意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

クウキヨメヨー(アニメ感想)

2012-03-29 21:32:36 | アニメの感想(2012・春)






BRAVE10 第12話  光の勇士 とまとめ △







伊佐那海ちゃんが話しの中心の渦だから彼女を魅力的に描かなければ
ならないのだけどまあ平均的なお姫様ってとこまでだよな、流石に
変にキャラの設定に気張ると話しが面倒になるのだけどそれぐらい買って出る心意気が
あっても良かったかもね、活劇的に視ると十勇士の手持ちの特殊能力を
もうちょっと弄ると見栄えがよかったかもしれない、できれば各個人の
エピソードつきで。能力使った→勝った みたいなのが多かった印象
MVPはアナスタシアさんかもなあw 小助は犠牲になったのだ。
最後は正宗公がレッツパーリィーってのがお約束なんですかねえ。










夏目友人帳 肆 第13話 「遠き家路」 とまとめ △+






この話には「成熟」ってのが大事かもねえ、藤原夫妻を始めとして
みなさん「いい大人」って感じ、最終話間際なんかを視てて一層その感じ
「帰るべき家の主」として相応しいかと
名取さんとかはもうちょっとでそれに届いて、そして貴志くん達も
だんだんそれに近づいていくってことやね、その過程を描いている


夏目だと妖が諸問題をおこすのだけど。その解決にあたって
夏目をはじめとして結構みなさん体を張って解決するのが美しいとおもう
ニャンコ先生に頼ったり、不思議パワーで解決するのをなるたけ避けている
そうだからこそ彼らに愛着を抱くのだろうし「成長するモノ」をしっかり描けるのだろう
そして視聴者はそれを「見守る」ハナシなんだろうね
それは映像美で魅了するものでも、超設定で脅しつけるものでもない別の種類のおはなし。
見過ごしがちだけど物語を消耗することがデフォルトになったご時世で
シリーズを4つも重ねるってのはそれだけで特別な価値があるのだろう
帰るべき家があることと同じように。










男子高校生の日常
第12話  女子高生は異常「悪魔」/男子高校生と嘘/男子高校生とUFO/
男子高校生と店員/男子高校生と積極性/男子高校生と絡まれ/
男子高校生とフランクフルト/男子高校生と…/
映画女子高生は異常 アークデーモンvsシルバーデビル「祝♥卒業!!」
とまとめ △+






男子高校生の畏れ





流石に高校生ともなるといろんな恥ずかしいことや怖いことのが徐々に
理解できてきて、そのあたりに過剰に反応しながら時々子供時代みたいに
オレ無敵みたいなとこといったりきたりするのが当作品の持ち味かと
ただの馬鹿ばなしではこの持ち味はでないかと、ダラーッとした感じがね
ちなみに女子高生は現役で無敵ですw


にしても女子高生のしだらのなさよなあ、ゲロ吐いたりしてたなw 
オトコノコとしてはビミョーですよね、いい意味でも悪い意味でも
いやね、これは世態風俗の正確なトレースだって褒めたいワケじゃないのね
まあ実際こんな感じなのかもだけど、「人間」として幅があることに
安心はするかもね、自分の足の臭さで安心するようなそんな心理(どんなだ)











ちはやふる 第25話  もれいづるつきのかげのさやけさ 
と あくるまはいかにひさしきものとかはしる ○+






単に眠いってのもあるのだけど普段私はアニメを視聴してる時
ボーッと視てることが多いんですね、特に最近は
それがまあ、なんだ、これは、眠気が吹っ飛びおる!という
「深夜」であることを吹き飛ばす作品


札を取るときのパンって破裂音は確かに短距離走のスタートのそれか
しかも毎回違う方向に走り出さなければならない短距離走
だんだんそれが心地よく感じるぐらいになっていくねえ


1話1話が濃密にかつ奇麗にまとまっているのよね
「和歌」ってのを取り扱う作品だからこそかも
毎回見終わった後は気持ちが良かった、さっきからいい気分ってばっかりだな
まあでも他の作品が1クールかけて得る高揚感を1話で達成していることも
少なからずあったのだから、ちょっとモノが違う
「真剣勝負」だからなんかね、無駄ってのがほとんど存在しない世界
「ゆるゆる」であることがすっかりデフォルトになった今日に
先祖返りしたように現れた鋭敏であることを要求する作品だった。

