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意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

精霊使いの剣舞のまとめと2014年秋季アニメのまとめ 

2014-10-04 17:45:24 | アニメの感想2014年 秋









精霊使いの剣舞 第12話「レン・アッシュベル」 とまとめ △













あれっすよね「~文庫のファンタジーものだからテケトーに見てもおk」
みたいな印象が最初からあるよねえ、そしてそれがここ数年いい意味で裏切られた
ことがない、という「戦う前から敗北している」ような印象
「ベルセルク」とか「ハガレン」みたく正面からガチでファンタジーに取り組むのではなく
あくまである世界観でなれ合う的なそういう付き合い方ですよね
そこでお気に入りの女の娘でも見つけられればラッキーといった次第
今なら「学園異能力モノ」とか「日常系モノ」とか無理矢理戦闘せんでも
女の娘とイチャつける設定のほうが「やりやすい」ってのはあるだろうねえ
「ファンタジー」を前提とするにしても例えば「しぶしぶ就職しました」とか
メタ的な態度の方がまだ「しっくりくる」というそういう当邦のファンタジー事情。
律儀に「5色」のヒロインを出してきましたな、世界観が膨らむけど
逆に言えば印象が薄れるってのもあるな、短い間で的確に萌えさせないといけない
それもファンタジー世界観と連続しているのが望ましいという、ほらいよいよ難しい
もうあれなんだろうなあ一部の天才的な人が描くファンタジーで無い限り
もう「期待」なんてしなくなっちゃったんだろうねえ
最初の1話でよっぽどハナシがうまいなりなんなりがないとあとはもう
「敗残処理」みたいな状態になるという厳しさ
週に20も30も作品群がある中で「どうでもいい日常」を描く作品ばかりに
なったのはそういう光速で陳腐化して捨てられていく物語事情に対する
「防衛手段」的なところがあるのかもしれないなあ
そしてそれはそれで「病んでいる」と言えるのかもしれんね
「勝利」も「敗北」もない笑顔と戯れによって繕われた静かな退嬰。

















印象に残ったとこ











ばらかもん より



























「人のことを心配して初めて泣いた」というかっこう悪くてとても美しい一幕
人間の基本的な情動に関することをとても上手く描けていた作品でしたなあ
事前のなるをはじめとして子供達がしょんぼりする所も上手い。
とてもよいものが当たり前のようにある作品、いや「島」だったなあ。













ペルソナ4 ザ・ゴールデン より
























レベルの高い女性陣とある意味レベルの高い完二との対比がひどいw
こういう「ユカイな日常シーン」だけ繋いでいってもアニメが出来てしまうぐらい
原作ゲームのボリュームがあるのよねえ、「戦闘シーンはゲームの方がやりやすい」
ってのが「アニメ」と「ゲーム」を隔てているひとつの壁だとおもう
そういう難しいところにどう立ち向かっているかが「原作付きもの」の
見所のひとつでは。













切り出しは「残響のテロル」が正当に衝撃的。〆も美しく、余韻ある最後
「アルドノア・ゼロ」の最後はある意味予定調和の衝撃のラストw
「月間少女野崎くん」はそれこそ「漫画」のような花火のシーンでの〆
「モモキュンソード」の「温泉回」のはしゃぎようもなかなかだった
「東京喰種トーキョーグール」はラスト3話かけて延々と
主人公が拷問を受けるというある種前代未聞の展開w 













声優部門







男性部門







小野大輔さん
(空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険SC) 半田清舟(ばらかもん) 
前野蜜也(月間少女野崎くん) セバスチャン(黒執事BoC) など )











常連の小野Dさんですw 
承太郎やセバスもいいけど半田センセとかへたれカッコイイのがお手の物って感じ
前野のウザさもとてもよい、でもイラっとくるねw












女性部門









原涼子さん
(琴石なる「ばらかもん」)











作風から「キャラクター」をあんまし作ってはいけないっていう難しさと
「五島弁」っちゅう二重のハードルを越えてたんで
あんまし力まずにやったから上手くいったのか、それとも演技力なのか
わからないけれどこの「なる」に関しては素晴らしいのひとことやね。












OP・ED部門




























花ハ踊レヤいろはにほ
(ハナヤマタ OP)














「よさこい」を扱った作品だからねえ、当然と言えば当然だけど、でも凄い
色彩・光沢・踊りについても相当だけど歌詞もすばらしいね
「やまとことば」のたおやかな感じと平易な日常語を上手く組み込んで日常性を悦脱してる。
最終回の「よさこい」のところとかもっと踊って欲しいなあとか思ったけど
なんのことはなくてOPですでにやっていたということであった。































Innocence
(ばらかもん ED)












「ソウルフル」ってとこやね、水彩の輪郭がクッキリしないところが
想像力をつよくさせる、「書道」というテーマとも一脈通じて
神経がちょっと鋭敏になるようなそういう作品だった
「アニメーション」でこんな感覚を呼び起こせるなんて正直驚いた
「自分らしさってなんだ」って迷ってる理由が謎であるw



























花雪
(ハナヤマタ ED)












はい、まあ大体予想通りだったと思いますw
抽象性がやや高めな歌詞なんで変に上手く歌うと浮く感じがある
この場合は大坪さんの声でマッチしているかと
世の中にゃローレライみたいなのもいれば鹿島みたいなのもいて
まあそれぞれに居場所があればそれでいいのよね





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とりあえず腰痛とかなんとか言っておけ (アニメ感想)

2014-09-30 19:56:23 | アニメの感想2014年 秋








Free!-Eternal Summer- 第13話  はじまりのエターナルサマー! とまとめ △++










あれですね今時珍しいぐらい真面目に「進路相談」に付き合った感じ
物語をすんなり受け入れる分には申し分ないっちゃない、まあヤマ場もないけど
今まで質が高く水泳をやっていたからこそ水泳にまつわる進路話につきあえる
ってとこはあるね、そういうどストレートなのも「京都アニメーション」だからこそ
ってのがあるかもしれないねえ、また「進路」で悩んでいる連中を見てる一方で
年少組が育ってきていてしかもまだ高校生活を楽しんでいるってのに救われる
ってのがあったなあ、そう考えると今日日としては奇跡的に「正しい部活モノ」
ってのを見たような有り難さがあった、凛の部長引き継ぎの時の
「そうやって伝統がずっと続いていくんだ」って趣旨の言葉が
「とりあえず自分達で部をたちあげて楽しくやる」っていう現代のデフォルト部活もの
とはまた違ったきらめきを有していたとおもう。
最後のリレーのシーン、それぞれが視たイメージ、イルカ、シャチ、ペンギン
そして仲間達―それぞれが「人間を越えたイメージ」と「人間と繋がるイメージ」を
提示し、あと「桜のプール」ではしゃぐあたりはイメージの爆発ってとこで
さすがは京都さんってとこだ、こんだけ浮ついた映像を「ふつうのハナシ」に
違和感なく落とし込めるところが目立たないけど凄いんだよなあ、と思う
「男共がはしゃぐ作品がスキ!」っていう特殊なバイアスがかかっていない人が
どこまで普通に愉しめるかって視点なら相当な境地まで達していたかとおもう
勿論、そういった趣向がある人達にはビンビンくるのがあったでしょうし
そういう意味では「完成された」作品だったのかもしれない。
















