ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII
第12話 英雄回帰(アルゴノゥト) とまとめ △++
「ダイダロスの塔」と「理性を持ったモンスター(ゼノス)」
を発見してからは一気呵成の展開だったような印象
いつもどおりきちんとベルくんが誰かを愛し、誰からも
愛される(憎まれる)、それが拡張していくさまだったかと
そうやって「世界」が激しく動いていくのが「英雄」たる
お役目ってことなのかもしれないね。そうやって
沢山のことが正確に動いていくなかで、最後の最後は
「男の一騎打ち」にもっていくのがこう「複雑な単純」に収斂する
さまを見ているようで単純な脳ミソのぼくにはたのしかった
しかしまあその裏ではベルくんを徹底して打ちのめし
ヒロインのウィーネをはじめとして「異端者」を血まみれに
しているという「漆喰」、世界の「おもみ」にも触れていたという
そういうただ消費されるハナシから1歩抜け出していたようにもおもう。
ゴールデンカムイ 第36話 生きる とまとめ 〇
すごいものを見せてもらった、とか間抜けた感想しかないね
アシリパさんの「アチャとの思いで探し」とか文面で書くと
まったく面白くもなんともなさそうなハナシなのに
そのアチャがアイヌでアレクサンドル2世を暗殺したとか
めためた面白いハナシをし続けているのだからすごいね
なんでこのおはなしこんなとんでもないホラばなししかないのに
呆れずついていけるのかねえ、まあ「世帯風俗」を味方につけている
リアリティのつよさとか、「戦い」にまつわる
(それは動物とのそれも当然含む)なまなましい血肉の交感が
このおはなしを「生」っぽいものとして我々に受け入れさせているんだろう。
トニカクカワイイ 第12話 夫婦 とまとめ △+
こんだけ「嫁がとにかくカワイイ」って言ってるだけの
ハナシが他にあっただろうかw しかしまあその直球さが
イヤミもへったくれも言えなくさせますわな
もう遠い昔のことのように思える「ハヤテのごとく」の
ライトオタクのぐだぐだばなしから「嫁」にとにかく執着
するっちゅう「発見」がみずみずしく描かれていたかとおもう
そしてそういう「小さいこと」でもメシが食っていける
ってのがまあ当邦がカネと文化的にある程度成熟しているのかあ
って大人ぶった感慨をもてるというのが落としどころなのかと
と、でも一点だけ「漫画」っぽい要素があるのよね、そうその
「嫁」が「病気もケガもしない」ってとこだ、つまり「無敵」ってわけで
さすがに嫁にまったく欠点がないリアルな「夫婦」なんておらんやろ
っていうツッコミもコミコミでこの「漫画」は少年誌にのっかているのだ。
ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN
第12話 それでも私は守りたい とまとめ △++
「護るための戦い」っていうとコトバの上では格好いいけど
実際は暴力で敵をぶっ殺すってことなんだよね
と、こう考えると芳佳ちゃんがいかに当作品において
「反主人公」てきなポジションなのかがわかる
あっちへふらふらこっちへふらふら、不安定な魔女で
あることによって当作品を「血なまぐさい戦争」から護って
きたと今はわかるわけだ、作品も「魔法」が「戦争」
以外にも使用される可能性を提示してきてこう考えると
アニメーションのたのしみとして「敵(ネウロイ)」と
ドンパチ戦う一方で自分たちは「専守」てきな途方も無い
「理想」を護ってきたというとても難しいことに当作品は
チャレンジしてきたといえよう、そしてそれは尻をふりふり
することでそらしてきた視線を今回はたいがい直に受けて
そして戦い抜いたのだからそれこそ
まことの勝利といえるのではないかとおもう。
また今回も年末年始の企画を開催しましたのでお誘いに伺いました
お忙しい時期に申し訳ありませんがお時間がありましたらぜひご参加ください!
よろしくお願いいたします
毎年ありがとうございます
今年も終わるのに投稿は来年
というのも恒例になってしまって・・・
お待ち下さい m(_ _)m