そういえば「千早振る」って「凄い勢いがある」って意味だったっけ
その言葉のままに勢いがある作品を描いているのよね
こんな感じで虚飾がなく、登場人物の想いや言葉がタイムロスなしで
視聴者の心に飛び込んでくる、そのここちよさよ
ま、恋心だけは逆にとんでもないもどかしさってのも
「敷島の道」らしいっちゃらしいかもね











Another 第12話 「Stand by oneself -死者-」 とまとめ ○







終わったんだよね?






ホラーを扱ったアニメとしては最高峰にまで達していたんじゃないか
放送コードギリギリまで責めていたし、物語の流れも確かだった
キャラクターもよく描けていたし、演出もすごい
なのになんでか、エモーションが表立ってうごかないというか
ココロの奥底でざわつく感じ、自分が鳴ちゃんになったとでもいおうか(いうな)


最後の洋館での殺戮劇なんかはホラーものの使命を果たしたって感じだよね
老婦人がナタもって襲いかかってくるとこなんか半分笑ってた
ただそこまで到達するのに「ホラー」ってのを維持する苦労は半端ではなかったかと
とにかく絵は崩せないし、ハナシに矛盾をきたしてはいけないし
そういう意味では鳴ちゃんはベストなヒロインだったかもね
恒一くんも地味な主人公を堅実に演じていたかと。
乱痴気騒ぎもいいけどこういう端正に狂っているハナシがあってもいいと思う
「人間」の怖さでなく「人形」の怖さとでもいおうか
でも、こういうおはなしって確かに「忘れ去られていく」のかもしれないね
ああ、その時のために「記録」したのか、また思い出すために―







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わかりかけた答えの続き 今 探しに行こうよ(アニメ感想)

2012-03-26 22:47:27 | アニメの感想(2012・春)






パパのいうことを聞きなさい! 第11話「逢いたい時にあなたはいない…」 △+







夢で逢えたら






妄想というか白昼夢というか、年頃の女の娘が日中に多く夢を視るのは
まああるかもしれんけど、日々の苦労があるってんじゃ無邪気にも
楽しめないわな、そう「無邪気」を奪おうとしているのね
ハナシづくりの為に飛行機事故でたくさんの人を殺してしまったのを
3姉妹とおいちゃんが償っているというカタチ
妙に鬱に持っていかないのがまあヌルいといえるかもだけど逆に生々しいかもね









妖狐×僕SS 第11話「陽炎」 ○!






「モノローグ」ってーと醸造されてきた「空気」を試すようなとこがあるね
今回はそれに充分に答えたかと、今までよくやってきた証ですね。
御狐神の生き方は孤独に生きてきた人らしく「細い」かったのね、幅が
それを凜々蝶さまが押し広げてくれたってのはありがたいこと。
「手紙」にこだわりがあったのもそういうことだったんだねえ
紙の手紙を待っている間にいろいろ訓練したり思慕したり幅を広げたりできるもの
「メール」ではできないなにかではある
この作品、総じて「時間」の取り方がゆっくりしっかりだから
視る側のココロにもじっくり伝わるってとこはある、気分良く。
御狐神に抱きすくめられた凜々蝶さまの何とまあたおやかなことよなあ
聡明で、可憐で― ん、だんだん御狐神の気持ちが分かってきたよ
蜻蛉さんもバイブレーヤーとしていい役回りだったかと
変態として場をかき混ぜながらいいあんばいに全てをもっていってる
さすがバイだぜ!(違う)












スマイルプリキュア! 第8話 「みゆきとキャンディがイレカワ~ル!?」 △+!