ばらかもん 第12話  かえってきてうりしか とまとめ ○










半田君の母ちゃん面白いね、子供っぽくて、都会の母親って感じで
半田君の親だなあってすぐ納得がいく
島で帰りを待ってる連中もセンセが帰るってわかったらとたんに元気に
なったよなあ、その率直さがよろしい、とても。
「書道」については今回の「石垣」を見ても分かるとおり
筆勢がついて作者個人の「顔」が見えるようなそんな作品になりつつある感じ
自分との関係が深い人は字が強くなるという「自然さ」ってのが覗える
ココロが疲れた人が田舎でリハビリするって趣向はいっぱいあるけど
「芸術家」っていう設定と呼応して提示されるとうんうんと頷く他なくなるよねえ
そしてそれを納得させるにはあまりある程、五島の風俗、ことば
そして人間が魅力的に描かれていたかとおもう
それは都市化した日本から見ればどんなにかおとぎの国のようなとこでも
「実際に在る」モノが有するチカラってことなんだろう
大きな安心感に包まれて、ささいなこととかにささくれだつことなく
無心で愉しんで視聴できたとおもう、きばった「書」も一緒にな。















人生相談テレビアニメーション「人生」 第13話  隠畑 とまとめ △+












ちっぽけな勇気









あれですよね「人生相談」自体は「長いモノには巻かれるべきか」とか
結構ガチな質問なんですよね、それに文化系なり理系なり体育会系なりが
どう答えようとあまり関係ないっちゅうかよっぽど気の利いた解答でない限り
「正解」にはならないんですよね、でもしないよりはマシなんだよね
それは人間を動かす「ちょっとした勇気」(赤松の名前も勇樹だ)を
もたらしてくれるからなんだと思う。
そういう「ちょっとしたこと」を大事にするって態度が「部活でなんとなく遊ぶ」って
ミニマル的な態度とマッチしてるってのが当作品の基本的な構造だと思う。
最後の「生徒会長」との競争も自分達が勝ちにいくのではなく
間接的にでも目的を達成しようとする態度はまことにそぐわしいものだったかとおもう
でもまあ「ちっちゃいもの」を大事にするってプランなら
生徒会長となんか張り合わないで、初期のように梨乃とラブラブして
ふみがおっぱいでいくみがはっちゃけて香織が脱いでいればそれで充分だと
個人的には思うのよねえ、「権力」と戦うなんて御大層なことはそれこそ
「第一新聞部」にでも任せておけばいいことなんだとおもう。














六畳間の侵略者!? 第12話  侵略順調!? とまとめ △+











あれですよね「106号室」ってのは「誰かが所有しなければならない場所」
ってワケじゃなくて「誰の手にも渡ってはならない場所」ってことなんですよね
それはこの6畳半に男1人女4人(と幽霊1人とハニワ2体)っていう
ハーレム状態をある程度正当化していると思われるのね
どれに好感度が偏ってもよくないってのはまさしくギャルゲー的
「ハーレムルート」の典型的なあり方なんじゃないかということだ
そして誰かのイベントが進んだら他の娘も掘り下げなければならないという
「公平感」によってイベントが自然と発生するというしかけ
これはなかなか上手くできている「ルール」で、「とにかくハーレムにすりゃいい」
という無手勝手流よりよっぽどやりやすいだろうし
草食系男子としては「女の娘同士の修羅場」がないのが精神衛生上大変よろしいのねw
「たのしいまいにち」で女の娘と確実に仲良くなっていくこと―
深夜アニメで求められることの約50%をこの作品は安定して提供していたとおもう
不安な点があるとすればただ一点、そう「106号室」にいない「先輩」のことね
ここからこのおはなしは大きく転調していくのだとおもう
まあ、「アニメーション」としては気分のいいところでボリュームが小さくなるということで
商業的「煽り」になるギリギリ手前の「よい〆方」だったとおもう
そのあたりも当作品の「安定感」という印象に一役買ったかと。
























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気がつけば畑亜貴の曲ばかり歌ってた (アニメ感想)

2014-09-27 19:31:24 | アニメの感想2014年 秋








六畳間の侵略者!? 第11話  いつかあの人と… △(+)












「よくも平和を願っていた~を殺したな!もう戦争しかない!」ってパターン
ほんとうんざりしますよねえこれは「アニメじゃない」現実でもいっしょ
戦争になるしかるべき理由があるのにそれを個人的感情にすり替える
扇動的・政治的な醜悪さといったらないね、「人は真実を欲さない」とか言ってみる?
さて、キリハさんの「初恋の人」ってのと孝太郎がどういう関係があるのか
少ない根拠だとどうにも「同一人物」にしか見えないのよねえ
もちろん「ミスリード」を誘うための一法でもあるのだけど、むしろ
「時間と空間を越えて」「ころな荘106号室」に
彼女たちを集結させる為に孝太郎があれやこれやの大活躍をしていたって
ほうが座りがいい気がするのよねえ。これは「トンデモない事態」ってのを
冒頭でかまして、後からちまちま理由付けをする典型的ラノベ的な展開にも
そぐわしいとおもうけど、どうだろう。















ヤマノススメ セカンドシーズン 第12話  Dear My Friend ○












なんて美しいおはなしなんだ、とおもう。
あおいが何となくぐったりってなってるとこも的確に描かれているし
ひなたの富士山からの手紙で想い出の山「天覧山」に行き
そこで偶然にひなたに会う展開、そしてその山にもまだ「続き」があるという
1クール目の折り返しとしては奇跡的に綺麗な着地の仕方だったかと
小道具の使い方もうまい、心残りの象徴だった「羊羹」と「ふじちゃん人形」が
見事に昇華されとったね、ふじちゃん人形も笑っているように見える
まさしくかえでさんが言うとおり「ステキな想い出だけが残る」ということだ
ここまで濃密な内容を15分でやっているのだからまあ凄い仕事ですよね
また、短いからこそホリがかえって深いというところもあると思う
当作品を見ているととても気分が良くなるね
あおいとひなたとかえでさんとここなちゃんと、そして山に感謝だ。
と、まとめっぽくなったけどまだ2クール目があるんですよね
あんまりにもキレイにいったからついなw















