意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

花沢さんの声がわり (アニメ感想)

2023-10-31 23:23:45 | アニメ感想2023年 フォースシーズン





薬屋のひとりごと 第1話 猫猫  と 第2話 無愛想な薬師 
と 第3話 幽霊騒動 △++





出だしから家業の薬学を手伝いながら花街に出入りして
人さらいに攫われて後宮の手伝いとか、めまぐるしいw
しかしテンションほとんど変わらないのよね
「まあこんなもんやろ」ぐらいのな、これはマオマオの個性に
よるものなのか「薬師」っちゅう手に職持っているつよみか
はたまた女性てきに「今居る場所が大事」てきなものか。
どっかのポーションだのみの娘や後宮の烏さんといっしょで
「面倒なんで地位のあるイケメンの好意とかイラネ」とか
贅沢やっちょるね、これは「男性に依存」する必要がないからで
あるいは女性が物語の主人公のハナシの最初のハードルなのかもしれん
いっぽうで「後宮」っちゅう究極の依存の場があるわけで
面白く無いわけがないね「情念」に「理知」で関わるわけで
これは逆に女性向けより男性陣のほうが好みの題材かもな
まあ「後宮のトップが超絶イケメンでやぶ医者が担当」とか
結構異世界転生もの並のご都合主義も同居してるけどな。







豚のレバーは加熱しろ 第4話 豚の乗り方には注意しろ △+





「超絶美少女でよい素材だからよくバラバラに解体される」とか
まあ、うん、それはそうなんだけどねえw
それだとあっというまに絶滅してしまうんで設定が二重三重に
編み込まれているようなかんじやね、逆にそういう
「神の加護」が無いとあっという間にゲームオーバーの
クソゲーみたいな世界観が「ブタ」の身としては切実でよいかと。
「裏表がない」とかねえ、「ブタ」にあっても困る美質ですわなw
しかしここまで「弱ら」ないと「善良さ」だけで生きる
スリルを味わえないとは、ひにくよな、しかしこの世界は
このメイン2人を中心に実に高品質に描かれている。






君のことが大大大大大好きな100人の彼女
第4話 いちゃいちゃ回と思いきや △+





残念!やっぱりいちゃいちゃ回でしたw
「複数交際」容認派なんで某中野家のように姉妹で等分にするか
あるいはカノジョも彼女のようにIQをはんぶんにするかだな
そしていつもどおり「なかよし回」に1話さいてお手軽に仲間だ
ん、そうねある種「後宮」とおなじ仕掛けかもな
そっから「権力」や「情欲」を抜いた現代仕様ですわな。
よく「ゲーム」やってるよね、幼稚だけどわるくない発想
勝ち負けとは別でコミュとるのが重要なのだ
というのもこのおはなし一番重要な「恋愛ゲーム」で
そもそも「勝敗ナシ」ってなってるからね、神様のおかげで。







盾の勇者の成り上がり Season 3
第4話 槍の勇者捕獲作戦 △++





やっぱビッチがでてくると盛り上がるなあw
あいつ実力的にはもうザコなんだけど今までの経緯と
それこそ「ビッチ」としての特性を存分に発揮して
「ヒール」としてまだまだ現役でがんばっていくれているかと。
にしても他の勇者連中の零落ぶりが非道いね
そう、こう言えばいいのか「まるで最初のころの尚文みたいだ」って
そう考えると「復讐」を果たしたと言えなくもないわな
そしてその結果が「ただただ疲労感でいっぱい」ってのが
「復讐」の結論として記憶しておきたいところだ
適切な「落ちぶれかた」だけど周りの人間が、特に女性陣が
見放しているのがこたえるねえ、残ったのビッチだけって
どんな罰だ、ってハナシだ、いっぽうで尚文のフィーロが
事情もよくわからんと元気いっぱいなのが残酷だ。




 




















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メイドが欲しい、もう猫でもいい (アニメ感想)

2023-10-28 22:14:16 | アニメ感想2023年 フォースシーズン





星屑テレパス 第1話 彗星エンカウント と  第2 夕焼ロケット 
と 第3話 爆薬メカニック  △++





内気な娘を活躍させるためにえらい大仰なハナシになってるねえw
「地球には自分を理解してくれる人がいないからロケット作る!」だものね
そこでテレパシーつかえる宇宙人が漂流してくるとか、できすぎやね
まあ少なくとも海果ちゃん(あるいは内気なひと)にとっては
そういうレベルの問題で、それを「高一」でまだ保持しているのが
きらら枠てきな「すごさ」かもしれん。
なにせ「ロケット」ってな物理工学の粋で、手っ取り早く
宇宙への興味をうちくだくのに最適なガジェットではあろう
となると、このおはなしは実はとんでもない爆弾を抱えたまま
「きれいなおんなのこ」たちを高品質に描いているといえよう
丁度3話目に「工学畑」のおんなのこも出てきて、あたら穏やかではない。