8話目からカオスw マスコットと入れ替わったプリキュアってのは
流石に前代未聞だわな、ふつうに元気いっぱいハタ迷惑だから困るわなあ
そういうとこを仲間がいちいちフォローしてくれるとことかやっぱりいいよね
こんな状況でも「学校を休む」って選択をしないのが教育的だとおもいます
そんな理由で休めないぐらい楽しい学園ゆーとぴあなんだろうねえ






あ、ジャンケンは負けました









ラストエグザイル-銀翼のファム 第21話 Grand master とまとめ △






最終話はもうルスキニアとファムによる作品自体の「敗北宣言」みたいなものよな
だって同じお姫様を救出しにゆくミッションでも1・2話の方がたぶん質は高いもの
超えようとして超えられなかった高み、だからこそ最後の待望だったグラン・レースで
前作のメインキャラ達に遅れをとったんだろうねえ


なんちゅうか作品ぜんたいが「総身に知恵が回らない大男」(ゴリアテ)のようなな
そっちが視たいのではなくて大男を痛めつけて舞う蝶なり蜂なりなんだけどね
「戦争」っていう巨大なフィクション(にして現実)にどう立ち向かうかってのが
最後まで定まっていなかったような気はするな
「ンなこたあかまわず私は翔びたいんだ!」ってやるなら
新兵装なり超設定なりを付与して彼女たちをもっと活躍させてやったほうが楽しくはあったろう
最後は何が楽しくて視てるかもこっちはよく分からなくなってた。









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本物と偽物、篩(ふるい)にかける時(アニメ感想)

2012-03-24 00:12:15 | アニメの感想(2012・春)






8話とか11話でおしまい、あとは映像特典です
ってのが業界の主流になっていくのかねえ








アクエリオンEVOL 第12話 「アクエリアの舞う空」 △+






作中内で別作品のさらに作品化したモノをとりあつかいながらイチャつくのが
もう伝統芸になっているよ、でも上手い。ハナシに奥行きが
出来るからこのベタなラブコメを受け入れやすくしているかと
こういうように「作品のなかで別の作品が存在する可能性を提示する」ってのは
物語が溢れかえる現代では基本的なリアリティの提示法のひとつになってるね。
にしてもどいつもこいつもイチャついてるなあ、学内
これでいいのか地球再生機構w









BRAVE10 第11話  闇の慟哭 △





夢オチとかでばってきたってことはだいぶんハナシづくりに
煮詰まってきてるってことですねえw
しょーもなさが少年誌っぽいっちゃぽいけどね
戦闘シーンのしょぼさも相当ですよね、気持ちが盛り上がってないってのもある
仲間集めがひととおり済んじゃったのだけどその間に気の利いた敵キャラを
提示できなかったのが痛いね、裂界武帝・豊臣秀吉!とかなw









Another 第11話  Makeup -惨劇- △+!






なんちゅうか、眉を顰めるひともいると思うのだけど
見てて笑っちゃってたのよね、ワタクシ
こんだけ奇麗に「殺戮に至る劇」ってのに入り込むとまあ
怒るとか理不尽よりも、うまいことやられたなァってかんじ
馬鹿みたいに死んでいくものね、理由もなくってのがおそろしい
静かに静かに何かが狂っていくそういう作品
世間では作品自体あんまし騒ぎ立てられていない印象だけどそれがまた怖いんですよね
こういう作品がひとつぐらいあってもいいかもね
あーやっぱ怖いからヤかなあw
ここまででも充分だけどオチが凄い愉しみでもあります。










アマガミSS+ plus 第12話 「森島はるか 後編 タビダチ」 △






バカップルのおはなしなんざおおよそ見るもんじゃないねえw
まあ余録なんだから肩肘はるのも馬鹿らしいし
ラブリー森島せんぱいらしいっちゃらしいかもね
色違いの先輩の協力による自作自演だよなあ、完全に。









偽物語 第11話  つきひフェニックス 其ノ肆 とまとめ △+






ま、オチがつかないおはなしってのはもう周知の通り
あららぎさんが放送できないぐらいボコボコにされるのも周知の通り
「物語」的にだんだんハナシが盛り上がってくってことはないので
だから「偽」物語、なんつってな。


シャフトはまあ「放送できないよ!」ってのを無茶苦茶抽象的にして
誤魔化してきたよねえ、それがなんかこう笑いを誘うというか
映像的にはある種敗北なんだろうけどね、最初からそれを志向してるから
負けたときのダメージが少ない、っていうか無いからな
「ハリウッド版~」とはぜんぜん逆の方向性ではある。
まあ、代わりに女の娘は無茶苦茶に脱がすし弄るぞってなw