モモキュンソード 第12話  桃色幻想!モモキュンソード♡ とまとめ △(+)











こうやって見てるとキャラクターが主人公の桃子まで含んで「人外」のそれでできてるね
出てきた人間はおじいさん・おばあさん、ギリギリ晴明ぐらいまでか
基本「人間」でないのだから何をしようとそれこそ「自由」なワケで
そこは大本の「桃太郎」―つまり人間は何もせずに見守っているだけで
桃の子とかいうワケのわからんのがだんごと獣の力を借りて鬼を調伏して
金銀財宝ウッハウハという極めて嘘くさいお話―を踏襲しているといえよう。
こちらでも「修羅道」的なパワーゲームは最後には敗れて
邪鬼王や妖鬼のように退場するワケなのね、そのあたりをグダグダやらんかったのは
よかったとおもう。海辺で遊んだり、温泉で下着を盗まれたり
そういう「深夜アニメで何をすればいいのか」ってのを人ならざるキャラクター達が
おっとりした調子で愚直に演じる姿がまあ「桃太郎」っちゅうもうどうにも
いじりようのない完成されたおはなしに対する正しい態度だったのかもしれない。















残響のテロル 第11話  VON とまとめ △+










「爆弾犯」ってーと「自己主張」という側面と切っても切り離せないとこがあるよねえ
あの音と物理的影響は他者に否応なくその注意を向けさせる、ということ
「知能が優れていて」かつ「自分の存在をアピールしたい」という条件の人物には
うってつけの道具ではある、去勢化された当邦のアニメ事情においてもそれは
忘れかけていた「何か」を目覚めさせるのに十分な道具であるのには違いない
スマホをいじって人の面を見ようともしない連中にはなおのことだ。
そういう「アニメで何かを主張したい」的な今日ではあんまし表だって主張しなく
なった要求を、当作品は「爆弾」と「リドル」でもって充分に視聴者に見せつけていた
とおもう、特に初話の「原爆」の奪取とかね、1年前だったらもう難しかったかもしれん
ただ、途中、そう「女」が2人、出番が多くなってから
刺激的な視聴者に対する「挑発行為」がアメリカ式の身も蓋もないパワーゲームに
変異していったようなそんな印象がある。もちろんそれはある程度「リアルに」
物事を描こうとしようとするなら避けては通れない道ではあるし「知能犯」が
そういう「しょうもないこと」によってピンチになるのこともまた盛り上がる要素の
ひとつではあるのだけど、「11話」でそれをやろうとすることの消化不良ぶりは
いかんともしがたかったかという印象。
まあ、最終話の「VON」の後の人のいなくなった東京の空虚さ
ナイン・ツエルブ・リサ・が3人で遊ぶシーンの美しさ
そういうのから「一(ひと)夏の太陽のように鮮烈なおはなし」という印象は
受け取れたので、そこで充分にモトはとれていたと思う
オイディプスは傲慢な親を告発し、スピンクスは死に、あとは蝉声が響くのみだ。














まじもじるるも 第12話  るるものいない日 とまとめ △+









今の楽しいこの時間がずっと続きますように








「魔女」が主人公なのに驚くほど「魔法」に頼るところが少ないよね、この作品
まあ代価が「命」なんだから当然っちゃあ当然なんだけど
恥ずかしがり屋なるるもらしく、奥手でピュアなおはなしであった。
まあ「ちょっと変わった転校生」ぐらいの距離感が懐かしいというか
少年誌らしい「ちゅーまでだぞ」ぐらいのこそばゆさやねえ
まあ柴木とかエロエロじゃんって反論すっかもしれんけど
リアルに男子高生を描くんなら1話の時点で押し倒してますからねえw
そんな感じで「魔法」とか「エロ」とかで外見をよそおいつつ
実は堅実に奥手の女の娘との交流を描いているというそういう上手さ
「不器用」ってことを漫画的に逆手に取った描き方のよさがある
最終話の今回だとるるも、だんだん「あって当たり前」になっていた
モノが突然無くなることの違和感が存分に描かれていたかと
1人欠けてる食卓、誰だか分からない人が写っている写真、実に手堅かったかと
ただ最後にちょっと不安要素が残ったよねえ、そう命が代償の「魔法」の件
時計の針が「4」≒「死」をさして終わるラストシーン
とても安定している世界観のなかでそれでも「嫌なもの」が残る
そういうリアリズムと、アニメだとどうしても「中途半端に終わる」という
そういうのが覗える、そういう幕切れだった
らしい、と言えば実にそうかもしれないけど。















ペルソナ4 ザ・ゴールデン 第12話  Welcome Home とまとめ △(+)












いつまでも皆といっしょ










マリーちゃんや足立とかを通してこの「ペルソナ4」の「真実」を
伝えるってことがこの「2周目」にはあったと思うんだよね
まあそれは正しかったと思うけど、あまりにも彼らにかかずらわって
何というか「稲羽市の懐の深さ」ってのが前期の視聴者やあるいは
ゲーム経験者でないと感じられなかったんじゃないかなーとおもう
ぶっちゃけると「ペラい真実」という印象になったのでないか、と
2クールかけた前期に比べて「ここだけで」何か結論をだそうとすると
どうしてもぼやけた感じになってしまうのよね
あああと「格闘ゲーム」の続編が出るっちゅうのに
「戦闘シーン」がイマイチだったのもマイナスだったとおもう
まあアニメで「戦闘シーン」をガッチリ描くのはとてつもなく大変なんだけど
それができぬくらいに「やるだけで精一杯」ってのは「2周目」らしからぬ
余裕の無さだったかもしれないね、まあ「P4G」で追加されたイベントとかを
見られたのはそれだけでよかったとも言えるけど
「補完」には尺が長すぎて、「完全版」と言うには不完全
そういう難しさが「P4Gアニメーション」にはあったとおもう。










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地獄で逢おうぜ、ベイビー (アニメ感想)

2014-09-24 00:57:20 | アニメの感想2014年 秋









ばらかもん 第11話  東京にいます △++










銀じゃ駄目ですか?











