たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
第1話 たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語 △+
こういう「ゲームてきお約束・用語」ってなもうボクらの
第2の「共通言語」になっていてかつて「社会・文学」が
担っていた仕事をエンタメが奪ったようなかたちだわな。
「ラスダン前の英雄だらけの村」という単語自体には
「強者」を意味するコトダマのちからはないわけで
まったくもってボクらの「あああれね」に頼った事態なわけで
そうなると確かに主人公のロイドくんが自身の力量に
不安をおぼえるのも無理からぬところではあろうね
あるいは「異世界もの」の前提として「無知」ってのを
このググればなんでも分かる(そして何も出来ない)時代に
反乱するための道具にしているちゅうことなんかもしれないね
暴力でオレ強いは飽きたので「解呪」でそれを示すのが
このメソッドが進歩したあかしかと。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2
第1話 トウカイテイオー と 第2話 譲れないから! △++
テイオーじたいは前期から出演していて「血統」を
あつかわないなら時系列が前後しても問題ないってなわけだ
(それはそれでロマンがあるんだが、ルドルフはテイオーの父だし)
「無敗の三冠馬」ってのはまあ今年それが2頭誕生したことを考えると
好きな人にはたまらない刺激ではあるね、ず抜いたアスリートが
出現した時の興奮ってやつね、それが世間に受け入れられているさまが
あるいはレース以上に的確に描かれていたかとおもう
当作品は普通に言語でコミュがとれるんで世間も応援しやすかろうしな
作品としての独自性として結局出られなかった「菊花賞」に
練習していた「イメトレ」で走らせたことと、テイオーの周りの娘
たちがみんな彼女に善く関わっていくところが「現実」を越えようと
しているかんじで、そもそも「伝説」てきなエピソードを
扱っているわけで、それを処理するむつかしさを
作品の質とモチベーションに転換しているかとおもう。
裏世界ピクニック 第1話 くねくねハンティング
と 第2話 八尺様サバイバル △+
「怪奇」となまなましく触れていくさまがよいね
といって既存の「ようかいウォッチ」てきなコミュ可能な連中でなく
そもそもになんだかわからない都市伝説的「怪」と
ふれるのをマジメにやっているかと。
と、それだけだど読者の負担が大きいから女子2人組ませて
天国大魔境やっているわけだ、最低限十分な行動力と
精神の安定が得られる形式(視聴者てきにも)
2話目にしてもう「嫉妬イベント」とか早いね
しかもそこをつけ込まれる展開、ぼっち的主人公が
「取られた」ってなるのはいつも見物で、それが異性だろうが
同性だろうが関係ないってのは異世界でなくともわかる事態だ。
のんのんびより のんすとっぷ
第1話 カエルの歌を吹いた △++
いつもどおりじっくり旭丘の景色とれんちょんの
朝のおめざを描くのがああこの「間」だよなあという感覚。
音のはずれたリコーダーと、セロハンテープで人形を
つくって遊ぶだけでこのおはなしは凄いおはなしで
理想の「いなか」が現前しているのがわかるね。
しかしまあ「れんちょん」のように出来ないことが
出来るようになったり新しい知識や人に出会う
そういう瑞々しい子供の毎日が描かれていることの尊さよな
実際に子供がいる家庭ならわかるのだろうけどね。
装甲娘戦機 第1話 戦場に落ちた日 △+
こういう「兵器」に武装するハナシにかぎってかえって
「安全」すぎるぐらい安全ってのはあるよね
ところがどっこい当話はしっかり「戦争」していて
「きっつい異世界」を現代CGてきにドライに
描いているのが好感触だ。あとはまあ「東京」はすぐ「廃墟」に
なるのだけど「埼玉」がそうなるのは滅多にないんで
あそこはどんどん仮想のおはなしではニンジャスレイヤーみたく
滅茶苦茶にしてしまっていいとおもう
何せ「現実」には何もないのだからw(廃墟よりも)
オルタンシア・サーガ
第1話 覚悟~カメリアとの戦い~ △+
もう誰もやりたがらない「王道ファンタジー」やね
なんでって「国王への反乱と逃げ出した姫」とか
真に受ける人がだれもいないからだ、まあそこを埋めるのが
アニメーションってやつなのかもしれないけど
そのごちゃごちゃとした説明を埋めるのも困難で
当作品はその困難さを正確に描写しているとおもう
まあでも「男のフリをした娘」がそばにいるだけで
ハナシが立つのは便利ですわな、あとは「普通の描写」で
ぼろぼろいっぱいハナシのめっきが剥がれていくことだろう。
ゆるキャン△ SEASON2
第1話 旅のおともにカレーめん △++
なんか「キャンプ」やってる番組も増えましたよね
まあそれらはまったく見る気がおきないのだけどw
りんちゃんが「はじめてのキャンプ」で失敗しまくる様を
異様に書き込まれた山の中でじーっと視聴しているだけで
なんでこんなに面白いのかねえ。
あと特筆すべきこととして「LINE」っちゅう文明の利器が
きわめて上手に使用されているね、っちゅうのも普通のドラマでは
あれは「不和」をもたらすガジェットなのに対して
こちらは「コミュニケーション」をとる「必要」があるからで
アニメーションとしてはその使用の上手さで「漫画」を
越えている部分があるとおもう。
SHOW BY ROCK!!STARS!! 第1話 スピードアップ △++
スピード!スピード!
主人公たちがいきなり監獄にぶちこまれるとかロックしてるぜw
見ている側としてはプラズマの連中とましゅまいがどう共演するかが見物で
このすんなりいきそうで「違うだろ!」ってむちゃくちゃするのが
サンリオアニメてきおもしろさかとおもう。
と、ハナシでは分裂するのだけど「歌」はもう共演して
たのしく歌っているのがうまさですわなあ
五等分の花嫁∬ 第1話 今日と京都の凶と共 △+
2期のでっぱなに「約束の女の娘」をだすタイミングのよさ
このあたりの処理が上手かったのが「ニセコイ」より良い点だ。
だいぶん5つ娘とも仲良くなったのに「勉強」がはかどってないのが
「こいつらー」ってかんじでまあ苦笑いですよね
で、その内の一人とはもう昔から「約束」があって好感度が
MAXにちかいってわけで、そしてそれがまだ作中では
分かっていないってのが緊張感をあたえるうまい仕掛けですな
と、同時に見ている側もこの5つ娘がそれぞれ弁別が効くように
になって、ひいきの娘がいたりいなかったりするようになって
より「ラブコメ」としてたのしみがある状態になっているかとおもう。