画的には火憐ちゃんと忍まわりで面白いところが多かった印象ですね
この二人でいっぱいいっぱいまで攻めていた印象
とりわけ体育会系の妹との過剰なボディコミュニケーションは
妹萌え界隈の新境地とはいわんけど最近不足気味だったからうれしいかもねえ。
あと、忍野まわりの人達が大分増えてきて、皆さん濃ゆいです
4人目の御仁もからめて彼らの大学時代のおはなしで本一冊創れそうですね
こうやって「偽物」の物語が増えていくのかねえ
「本物」より本物らしい「偽物」










ブラック★ロックシューター 第8話「世界を超えて」とまとめ △+







ブラック★ロックシューターをはじめとする「あの世界」で戦うモノ達も
その元の世界の主が「スキ」だから戦っているとこうのたまうわけで
逆に言えば彼女たちも誰かに愛されてこの映像世界に顕現した娘らなわけだ
「儲かるから」とかそういう世知辛い理由ヌキで存在するってこと。
「あの世界」での果断のない戦闘を踊る娘たちは「技術的な獣」ってとこまで達していたかも
本当のトコはそれだけで押し通したかったかもしれんけど
見ている人達のために糊しろしてやるとああいう物語にならざるをえないかと
ただ「あの世界」と「この世界」を「統合」が完全に着地したかというと
流石にそこまでは無理が過ぎるかと、映像パワーで押し切ったあとのしこりみたいのがある。
まー読後感までパーペキな作品なんて自分が勝手にやればいいだけなんだけど
TVという商業舞台に乗っかってこんだけ勝手にできるのなら
やっぱりそれはそれで凄いことだとは思う、そして今や「ノイタミナ」枠は
「アニメで何が出来るのか」ってのを試すそういう場になっているとおもう
一方で「ヒットした原作付き」っていう正統な流れを手堅くもやっているから
なんか視聴していて「信頼できる場」ってのになっている
そしてそういう「場」があるだけでも何らかの意義はあるのだろう。











ギルティクラウン 第22話  祈り:convergence とまとめ △+
 





なんかどっかで「ノイタミナ枠初のロボットもの!」ってふれこみを
見た気がするのだよね、まあ脳内の勝手な妄想だったのかなw
しばらくするとまったく見なくなっちゃったしね。


難しく考えず「特殊なゆえの孤独とその克服」みたいな青春モノで
それをまっとうしただけってことかもしれないね
きっちり「獲得→戸惑→増長→孤独→克服」ってやったのは久方ぶりかもだけど
そもそも「ココロのカタチを結晶化する」って設定自体が
ココロなんて目に見えぬものにぶんぶんに振り回される若人っぽいかもね
そのあたりは前時間のB★RSとも共通するところ


浮ついた設定の分結構人の死生はきっちり描いていたかも
死ぬときは死ぬ、グロいって方向性でない残酷さでさ
そのあたりは作品の「重み」になるよねえ
ギルティクラウンはそういう「浮ついたところ」にいちいち重しを乗せてる
特殊能力でオレ強いってなればイケメンの有能な指導者がいるし
歌うヒロインがいても、歌で戦いが止むわけでは全くないし
友達ごっこで創った友達はバッチリ裏切ってくれるしね
「TV版エヴァンゲリオン」とちょっと似た構造やもしれん
毎週持ち上げては→落とす のアップサイドダウンにメロメロになるという
ただ、もうちっと自分を最後まで信じてくれたヒロインを途中で大事に
しておいてやったほうがよかったかもね、そうすると最後のお姫様
救出フェイズで大飛翔になって決まりがよかったかも
後編の閉鎖学園編あたりの扱いがちょっと甘かったのと
「人格転移」とかややこしい設定がお姫様を助けるっていうシンプルな正当性を
邪魔したかもしれない、まあそういうアマタるい設定にもやっぱり
重しをつけておきたかったのかもね
「失敗」ではないけれど「達成感」がないのが「現代的」ってことなのかもしれない。








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AKBの中の人(アニメ感想)

2012-03-16 13:22:20 | アニメの感想(2012・春)