あれですね、半田君が館長の腰が悪いことに気づいて
そういう人をはり倒したことから自然と生まれた自責の念と謝罪が
とてもすばらしいですね、「書」のことしか頭になかった以前だったら
多分できなかったことだ、そしてその後の麦茶をぶちまけるとこと
急ごしらえで作品を作らなければならなくなった後のへたれぶりw
まあでもこれって「創作者」のテンションをうまく描いているよね
作品ができる前の無能感とできた後の不安感、そして評価された後の全能感
それらのモードをそのままに生きてる半田センセを見るたのしさがあるねえ、人ごとだとさw
電話のとこでのなるとのやりとりがまたいいね、普段元気な人間とのギャップが
よく効いてて、ココロをうつ。
そうやってウルウルさせておいてみわ&たまの書道の結果を出すんだもんなw
「金と銀とじゃ全然違うンじゃ!」ってのは苦労して戦った人だけが
言っていいせりふだってことやね、ちょっとセンセの苦労がわかるという
そして次の最終回?にはセンセの渾身の一作が待っているという
具体的に期待できるたのしみが待っているといううれしさと
とりあえずそこでいったん幕が下りるという寂しさ。















アカメが斬る! 第11話  マッドサイエンティストを斬る △+











強敵との戦闘が続いていたから「バッサリ斬る」的な愉しみがあった今回
そういうのにピッタリな「人間を道具として扱うマッドサイエンティスト」が
なんか久しぶりに見た気がして、よいねw
最近だと「リアルじゃない」って惰性の元に切り捨てがちな設定を組み込んでくるのがうまい
ナイトレイドの皆さんの強さを再確認しつつ新入りも存在感を見せつけるね
シェーレの鋏が敵の手で使われてて、そして戻ってくる、故人を偲ばせるアイテムを
使うのは基本だけど、うまいね、いろんなのがだいたいうまい当作品














人生相談テレビアニメーション「人生」 第12話 潜入 △+










あれですね例えば相談で「威嚇」についてあればそれを
「実際にやってみた」の名の下に本当にやるのが「仮構の話」のたのしみですよね
スライムとコガネン(ケイグラント)とそしていくみを用いた
愉しい遊びというひとまく。今回はいくみの用い方が特に秀でていた気がする
通信先でいろんなものを壊しまくるギャグとか画にしてしまうと面白みが半減するから
あれで正しいね、いくみの中の人が(諏訪彩花さん)が「悪魔のリドル」の兎角
だったってのはつい最近まで知らんかった事実ですw
ここまで大騒ぎして「記事にはしません」ってなりましたね
でもそういうのは「第一新聞部」に任せておけばよい
自分達が今まで何に一番力をかけてきたか思い出せばよいだけのことだ、












月刊少女野崎くん 第12話 
この気持ちが恋じゃないなら、きっと世界に恋はない。 とまとめ ○










その男は止めておいた方がいい









いやー千代ちゃんのまわりは美男・美女がずらっと揃ってるねえ
しかも皆さんアクが強いからそれこそ「まんがみたい」な環境だ
周りのキャラの「個性」を発揮させるのがとにかく上手だよね
コツは部活とか仕事とか「具体的ななにか」を通して行動させることなんだろかね
そういう中には当然失敗することもあるだろうし、そういう所にまた愛着が湧く。
そういう連中の間にいるからこそ千代ちゃんていう比較的「普通の娘」の良さが
極だって見えるというしかけ、まさに「少女漫画してる」ということだ
最終回たる今回のおはなしは「バレンタイン」に「祭に花火」という
まさしく「少女漫画的展開」で、「千代ちゃんを持ち上げる」とことか
「花火の中の告白」とかこれでもかってぐらいバッチリ決まってた
こんな感じで「漫画」として「よいシーン」ってのを採りながら
「漫画」の枠を飛び越えて「アニメーション」としての息吹を見事に送り込むのを
「動画工房」は見事にやってのけたとおもう
それは「漫画で漫画を語ること」に終始してしまいがちなあり方に
ひとつの鮮やかな反論をしたと言えるのかもしれない。















さばげぶっ! 第12話 さらば友よ!サバゲ部最後の日!/サバゲ部より愛を込めて 
とまとめ △++










ゲスかわガールズ








あれづらな、「してはいけないコト」っちゅうのが世の中にはありますよね
いじめをしてはいけない、同性愛はいけない、食べ物で遊んではいけない
幼女を虐待してはいけない、動物を虐待してはいけない、女の娘を太らせてはいけない
パンチラしてはいけない、他の作品をパクってはいけない、ウ●コを出してはいけない
そして、「人に銃口を向けてはいけない」―










全部やってんじゃんw











まあそれだけですよねえ、ホント。反抗期の子供が意味も無く
いろいろなモノに逆らいつづけるアホさと無邪気さが同居してる
こういうの見てると自分の中の「生命力」が活気づくというか
なんか、いろいろ馬鹿らしくなるよね、だが、それがいいw
ただ来期もこんもりアニメがあるようだけど果たして「ゲスかわ枠」を
埋める作品があるのだろうか― とふと不安がよぎるね
そういうのを新たな愉しい作品やあるいはそういう作品の再開を喜ぶことで
払拭することこそが「サバイバルだっ!」ってことなんかもしれない
私もそれを「待ってるぜ」














ハナヤマタ 第12話  ハナヤマタ とまとめ △++












最初は「日常系」―「満ち足りていることへの喜び」の延長で視聴しだした
当作品だったけど、フタを開けてみると今となっては貴重な
「何か足りない」を埋めていく青春劇っちゅういささか古びた主題だったね。
ただまあ古びたからといってそれが無くなるワケでもないし
「よさこい」を通してなる達の笑顔が増えていくのを見るのは確かな喜びがあった
手垢のついた主題が先端のアニメと色彩で鮮やかに甦ったような、そんな印象
ともかくまあ色彩が凄かったよね、アニメっぽくのべつくまなしべったりに塗る
って感じではなくて、確かに光が在るって感覚を与えていたね
そしてそれは青春ものには実に相応しい環境だったとおもう
そしてそれに加えて着物と傘とくりゃあ、なんだろう、無敵でしょうといったとこ。
「美術賞」とかがあれば今年はぶっちぎりで当作品が受賞するはず。
欲を言えばあんだけ練習してた「よさこい」をもうちっと細かく、そして長く
見ていたかったってのがアニメーションとしてはあるけども
まあ「みんなで踊る」ってのが第一目標だったのだからそれが叶っただけでも
充分に満足感はあるね、晴れやかに咲いた5つの花を見ている時間の何と幸福なことだったか
「永久に続け 続け」と言わんばかりに。