Helck 第16話 覚醒の真実 △+





「勇者」を「手駒」にしているのだからもうヘルクさんのような
主人公兼英雄を持ち出すしかないわなあ
と、ここまで視聴していて「人間」のがわの支配者階級の連中は
たしかにヘルクさんの言うとおり「滅ぼそう!」ってしか
ならないのよねえ、ほんとうは一部マトモな奴がいた方が
リアルだろうけどね、あるいはそいつらは始末されたのか
と、ここまでの展開は「魔界」あるいはアンちゃんとの旅の
間とは対照的なブラックさ加減ですわな
そしてこういうのは「途中」でだすのがよい、最初なら
ただのギャグで済ませてしまいかねないからね
とまあ油断できないハナシですわ。






ウマ娘 プリティーダービー Season 3
第4話 あたしだけの輝き △++





無事是名馬




ブルボンとライス(併せて三冠馬)にトレーニング頼むとか
贅沢な依頼だわな、本来はブルボン自身がする予定だったというくだりが
泣ける。伝統の「合宿」を「みんな」で
やっていない分、キタちゃんに集中していたともいえよう
ふつう「トレーニング」すれば勝てるような単純なものではないと
みんな知っているんで「自然」を使った高負荷トレーニングで
説得力を持たせているかと、そしてもう一方の軸は「モチベ」
ですよね、そっちはダイヤちゃんが担当ですね
知ってのとおり「現実」の馬は他馬の成果とか知ったこっちゃないんで
ここは「ゲーム」としての「ウマ娘」のメソッドですわな
というわけでもはや本番のレースはする必要も無かったという一話だ。







ゴブリンスレイヤーⅡ 第4話 そして冒険へ 〇





とてもいい日





頭上から石を落とされるだけでもピンチなんだから
簡単に生き物は死んでしまうのだよねえ
そして「こわれもの」の闘いをこのおはなしは誠実に描いている
まずは「先輩」として「後輩」を護っているのがよい
なんか「無双」するよりよっぽど意義があるしなんなら
「人間」として誇りのある仕事だとおもえる
樹上のゴブリン退治に「光」と「音」を使用するのがすばらしい
そう、ひたすら「適切」なんだよね、そこでこざかしい子鬼どもを
「人間」として凌駕しているのが快感をおぼえるのよね
最後、若き冒険者2人が旅立つのをゴブスレさんが見送るのが
自分にはできなかったことを託すよろこびが感じられて
満足感いっぱいだ、自分の仕事で希望が得られるとはそういうことだ。






カノジョも彼女 Season 2 第16話 カノジョと花火 △+





こんだけお膳立てしても「ちゅー」できないのだから重症よなw
しかしこのおさななじみのヒロインはヒロユキの作品における
「盛り上がらない恋愛感情」を代表しているような存在ではあるね
そう、よーかんがえるとアニメ漫画では「花火」とか定番すぎて
どう意表をつくかで苦労しそうな題材ではあるのよね
 「いろいろ思うとこはあるけどいまの生活も悪くない」
みたいなくだりを手花火しながら直也にこぼすのが
このアホの子たちの物語でもっともアホな娘であることを
うかがわせるね、「ヒロイン」のあり方としては貴重かもな。








 

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あかん阪神優勝してまう (アニメ感想)

2023-10-25 16:26:05 | アニメ感想2023年 フォースシーズン





最果てのパラディン 鉄錆の山の王
第1話 聖騎士と詩人  と 第2話 狂える森 △++





女っ気が全く無くてらしくいいぞw
そうね「自然」に対する畏敬があるかと
けっこうなんちゃってファンタジーだと「モンスター」と
「自然」の関係性おざなりだからね
そしてこの世界は「中世」てきに自然から恵みを受けて
なんとか人間も生きていけるんで、それをぶち壊すやからは
共通の「敵」なわけなんだよね。
となれば「(ハーフ)エルフ」の相棒は必須なわけで
1期終わってもようやく相棒が1人だけでそれで十分ってのは
某王様のランキングのハナシみたいにおもえるね。







冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた
第1話 アンジェリンの憂鬱  と 第2話 赤鬼のベルグリフ  △+