アクエリオンEVOL 第11話 「野生の召命」 △





ン十年前までは「機械」だしときゃとりあえずオトコノコは納得してたもんだけど
そのオトコノコが草食化いちじるしいのもあって「野生・野蛮」が喪失したものとして
現代のキーワード的権威を獲得してるってのはあるなあ
女子のかたがたも大っぴらにアニメディアを楽しむ現代ではいっとうな。



しかしまあ「野生」を描くってのはどういうこったろうね
ケンカしたり咆哮したりってのは安易だろうしなあ、むずかしい
まあ何か内側から湧き出てくるモノに忠実であるってことなんでしょうな
「恋愛」は大定番の解放キーなんだけど定番ゆえに陳腐を避けねばならぬ
今回のおはなしも野生を主張するにはちとおとなしめだったか











男子高校生の日常
男子高校生と限界/男子高校生と結果/男子高校生と冬/男子高校生と走る/
男子高校生と雑煮/男子高校生と地面/男子高校生と自転車/男子高校生と料理/
男子高校生と学校/女子高生は異常「傷痕をつけた女達」 △







よくあることだけど「男子高生」とかだんだんどうでもよくなってきたなw
まーその中でも文学少女とキン肉バスターとかそういうスメルがまだ残ってるね
つーかリアル男子高生がキン肉マンの技なんて分かるわけがないだろ(笑)

「唐沢も時々わけがわからないことするよね」とかって異常な女子高生は
のたまってるけど当作品はその「わけのわからぬこと」にビリッと
来るときがあるんだよねえ、もの分かりがいいのだけが全てじゃないよね










ちはやふる 第23話  しろきをみればよぞふけにける △+





原田せんせい大活躍の回ですなあ
印象深いのは「あと、2勝か」ってつぶやいたとこかなあ
他の若いモンがあんまりつぶやかない台詞だったから。
目の前のことに無心でぶつかっていける若人達とは異なるってか
酸いも甘いも勝つことも負けることもどういうのか自分なりに
分かってきた先生みたいな経験者だけが語り得るとこですね
逆に言えばベテランには1つ1つの試合のわずらわしさってのが
纏い付いてくるってのがあるのかもしれぬ
それを拭うために「仇討ち」って名目とかで自身のモチベーションを維持したり
あるいは「指導者」っていういい意味で負担が少ないことをやってるとか
しかしまあ「モブキャラ」ってのがかるた関係者ではほぼいないって
のは凄いよね、この作品に関しては「凄い」っていい飽きたけど、凄い。












あの夏で待ってる 第10話 「先輩と、僕らの。」 ○






はーもう清涼感のすさまじさよなあ、青い髪の人達がメインだった理由ではある。
アニメによる青春ムービーとしては最高に近い境地にたどり着いたにちがいない
柑菜が汗だくでキリッとした顔で告白するとことか
orzってやってる哲郎のとこに背中から抱きすくめる美桜のとことか
猛烈にいい画ですね、大事に何かの箱にしまっておきたいとこです。










ブラック★ロックシューター 第7話  闇を駆ける星に願いを △+






忘れるな、わが痛み





「流血禁止」って枷がある中でどんだけ「痛い」ってことができるかに
チャレンジしてる気はする。出血量だけなら「Another」の方が1億倍ぐらい多い。
「暴力で解決するセカイの方がずっとラク」ってワードは凄まじく乱暴で
そして「現実の世界」から暴力が追放されない理由を端的に表している
最先端のエソラゴトが世界の真実にふれたよ











キルミーベイベー 第11話  ふろたこもちてはつゆめし △





春も近いこの時期に「モチをのどに詰まらせるネタ」がかぶるなんて
ある種の奇跡かもなwうふふふふふ


やすなはソーニャちゃんと一緒にいる限りいつでももれなく
命の危機が訪れるわけで、人は人と一緒にいる限りいつでも
危ないんだなァなんて教訓的なことを教えてくれる作品です(そうか)










アマガミSS+ 第11話 「セクシー」 △





森島せんぱいを2人に増やしましたって安直すぎる展開に
もうあきれるやらなんやらw
せんぱいと一緒にいるとここが日本だってことを忘れさせてくれますねHAHAHA


・・・ってのをダシにしてあてられた響ちゃんの反応を楽しむハナシですね
わかります









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いつの間にかBluelay「と」DVDが発売 ってなってる(アニメ感想)