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「上杉達也はどれだ」クイズ  (アニメ感想)

2014-09-20 20:56:29 | アニメの感想2014年 秋







↑あだち先生に聞いたら「無理だよw」って言ったそうなww












六畳間の侵略者!? 第10話  地底帝国VS太陽部隊!? △+











今回の戦隊ショーやあるいは「青騎士」の件を見てもわかるけど
「何かを演じている」ってことが最近は多いころな荘106号組のみなさんです
それは「1ヶ所にヒロインが集中している(ハーレム)」っていう「冗談」を
中和させるのに一役買っていて、同時に里見孝太郎ちゅうある種「お兄様」並に
万能な「勇者」の訓練場としても機能しているところがあるかもね
桜庭先輩はその「場所」をともにしていない人間としての寂しさがある
彼女がいることで「ころな荘」が「あったかい場所」だと強調されるけどね。
さて、キリハさんのことだけど彼女も「侵略者のふり」をずっとやっていた
ということなのね、あるいは「穏健派」としてのそれ
「急進派」にとってみれば「敵」よりもやっかいな存在であるところの任を
引き受けているところに大人の魅力を感じるね、今回はそういう落ち着いている
けど手堅いよいはなしになっていてそういう所も彼女にそぐわしいとおもう。














ヤマノススメ セカンドシーズン 第11話  もぉ、やだ!! ○!











フジサーン アメージーング!











見るべき所がてんこ盛りでおっつかないねえ
「富士山」の「ご来光」を描くってことはそういうことなんだろう
ひなたとここなちゃんが頂上に到達した時のとことか、すごいね
ひなたの汚れた登山靴がアップになるとこ、そして富士山上空から
カメラが廻るところ、写実性と空想性がいっぺんにおいしいとこどりで
「演出」に足りる「状況」があるってことなんだろうと思う
まあその分「あおい」の辛さがまあ露わですね、見てて辛くなる
別に「わがまま」だとかそういうのでなく単純に「かなわなかった」っていう
そういう身もフタもない辛さ。恨み辛みもなくそういう極だったところを描ける
「自然」っていう素材はやっぱり汲めど尽くせないところがある。
そういえば去年も「のんのんびより」で御来光を拝んだのだっけ
「実物」と比較するような気はさらさらないけど
それに恥じない仕事をしている作品を拝めることのありがたさがある。
















精霊使いの剣舞 第10話 風王騎士団(シルフィード) △(+)











真面目な騎士のところに苦手な姉上が出てくる展開って既視感が
あるなあ「きし」だけにw
まあそうやって困らせておいてそこでちょっと男によりかかる
「ちょろい展開」ってやつやねえ、別に悪いってわけではなくて
赤髪の娘をたきつける意味あいもあり、「自然」な流れかと
ただまあその「おいしい展開」ってのによりかかりすぎて
ココロの底から関心するような特別な「イベント」が発生していないのも事実
まあ、この手の「文法」ってのはすっかりナメられちゃってるからね
それを払拭するようなことをまずしなければならない媒介になってる
作り手側にそれをするだけの元気があるのか、ちょっと心配ではある。












ペルソナ4 ザ・ゴールデン 第11話  Let it OUT! Let it GO! △(+)










聖ヴァレンティア祭









「ゲーム」を「アニメ」にコンバートするにあたって
ゲームでプレイヤーが受けていた「苦労」(それも知れているけど)が
アニメだと「ほとんど無い」っていうのがあってそれに代わるものとして
今回のように「ラスボス級」の相手の場合、いかにそれまで
アニメーションを頑張って作ってきたかとかキャラクターが好きになってるかとか
そういうのが試される文字通り「試練」の時になるのだとおもうのだけど
先週からの「何か誤魔化されてる感」のある戦闘を見るにつけ
「ゲーム先行組」としてはこのマリーちゃんのとこの「しんどいダンジョン」を
こんぐらいの演出で片づけて欲しくないなあ、ってのはある。
まあ、作り手側が相当キツい状況だってのは何となく分かるけどね
多分崩壊しないギリギリってやつだとおもわれる、そう単純に「かなわなかった」という。
後半パートは「風呂第2幕」と「バレンタイン」イベントのとこで
ここも余裕があるなら1話まるまるかけてやりたかったところ
どうも「P4」の新しい格闘ゲームの販売に「併せて」
頑張ってやってるって印象になってる。
















RAIL WARS! 第12話  みんな待ってるよ とまとめ △(+)












あれっすね電車の「戦闘力」をアナウンスしつつその運行での
ちょいちょいとしたトラブルを乗り越えながらおっぱいと脚をたのしむ、と
一応の最終話で無理なく自分達のやりたいことをやったような印象ですね
普段の「警備業」のハチャメチャさ加減はやっぱり無理があるからねえ
まあかといって視聴者が「アニメーション」で求める「活劇」と「おっぱい」の
基準にあわせるとこれぐらいの「揺れ」が必要かもなあ、という気持ちもある
なんのかんの女の娘のおっぱいが揺れたりするのは愉しいものねw
それらがある程度合理的に機能する「電車」っちゅうロケーションには一定のうまみが
あったにはちがいない、硬派な鉄っちゃんからはすげー嫌がられそうだけど
そんな感じで深夜アニメとしてのエンタメ性と本来やりたいことの乖離を
ぱんつとストッキングで繕っているような、そんな「大人のやり方」が
うかがえるような印象だったとさ。TBS枠だとノイタミナのとこより
そういう「縛り」が強いような気はするね、それは一概に弱点ではないのだけど。














普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
第12話  【ろこどる】やってみた。 とまとめてみた △++











