状況になっても「リアリティ」とか考えなくなったな
この「咲」の世界観の枠内で思考し、愉しんでいるかんじ
まあもう5年ですもんねえ、こんだけ長い間1つの作品と付き合って
いるのもそうないわな、新キャラの中の人なんかほとんど新規やね
穏乃役の悠木碧さんが「紅」でデビューしたばかりのころで
憧役の東山奈央さんなんかよう知らんかったもんね、それぐらいの時間
作中だと逆にそれぞれの登場人物の過去話とかにウェートが増している印象
最初から出ているキャラとかにも「幼なじみ」とか出したりして
「世界観」を押し広げている印象だね、この13話目を見てますますそんなかんじが強い。
僕らが知っている「麻雀」とはおよそ縁遠い「麻雀」を打ち
「男」の台詞が10話にひとつかふたつかぐらいしか無く
「はいてない」女の娘達が全国大会で活躍し
「キャラクターの紹介・エピソード」でハナシがどんどん進むという
そういう異常事態を僕たちは平然と受け入れているわけなのね
当作品はもはや「麻雀」ではなくて「ファンタジー」のカテゴリに
入れるべきなのかも、しれない。




















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この記事はコピーライターによるものです (アニメ感想)

2014-04-03 01:51:51 | アニメの感想2014年 春







生徒会役員共* 第13話
正しい恋バナ/遠距離アタック/毛のラインナリ/桜の空 とまとめじゃ △++










「ギャグ漫画」って格闘漫画と違って「縦に掘る」ってあんましできないのね
別に強くなる必要も恋愛が成就する必要もないワケで、せいぜい新キャラを出して
新しい化学反応を期待するぐらいやね「横に広げる」というとこかしらね
役員共の2期はうおみんの出番増やして、コトミに中二病設定を追加してって感じ
まあ実に穏当でハズレの少ない選択だったかと。当作品は馬鹿なことばかり言ってるけど
やっていることはチラチラ頭の良さがうかがえるのよね。
アタマの良い人はしばしば余人がついていけない方向性にエスカレートしがちなものだけど
「下品」っていう重しをしていると地に足の付いている感じがあるね
そうやってこの作品は「4コマ漫画」の美質である「安定感」を獲得しながら
「刺激」を失わずにいるとても良く出来た作品になっているとおもう
当作品の流儀にのっとて言うなら「使い慣れた穴」みたいなものかと。
最終話のタカトシ君とスズのふたりきりになった生徒会が寂しい
別に「いなくなったフリ」とか強いてしているワケでもないのに
いや、だからこそかえって「いなくなったのが当たり前になった」感があり寂しいのよ
そしてその後に「太巻き」のネタだからねえw
そんな感じで大人になって今はもうしなくなった「下品な会話」を彼らに肩代わり
してもらっている、ということなのかもしれない
そしてそういうものだって立派な「青春」だって叫んでいいのだとおもう
ただ、●●●●●とかはやっぱり外で叫ぶのは止めておいた方がよかろうw















中二病でも恋がしたい!戀 第12話 黄昏の…上級契約(ハイヤーエンゲージ)
と感慨完結(まとめ) △++







君の姿は僕に似ている





ハナシを進める上でのモチベーションとして「わけあり過去話」ってのがあって
前期で六花の分のカタがついているから今回は勇太のことをちょこちょこ
併せて七宮を持ち出してきた、と。これは多分ハナシを引き延ばす為の後付け設定で
そういう意味でも七宮が「平行世界の六花」的なキャラと理解してもあながち間違い
ではないということやね、あるいは「魔法魔王少女」と名乗るあたり
「未来から来た六花と勇太の娘」という勝手な脳内設定もアリかもしれん
つまり彼女は「中二病でも恋がしたい!」が生み出した「仔」と言いたいのね。
「子供」を見る視点、というのは暖かで確かなまなざしだろうね
モリサマーと凸にもそれは適応できるね、「中の良い姉妹」なんてどうでしょ
そして「子供を愛でる視点」ということに関して京都アニメーションは
ほぼ最高のパフォーマンスを発揮するから、つまりはこの作品はやる前から
勝利が約束されていた、ともいえる。
それこそが上級契約(ハイヤーエンゲージ)だったんだよ! 


ΩΩ< な、なんだってー!


ま、キスすらしないで「仔作り」が可能なのだから他の女の娘を切り売りしてる
とこからしてみれば羨ましい限りなのかもしれないね
そういう「売春趣味」から逃れられているそのこと自体がある種の奇跡ともいえよう。














未確認で進行形 第12話 「わかってる? わかってる」 とまとめ △+








ユーコピー アイコピー







ぶっちゃけると「面白いネタ」とか「トーク」ってのは
あんましなかったよねえ、白夜とか小紅にそんなこと期待する方が
どうかしてるってものだよね、そこを幼女とハイテンション姉が埋める
ってそんな役割分担だったようなな。
「許嫁」がいるもんだからこっちも売春趣味からは大概隔絶されているけど
さて、「都会もん」としてはこのハナシをどう愉しもうかねえ
というかありのままにココロ安らかに視聴するほかないわな
少なくともそれが出来る程にはいろいろと「安産型」な
作画・内容・演出の作品だったかとおもう。
くたくたになって帰宅してなんとなくテレビをつけたら
巨人が母親を食っているような作品ばっかりだったら嫌だわな
ま、かといって当作品のような趣旨だと圧倒的な何かに辿り着くことは
おおよそなさそうではあるし「評価」そのもを否定しているのだから
こちらからは何ともかんとも、真白タンカワイイとしか言いようが無い
紅緒のようにな













となりの関くん 第13話 プール とまとめ △+









「10分」(正確にはもっと短い)じゃ正直「何も出来ない」よねえ
でも、だからこそ無限大の可能性があるのかもね、俳句のようにさ。
関くんが率直に「遊び」をやって横井さんがそれに「突っ込む」
役割分担が美しいね。いい相方、いや、いい夫妻だよ、あんたら。
これ、関くんだけだとだんだん遊びが神経質になって嫌味だったとおもうのね
途中で馬鹿馬鹿しくなるに違いない、横井さんが先周りして「もー関くんは」
って言ってくれているから救われているのよ
花澤さんはそういう「気づかない間に救っている女の娘」の大家だわな
そしてこういう自由な作品に僕たちも含めていろいろなものを
救ってもらっているのかもしれない、本人はただ遊んでいるだけなのにね。