2012-03-11 21:32:36 | アニメの感想(2012・春)





ちはやふる 第22話 
うつりにけりないたづらに ○






冷静に考えるとこういう速度が重視される競技で
ジャッジがセルフってありえねえよなあ
まー大きな大会とかだとそういうの裁定する人やルールがあるのかもだけど
人より努力して人よりちょっと早いってのがもち味の人だと「1枚の重み」
ってのは軽くないわな、逆に言えば「現」クイーンってのは
人より圧倒的に早くて強いともうかかがえるわけね
対戦している当事者も濃く描かれているけどそれを取り囲んでいる人達の
さまざまな思惑も見応えあり、ドラマがドラマをよぶ
そして「熱気」ね!ガラスが曇るってだけでそれが嫌ってほど理解。
そういう細かいところが大きい差になるのよねえ












あの夏で待ってる 第9話 「せんぱい」 △+







海人くんとイチカさんだけじゃ、たぶんハナシにならないのね
周りの人の助力と檸檬さんの演出でなんのかかんのかハナシができてる
まーそれでもほんとうにギリギリ馬鹿にせずに見られるラインというか
「アニメーション」ってものの特性をギリギリまで見切って
ベタな青春キネマに仕立て上げているって感じをうけるのな
まあでもベタにふりまわされるのと「ベタをやるぞ!」ってやるのは
全然違うのよね。下手な奴は上手い奴の真似はできないけど
上手い奴は下手なふりが出来る。










アマガミSS+ 第10話 「オネガイ」 △






紗江ちゃんも手がかからない娘になってもうドラマは構築しえないね
それは寂しいことかもしれないけど、幸福なことではあろう
手垢のついたことばで要約すれば「人生」だ
あれには語ることはなーんも、無いから、ただそれはそれなだけだ
それをアニメーションで視聴したいかどうかは分からないけど










ペルソナ4 第22話「It's just like Heaven」 △+!






おいおい、どんな「わるいゆめ」だよ
セーブポイントからやりなおし









パパのいうことを聞きなさい! 第9話「ちょっとマイウェイ」 △+





1時間以上の通勤時間ってのは本当に参るよね
どーもこーもならないベタな苦行だからいっそうしんどい
何かで時間をつぶしてないとやってられないというか。
今回は金髪次女に焦点があたるとこで、当然彼女にもいろいろ苦労はあって
そこもまあ「家族もの」のビターなとこというかそれは真面目に描かれてた。
で、仁村さんとのデートは対処療法ですよね、前話の住居問題のような抜本的な解決ではない
シンデレラは最後は王子様の求婚でどっとはらいってなるのだけど
小鳥遊び次女さんの生活には救済もピリオドもうたれることもなく
靴を繕って、それはそれで楽しい四畳半に帰りましょう、ということになる
夢の無いはなしではあるけど、ホームドラマものとしてそしてエンタテインメントとして
ギリギリのとこで成立する堅実な仕事だったような気はする
でもまあ、おおよそ金髪ツインテールの娘が担当するハナシではないかもねえ






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朝と夕で二回ジャンケン(アニメ感想)

2012-03-06 21:27:38 | アニメの感想(2012・春)





妖狐×僕SS 第8話「お茶と距離」 ○







一緒に珈琲を飲もう!→出来るか! のセルフツッコミから
「君は少し僕に似ている」ってとこまでゆるみない足取りですね
他のパートナー達の距離感の無いやりとりをちゃんと見せつけて
おいているところがまっとうなやりかたか
あと「半妖」的設定だからなんかてけとうな「敵」があらわれて
しっちゃかめっちゃかにしていくかと思ったけど影すらも見えず
たいへんによかったとおもう。コーヒーもなんでもかんでもぶち込んで
ぐちゃぐちゃにかき混ぜて飲むのだけが飲み方じゃないものね


イケメンに自身の一挙一足が視られているってのはどういう気分なんでしょうね
まあ視聴者には凜々蝶さまは充分にそうしたくなるように
魅力的に描かれているね、たおやかなんだよなあ