英雄は英雄が育てた





「俺強い」の語り方ですよね、実力者の
弟子だったり仲間だったりが語るほうが本人がやるより早い
まして「親子」ならまた別の関係性になるわけだ。
それを考えてもこの「赤鬼」さんはずいぶん複雑な強さづけよな
才能とかは十分で、過去にわけありで、義足だけど
片田舎に引っ込んでいて、まだ実力をキープしているという
まあでも性格的にも娘さんがパパ大好きなのは少なくとも理解できるのw
そしてそのアンジェリンの期待と不安にパッパが応えて
いるようなかたちになっているのが一風変わっていておもしろいかと。







帰還者の魔法は特別です 第1話 破滅  と 第2話 試験 △+





くそくだらない「貴族制」とかあるんだけど(設定的にも)
そのせいで破滅したようなくだりがあるのがおもしろいかね
「タイムリープ」ものとしてガメオペラからスタートしてるけど
そこの理由もちゃんとつけるのは意外とすくないわな
ちゅうことは主人公が過去で対峙するのは「怠慢な世界」であり
そこでは個人のチート能力が存分にふるい甲斐があるというものだ
あとは運命のヒロインとは別の運命でも一緒にならんとな
そこは「取り替え不可」ってやつだ。






豚のレバーは加熱しろ 第1話 オタクは美少女に豚扱いされると喜ぶ
と 第2話 豚もおだてりゃダンスする △+





「豚扱い」されると喜ぶって、あくまで「人間」のまま
「豚野郎」のように卑下されるからであって
本当の「ブタ」になりたい変態がそういてたまるかw
しかしヒロインのジェスさんはからかうぐらいで
ブタになった主人公とうまくやっているかと
むしろこの世界自体が「下民」てきな世界観でできていて
しかも結構きびしい縛りがかかっているかとおもう
普通に我々現代人なら不満爆発だろうけどそこを
このファンタジーは「設定」てきにうまく抑制されている感じ
なにせ「ブタ」だからねえ、愚痴を言うか踊るぐらいしかない。







ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~
第1話 断頭台から始まるお姫様 と 第2話 ミーア姫、ドヤ顔を披露する
第3話 ミーア姫、種をまく △+





「年相応」の自分に子供みたいなことを言うと軽薄され
年に見合わない大人びたことを言うと感心されるのは不思議ですよね
また「貴族・王族」がちょっとマトモなことをしだすと
大きく世界が変わるってのはまあ当たり前だけど
ドラスティックではあるわなあ。
ミーアちゃん基本的には「お花畑」なんだけどこの世界観は
そのままお花畑だと「ギロチン」に直通なので
その恫喝が動機になっていて、またそうでなくても
「貧困」とか「差別」は普通に存在していて
そのあたりの「王族のきまぐれ」による行き来がたのしいかと
まあ「現実」に権力者が何とかしてほしい、という弱者の
願いはいつもあるのよね(そうしないと暴力で解決するし)。







僕らの雨いろプロトコル 第1話 あきらめた未来 -Cold Reboot
第2話 選ばれた邂逅 -Multiplexer △+





 「FPS」がメインのハナシってありそうでなかったよね
「SAO」とその流れで「ガンゲイル」とかぐらいか
アニメとしてはばえるんでよさそうな素材だけどな
日本人の死生観として「銃でパン」と死ぬのって受け入れられない
とこがあるんかもしれんね、ある意味「ゲーム」てきな感じで
このおはなし見ても素人のボクはうまいエイムと立ち回りでパン
ぐらいにしか見えないのが困るっちゃ困るとこだ
ただし「賞金」が出だすことでそのあたりの「ゲーム感」の
軽さにドラマとか「重み」を付与しているのが特徴だわな
そしてそこに「マウスセンシ」とか「モニタサイズ」とか
「こだわり」が納得いくカタチになっているのが「プロゲーム」
の側面だとおもう、ワンミスで何百万とか変わるものねえ。







ラグナクリムゾン 第1話 死神が生まれた日 
第2話 物語の始まり  △++





思い・・・だした!