のうりん 第12話  みんなののうりん とまとめ △+








GREEN GREEN







ある程度アニメを愉しんでいる人達ってのは「そういう文脈」に
慣れ親しむワケですよね、おかんとかに言ってもまるで理解してもらえない
別の言語みたいな文脈。いっぽうで生業にかかわることは嫌も応もなく
ある事態を理解していかなければならなくなるわけで
「農業」に関しては普段僕らがある程度その苦労の「イメージ」を持っているから
分かり易いっちゃ分かり易い、天災イベントに後継者不足ってな
耕作くんの言う「公平な目」ってのは「超かわいいよ」的な楽しい文脈と
実も苦労もある「実業」的な文脈を両方取り扱っていくって発想なのだろうね
マネー山上が出てきた回はそのあたりがちょうどグレーゾーンならぬ
グリーンゾーンで交わった興味深いとこだったかとおもう。
ま、でも基本的に「趣味」ってのは「無力」でそこを弁えてるからこそ
それが「救い」になるかもしれんと作品の側は提案してるわけなのね
そうやって僕たちの文脈が「無意味」になる一歩手前で救われたという感じではある
ただまあ「ヒロイン二人を『公平に』扱う」とかフザけたことを言うと
簡単にしばき倒されるように、やっぱりそれは「弱い」に違いない
そういう「弱さ」も含めての公平な視点が作品の安定感をもたらしていたかとおもう
ま、公平にする為に高校生の対でアラフォーの「ベッキー」を出したのはどうだったかw
一人で暗黒のフォース面を担当していた感じでえげつなかったかと
「公平な視点」が生み出したモンスターやったww














ガンダムビルドファイターズ 第25話  約束 とまとめ ○








この気持ち、まさしく愛だ!







そもそもこの「ガンプラバトル」のシステム自体が謎だらけで
どうしたら強い・弱いがようわからんわけなのだけど
ただ、それはいい加減ってワケじゃなくて対象年齢が低い人達に
物語を提示する時には「アリ」だと思うし、それによって
「物理学」とか「人類革新の楔」から解放されているとも言えるのね
「強いように見える方が強い!」とか自分がそんな子供だった時分なんて
もうよく覚えていないけど、それを取り戻したような素敵な気分。
そして「自由」になったことで「アニメーション」としても
現代の技術や文脈が遺憾なく発揮されていたような印象を受ける
それは「漫画」とか「小説」で表現が困難なほどの速さ・麗さだったかと。
まあ、このハナシが成立するのは正史ガンダムが「物理学」とか「人類革新の楔」に
よく耐えているからこそのことなのだけど、そのあたりの敬意も作中で充分に覗えて
なんかもう視ている側としては幸せすぎて蕩けるような時間だったよ
ガンダムは楽しい、アニメーションは楽しい、こんなにうれしいことはないよ。







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新番組紹介回→やった!1回視ずに済む (アニメ感想)

2014-03-31 21:00:14 | アニメの感想2014年 春









魔法戦争 第12話  世界からの消失 とまとめ









まあ「まとめ」っつってもそもそも「終了」すらしてないからね、できっこない。
最終話にしてはネガティブな単語のタイトルだからまあ実際の最終話は「ブルーレイで」
ってことなんだろうけど、果たしてここまで視聴して購入する人がどんぐらいいるんかね。
なんだろうねこの足下のおぼつかなさというか
「魔法」も「戦争」も「マケン」じゃなくて「魔剣」もただその「言葉」のみが存在して
それが「血肉」になっていないんじゃないか、とおもう
そもそも「魔法」って「設定」はそのままに「血肉」を持ちにくい設定なのだけど
その弱点を補う為の努力すら払われてないというか、それこそ「言葉に踊らされてる」という印象
そしてそのハナシをなんとか繋ぐ為にネガティブな設定で糊塗してるって感じやね
まあここまで正当に「弱いハナシ」ってのも久しぶりかもなあ
「間違っている」のでなく端的に「弱い」ってこと
作り手側もこれじゃ力を発揮しようがないわなあ、まあ「魔法」ってタイトルに
ヤラレチャッタのかもしれないですね、こんだけ敗北感いっぱいなのもいく久しく。















桜Trick 第12話 「プリンと美月の決意 / 桜Trick」 とまとめ △(+)










桜咲き、桜散り









まあ「百合」ですからねえ、何かが「閉じてる」感はあるよね
余人や社会が立ち入れない部分があるというか
イチャイチャしていればそれで事が足りるという
口づけの魔法が繰り返し行われるのはその世界観を維持する為の営み
だったのだとおもう、なかなか色っぽいやり方かと。
ただまあ完全に閉じちゃうとそれこそ排他的になるから
友達とか美月会長とか出して、ゆるやかに世界を広げてる
そのおだやかさはまさに「ほのぼの4コマもの」のそれだったかと。
新入生の入らない学校はやがて誰も居なくなって、友達とも別れがあって
そして最後に何が残るのか、それはとてもおだやかで、簡単な結論。














最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。
第12話  さよなら日和ちゃん とMTM(まとめ) △+