ラストエグザイル-銀翼のファム-
第18話  Transposition △






妖狐×僕を視た後だといっそう展開のぞんざいさに泣けてくるのう
ま、もともとこういう「無茶しやがって」ってことを買ってでてる作品だけども
覚悟しててもケンカで負けるのは悔しいものねえ
その「悔しい」さ加減が吹き飛ぶぐらいの映像的努力があったかというと
最近の低空飛行ぶりじゃちょっと言い訳できないかもねん。
二度目の暗殺成功ですか、こういうのは笑えばいいと思うよ。











偽物語 第9話 「つきひフェニックス 其ノ貳」 ○





「結婚するならお前だと思っているぜ!」





おっきい妹との過剰なボディコミュニケーションは新境地だなw
妹と戯れるのも大概見飽きた気がしてたけどいやーまだまだできますね。
八九寺とのカラミは「体は小学生」ってのを(お互いに)悪用してるって
フシがありますね、ちょうど新婚さんのいちゃつき方かもしらんね
いろんな愛し方があるもんだなあ、いやーでもそれを一つ身でやっちゃう
むららぎさんはほんとうに屑野郎だなあwなんてうらや、いやらしいんだww




そういえば何か上方訛りの人とキメ顔のひとがいたような・・・








スマイルプリキュア! 第5話「美しき心!キュアビューティ!!」 △+






「青い娘」を最後にもってくるのは「わかってる」よなあw
他の4人が「友愛」を理由に正義の味方になっているから
ひとりぐらいは「正義」の為に正義の味方になっておくのがよろし。


ハッピーエンドなんて糞くらえ!っちゅうガキっぽい反抗が
今回のおはなしではモロですね、この率直さがいいかもしれない
そしてそれを視聴しているおっさんのワタクシにもそういう
「ハッピー」⇔「糞喰らえ」的な矛盾した気持ちが物語を見るときには
いつもあるわけで、どっちがいいのかってワケじゃないのだけど











夏目友人帳 肆 第10話  祀られた神様 △+






「祀られた神様」ってのはちょうど夏目自身の立場とカブるとこもあるかもな
だからこそ「そのまま夏目に豊月様とって変わってもらいたいんじゃないのか」って
名取さんの疑惑がわくのももっともなことで
名取さんのとニャンコ先生の力も借りて必死にかけずり回る貴志くんを見てると
巨大な自然災害に立ち向かうプロジェクトX的な回をほうふつとさせるようなな
逆に言えばただ祀られてあがめ奉られるだけの神様ってのは力を失っていくって
ことかもしれぬ、「かんなぎ」のナギ様がわざわざ寄り代を借りて
アイドル的行為にいそしんでいたのもたぶんそんな理由があったのだろう、











男子高校生の日常 
第9話  男子高校生と兄と姉/男子高校生とドロップキック/男子高校生と夏の終わり/
男子高校生とメガネ/男子高校生と生徒会の日常/男子高校生とパンツ/
男子高校生と配線/女子高生は異常「アークデーモン」 △+







>生徒会



ホワイトボードに「ラーメン」ってだけ書いてある画が美しいw
平和でなによりだ




>パンツ



「申し訳ない気持ちでいっぱいになったって言うか・・・」



ま、萎えることもあるよなあ。萌えと萎えは紙一重
りんごちゃんのバカな娘ぶりがわかっちゃいるけど上手い





>アークデーモン



あー小学生や中学生のころ「近隣最強のワル」みたいなのがいたよね
私個人はべつだんそういった人と関わりを持たない平穏な人生を送ってきたけど
問題はそれに「アークデーモン」ってネーミングをするのが
「ああドラクエ世代だなあ」って同族意識をさそうわけで
「70年代生まれの子供の日常」を描き出すのが異常にうまいよな、この作品





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他に削減すべきものがあるんじゃないの?(アニメ感想)

2012-03-02 14:35:57 | アニメの感想(2012・春)







偽物語 第8話 つきひフェニックス 其ノ壹 まるっ!