「何もかも失った復讐者として最強になった未来」とかむなしいわなあ
一方で第三者が見てたのしむ分にはたのしいという矛盾。
まだはじまったばっかりなんで「オンナノコとの別れ」が
やりやすいのが季節柄っぽいかと、それも
「ドラゴン相手に無双していたヒロインがさらに強いドラゴンが
でてきてそれを主人公が何とかする」っちゅう濃いめのやり方。
そして幼女ヒロインのあとはなんか変な奴につきまとわれるという
そんな感じで「安心して見させない」なにかを提示しつづけていて
歯ごたえがあるかと。






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釘宮病が再発 (アニメ感想)

2023-10-22 22:29:38 | アニメ感想2023年 フォースシーズン





アンダーニンジャ 第1話 石を投げれば忍者に当たる
第2話 私は忍者になりたい  第3話 オッパイは近くて遠い存在 △++





「ニンジャ」っちゅうフィクションの対極とリアリティの極地の
花沢ワールドの化学反応やね、そもそも「ニンジャ」が「ニート」
って時点ですごい、勿論「設定」としてはありだけど
20万人もいて、しかもその中でも競争や格差があって 
「主人公」でさえも「あぶれる」状況を執拗に描いているね
ちゅうかそうしないと「コメディ」になるしねえ
ガイジンの「ニンジャ」志望の人を出すのも定番だけど
ちょっと面白いのは現代の「ニンジャ」たちが身体能力だけでなく
ハイテク兵器も使いこなしているのがクラシックな「忍者」
ってだけでなく「リアリスト」としての「ニンジャ」を提示
しているかとおもう、しかしあれですよね「時間軸」がぶれまくるね
現代的なザッピングだけどこのおはなし陳腐な「ニンジャもの」を
徹底的にぶちころしにきている。







ゴブリンスレイヤーⅡ 第1話 ありふれた春の一日  と
第2話 赤毛の少年魔術師 と 第3話 町外れの訓練場  △++






「ゴブリン」をスレイしているだけでハナシが成立するんで
和風RPGてき「レベルアップして次の村」のようなぬるい世界観ではないね
「デイリー」の仕事だけどそのクオリティはたかいね
それは「子鬼」が知恵があって成長する相手だから
そしてそれが「終わらない」仕事だからなんだろうか。
よくいる「イキる新米」てきな展開もこの世界観だと見物だ
なにせ容赦なくなぶられて殺されるからねえ
そしてゴブスレさんパーティーのような百戦錬磨な連中なら
何とかなるっちゅうのが「仕事」の生っぽさを提示しているかと。







葬送のフリーレン 第1話 冒険の終わり と  
第2話 別に魔法じゃなくたって…  〇





勇者が死んだ





このおはなしは沢山のものを「看取って」いる
まずは当然通常の「冒険譚」ね、それも「魔王退治」を
した後のさらに50年後の「冒険」とか念の入りようだ。
「時間」のかけ方が凄いね、「実際の人生」の感傷が発生する
時間のかけ方をしている、勿論それもフィクション的に省略
しているけど、それでも他作品のぞんざいなすっ飛ばし方に
比べるとよっぽど沢山丁寧に取り扱っているかと
「世代交代」させているね、ただの「取り替え」ではない
肉親の情とも似ているような、異なっている引き継ぎがうつくしい
このおはなしはフリーレンちゅう魔法使いのエルフでないと
絶対に成立しない、それは「設定」がこの世界観と不可分に一致
しているからだ、何か人の耳目を惹けばそれでいいって手合いとは
そもそも隔世の感がある。






ポーション頼みで生き延びます! 第1話 転生特典でお願いします! 
第2話 異世界で安心安全生活目指します! △+






社畜だったからねえ異世界きてまで「拘束」されたくないわな
そしてその術は女神にごねて獲得済みだw
というわけでこのおはなし「一方的なギフト」ではなく
かといって「強奪」でもなく、社会人として当然の
ギブアンドテイクで異世界ライフを満喫するあたり
なんか「8万枚金貨」みたいな触感で、好みだ
にしてもさいしょは「医療無双」てきなようで
「転送能力無双」あるいは「現代知識無双」みたくころころ
チートぶりが変わるのがなんかこうオムニバスみたいに
中の人が変わっているような印象やね、まあまだそんなに
主人公に拘りがないから困らないけど。







カノジョも彼女 Season 2 第13話 イケイケゴーゴー夏休み
第14話 いらっしゃい紫乃さん  第15話 しっかりして  △+






このおはなしぜんぜん「いい雰囲気」にならないのよねえw
子供のようにいつもあけっぴろげだから溜まらないというか何というか
なんなら紫乃ちゃんが一番それっぽいかもな、それも
他のラブコメなら平均値に届くかどうかぐらいのリビドーだ
「ドジスケベの天才」とかやってようやくだものね
逆に言えば現代的に「恋人っぽい雰囲気」ってのをギャグ的に
徹底的に否定しているのが見物かもな、あるいはそういう
「普通のハナシ」に乗っかれない人がつくるおはなしみたいな。







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聖剣とか魔剣とか最初に言い出したのは誰なのかしら (アニメ感想)