アンラッキースケベ








最終話で夕哉お兄ちゃんが深層心理を解放しとったけど
妹に「可愛いな」とかって言ったり幼なじみの胸をまさぐったりってぐらいで
そこまでやってようやく他のいやらしい作品ぐらいのレベルになるという
つまり、この作品ラノベ的諸事情がなければ「ひとつ屋根の下」的な
極めて穏当で微糖なハナシになってしまうワケで
美月はある種その「いけにえ」になっているという彼女の事情なのね
ただその「悲劇」は「性的な」という単語が頭にくっつくわけで
「ノーマルな妹の性的開発日記」ということにあいなる
重要なのは美月が「ノーマル」ってことで、当時勢で性的なことに嫌悪感を
おぼえるぐらいに奥手であることだとおもう
逆に美月に取り憑いた日和は極めてライトノベル的性におおらかなヒロインで
この作品はその両タイプの娘をメインに据えて「ラノベ的官能小説」の
道をたどっているようにも見える。
「ノーマル」だからこそ「とまどい」があるわけでそれは夕哉という「義兄」が
できたことのそれとリンクするわけだ、そういう「ベタな家族モノ」っていう
設定をラノベ的に換骨奪胎して実にうまく処理していたかとおもう。
まあ、この作品を視聴してると、ふだんどれだけ「普通の」美少女を
ラノベでは痴女化させているかがよう分かる気がする
え?別にストライク・ザ・ブラッドのことではありませんよw















キルラキル 第24話  果てしなき闇の彼方に とまとめ ○+










みんなが普段ほおをかぶっている「宇宙の真理」への到達と
それを否定する「ワケのわからなさ」っていう「生存理由劇」を
まあ随分カブいた設定で達成してしまったねえ、それだけでも
当作品を視聴する理由はじゅうぶんにある。
視聴している側にアドレナリンが分泌するぐらいに殺陣は激しく
声は荒々しく、画面は血しぶきで真っ赤だった
あと、CG的な処理が近頃の作品にしてはだいぶん少なかったかと
これはたぶんCGってのは「服と人」をいっしょくたに処理してしまうからで
それが決定的に対立している(そして協力している)当作品では
使用が限られていた理由だったかとおもう
まあそれを貫いたからこそ流子が羅暁に言った
「人は人、服は服」ってせりふが説得力を有するのかと
この場合「服」ってのは「服従」のそれととってもいい
作品ってのは自由なようでいていろいろな制約がかかっているワケで
それは都条例に逆らってはいけないとか地上波は10話で終わらせなければならないとか
「大人の事情」もそうだし、「こういうハナシは最後はハッピーエンドに
しなければならない」とかそういう縛りもある。
流子と羅暁の最終決戦が宇宙空間だったのはそのあたりの「物語の重力」を
第1宇宙速度を超えて突破してみせた、ということなのだろうねえ。
流子が鮮血を失って、地上に戻って姉とともに「普通の女の娘」の生活を送るように
僕たちもまた「服従」の作品(あるいは生活)へと還っていくのだけど
そういうシリウスのように瞬くような瞬間がこの作品にあったことを
僕たちは忘れることはあるまい。
















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キジノタイトルヲニュウリョクシテクダサイ (アニメ感想)

2014-03-28 19:53:23 | アニメの感想2014年 春








ディーふらぐ! 第12話 
このままだと友達永遠にゼロ人だよぉ とまとめ △++










俺がスキをつくる









なんちゅうか「遠慮」ってのがまるでない作品だったなあ
最終話で「子供の頃の幼なじみの思い出バナシ」とか平気で出してくる神経w
「出番」が欲しいなら脇役でも尺をとって語り続けるずぶとさ
「このハナシをしたいからこのキャラを動かして~」ていう算段がないから
視聴している側も展開が読みづらいことこの上ないね、というかすぐに諦めたw
スポーツで言うならドッジボール的な楽しさよな、攻撃を受けてもまだ愉しめるし
その攻撃は四方八方から滅茶苦茶にくるから「運動神経」にそれ程責任がいらない
そういうワケわからんけど楽しい!って感じがアニメーションという声と動作が
ついてますます勢いづいていたかとおもう。
わけても堅次君のツッコミは変幻自在の津田くんのとは違ってまっすぐで
それゆえに事態にブーストがかかっていく気持ちよさがあったね
気がおけない友達とバカ話をしている時のようなそんな時間だった
あーたのしかった















そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION-
第12話 「ここにいまうs♪」 とまとmぇ △++










いぜん「そに子がハナシを主導してるのでなくまわりの人が引っ張ってる」って
感想を書いたのだけど、「スターレイン」の回のあたりからちょっと意見が変わりまして
「そに子からもらった元気を周りの人がおかえししてる」って画、なのかなってやつ
小鞠ちゃん言うところの「幸せスパイラル」の実践編というところ。
最終回はそのあたりを出し切ればよいという、そしてそれをやってもらいましたというとこ。
そに子ちゃんは大学生設定なんで高校生ほど無責任ではなく、かといって社会人ほどガチでなく
「幸福」を追求できていた気がするね、これはこれでなかなかない設定ではある
ある種「幸福」ってのを売りものにしている会社のマスコットとしては
ひとつの到達点かもしれないね、そしてそれを最も喜んでいるのはそに子が
ただのニトロ+のいちマスコットだったころからごひいきにしていた諸兄のかたがた
なんじゃなかろうかと、その人達もきっと視聴していて「幸福」だったに違いないとおもう















東京レイヴンズ 
第24話  to The DarkSky -魂呼(たまよばい)- とまとめ △+









あれだよね東レのハナシを動かしているのは「喪失」ということなのね
それが「北斗」であったり「夏目」であったりあるいは皆さん様々に
何かを「失っている」ワケで、一方で「泰山夫君祭」とか「式神」とかに
よって「死者」が甦る手段があるわけで、それは「ゾンビ」とは違う意味合いをもっていて
その極めて当邦的な死生観が「陰陽道」をとおして描かれていたかと。
最初の「死生観」が曖昧なのだからその物語の主人公まわりは未熟者で曖昧で
あるのが相応しく、対して「技」に通じた大人達は様々に「できる」わけで
そのあたりの対比はしっかり描かれていたかとおもう。
ラノベ的に「超常」の力を持つモノ達がおそらくその社会にいるであろう
「普通の人々」達のことなんてこれっぱかしも考えずにやりたい放題やってるのも
まあそこは若人らしく「視野狭窄」っちゅうことである程度は納得がいくし
そういう我が儘なふるまいが実にジュブナイルらしく、苦くて、瑞々しかった
何か変な「安全結界」貼ってるハナシばっかりの中で15年ぐらい前の
「電撃文庫」的なそういう懐かしいニオイのするハナシだった
この作品の原作は富士見だけどさ。














