幸腹グラフィティ 第1話 ほかほか、じゅわっ。 △++
ひとりでたべるごはんはとてもおいしくない
「美術志望の2人の女の娘が餌付けを通して仲良くなってく」とか
なんか聞いたことあるような設定ですねェw
盤面に登場人物2人を据えてその掛け合いで進んでいく形式に関しては
流石って感じですね、淀みなく進んでいく
サトリナさんが「いいお姉さん」役で、それだけでセロトニンの
分泌が促進されるなあ、そしてやっぱり肝心の「お食事」のシーンですよね
乙女の口元、汁気と色気に賭けてるね、そういう「演出」で「3次元」に
差をつけているのが確かな意識だとおもう。
「食」を通して「幸福」っていう「目には見えないもの」を可視化する
というシンプルな目的が、色彩と演出によってあふれんばかりやね
視聴者にも「幸せのおすそわけ」をしているかのようだ、有難いことだけど
できればこっちにも夜食にうどんといなりもお裾分けしてほしいw
アイドルマスター シンデレラガールズ
第1話 「Who is in the pumpkin carriage?」 △++
零時迷子
>OP
「お願いシンデレラ」、ですか。なんちゅうかきまりが良すぎてこわいw
「出だし」としてはもう申し分なくて、こういう意識の高さが
「人気者」を扱う態度かもしれんねえ。
いきなりだがアイドルの卵ではなくてプロデューサー(P)さんについて
武内さんだっけ、あの人がよいね。強面だけど仕事が真面目で
誤解を受けがちだけどそれを糧に仕事にできる我慢強さがある
この人なら多くの視聴者の代表として信頼されそうだとおもう。
あとはもう手持ちのシンデレラの卵の魅力をうち出していくだけだね
変なことはいっさいしていないけれど半端じゃない質の高さの作画です
率直にアイドルになりたい娘と「アイドルなんてキョーミないです」っていう
これまたアイドルものの定番の設定のふたりのやりとりが
桜の木のたもと、瑞々しく描かれているね、何かがはじまる
そういう予感に満ち満ちたひとまくで出だしでもう王者、いや王女の
風格をかんじさせる。
蒼穹のファフナー EXODUS 第1話 「来訪者」 △++
だんだん「鬱展開」にもっていくのではなくて
出だしの時点でもう「鬱」を吹き飛ばさざるをえない人類の切迫ぶりが
まあ当作品のもち味ですね、「気分」に浸るような余裕はねえぞ!ってかんじ
竜宮島は平和だけどそれだって「勝ち取った」ものであることは
前期を視聴していた人はよくご存知のはずで、それゆえに島の
平穏なやりとり、ことに前期のキャラのそれには思うところが深い
そうでありながらやっぱりロボットものらしくややこしい設定や説明もあり
それらを出だしの慌ただしさとともに非常に上手に提示されていたかと
この上質な「本能を煽られている感」ももう10年も前のことなのよね
ただ、その精神は未だ顕在であることを感じさせる1話目だったかと。
艦隊これくしょん -艦これ- 第1話 「初めまして!司令官!」 △+
視聴前の期待度は相当高そうではあるね、「スマホゲー」なんで
そのまま「アニメ」に出来るような豊富な素材があるわけではなさそうなんで
そこにアニメーションの制作側の腕の見せ所がありそうなんだけど
ゲームプレイしている諸兄はいかが御覧でしょうか。
ゲームノンタッチ組からすると最近ウケていた「女の娘と兵器もの」の
よいとこを踏襲しているような印象を受けましたね
ファフナーのような「戦争中!」っていう逼迫感はないけれど
愛でる分にはまあ申し分ないかと、といったところ
「人気があるからアニメ化した」と「アニメで一層魅力が増した」でいずれになるかは
これからのおはなしになりそう、この作品のデキの善し悪しで
これから「スマホゲー」原作の作品の印象が決まってしまいかねないので
そういう意味でも過剰なプレッシャーがかかっているのだろうねえ。
デュラララ!!×2 承 第1話 「百聞は一見に如かず」 △+
ブクロではよくあること
「群像劇ですよ、プロデューサーさん!」ですね