2023-10-21 00:43:10 | アニメ感想2023年サードシーズン





婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む
第1話 イケナイ出逢い  と 第2話 イケナイストレス解消法
と 第3話 イケナイ対決 △+






資産家がホームレスの子供ひろって育てるのとあんま変わらないわな
ただし「魔王」なんで「暴力」に訴える可能性があるぐらいか。
ほんらいは人格がゆがむ生活をしていたのよね
これは拾われた令嬢も拾った魔法使いも両者ともにだ
ところが2人とも奇跡的に善良な性格をキープしていて
それこそが魔法よりもおそらくは「奇跡的」なことにちがいない
そして「いけないこと」の最たるものは一旦与えた愛情を
奪い取ることにきまってる、最初から無いものは奪えない。






私の推しは悪役令嬢。 第1話 異世界生活は猪突猛進。 
と 第2話 メイドの仕事は愛情奉仕。 △+





「悪役」とイチャイチャするのは万人の為の「メインストーリー」
ではなくサイドストーリーてきなたのしみだわな
そして1クールのアニメは「本筋」を消化するような
強力な胃袋を持ち合わせていることは滅多にないんで
「出オチ」を消化するのに適した話題ではあろう。
「ゲーム」てきに全力チートで推しの娘とイチャイチャしてるけど
引き替えに「過労死」してるんだよねw
これは当世での人生が「ゲーム」世界への転生とさしたる価値の差が
無いというしょっぱいご時世ということなんかもしれん。







16bitセンセーション -ANOTHER LAYER- 
第1話 タイムリープしちゃったぁ~!? 
と  第2話 いっしょに美少女ゲーム作ろ! △++





誰彼100円




前提として「エロゲー(ギャルゲーとは言わん)」界隈が
賑わっていたのはもう10年ぐらい前までで、たしかに
「古き良き時代」ってのが描ける題材になっているわけで
かといって衰退したのではなく他媒介にまんべんなく行き渡った結果
「小さい界隈」では収まらなくなったということで
そのあたりの事情をコノハっちゅう「一介の画かき」に
タイムリープさせることで一遍に理解させる手腕は流石ではあるね
っちゅうかそも「タイムリープ」や「繰り返し」ももう何本も
傑作がある界隈でいい加減にはできないということなんかもしれん。
オッサンは当作品を視聴していてもうずっとニヤニヤしっぱなしなのよね
野郎にぶつかってマウントとってるオンナノコとか
マウスで画を描くとか、笑わずに視聴するのがむつかしいw
しかし、だ、ただひとつだけ変わらないものがある
それは「創作」の「めんどくささ」と「情熱」だそこだけは
変わらずに大変で、いとおしい。







ウマ娘 プリティーダービー Season 3
第1話 憧れた景色 と 第2話 スタートライン △++





現実にはテイオーとキタサンとは25年ぐらい世代が違っていて
勿論競馬の事情そのものも様変わりしているけど
「ゲーム」なんでそもそも滅茶苦茶してるものね
そのあたりが「先輩・後輩」、あるいは他馬への意識ちゅう
競馬ではあんましない要素を提示しているといえんくもないね。
圧倒的実力で二冠をドゥラメンテに盗られているわけで
たしかに「テイオー」とかぶる部分はあって
いろいろと面白いとこではある、まあ見ているだけでも
こりゃ敵わないだろと思うぐらいの感覚はあるのよね
ここでナイスネイチャに慰められるのが上手い展開すよね
テイオーのハナシも一層厚みが増すし、ネイチャの好感度もアップ。
とまあ「敗北」からスタートするのが実はスムーズかとおもう
なにせ99%は敗者になる世界で、よーかんがえると
スピカの連中はクラシックレースをゴロゴロ取っている
ドゥラメンテみたいな化け物みたいな連中ばっかしなのよね
しかし、「アニメ作品」として化け物を愛でたいかどうかとなるとな。







暴食のベルセルク 第1話 持たざる者 第2話 飢餓ブースト △+





俺を使え!