ウィッチクラフトワークス 
第12話 多華宮君とウィークエンド・後編 とまとめ △+











あれよね、多華宮君が守ろうとした「命」って作中では
あんまし描かれなかった「ふつうの人々」や「街」であって
火々里さんの命ととうてい釣り合いがとれているとは思わないのよね
いや、そういうことを選択できる人がいるってのも分かるけど
そんなに「安全結界」が大事か、ともおもう
このおはなしは世間に蔓延しているそういう「不死身」とか「謎パワー」とかを
ぐいぐい多華宮君に押しつけてその反応を愉しむようなそういうおはなしなのね
そういう風にすることによってそれがどれぐらいはた迷惑でいかがわしいものかが
分かるしかけになっている、そしてそれに伴う破壊行為はまあ存分に描かれていたかと
そしてそれが「安全結界」によってそれこそ「魔法」のように元に復元するかも一緒にな
それがアニメーションとして可能になったのはPCによる製作技術の向上があるからで
それはモノの破壊と再生を実にインスタントに行えるワケで
まあ「時代」に即した作品だったんだろうと思う
火々里さんは曖昧な「感情」をもたず、「破壊」と「再生」を行使する
そういう現代的な化身だったのだと思う、「ヒロイン」と「ヒーロー」の枠すら
破壊した彼女はまさしく「炎の魔女」に相応しかったかと。















銀の匙 Silver Spoon(第2期)
第11話  何度でも とまとめ △++










「一度でも失敗しちゃ駄目なのかよ!」ってのはここのとこの
当邦のメンタリティをそのままに現しているかのようですね
みんな口では「失敗を畏れずチャレンジしろ」っていうけど
社会のつくりが失敗者に実に厳しいのだから若人はそれが嘘だとすぐ気がつく
八軒の父親はまだ嘘を言ってないだけマシなんかもしれないね
当作品はそういうある種の「反社会的」な主張を「農業」を通して実にたくましく説得
しているわけで、最近では流行ではない「メッセージ性のある作品」ってことになるね
と、言っても掲示板でデカイ態度で主張することとはまるで意味が違っていて
強力に構築されたひとつの世界観の中で導出されているのだから、芯が違う。
「たかが漫画」を超えて「反骨の精神」をこの作品は有しているとおもう
そして漫画が「娯楽」を超えて「精神の涵養」の領域に達することができるのだ、と
この「巨人」も「魔法」も全然出ない作品は力強く応えているとおもう
ま、こっちはアニメーションだけど、「マルチメディア化」するだけで
その価値はあったかと、あとは「実写」が残ってるね、あっちはアニメ以上に
「迎社会的」でかつ「娯楽志向」だから別の意味でハードルが高い
それすらも超えていくのか、興味はある。















サムライフラメンコ 第22話 サムライフラメンコ・ネイキッド!! とまとめ △(+)












一般に世の中に「ウケがいいこと」と「ノリが悪いこと」ってのがあって
人に何か作品(芸)を提示するのを生業にしている人達ってのはそれに敏感なわけだけど
「特撮のアニメ化」っていうおおよそ「ウケない」ことを最初に志向している時点で
まあ何がやりたいのか、察してしまえたのね。
最初は「特撮ドンキホーテばなし」だったからまだ素直に愉しめたのだけど
それを「ガチ」でやりだしたあたりからどんどんウソくさくなりだして
作品の質も多分それに併せてだらけていったような気がする。
まあ、アニメ的に「盛り上がっていく」ということは多分に「嘘」が混じるもので
それをどう騙していくかが腕の見せ所なはずだと思うのだけど
当作品はまあ実に愚直にそれをやったからねえ「どうだ、嘘臭いだろう!」って
向こう側が主張しているのだから、視聴者には手の施しようがないよ。
そうやって視聴者の信頼を失ってから「裸」とか持ち出してきても
時すでに遅しというか、「一回勝負の物語」の資格を失ったヒーローの
道化じみた抵抗だわなあ、という気がする。
頭でっかちな人はよく「劇」が1回勝負ってことを忘れて「劇」のつくり
そのものにメタ的なことを劇中に言及しだして駄目にしちゃうのだけど
まさしくそんな印象、まあ「普通のアニメに興味はありません」って人にはいいかもね
週30本も40本も作品がある中でそういう趣旨の作品が出てこない方が
「異常事態」なのかもしれん。
















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ドゥー ユー アンダスタン? (アニメ感想)

2014-03-25 23:13:35 | アニメの感想2014年 春








東京レイヴンズ 第23話  to The DarkSky -陰陽- △(+)









KMD(ここにきてまさかの大活躍)やったな、メガネくん
他の人が大騒ぎしているスキに潜入任務を果たすあたりが「知恵」ってやつね
京子にも出番を与えて、なるたけ「群像激」にしようとしている
他の大人達がかなりチート気味なんで余計に「出番」を確保する為に
いろいろと無いものを絞り出さなけりゃならないということやね
その努力は美しいとおもう。
まあでも、この作品大友先生が大概大活躍ですよね、関西弁がよう格好いいです
鏡がボコられてざまぁw ってかんじで。ん、主人公だれだっけ?












ウィッチクラフトワークス
第11話  多華宮君とウィークエンド・中編 △(+)








あれですよね折角の「爆弾」っちゅう画が映えてそれでいて
言葉そのままにぞんざいに扱えないモノがあるのに
街に安全結界があるから大丈夫っていうのはムジュンしているようなな
いや、逆に言えば「爆弾」っちゅう果てしなくリアルに危険なモノを
描くにはとんでもない化け物や魔女が登場しないと描けないっていう
ハリウッド的ムジュンがあるのかもしれないねえ
この物語は基本的に高火力で、しかもそのことの理由づけは「魔法」で
成されていて、視聴している側の感覚や倫理観の平衡感覚が
大分おかしくなっているね、「恋する乙女」ってそーゆーものかもしれんが













桜Trick 第11話 「会長はスミスミなのじゃ! / 桜色の真実」 △(+)










じゃ!