こうやって「アニメーション」とか「多メディア」展開することって
まあ商業的な側面もあるのだけど、「あわよくば全国デビュー!」的な
ギラついた感じがしないでもないとおもう。
それは、上手くいけば作品に勢いがついて見るものを魅了するモノに
なりえるけど、一方でそれに耐えうる素材かどうかを試しているところもあり
まあそういう悲喜こもごもを大量に視聴してるってのがアニメ好きにはあるわけで
そういう中で当作品「ろこどる」の身持ちの堅さってのはかえって特異に映ったかもしれないね
全国放送で歌ってその後地元で「あぁ流川」を歌って〆るとか、「らしい」かと
あれだろうねえ多分「公務員」的な設定が上手く機能しているからかもね
けして「利益」の為だけに仕事をしているのではないって印象
まあ他作品もそんな我利我利に「カネ」を押しつけてきたりはしないけどさ
「商業的な熱狂」を作品に託しているみたいなギラついたところがある時もあるわけで
それを「ろこどる」は丁重に避けているってとこはあったかとおもわれる
まあだからと言ってその仕事が「平易」であったかというと決してそうではなく
むしろ全篇作画とか非常に安定していたと思う、安心してなにゃこ達を視ていた。
なんか含んだような終わり方をする作品が多いなか、きっちりと皆を愉しませて
しっかり終わらせるっていう「目立たないけどいい仕事」っていうのを
見事に果たしてもらったような、そんな有難い気分になった。



























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1年ぐらいたって「あーこの人こんなキャラの声やってたんだ」ってわかる (アニメ感想)

2014-09-16 23:51:15 | アニメの感想2014年 秋










まじもじるるも 第10話  混浴旅行in尾々神村 △+










狼なんて怖くない?









「混浴だ!よし女湯だ!」の率直さが今じゃ希少かもねえw
無理にせんでもカメラさんは絶対に映像を回してくれるからね
今回は「ガチで狼になる」ってとこがギャグで処理されてなくて
そこが見所だったかと、柴木とかの反応がむかーしの変身映画の
リアクションのようで、そこがせまるところがあるし
それによってるるもが完全狼になった柴木を助けるところに説得力が生まれるかと
少年漫画らしく力業でハートを動かしてくるところが懐かしいカオリ
ところで「狼化の水」を飲ますだけ飲ましておいて後で柴木が行方不明でも
放置してるMMRキャラの部長はひどいとおもいます。














Free!-Eternal Summer 第11話  運命のネバーターン! △(+)










ぶっちゃけちゃって角がとれたそうすけ君を見てるのがつらいのお
彼には「出来るのにそれをしようとしないヤツに対するいらだち」ってのを
担ってもらったからね、そう考えるとこのFreeの2期って
最初からもがいてる遥を見るのが主題だったとも言えるかもね
「結果」がある程度出て自分に対する
周りの反応が変わっていくことに対するとまどいが青い青い青い
結局、「Free」であることに「拘る」ことは「自由」ではないのよね
誰かが期待していようといまいと水泳に関わる進路を撰ぼうとそうであるまいと
「自由に泳ぐ」っていうそのこと自体に何ら変わりはないわけで
まあ撰んだ道次第でその楽しく泳ぐってのことに面倒が発生するかもしれんけど
それも実際にやってみないと分からんとこもあるしなあ
なんか説教臭くなってきたのでここまで。














月刊少女野崎くん 第11話  米しよっ♡ △++












ラブ米☆









「創作のヒントの為に実際にやってみたプレイ」ってのは前期の
おぱんつマンガ家と足須さんとの関係性をおもいだすね
「疑似恋人プレイ」からドキドキ感を抜いたような、そんな感じ。
冷静に見て、男共連中をひとところに集めてみるとやっぱりいい男共が
揃っているのよね、でもそれでいてそれを無駄遣いしてるっていうか
それ以外の面も愉しんでいるところがある。
「少女漫画」を取り扱うことによって「少女漫画的ドキドキ感」から
距離がとれて、その格差が笑いに繋がっている
そうでありながら関係性は密になっているから、不思議なもんだ














さばげぶっ! 第11話  ゴテゴテデコ/ぜったいシンデレラ/赤い流星 △++!










特別なアイテムに焦点を当てるいわゆる「ものづくし」の回
女子高生の必死アイテム「拳銃」をデコっちゃう強引さがもち味さねえ
「ギャグ漫画」って事情を「知らない」ギャル店員の反応が最高すw
女性用のアイテムたる「ハイヒール」すらこの作品だと糞まみれなるしまつ
こっちは夜食食ってたから余計に酷かったねえ、からあげ☆レモン氏の万能ぶりやいかに
で、その後に「カニ」の話とかしてんだもんなあ(呆れ)
いつもどおりの銃撃戦だけど、最後の「じゃんけん」でワザと負けてやる
落とし方がおちついていていい呼吸だ、もちろん一人だけ「グー」を出そうとしていた
もも子のゲスぶりも込みでなw













ハナヤマタ 第11話 「スマイル イズ フラワー」 ○










家族はまた1つになれそうだし部活はいよいよ目標の時が近い
みんなが団結してきたし、仲良くたのしい毎日
って感じで怒濤のようにいいこと続きなのになぜ泣かなければならないのか、といったとこ
1回踊るぐらいの余裕はありそうだけどね、まあそんな野暮なことはいいなさんなか
太陽にスク水、そして着物に傘がまぶしい。ここまで用意しといて
最後に歌と踊りと「ハナ」がないなんて殺生だわな、そら
「私たちから金髪の妖精を奪わないで下さい」と
なんかアニメ好きな諸兄は毎クールそれを嘆いている気もするがw












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キライの反対の反対の反対の反対の、そのまた反対のー (アニメ感想)

2014-09-13 21:40:29 | アニメの感想2014年 秋










モモキュンソード 第10話  驚天動地!逆襲の鬼ヶ島!! △(+)










「桃色珍道中」から降って湧いたようなシリアス展開ですね
「桃のかけら」っていう便利ツールを強制回収したあたりからも
そういうのがうかがえるねえ、本当に微妙に存在していた真面目な要素が
ここにきて完全にとって変わっているという状況
「お気楽さ」を脅かすことこそがこの物語の〆にはふさわしいのは確か
普段は主題の「おっぱい」がなりを潜めているのもそういった理由
先に「お家」に帰ってるってことはまた「珍道中」に出るっていう
ことなのかもしれないね。














残響のテロル 第9話  HIGHS & LOWS △(+)









 
あれっすよね当初の愉快犯的爽快復讐劇が
2人の「女」リサとハイブによって「攻守交代」が成されているね
見てると分かるけど当然「護る」方が難易度が高く、そして地味ではある
「リサ」が「ごめん」って謝っているのはナインとツエルブに対してだけでなく
視聴者にそういう「負担」を強いているからかもしれないね
まあ「女」じゃあ相当な程度まで「しょうがない」ってなるよねえ
そういう要素まで取り込んで消化してこそ「強いけどひ弱な頭脳」から
真に「強靱な頭脳」になれるってものですね
アニメーション的にはことあるごとに「爆発」でオチがつくのが
もうそろそろ冗談のようにも思え、当初の緊張感が薄れてきた今日このごろ
ボチボチ反撃の時だとおもいます