しゃべる魔剣には「師匠」と名付けましょうw
 「貴族」が「敵」なんで「世界観」そのものが腐っているわけで
通常の努力なんて焼け石に水ですわな、ほれチートの出番だ。
と、同時にアニメにおいて「レベル」があがりましたーとか
言ってもみている我々には分からんので常々とんでもない
不思議パワーで圧倒するのがまかり通るわけだ
これは現代において「努力」を納得するのがどんだけ
むつかしいか、ということの顕れなのかもしれん(昔からもか)
しっかりと残酷に「殺害」することを描いているのはよい
というか殺して奪い取る能力なんでおざなりだと作品が破滅するw
殺しをしようが盗みをしようが許されるとかカインかゴブリン
ぐらいのものだわな。



 
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ゲームの内容が獣王痛恨激 (アニメ感想)

2023-10-18 15:44:14 | アニメ感想2023年 フォースシーズン





アイドルマスター ミリオンライブ! 
第1話 たったひとつの自分らしい夢 △++





「アイマス」を知ってから20年か~ 
いやもう何というか、ただただ白駒過隙(はっくかげき)だw
こんだけ時が過ぎれば765が大手っぽくなっていても
春香たちが「偉大な先輩」になっていても
アニメがもう3DCGっぽくなっていても何も不思議ではないね
あるいは「ゲーム」が出自だったものがアニメとしてでなく
そのままにグリグリ動くようになったともとれるか、てきなな
出だしとして「スカウト」からST@RTではなくて
「ライブに感動したから!」というド直球なとこからはじめるのが
「はじまっておわった後のはじまり」としてうなずけるかと
しかしあれだよね「公園」で大事な話をするのは変わらないねえ
とまあその当たりの変化と伝統を味わえるのはオッサンの醍醐味かw






デッドマウント・デスプレイ 
第13話 The Invaders-侵入者- △+





1期からずっと濃ゆい人達を追加し続けていて
それがペースを落とさずに続いていて、おぼえきれませんw
 情報を秘匿する気ゼロなのがギャグよなあw
しかしね、この「情報量の過多」がおそらくは「この世」のあり方で
それが「異世界」と対比されているかもしれないね
この情報のせめぎあいがそもそも「生存競争」てきなもので
ポルカくんの望む「平穏」は随分遠い目的かもしれぬな
あるいは「異世界」よりも。







SHY     第1話 シャイなので と  第2話 ありったけの心で
と  第3話 食卓会談 △++





「不完全ヒーロー」も随分いろいろ扱ってきたよね
アカデミーでもいいしタイバニでも、そして必ず
 「取りこぼし」が発生するわけね、分かりきっているけど
ヒーローものでは避けられない話題ではある
あるいは宗教的に「何で神様おるのに救われない人おるん」という話題の
蒸し返しともとれるかもな、ただし当話の主人公は
おんなのこちゃんなのでオトコノコほどふっきれなくて
そして他人のココロに対して配慮が深いのが魅力になっているかと
そして「敵」はその「ココロ」そのもののようなあり方だ。







とあるおっさんのVRMMO活動記 第1話 アース、ログインする
と 第2話 アース、パーティに初参加する △(+)






まったりプレイ目指して効率厨とは逆張りした結果
仕様変更で恩恵をうけたとか「もうけ」っすよね
「アニメーション」としては円滑にハナシが進むから
ありがたいわな、「ゲーム」だとゆっくりその進歩の課程を
たのしむのが省かれるのでちょっと悩ましいけど
あとはまあもうほとんどMMOの「リプレイ」だよなあw
まああれはあれでギャラリー勢としてのたのしみがあるけどさ。







聖剣学院の魔剣使い 第1話 魔王復活 と  
第2話 背負わされし運命 △+





「つよくてニューゲーム」だけど「続編」の転生なので
仕様違いの部分があってそれが「おれつよ」より滑稽に
なりにくいのがいいかもね、出だしの「敗走」も見物だし
「魔王」が現代アニメの仕様の「やたらかわいい娘に囲まれる」
のが貞操観念の乱れのように「子供」として戸惑うのもいいかもな
リアルタイムで追っているとこんな痴女まみれになっているのも
すっかり慣れきってしまっているからねえw
これも30年ぐらい前に「美少女ゲー」とか造りだした人達のせいだ!
(ありがとうございます) 






でこぼこ魔女の親子事情 第1話 なかよし親子のでこぼこ事情
/不思議な命の教育事情 と  第2話 魔女の育児のあるある事情
/弟ポジションの恋愛事情/つるかつられるか △+





 
子供ってあっちゅう間に大きくなるよねえ、それは
「人間」も「魔女」もあんまり変わらないはずだ
そしてこのおはなしはその設定のせいでオッサンのぼくも
「育児」の苦労を他人事のように受け入れさせ易くしているかもしらん。
でっかいビオラちゃんがさまざまなトラブルを引き起こすのが
「子育て」の要素としてハナシに活力をあたえているね
勝手にペットを「造ったり」、ママに近づく害虫に嫉妬したり
そういう大人が「我慢」している部分をカラダだけは大人の娘が
奔放にやっているのを見る倒錯がたのしい。






