BRAVE10 第12話 光の勇士 とまとめ △
伊佐那海ちゃんが話しの中心の渦だから彼女を魅力的に描かなければ
ならないのだけどまあ平均的なお姫様ってとこまでだよな、流石に
変にキャラの設定に気張ると話しが面倒になるのだけどそれぐらい買って出る心意気が
あっても良かったかもね、活劇的に視ると十勇士の手持ちの特殊能力を
もうちょっと弄ると見栄えがよかったかもしれない、できれば各個人の
エピソードつきで。能力使った→勝った みたいなのが多かった印象
MVPはアナスタシアさんかもなあw 小助は犠牲になったのだ。
最後は正宗公がレッツパーリィーってのがお約束なんですかねえ。
夏目友人帳 肆 第13話 「遠き家路」 とまとめ △+
この話には「成熟」ってのが大事かもねえ、藤原夫妻を始めとして
みなさん「いい大人」って感じ、最終話間際なんかを視てて一層その感じ
「帰るべき家の主」として相応しいかと
名取さんとかはもうちょっとでそれに届いて、そして貴志くん達も
だんだんそれに近づいていくってことやね、その過程を描いている
夏目だと妖が諸問題をおこすのだけど。その解決にあたって
夏目をはじめとして結構みなさん体を張って解決するのが美しいとおもう
ニャンコ先生に頼ったり、不思議パワーで解決するのをなるたけ避けている
そうだからこそ彼らに愛着を抱くのだろうし「成長するモノ」をしっかり描けるのだろう
そして視聴者はそれを「見守る」ハナシなんだろうね
それは映像美で魅了するものでも、超設定で脅しつけるものでもない別の種類のおはなし。
見過ごしがちだけど物語を消耗することがデフォルトになったご時世で
シリーズを4つも重ねるってのはそれだけで特別な価値があるのだろう
帰るべき家があることと同じように。
男子高校生の日常
第12話 女子高生は異常「悪魔」/男子高校生と嘘/男子高校生とUFO/
男子高校生と店員/男子高校生と積極性/男子高校生と絡まれ/
男子高校生とフランクフルト/男子高校生と…/
映画女子高生は異常 アークデーモンvsシルバーデビル「祝♥卒業!!」
とまとめ △+
男子高校生の畏れ
流石に高校生ともなるといろんな恥ずかしいことや怖いことのが徐々に
理解できてきて、そのあたりに過剰に反応しながら時々子供時代みたいに
オレ無敵みたいなとこといったりきたりするのが当作品の持ち味かと
ただの馬鹿ばなしではこの持ち味はでないかと、ダラーッとした感じがね
ちなみに女子高生は現役で無敵ですw
にしても女子高生のしだらのなさよなあ、ゲロ吐いたりしてたなw
オトコノコとしてはビミョーですよね、いい意味でも悪い意味でも
いやね、これは世態風俗の正確なトレースだって褒めたいワケじゃないのね
まあ実際こんな感じなのかもだけど、「人間」として幅があることに
安心はするかもね、自分の足の臭さで安心するようなそんな心理(どんなだ)
ちはやふる 第25話 もれいづるつきのかげのさやけさ
と あくるまはいかにひさしきものとかはしる ○+
単に眠いってのもあるのだけど普段私はアニメを視聴してる時
ボーッと視てることが多いんですね、特に最近は
それがまあ、なんだ、これは、眠気が吹っ飛びおる!という
「深夜」であることを吹き飛ばす作品
札を取るときのパンって破裂音は確かに短距離走のスタートのそれか
しかも毎回違う方向に走り出さなければならない短距離走
だんだんそれが心地よく感じるぐらいになっていくねえ
1話1話が濃密にかつ奇麗にまとまっているのよね
「和歌」ってのを取り扱う作品だからこそかも
毎回見終わった後は気持ちが良かった、さっきからいい気分ってばっかりだな
まあでも他の作品が1クールかけて得る高揚感を1話で達成していることも
少なからずあったのだから、ちょっとモノが違う
「真剣勝負」だからなんかね、無駄ってのがほとんど存在しない世界
「ゆるゆる」であることがすっかりデフォルトになった今日に
先祖返りしたように現れた鋭敏であることを要求する作品だった。
そういえば「千早振る」って「凄い勢いがある」って意味だったっけ
その言葉のままに勢いがある作品を描いているのよね
こんな感じで虚飾がなく、登場人物の想いや言葉がタイムロスなしで
視聴者の心に飛び込んでくる、そのここちよさよ
ま、恋心だけは逆にとんでもないもどかしさってのも
「敷島の道」らしいっちゃらしいかもね
Another 第12話 「Stand by oneself -死者-」 とまとめ ○
終わったんだよね?
ホラーを扱ったアニメとしては最高峰にまで達していたんじゃないか
放送コードギリギリまで責めていたし、物語の流れも確かだった
キャラクターもよく描けていたし、演出もすごい
なのになんでか、エモーションが表立ってうごかないというか
ココロの奥底でざわつく感じ、自分が鳴ちゃんになったとでもいおうか(いうな)
最後の洋館での殺戮劇なんかはホラーものの使命を果たしたって感じだよね
老婦人がナタもって襲いかかってくるとこなんか半分笑ってた
ただそこまで到達するのに「ホラー」ってのを維持する苦労は半端ではなかったかと
とにかく絵は崩せないし、ハナシに矛盾をきたしてはいけないし
そういう意味では鳴ちゃんはベストなヒロインだったかもね
恒一くんも地味な主人公を堅実に演じていたかと。
乱痴気騒ぎもいいけどこういう端正に狂っているハナシがあってもいいと思う
「人間」の怖さでなく「人形」の怖さとでもいおうか
でも、こういうおはなしって確かに「忘れ去られていく」のかもしれないね
ああ、その時のために「記録」したのか、また思い出すために―