普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
第11話  ロコドル集めてみた。 △++










あれですね他の「ろこどる」さん達を視ることによって
自分達がどういう存在かを理解できるっていうのがありますよね
「アイドル」っていう「偶像」の為に存在するのではなく
地味にだけれど確実に何かを元気づける為に貢献しているそういう
「サーバントサービス」的な存在、それがなにゃこ達の「あり方」なんだろね
でもまあ「普通の女子高生」って銘うってはいるけどなにゃこ達も
実は結構いい素材ですよね、みんながみんな知っているワケではないけど
「俺たちだけは応援している」的な「オタク的優越感」があるといえばある
浮ついた何かをツバをとばして応援しているのとは違って
自分のココロが無理なく好むことをしている時に発生するセロトニン的快楽














Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!
第10話  その手が守ったものは とまとめ △+







不殺の誓い







戦闘シーンはかなりもうギリギリですね、製作者側が全力全開でかつ最終回っていう状況
そして「殺し合い」っていう状況になる本当に一歩手前のとこまできてる
「バゼット」ってのはそういう「瀬戸際」を描く為にまことに具合のいいキャラでしたね
むしろ単身「stay/night」モード的な存在だったというべきか
こんな感じで、当代の物語事情において一定の地歩を占めた「Fate」ちゅう鉱脈から
産出した宝石をいろいろ加工したり精製したりしているっていうのが現状なんだろね
「スピンオフ」の名の下に拝借しているほんの一部分ですらこのデキなのだから
原石に最も近いであろう次期の「Unlimited Blade Works」たるや、想像に余る。
そういう感じで「プリマ」ってのは「加工済みの宝石」のような「高価な日用品」
ってのが相応しいたとえになるとおもう、そこには宝石を掘り出す時の苦労や
宝石をめぐる様々に剣呑なドラマはないけれども、平和な日々を送る人には
十分な潤いを与えてくれるものではあると思う、そしてそういう物語には
イリヤスフィール・フォン・アインツベルンという箱入り娘の存在は
最も相応しいものではあったかと思われる。
「闘争劇ではstay/nightの2番煎じ」― こういう結論が負けず嫌いにはお嫌なら
「笑い」の方にふっていくといいと思う、「クッキングタイム」のとこや
クロとじゃれているところには「原石」に劣らない「何か」があるはずだ
そしてそれこそが「闘争劇」の枷から自由になった者が「護るべきもの」であるにちがいない。




















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小学生のサバイバル能力が上昇中 (アニメ感想)

2014-09-09 13:59:52 | アニメの感想2014年 秋









ばらかもん 第9話  おけがまくっちした △++










だいたい「隣のコミュニティー」ってのとは「仲が悪い」ものなのね
一番近くに居る「他人」ってかんじで、利害もよく対立するしね
この村の女子高生2人→隣の悪ガキ達→この村の子供達ってストレートに
利害関係が連鎖しているのが社会学的にも愉しいねえ。
ちょっと崖から飛び降りたり、ちょっと裏庭に行くだけで
生命がピンチになれるってのが芸術家には+になってるかもね
「くらいよーこわいよー」っていう半田先生を小野さんは好演してる。
「芸術家」っちゅう自分の「内面」に向き合う人種にとっては
すぐそばに豊穣にある「外部」が存在することは有難いことなのかもしれない。













ソードアート・オンラインII 第10話 「死の追撃者」 △+








ここはキリトとシノンのトラウマ告白合戦だったから
まああんまりやりすぎると「退屈」ってことになりかねなかったね
それを紛らわす為の前半部分のデスガンさんのシノンいじめと
カーチェイスってとこかねえ、デスガンさんが車とかじゃなく
「白馬」で追い詰めに来るところがちょっとシュールで面白いか
ゲームの性質上「防弾」がある乗り物とか無いんだろうね、たぶん。
後半の告白合戦はまあタネが割れちゃってるはなしだからね
沢城さんとか松岡さんの語りでなんとかかんとか
サプライズがない限り「告白」ってのは相当気が利いた内容でないと
ただの長口上になりがちで、難しいね。
そもそも小説で「魅力的な会話」をすることそのものに困難があるのだけど。














アカメが斬る! 第9話  戦闘狂を斬る △+











アニキが亡くなって「ウホッ」的なポジションを敵方に増やしてるね
そういう感じで「新規参入」が死にやすい世界観ではやりやすいって
皮肉がある、タツミがちょっとアニキっぽくなってモテ期がますます進む
そういう中でエスデスさんに光速で生け贄にされましたねえw
あっというまにキャプチャーする実力と軍人らしい性行動に対する
率直さがよい切れ味の表現になっているかとおもう。














人生相談テレビアニメーション「人生」 第10話  陰性 △+











ぶっちゃけ「人生相談」ってのは面白くなるか、期待に応えるがどうかは
賭けになるよねえ、そういうのを緩和するためと人生における最大の良薬
そう、「楽観主義」の為にいくみが存在している気がする
今回はそんな印象がつよい、あとはまあ「ボディコミュニケーション」要員w
触れて初めて分かるおんなのこの魅力的なのが感じられて、赤松がうらやましい。
あとはまあ登場キャラが基本的にみんなかわいかったり
ケイ・グラントとか方言キャラとか耳に訴えかける遊びとか
頭だけを使うってことをどう崩していくかってことに魅力を感じる当作品。

























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「3D映画」のメッキの剥がれさ加減 (アニメ感想)

2014-09-06 21:22:24 | アニメの感想2014年 秋









ヤマノススメ セカンドシーズン 第9話  初めまして、富士山 △+











「萌える登山ガイド」って体裁でも充分に元はとれるね
「最も人の手が入った国の最高峰」っていう様子が5合目の光景からうかがえる。
どっこい登山しだすと途端に「身も蓋もない山登り」ってなるのがリアル
こんなにかぁいくてちっこぃ娘らにはとても無理そうに思える
山肌の荒びかたと雲を常に下にした絶景がいつもある画
そういう「よい画」が不断にあるとても神経が澄まされる作品
井口さんがふーふーあえでいるのを聞くだけでも一見の価値はある














精霊使いの剣舞 第8話  チーム・スカーレット △(+)