そうなのね「1年」で会長職とかが変わるのが学園生活なのよね
大人になった今からすると何ともまあ慌ただしく、疾く速いものよな
ただ成長も速いから、それぐらいで交代するほうがいいかもしれないね
新しい役職の人達にいちまつの不安をおぼえつつ、それも1月ぐらいで馴れて―
というかこの3ヶ月アニメを見ていく中で、作中で1年消化したり
5年経過してたり、はたまた全然時間が進んでいなかったり
それどころか未来や過去に時間移動している輩もいて、滅茶苦茶だよね
いいとか悪いとかではなくて、そういうモノなんだよね
桜が四季狂い咲きしているような当作品も時間が経過して
そしてほとんど唯一の深化があった「美月会長の春香への思い」が
ようやく花を咲かせて、さて当作品のステータスである「Kiss」に
禁止令が出てどうなるか、といったところ
展開に不満はないけど、ここまでが長かったなあという印象はある
たかだか3ヶ月のことなのにね














最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。
第11話「ゴースト ~入浴の幻~」 △(+)











雪ねえまわりは分かりがいいよね、いろいろ
小さい頃は夕哉を「鍛える」って名目で一緒にいて
そんで離ればなれになって自分の本当の想いに気づいてってとことか
ボンキュッボンってとことか、それでいてガツガツしてないとことか
彼女だけではハナシにするのが大変だけどそこは美月と日和が
ハナシをまわしてるから、バランスはいいかもな
ただまあそういう「ハナシの都合の為のキャラ」って
その世界観の中では目立っていて、いろいろと疎まれがちなんだけど
そういう娘が「恋愛ゲーム」に参戦するってのはいつも微妙な気分になる。
心の底から応援できないようなもどかしさ













ニセコイ 第11話  オイワイ △+











ヤクザとかギャングとか「なんか面白い人達」的な扱いをするのって
個人的に何か嫌なんですよね「どうせ裏では売春とか麻薬とかやってるんでしょ」って
おもうので、それがラブコメならなおのこと
目をつぶらないと楽しくないとは分かってるけど。
「記憶の中のあの人」設定をバラまいてますね、ふたりぐらいまでなら
多分「別々に約束していたけど記憶喪失うんぬんで忘れていた」とかってやりそうやね
少年誌的ラブコメではそういう「鈍感なオトコノコの残酷さ」ってのが
暢気に描かれているわな、まあ女の娘の側の心中なんて描こうものなら
たちまち「未来日記」がごとき殺戮劇になることは請け合いだがなw














世界征服~謀略のズヴィズダー~ 第10話「西ウド川戦線異状あり」 △(+)









えらく回りくどかったけどようやく作品の趣旨が分かったようなな
「都」(権力)に逆らおうってことなのね
「秘密基地」とか「地下での謎の研究」とかテロリストがまっ先に考えることであった
しかしまあそのことに気がつくのが体制の側からケツに火をつけられるまで
かかってしまっているのが「反体制病」にかかっている人間の暢気さというかね
もっと「征服活動」の中でそういうことに気づいて学習しておきたかったかんじ
ただまあアニメに限らず「文化活動」というのはいつ何時さまざまな権力による
「弾圧」(彼らはその行為を公序良俗のため、という)を受けかねないから
このズヴィズダーのボコられぶりは同様の事態があった時の業界のヌルさを描き出している
ということなのかもしれないね、その際に出来ることといったら
どうも嫁の手をとって逃げ出すことだけらしい、とりあえずここまでは。














いなり、こんこん、恋いろは。
第10話 「いなり、こんこん、恋いろは。」 とまとめ △(+)











あれや、「神のチカラ」っちゅうワケのわからんシロモノを
「利用」するのではなくて「それに振り回される」っていう
カタチにすることで「パワーゲーム」的な展開を避けていたような
折角の「変身能力」も歴代魔法少女みたくあんまし旨みが無いし
それどころかひどい目に会うことが多かった気がするしね
ただ、「役に立つ立たない」はともかく目まぐるしくはあったから
1話目のように自分のことがダメダメだとか落ち込んでいる暇は
無くなったかもしれないね、それだけでも充分に御利益はあったかもしれん
そして、その「分かりにくい御利益」ってのはそのまま「恋愛」することの
理由とも繋がるかもしれないねえ、「子作り」とか「生活の安定」とか
俗っぽいのとは三千世界を隔てて異なる純粋なキモチとでもいおうか
それがどんくさい女の娘を通してムラなく描けていたかとおもう
「何でも出来るハナシ」があふれかえっているご時世に
「何も出来ないハナシ」があることのありがたさよな














マケン姫っ!通 第10話  そして、マケンキへ とまとめ △









前期のまとめは「なんか学校案内みたい」だった気がするのだけど

























ってかんじで、いや多分作っている側も「何かやったろうじゃん」って
これっぽっちも考えてなかったとは思うけどね
むしろ「案内」で10話とはいえ「アニメーション」が一応の体を為し得る
ってそのことの方が凄いのかもしれない
いなこんが「何も出来ないハナシ」ならマケン姫は「ナニもしないハナシ」ってとこかね
まあ「何かやろう」として失敗すると痛手が大きいからね
でも、その「失敗しそうだな」って作り手側が感じるほどに「素材」や「環境」に
ハンディがある作品を電波に乗せて果たして「宣伝効果」があるのかは
ギモンを覚えるわな、いやまあこれを反省材料にして~なんてしたり顔で
言ったりはしないよ、こういう流れも確かに業界のモードのひとつで
その中で面白いモノとかも確かに拾い上げているとかってのはあるのだろうから
だからまあこっちとしてはそれを踏まえてあるがままにおっぱいを受け入れるしかないよね
はーおっぱいおっぱい














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深夜アニメは全てリアルタイムで視聴する男(漢) 『アニメ感想』