ミギとダリ 第1話 ミギとダリ △+





「双子」とかもうしゃぶり尽くした設定じゃんっておもうけど
「ミステリ」以外でこうやって「笑い」にもってきたのが
センスがいいね、勿論その笑いも完全に「つくりばなし」に
ならないよう距離を取りつつというコントロールがある
「すり変わり」が基本的なムーブなんだけど
かなり慎重にタイミングをはかっていてかつ迅速で見物かと
「マジシャン」のような視点で見ているようなおもしろみだ
もちろんその「天使⇔悪魔」てきな人格のスイッチも込みで。

 






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アニメ感想2023年サードシーズンまとめ

2023-10-06 21:24:32 | アニメ感想2023年サードシーズン




印象にのこったところ






Lv1魔王とワンルーム勇者 
第11話 勇者 土に塗れる





土に塗(まみ)れるから「土下座」、当たり前田のクラッカーw
しかしね、その前の少年誌的バトルでも十分泥まみれになってるのね
そしてこのおはなしは「きれいでない」ものをとてもきれいに
描いていたかと、それは「勇者」が持っている最後の「希望」
ってやつだったのかもしれないねえ
そんなわけで「平和だけどせちがらい現実」と「夢みたいな中世」を
あやふやにせずに繋いだ奇跡的な「土下座」だったかとおもう。







アンデッドガール・マーダーファルス
第7話 混戦遊戯 






不死者と鬼とメイドとホームズとワトソンとルパンとファントムと
カーミラとジャックとモリアーティーと処刑人の推理合戦とバトルとか
情報の処理が追いつかねえw
しかしこの「追いつかない」ことのみじめさこそが「ミステリ」の
醍醐味だったんじゃないかとも、何でも知った気になれるからねえ。







声優部門





松岡禎丞さん
(アズドラ【Helck】 フレッド【Lv1魔王とワンルーム勇者 】
日喰想介 【あやかしトライアングル】 など)





いいちんぴらだったかとw
今時の若人らしく最初はおとなしめで後できっちりキレるのが
持ち味で最大の武器だ。






小市眞琴さん
(馳井静句【アンデッドガール・マーダーファルス】
明神弥彦 【るろうに剣心】 大倉燁子【文豪ストレドッグス】
エリック 【白聖女と黒牧師 】など)





武器をぶんぶん振るってたか、なんかツッコミ入れてたようななw
温度のひくいセリフがぴったりくる。






主題歌部門











Crack-Crack-Crackle
(アンデッドガール・マーダーファルスOP)





いきなり生首でてきよるw その後も物語の情報量のおおさを
示すかのように豪華で絢爛、贅沢でよいはなし、よいおうた













スターチス
Helck ED)





おだやかな平和が望むべき場所というEDらしい曲
しかしここに出てくる人間がヘルク一人というのが意味深だ
単純に人間が邪悪な存在なら「設定」で済むけど
そんな簡単なつくりでないのはここまで視聴すれば分かる。




 
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ラスボスと戦っていると母ちゃんがご飯よ~ (アニメ感想)

2023-10-02 22:31:34 | アニメ感想2023年サードシーズン





デキる猫は今日も憂鬱 第13話 デキる猫は明日も憂鬱 とまとめ △+





クマみたいな猫の風体にだまされるけど
「最強の主婦(主夫)」無双てきな現代ではナイーブな話題なんだよね
でも「家庭」がうまくいっている人が仕事もうまくいくのは
極めてあたりまえのハナシで、そんなことをここまで
ファンタジーにしないと提供できないのは不自由なのかもしれんね。
福澤さんの社会生活が地味にしっかり描かれていて僕らオッサンには
それだけで見物ではあるね、そして「しっかりする」為には
諭吉が巨大化する「必要」があるっちゅう理由が求められるのが
けっこうせちがらいかもしれんね、まあその内AI積んだ
アンドロイドにパートナーは取って代わられるのかもだが
それは別の作品のハナシか。





 
うちの会社の小さい先輩の話 
第12話 うちの会社の小さい先輩の話  とまとめ △+





「会社」なんで「競争」しながら「協調」してるのがよいね
まあその分削がれる何かがあるのだろうけど第三者としては
こういうのでいいんだとなるところだ
そしてその「風土」が「小さい先輩」への好感と一致するかと
しかしねえ、こういっちゃアレだけどこんなSSR先輩が
手つかずでおるわけないやろっちゅうハナシですわなあw
そんなわけで「理想の会社」と「理想の恋愛」が同居
しているような「はたらくラブコメ」としてたのしかったと思う
あああと1クールだと「ちょっとしたトラブル」すら起こす余地が
ないのがうらやましいかもね「現実」だと人間同士だとすぐ
ギクシャクするからねえw