有為の人はいっぺんはやってみてそしてあまりのハードルの高さに
断念してしまうというアレだ。なにせ「物語の勢い」がぶつぶつに
切れがちだし、そして最後に上手く撚り合わせる構成力が要るのだから
当然っちゃ当然といえる。
まあそういう「混沌」を前提としたおはなしで初見さん向けに
代表的な「都市伝説」の首無しライダーさんを中心に据えて
少年少女に散歩がてら案内をさせるのはありがたいことではある
機動隊にバイクで追いかけられるのを「馬」になって逃走するとか
ちょいワル的愉しみと怪異譚の味わいがいっしょくたで、おいしい。
セルティさんも随分露出度が増えましたよね(いろんな意味で)
彼女「首の無いヒロイン」って枠だったらぶっちぎりで
人気ナンバーワンだろうねえ、オンリーワンかもしれないがw
ワゴン4人組の読みあさっているラノベが時代の変遷を感じさせて
ちょっと思うところがある、っちゅうか中の人の梶さんとか中村悠一さんとか
アニメだと主演してるラノベを読んでおるw
アルドノア・ゼロ(第2期) 第13話
眠れる月の少女 —This Side of Paradise— △++
やっぱり皆死にましたー⇒やっぱり生きてましたー
ってのをしれっとやるのにまずは呆れるというか(誉めてる)
「反骨精神」っすよね、みんなが「正義」っておもうことに
異議を申しつけたい、その最初の精神。
その展開は「2期」の切り出しとしては申し分ないねえ
とともに主要キャラの立場やあり方が変わったのも鮮やか
「サー」スレインとか「好戦派」のアセイラム姫(偽)とか
「キャラ」が「戦争」の巨大なうねりの中でころころ変わる様を
見るようで、そういう世界観にいるってことを納得させる
そういう中でイナホくんがまったくブレていないのが凄いね
「彼の知性と理性こそ「絶対零度」にちがいない。
聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)
第1話 転生せし者 △
なんすかねこの「すっぽんぽん」なハナシw
いや女の娘の露出が多いとかそういうのでなく(やっぱり多いか)
ここまで端から端まで全部「それっぽい」ので構成されてると
真に受けてみる人の顔がみたいってなるよねえ
「モモキュンソード」のようなとぼけぶりというか
「強気でずけずけモノ言うヒロイン」を竹達さんとかねえw
ひょっとすると今回のハナシで一番キャラが立ってたのはあの
ジャイアンみたいなやつかもね、個性的って意味合いではなく
あまりにも使い古されたキャラだから誰もやらなくなったのに
あえてやったっていう物珍しさ、彼こそが「転生者」と言うのに
相応しいかもしらんねw
憑物語 とまとめ △++
高校卒業間近の兄と二次生長期まっさかりの妹が風呂で
ちちくりあって1話が終わるw
あとは要ちゃんに嫌味を言われて余弦さんに指を折られて余接ちゃんのスカートをめくって
ガハラさんに壁ドン決められて押し倒されて、ホントそれだけのおはなしw
まさしく「物語シリーズ」の定番の流れなのだけど
それを最速かつ端的に行うとこういう感触になるのかもしれないね
作り手側ももうお手の物で、そこまでいってようやくこういうことが出来るのかも。
正弦さんが「自分はハナシの都合の為にいるのではないか?」と
問うていたけどまさしくその通りで彼はまったくの話しの「部品」に
すぎなかったかと、余接ちゃんの手を汚させるっていうそれだけの為のそれ。
阿良々木さんも昔だったらもっと「そういうの」を嫌がっていただろうけど
なんかね、真宵や撫子の一件以来諦めが良くなったような、そんなフシがある
「青春の無駄遣い」が繰り返しと挫折を経て、ムダのないそして冷たい現実主義者に
なっているようなそんな「成長」があるね、そうそれが「大人」になるってことなんかもしれない
そしてそのことを月火と余接ちゃんも「それでいいのだよ」という
かくして「ムダを愛でる物語」は終わりを告げ、あとはアララギっちゅう
できそこない吸血鬼のなれの果てが「つけ」を支払うばかりというところだ。