2014-03-18 22:53:24 | アニメの感想2014年 春








銀の匙 (第2期)第9話  最後の牛乳 △+








普段あれだけ元気な皆さんが「カネ」の話になると
途端にしゅんとしちゃうのが、まあ切なくてリアルやね
直接それを話題にすると三田紀房的なやつや
「ウシジマくん」(実写版がほぼ同時刻にTBSで放送中)って
ことになって、それはそれで興味深いのだけど
「農業」ちゅう「商業」と「生業」のあわいにあるものの方が
すんなり受け入れられるってのはあるかもなあ
たぶん「こうすれば儲かる」ってのはよく分かってると思うのね
ただその「やり方」が容れ難かったり、そもそもその為の資金が無い
ってそういう所がある。かくして「農業」は「日本の原風景」では
なくなって、「金」が有るものの「効率的な工業」になっていくのかもね
その恩恵を受けている消費者としては「亡くなっていく農家」に対して
言えることなんて、なにもないに決まっている
「最後の牛乳」の味は甘いかしょっぱいか。













ストライク・ザ・ブラッド
第21話 「錬金術師の帰還篇Ⅱ」 △(+)









だんだん戦闘シーンより雪菜ちゃんや浅葱さんの肌色を
見ていることの方が多くなってきた気がするよ、いいことだw
「吸血鬼」がいる以上そのおはなしは「不死」がつきまとうワケ
なのだけど、皆さん大概怪我をしませんよね、特に女の娘は
まあ紳士としては当然の配慮なんですけどね
「傷モノにしない」っていう鉄壁(TST)のルールとでもいおうか
いやね、「傷つければいい」というモノでもないからね
えげつなく人間をボロボロにしてそれをしかめ面しながら愉しむ趣味
ってのも相当いやらしいから、さりとて「安全地帯」の嘘くささも
それはそれで退屈ですし、ま私個人はこのおはなしは
「いやらしい」ければそれでヨシと考えているケド













キルラキル 第22話  唇よ、熱く君を語れ △++









縫ちゃんはハサミを持って撤収すれば良かったのよね
そこを流子に執着したのが失着だったねえ
なにげに彼女も流子の次ぐらいにミスしてるのが
まあ「人間らしい」というか、そのあたりのことは
「手」を失って、血(?)がぶしゅぶしゅ出ている演出で
説得力があるというか、勢いと噛み合って「安全」な他作品とは
一線を画する説得力というか気合いがあるよなあ、といったとこ
勿論、小清水さん柚木さん田村さん他皆さんの技量も大きいね
「アツイ演技をする」必要のある作品も減ったもんだよ













ガンダムビルドファイターズ 第22話 「名人VS名人」 △++








ポッと出のキャラクターがここまでぐいぐい話に食い込んでくるとは
まあ呆れた豪腕というか奇襲攻撃だったね
F91とエクシアの対決は「綺麗な戦い」としてえげつない領域に到達しておった
基本的にバトルがいろいろな要素で戦っていて飽きさせないのね
現実の戦争的な「火力重視」一辺倒にならない美学がある
「戦記」では許されない「自由」をこの作品では余すこと無く謳歌しているとおもう
「ガンダム」って楽しいなァ、とそう感慨する











ディーふらぐ! 第11話 「秘技ってなに?」 △+








「声優声」






それはそうだwわけても「それっぽい」お二人ですものね
元生徒会のメンバーが話中でどんどん濃くなるという
しかもそれが「ゲーム中」に成されるという慌ただしさが
「らしい」かもねえ、総じて「その場こっきり」っての
ばっかりで話がずんずん進んでいくのが「ディーふらぐ!」の
疾走感(迷走感?)につながっている気がする
スキが大きいというかノーガードな作品だから
いろんなキャラが恥ずかしい思いをする、そこがまた楽しい
高尾とか船堀さんが赤面するとことかたまらん























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抹茶ブームがきました (アニメ感想)

2014-03-13 17:53:44 | アニメの感想2014年 春








ストライク・ザ・ブラッド 第20話  錬金術師の帰還篇I △(+)







ありがとう







「どうやって非人道的な行為を行うか」ってことになると大体
「戦争」か「実験」か「カネ」か「いじめ」ってとこになるのよねえ
ま倫理の授業じゃなくてエンタメだから深くはつっこまんけど
エンタメでも作者の倫理観がどういうのか、どれぐらい考えてるのか
ってのがある程度は分かるってのはあるかもな。
「俺の嫁」が増えてボチボチ古城さんも身がもたなくなってきたかもね
当たり前だけど皆さんいろいろな思惑があって行動してるわけで
いっぽうの嫁といい雰囲気だと別の嫁がピンチってことがよくあるね
「選択と排除の理論」ってやつだけどそのあたりを「第4真祖の力」で
なんとかするのがキモなんだろうなあ。













ニセコイ 第9話  オンセン △(+)







温泉回 湯気が邪魔して 見えません







凄い既視感があるのだけどなぜなんだぜw
って、当たり前か「温泉回」だものねえ
この「温泉回」に従うか逆らうかで運命が大分変わるね
ま、もともと制作側の体力がヤバくなったら1回はさむのが
通例だからここではっちゃける元気があるのは極めてマレだけど。
「ゲーム」とかでキャラクターの性格が分かるってのも定番やね
元々の性格を強調してもよいけど、意外性があってもよい
今回でこのおはなしは「意外性」ってのを追求していないのは
よくわかったかんじですね。













世界征服~謀略のズヴィズダー~
第8話  ハヤブサは舞い降りた △+









敵幹部をアジトに引き入れているおマヌケさと
おやっさんのギャングもの的展開のシリアスさの温度差の違いがおおきい
元々「幼女」に「征服」っちゅー取り合わせの差異の大きさがハナシの核なんで
あとはそこをスタイリッシュに埋めていくのが作り手側の腕の見せ所なんだろね
そこに関してはここまで遺漏なく行われているんで、安心してみてる
ただまあ目下の敵対組織との戦いにかまけて肝心の「侵略」が
疎かになっているフシはあるね、無茶苦茶で、でも納得のいく「征服」を
見せてくれい、とおもうのは贅沢なのだろうか













凪のあすから 第22話  失くしたもの △+






牝のニオイがする






「人魚姫が亡くしたモノ」ってことですよね
他の面々がずっとぶんぶんに振り回されてきた
めんどくさくて、ワケわからなくて、でも大切な「なにか」
まあ当話はその「何か」をえらい端正にかつ贅沢に描いているワケで
しかも「同年代の関係」ってのをファンタジー設定を利用して
ズラしてきてますますややこしゅうて面白いことになってる
ただまあ、大分飽和状態になってるからね、ちょっと澱んでる感がある
何かをしたいね、何か、っていうとアレか、以前完遂できなかったアレだね。