好きな子がめがねを忘れた 
第13話 好きな子と約束をした とまとめ △++






意地悪より優しくされる方が好意を持つとか当たり前なんだよなあw
しかし三重ちゃんは危なっかしいから「優しい」くする他無いわな
そのへんの中学生男子の恋愛観と父性てきな何かを小村くんに
押しつけてそれにあたふたする様を見るのがおもしろかったかと。
あとは「めがね」、あるいは「距離感」に関するこだわりね
最後は二人でかけていたしね、しかしそこを「アニメ」の記号的に
処理するよりはもうちょっと丁寧にやっていたのが好感がある
なにせこのおはなし「めがね」忘れないと「くっつけ」ないからね
にしてもかわいい娘が側にいるとなんでこんなにハッピーなんだろうか。







白聖女と黒牧師 第12話 ふたりのかたち とまとめ △+





守ってあげたい





「江戸前のエルフ」と同じような扱いよな「聖女」って
ただし面倒みるのが異性か同性かで差異が生まれているかと
ただの「ぬるいラブコメ」として視聴してもいいけど
「牧師」っちゅうジョブがそれに抵抗しているかと
「へたれ」として捉えてもいいのだけど「職業」としては
「仕事」しているともとれるのでむつかしいね
2人とも「町」に奉仕するひとたちとして愛されていて
それが「個人」の「恋愛」からひたすら遠ざけている事態に
なっているかとおもう、それはむき出しの「障害」では
ないのだけど「欲望」を理由にした短絡が許されないから
すごーくじれた感じをたのしむことになるわけだ
でも現代人は忙しないからね、この時間のゆるさが心地いい。






はたらく魔王さま!! 2nd Season
第24話 魔王と勇者、エンテ・イスラの変革に立ち会う 
とまとめ △+





前半は子連れでテレビ買ったり、資格とったり
それがエミリアが「里帰り」すると途端にバタバタで
この「余裕」の差異が「異世界」ものとして
「2つの世界の住人」のありさまをくっきりと提示していたかとおもう
しかしこれは随分時間のかかることで当作品も10年ちかく
関わっていてようやく出来る仕事っちゅうわけだ。
マクドの仕事とかちーちゃんの修行とか地味にしっかり
描かれていて「魔王転生」のトンデモ設定とはうってかわって
「生活」しているかんじがよかったかとおもう
そしてそれこそが「生活」で「人生」で「平和」で「仕事」
なんじゃないかとおもえるわけだ、まあ恵美は日本では
失業していて、ちょっとほろ苦い。






SYNDUALITY Noir 第12話 Mirage of the Ideal とまとめ 〇





「荒廃」の後の世界としてカナタとノワールは最適解の人選よな
いまどきオトコノコが「一人前」になるには仕事するか
あるいはこうやってサツバツとした世界に放り込むのに限るわけで
「理想郷」に近づく為の道のりに太陽が差し込んだような
「希望」がかえって感じられるようなハナシだったかと。
しかしまあこんだけ主人公をみんなかまってくれるハナシって
最近はそんなにないかもしれんね、「ポンコツ」であることの幸運
あるいはそこから脱却しつつあるオトコノコの視聴
その丁重ぶりはもはや「荒廃」すらオトコノコを一人前に
する為にあつらえられた世界にすら感じられる。






アンデッドガール・マーダーファルス
第13話 犯人の名前 とまとめ 〇





モリアーティー側の連中が出てくると盤面が滅茶苦茶になって
動画としてはたのしいけど「ミステリ」としては大変だよね
しかし当作品はなんのかんの「解決」してしまっていて
「安楽椅子探偵」の弱点の「身体性」を克服しちゃっているかと
なにせ探偵は「首から下が無い」ものねえw
「犯人」も「人間」じゃない場合が多いのでそもそも
「常識」からぶっ壊さないといけないわけで、たとえば
「入れ替わり」っちゅう定番のトリックも新規に再考
しなければならないわけで、なるほど「ホームズ」が初めて
世界に解き放たれたころの「ミステリ」っちゅうのはこういう
触感だったのかもしれないと思わされる次第で
見ているわたしも久方ぶりに「探偵脳」が刺激された次第という
しかしあれだね、「怪物」が「犯人」でも動機は「人間」の
ようにドロドロしているのがうまいというか何というか。


 
 


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