今回のヤバイはなしだけがやりたかったに違いないw
まあ半分ぐらいは冗談だけど、妹を弄って遊ぶのは戦略核レベルで
危険な遊戯なんですがな、いやわりとマジで
目の前にいる自分の面影がある存在に愛おしさを感じたらもう―
そのあたりのウェットな感じがよーく描かれてかと
普段はドライな演出なのに濡れ場は凄いのよね。
世間一般のお年頃の兄妹(姉弟)の関係が極端に冷え込むのはこういった事態に対する
防衛策的な選択なんかもしれないねえ











スマイルプリキュア! 第4話「直球勝負!風のキュアマーチ!!」 △+







迷い無く最短距離で仲間を作っていきますねえ
私なんかだと箸を休めて10話ぐらいに水増ししちゃうけどw
陸上競技を見ているようなすがすがしさがあるよね
あああと「会話劇」みたいな作品がだいぶん増えた中で
こういう大きな声をまとまって聞いていられるのってちょっと特殊かも
悲鳴のようなノイジーなやつじゃなくて、活力をちょっともらうような、そんなの
「声」にはそんな力がそもそもあったはずだったけど、久しく忘れていたよ
いや、いつもあたりまえに享受していたからかもしれない











夏目友人帳 肆 第9話 「月分祭」 △+






今期に入ってからこころなしか妖の姿を借りることが貴志くん多くなったような
ふつーに高校生やっている時より多いかもなあ
ニャンコ先生もレイコさんに化けたりしてな
もう大概誰が人間でそうでないのやら、まあ、どうでもいいか
「人間の都合」で自然が枯れたり繁栄したりするのをコントロール
しようとするのはまあ定番のテーマではあるな
雨の降らない砂漠に人工降雨を降らせるべきかどうか、みたいな
そういうことをするとどっかで巨大なしっぺ返しがくるんじゃないか
いやそれさえも勘定して―みたいな、人はいつからそんなに傲慢になったんでしょうね










ちはやふる 第20話「わがころもでにゆきはふりつつ」 △+






同じ札取りでも相手が違えば全然違うよな
強い相手から獲った札は輝きを放っているだろうね、マジで
そしてちはやの物語と新の物語もまた違う側面を持っている
繋がっているけどその道は離れている、遠いからこそ
もの想うってとこが少女漫画的ですな。携帯電話がある今
もうほとんど絶滅した考え方ではある。










あの夏で待ってる 第8話「先輩がPINCH.」 △+







海人とイチカせんぱいの関係はだいぶんギャルゲーのテンプレっぽいすよね
神にーさまが呆れそうではある。いわゆるフリって奴で
ドラマはワキで展開してるのな、柑菜とか哲朗とか美桜とか。
海人君たちがあんま~いお話しを展開していながら
柑(オレンジ)甘いか酸っぱいかってはなしをしている。
にしても祭りを丁寧に描いているなあ。










ギルティクラウン 第19話「贖罪:rebirth」 △+





集くんが何か悟っちゃったねえ、ヘタレ⇔悟りっていう極端さは
物語上はドラマチックだわな、確かに
ただまー「だんだん立派になってく」っていう立世伝的なとこはないね
極端から極端へ「学園」⇔「戦場」みたいなな。
それは日本人が「統率者」たるものの明確なビジョンを持ちあわせず
物語で活躍するのはマトモな為政者でなくて中二病的な超能力者と
海賊と忍者と泥棒だけっていう英雄像が表すような
「王」の不在が当邦の「英雄感」を当作品は体現しているような気もする
「統率者」ぽかった涯もなんか中二病的展開に取り込まれちゃったしねえ
四分儀が落胆するのも無理からぬというか











アマガミSS+ plus 第10話  中多紗江 後編 オネガイ △+







中田(譲治)さん回ですな、紗江ちゃんも大分立派になったのに
また譲治さんがフォローしてるってことは前期のがウケがよかったってことかなあ。
我等が変態紳士の純一くんが「いつも中田さんの隣にいる男子って誰?」的な
あつかいを学校で受けているのはまあ無理もないw
つーか露見したら学校放校ものだしなあww
沙江ちゃん回では純一くんはいつもよりさらにダメダメ紳士なんで
次回あたりで払拭できるといいっすね
まー架空のはなしなんだからこういう甘ったるい調子もアリだとも思うけど。






コメント
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