生徒会役員共* 第10話  津田キノコは想定内/羽根が飛ぶ/カボチャの気持ち △+








ここはあれだなあ「鈴(スズ)が欲しい」ってとこだねえ
日常でふっと自分の名前が呼ばれたりするとハッとなるよね
スズは別に普段、津田くんがちゅきちゅきってワケでもないんだけど
こういうネタの時に年相応に女の娘をしていて、そこが実に愛らしいとおもう
こんな下ネタのカタマリの作品でそういう気分になるなんて
何というか綺麗に騙されたような感覚です。












咲 全国大会編 第9話  出撃 △(+)







「ツモ、嶺上開花のみ」とか久しぶりに聞いたw
だいぶん馴れちゃったけどかなりな異常事態ではあるわな
役満を連発でアガれるような能力はマークされたりするけど
「追っかけリーチすれば必ず直撃できる」とかなら
リーチしないぐらいしか対策のしようがないね、点数も低めだし
そういう「必殺パンチ」と「ジャブ」の応酬が成されている
しかしまあアレですよね漫画だと「先に必殺技を出した方が負ける」とか
「過去のエピソードが無い方が負ける」とか縛りがいっぱいあって
それとの戦いがまずは一苦労ですよね、マトモに「真剣勝負」を
表現するのでさえこういう「能力バトル」では一苦労ですわな。












となりの関くん 第10話  ゴルフ △+







わたし、気になります!






そうだよねえ、関くんと横井さんの関係はハタから見りゃ
イチャついているようにしか見えないw
そこを「ゴルフ」っちゅう穴に玉を入れる遊びで表現してみせたワケだ
「気になって集中できない」とかまさしく「恋心」というほかナイ
ただ、ここでそのあたりをハッキリさせる為に第三者の後藤さんを
出したのが2人だけの関係だと分からなかったことが明瞭になってよいとおもう
「狭い空間で遊ぶ」ってことの美学にはいささか反するかもしれないけど
これぐらいならいいんじゃないだろうか、まだ充分に「狭い」もの














のうりん 第9話  学校の海パン △(+)









「天候との戦い」とか見てる側もウムを言わせないわな
「映像としての努力」が割愛されがちだから個人的には全面賛成では
ないのだけど、「仕方ない」ってやつだね
先生に出番が全く無いのがいい加減だけどらしいね
バスとかおっかなびっくり運転するのが緊張感があってよい
こうやって傍目で見る分には楽しいんだよなあ
もう一方の農業作品が「経営破綻」とか見ている側の胸ぐらをつかむような
話題を提起しているから、その相違がますますハッキリする
良い悪いは別にして











バディ コンプレックス 第10話 「父と子」 △+








「会話回」だったからあんまし動きはなかったけど
その会話に内容があったのだから文句などあろうはずもない
「親子」とかに焦点があたるのが珍しくなった今日この頃
ディオの側もヒナの側も過不足無く描かれていたかと。
主人公のアオバも裏方として充分に存在感をアピールしていたかと
操縦者として戦術を変え、ディオに親子の間を一歩詰めさせ
そしてまゆかに色気をつかせた、と、今時珍しいぐらいに
全力全開で主人公をしているよなあ、「時の旅人」とは
そういうものなのかもしれないね。













東京レイヴンズ 第22話「to The DarkSky -護法-」 △(+)








「やりたいことをやる組」と「目的に為に何かを我慢する組」との
攻防がいかにもジュブナイルっぽいですね
まあこっちは適当に視聴してるからなんで陰陽庁組がこんだけ
犠牲をはらってるのか、よう分からないのだけどね
コンが敵ボス2人の前で主に啖呵を切るのが見せ場ですな
「目的」の為に自分以外の「犠牲」を厭わない連中に与するな、と
主が覚醒してコンもその力を発揮しだしたのかもね
まずは言の葉にてそれを顕示した、というところ











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東山奈央さんと上坂すみれさんも時々区別がつかない (アニメ感想)

2014-03-08 20:50:13 | アニメの感想2014年 春





そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION-
第9話 「そに子の一番長い日」  △+








あれだわなー、いちソフトハウスのマスコットがピンで
アニメの主役を張るようになるってのは昔から追っかけていた人達には
感慨深いものがあるのかもしれないねえ
「一番長い日」が出来るぐらいには売れっ子になっている現実がまずはある
忙しい日らしくコスプレや変わり身が華をそえるね
そに子のアルや助手のコスのアンバランスさは却っていいかもな
逆にそに子に変装している鈴あたりは胸に豪勢に詰め物をしても
違和感がないあたりがなかなか面白い
ここまでやれば最後のクジラ講義と疲れてすぴーなとこまで黙って視聴するほかないわな
「忙しい日」とはそういうものだね、作画が軒並みエラいことになってる
他作品とくらべてなんとまあ恵まれていることよな。













ウィッチクラフトワークス 第9話  多華宮君と終わりの魔女 △(+)








あれだよなあ「魔女」がかなり規格外な化け物なんで
まずはそこに「枷」をかけるところからハナシがスタートするのね
ゆえにヒロイン?とそのパートナーはいつもどこかに捕らわれるという
「バキ」で範馬勇次郎を捕縛しないとハナシにならんようなものやね。
いや、むしろその「捕縛」を愉しんでいるようなそんな印象すらあるね
「束縛からの解放」ではなく拘束そのものを目的としている逆転したハナシ
昔けっこうあった「馬鹿みたいな設定に何とか折り合いをつけようとしている漫画」を
見ているようなそういう感触があるね、まあ昔は向こう見ずにやってて
当作品はたぶん意図的にそれをやっているのだろうけど。