あれすね「淫乱紫」が「このハナシが本当にやりたいコト」っちゅうのを
やりたいままにやっているから嫌味がないっちゅうか
戦闘もこなすし、ハナシも繋げられるし、なかなか有能
普通に乳があるのにさらに盛るって発想もなかなかオンナノコしててよい
っていうか当邦のアニメだと「異常にある」ってのと「全然無い」の両極端に
なりがちだからね、ぼちぼち「普通に良い」ってのの魅力を再確認する必要があるかもな
なんか黒っぽい厨二病の人が見事にかませ犬になっていて、あわれw













まじもじるるも 第9話 誰にも言えない秘密 △+










「レイヤーは人」的な乖離と「でも理解してほしい」
っちゅう愛着の大きさが高校生らしく率直に描けていたかと
大学生とかになって「集団」から解放されると途端に皆さん
「理解」を示す傾向がありますよね、有難いようなつまらんような
でもまあこういう時期に偏見無く受け入れてくれる「友達」の有り難さが
愚直なぐらいまっすぐなるるもには相応しく、ええはなしや。
Bパートは男子禁制「下着回」やね、「オンナノコしかいない」空気ってのがよい
「きょうにゅう」に関する忌憚のないトークと、「大事なモノ」を包んでいる
「大事な布」であるブラが華やかに描かれていて、そそるところあり
こんな感じで「魔法が万能」であることよりもはるかに
「不器用で足りない」るるもが幸福になっていく様を視ることに
根本的な楽しさがある気がする。












ペルソナ4 ザ・ゴールデン 第9話  A missing piece △(+)









あれだねえ「エンタメ」ってことに関するならこっちとしちゃ
普通にスキーを楽しんでいるだけでもかまわないっちゃそうなのね
それを「マリーちゃん」の件が出てくると半分に減らさないといけないから
「勿体ない」とも思えるのね、まあかと言ってこの「P4G」の
メインの骨子たるマリーちゃんのことを外せるわけもなく
16話ぐらいでカタをつけたかった印象だね
適当な視聴者としては鳴上達がマリーちゃんを大事に想うぐらいに
マリーちゃんに入れ込んでいるかというと微妙なとこなのね
途中で足立まわりのハナシがあってそれで印象がぼやけた感じがある、文字通りに。
まあ別に足立が嫌いだとかそういうのでなく、なんか無理があったのだとおもう。











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スーパーロボットのいないスーパーロボット大戦 (アニメ感想)

2014-09-03 02:39:32 | アニメの感想2014年 秋










RAIL WARS! 第9話  ありがとう △(+)











おんぼろトロッコ列車に乗ってあっちへふらふらこっちへふらふら
結構剣呑な状況なんだけど「犠牲」が出るなんて考える人はおるまいて
これは女の娘の間をふらふらするのを「合理的」にやってみせている
といってもいいのかもねえ、といっても人間関係だけでやってるのでなく
いちおうはある運動関係のなかでやってみせている所に功徳がある
じゃなきゃらさんざハレンチな行為をしておいて「ありがとう」とはならないw
あああと大食いの人も頑張っていたけどハナシが上記の構造なんで
なんとなくハブになってるのがあわれw
名前を忘れてすまんかった、岩泉ww














普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
第9話  ワガママ言ってみた。 △++










もう、知ってた









「なにゃこマジ天使」とか言わせようとしてるだろw
縁さんがいつも以上に縁さんでなにゃこがいつも以上になにゃこだったね
縁さんがどういう目でななこを視ていたのかってのが分かり
そうすることでいつも以上のスキンシップが説得力を持つ、よい構成。
「頑丈で無難」ってのはとても重要な資質で「アイドル」って枠に限らず
人間として信用できるっていう強みがあるってことね
「失敗」することもあるけどそれも込みで+にできるってとこがある
ピンチにも強い、そういう安定感がこの作品全体を貫いているといえよう














Free!-Eternal Summer- 第9話 失速のフォーミング! △+










まあ、いつかやるんじゃないかなとは思いますよね、それをやった
最近はマトモに泳いでいるシーンが多かったからこそここで「止まる」という
ことの反動は大きいね、心のあり方そのままに
まあ「個人競技」って当邦のアニメーションでうまく描き出すのが難しい要素でもあるな
「みんなで何となくいることの安心感」って作風の潮流を造り出した
京都アニメーションがそれを否定している画ともいえよう
まあ、才能あるアスリートにありがちなコミュ障といえばそれまでだがw














月刊少女野崎くん 第9話  ドキドキ、たりてる? ○









たぬきは必ず入れること!!








野崎くんもさんも漫画に対して率直だよなあ
「漫画は漫画だから」という「つまらん約束事」なんか
ないかのような純粋さが笑いの領域にまで達しているねえ
いやまあこういうのも「職業」としてやっていくには重要な資質なんかも
前野はホントひどいねw「事情」と「情事」は間違えそうだけど
やっちゃイカン間違いだw「恋人」と「変人」みたいなな
まあこの作品だと同じようなもののような気がしてくるケドw
傘を通して野崎くんと千代ちゃんの身長差がいつも以上に開いている
ことに気がつくね、その間を埋めるものはなにか
って「愛」に決まってるでしょうね、そりゃ。















さばげぶっ! 第9話  犬かも物語/天国に一番近いプール/MAD 爺婆X △+











部の仲間からはじまって、動物、オタク、老若男女問わず
「公平に」虐待する態度がゲスすばらしいとおもいますw
オーストラリアを舞台にした車上銃撃戦とかは映画から
他にもペットショップとかプールとか次から次へと舞台が
移動するのが一昔前のコント中心のお笑いみたいで懐かしい
トークで笑いをとるのも結構だけど、こういう風に力業で
笑わせようって態度もいいものですよ。













ハナヤマタ 第9話  シスター・コンプレックス △++










あれやな、今回のように「プチ本番」的なことをしておいて
弱点をあぶりだしておいたのが大局的には+になりそうではある
「失敗」をキチンと扱えることに好感がある。
ここにきて妹ともどもサリーちゃん先生に急にスポットがあたるなあ
いきなり「いい先生」になったようで戸惑いがある
「部活の顧問」ってのは「良い指導者」であることが望ましいけど
その次に「特に口だししないお飾りの人」ってのがいいとおもうのね
特にニッチな部活動ならなおのこと都合がいいわけで
サリーちゃん先生もそういうポジションかなーとこちらは勝手に
思っていたわけで、内堀がさっさと埋められてびっくりしたという
まあいいんですけどね。
ややちゃんも多美姉ちゃんも人の為に手をさしのべることができてそれが美しい。
自分達もくじけた時に手を引っ張ってもらったことがあるね
それが連鎖してる、おせっかいの連鎖。



















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