魔法戦争 第9話  崩壊への序曲 








「学校崩壊」とかそこにいる生徒達や所属クラブ的なものを
ロクに描かなかったのに壊してもしょうが無いというか、悪趣味でしかないよね
こういうのは設定を地道に積み上げてきてようやくできる「祭り」なのに。
そんな感じでこの作品「結果」だけ先に欲していて
「課程」をないがしろにしている気がする、それは
折角の「学園」なのに「成長の場」という機能が果たされていないということでもある
「先生」とかも随分不甲斐ないもんね、校長に全部おんぶだっこでさ
大友先生の爪の垢でも飲ませたいよ。













最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。
第9話  バトルヒーター&料理の鉄人 △+








「お兄ちゃんとラブラブしないとシンジャウ」とかえげつない設定にも
美月ちゃんも随分馴れてきたみたいね、おそろしい話だけど
義理の兄にスキ(尻)を見せたり弁当を作るぐらいの余裕はできてきた。
普通のハナシなら↑が先にくるからちょっと味わいが変わるわな
ちゅうか最近はこういうトンデモ設定を先にもちあげてその後
ベタな方向性にもってくる傾向があるかもな
まあ、騙されないようにしても面白いこともないから最初は乗っかるのが吉なのだろうけど
「わたしはあんたのお母さんじゃない」とかやんわり夕哉をはがすシーンが
しみじみといいシーンだった。










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えっ、まだそのゲームやってたの? (アニメ感想)

2014-03-05 14:05:37 | アニメの感想2014年 春








銀の匙 Silver Spoon(第2期)  
第7話 駒場、マウンドに立つ △+









スポーツの大会なんかで友達の応援に行くってのは
お手軽に(失礼だが)真剣勝負に触れられて面白いよね
ましてや野球なんかだと学校中がうわついて授業にならないってのはあるかもしれない
「試合に出ている友達」の側からそれを描くのはなかなかいい視点
ともあれ「一体感」が得られるよい機会かと
エゾノーは「~感」ってのがいっぱい得られるわな、楽しいことだけじゃないけど
「風」がちょっと吹いただけで勝ち負けになるのは
この前の五輪を視てればよく分かるわな、あ農業関係者は当然ですね。












サムライフラメンコ 第18話  宇宙でフラメンコ △!








なんかウルトラセブンでも敵宇宙人とちゃぶ台をはさんで会話してた回があったなあ
まあでもあれが異質だったのは普段真面目にセブンが戦っていたからで
サムメンコは話がとっくに「特撮のパロディ化」しているんで
笑いバナシが笑えないという状況なのね
まあ、多分サムメンコはあえてそういう「陳腐化」しやすい
ヒーローものを踏襲することによって「笑えないハナシ」ってのをやってるのだろうけど
目出度く一周しちゃった「その次」こそ多分このハナシの真髄なんだと思われる
まーここまでで大概「面白い波」からハズれちゃって視聴する側は随分ツラかったから
今更評価がコペ転するともおもえないけどサ














ストライク・ザ・ブラッド 第19話 「観測者たちの宴篇Ⅳ」 △(+)








わたしの目の届かないところで変なことしないでください!






↑届いていればいいのかw






「つくられた感」が高いセカイなんでそれに異議申し立てをするのが出てきても
おかしくはないわなあ、で毎回謎の召喚と打ち消しの槍に負ける、と
「圧倒的な構築力で世界観を造り出す」のではなく「いかがわしいセカイ感」を
利用して刹那的な満足感を満たすってのがライトノベルオブライトノベルといった本作品
ま、でも「いやらしければいいや」ってほどにははっちゃけてなくて
あくまで「合法的にいやらしいことをする為の装置」って考えれば
エンタメの優等生ともいえんくはないわな














キルラキル 第20話  とおく群衆を離れて △++








「姉妹入れ替わり」とかこのカブいた作品でやられると予測が難しいね
「アタマの悪い振りをして定番のハナシをやる」って方法論
まあそのアタマの悪いふりが相当面白いので可能な芸当なんだけど
今回は姉妹で服を着せ替えっこというわけで、それだけで満足ではある
ブレる妹とブレない姉の姉妹喧嘩もいよいよ決着かねえ












いなり、こんこん、恋いろは。
第7話  おとめ、ときめく、あかね色。 △+








うか様から濃厚なラヴコメ臭がするなあw
「突然授かった力」を持てあますのが作風ですよね
「この世界はうまくいかない、だからいい」ってことよね
ゆっくりと大切な何かが蓄えられていくそういうかんじ
墨染さんがいなりのことでまじおこになるのがよいね
友達のためになら本気になれる娘ってやつね、かわいい。












ガンダムビルドファイターズ 第20話 「裏切りのアイラ」 △+









父ちゃんの影響でガンダムの台詞をそらんじるとか
英才教育の賜物ですなあw まあ冗談じゃなくて
「ガンダム」が親子のものになっていってる(というかそうしたいのかも)
ってフシはあるな、AGEだと上手くいかなかったそれだ。
「自爆」しないあたりに「ガンプラ魂」を感じるね
そうだからこそキララちゃんの説得に力が籠もるし
半端な気持ちでやっている輩にはいきどおりを感じる
そうやって「戦記もの」とはハッキリ違うことを主張していながら
戦記ものではお約束の「ちょっと気になる娘との敵味方に分かれてのバトル」を
やるあたり、よく分かっているとおもう。
「愛しているけど従うだけではない」って感じで、カッコイイです














中二病でも恋がしたい!戀 第8話 「偽りの…精霊聖母(モリサマー)」 ○









「モリサマーよりモリサマーらしくなれる」ってのは
「モノマネしてる人のほうが似ている」って論調ですよね
まあそもそも中二病ってのがほうぼうの設定から「真似ている」
といえなくもないけれど。
一方で普段のくだらないやりとりとそれにまつわる想いこそ「ホンモノ」
っちゅーわけで何が本当に求めているものかは分かりきっているから
モリサマーであることないことは本当はどうでもいいのだよねえということ
そういうのを途中の中二病戦闘シーンと森夏の凸への吐露の対比によって
実にハッキリさせてる、百合っぽいのに実に清々しい奇妙な一幕だったかと
その時の森夏の笑顔こそまさしく聖母(モリサマー)だった。













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