かくしごと 第12話 ひめごと とまとめ 〇
大量の伏線と「かくしごと」が次々とネタバレしていく様が
非常に気分がよいね、これはシナリオの巧さだ(昨今は珍しい)
10ぐらいの姫ちゃんと18の姫ちゃんが並列してハナシの
中にでてきていたってことは時系列の操作の手法だけど
こうやって考えると過去のハナシは可久士先生の
記憶の中のオハナシって考えると納得はいくわな
そして最終話に全部ネタバレをもってくることで
「想定済・お涙ちょうだい」てきな批判的思考を与える
猶予を奪うことによって物語の流れの中に視聴者を
ぶち込む展開にもっていくというやりかた。
これはさんざん漫画で「絶望」を繰り返してきた男が
ありとあらゆる批判を避ける為に出してきた技(業)
ちゅうことなのかもしれんの。
しかしまあおそろしいまでに「漫画内漫画」としてのうまみと韜晦
それでいて漫画に対する愛情が溢れている作品だったかとおもう
その愛情の程度は娘に対するものとそう違わないだろう、ということだ
まあ漫画の内容は「きんたましまし」だけどさw
八男って、それはないでしょう!
第12話 八男って、それもありでしょう! とまとめ △(+)
ちょっと前の流行である「異世界ハーレムチートもの」
から「妬み・嫉妬」の部分を取り上げたのが当作品の特徴で
むつかしい部分だったかとおもうのね
チート主人公は俗世の小人たちの思惑に捕らわれなくてよいのが
「エンタメ」としてはうまみのはずなのに
(「おとあく」がよい対称)、なんか昔の和製RPGのように
子供のおつかいをずっとしていたようなかんじですわな。
そういやちょっと前に「盾の勇者」ってやってたわな
あれは尚史をダークヒーローにして周りのオンナノコに救わせて
最後はビッチを懲らしめるとこまでいったからよかったけど
こちらは杉田がはっちゃけておわってしまいましたわなあw
いっておくと小人の小人ぶりを見るのはけして面白くないわけではないのね
ただそれに対する「正当なむくい」が足りなかったかとおもう
そういう「報復」を執拗にやるのが「小人」が出てくる作品の
正当なたのしみで、ヴェンデリン伯爵は人がおよろしいので
そこまで踏み込まなかったのが「ぬるい」とおもうのよね
まあ君は仲間と乳のでかい嫁を大事にしろってことだ。
新サクラ大戦 the Animation
第12話 大団円!明日への希望 とまとめ △+
「神」と「降魔」と「家族」の間でクラーラちゃんが
大岡裁きになってったってところかねえ。
とはいえ当作品「家族(人間)」を大事にする側の
弱点を描くような悠長なことはせんから
結構平たいハナシが1クール続いたような印象だわな
ほんらい「降魔」っちゅう高次元の存在が人間に
それなりの正当な悪意があってハナシがおいしくなるところを
もう一段上のわけわからん存在を目指した男をラスボスに
すえて、わけわからん内に終わったようなかんじ。
まあおっさんとしてはもともとの「サクラ大戦」って
そんなに「ファミリアー」だったかいなって疑問もあるのね
「恋愛SLG」として戦闘に恋愛に仕事に目まぐるしく
時を過ごしていたのが当作品の醍醐味で、いっちゃあれだけど
「子供のおもり」をしているようなのんびりしたものでは
なかったような感じなんですよね、まあこっちの味わいが
好きな人もいるだろうから、ことさら主張するわけでもないけど。
LISTENERS
第12話 ハロー・グッドバイ/
トゥモロー・ネバー・ノウズ とまとめ △(+)
本当は途中からタルくなって視聴を止めていたけどね
なんかヒロインが闇墜ちしてラスボスになって世界を滅ぼすとか
めぐみんみたいなこといきまいていたからw
「自分は自分だ」とか「自分を信じろ」てきなむせかえるような
青くっさいこと言ってたから馬鹿なティーンなら騙されるのだろうけどね
ビールあおってるおっさんには通用しないぞw
「人間以外との音楽を通した交流」ってんなら「マクロス」だすわな
それを現代風にヒップホップでチェケラーにすりゃいいわけで
あとは当作品のスタイルが受け入れられるかどうかで
ボクはそこそこってとこどまりだ、当作品が「新しい神話」
だなんていう若人がいりゃ「まあまあ」って言いたくはなるけど。
波よ聞いてくれ 第12話 あなたに届けたい とまとめ △++!
しかしまあ毎週毎週サプライズを提供するってすげえな
「読者のおたよりコーナー」とか箸休めの日にも
震度6の地震がくるのだから、なんか憑いてるかもなこの番組
しかし去年だかそこらの「実際」に北海道であったこの事態に
当作品はなまなましく応えていたかとおもう、なにせ普段アレな
ミナレですら「つなぐ」ことだけでいっぱいだったのだから
まあそこが「非常事態」の味わいではあるわな。
しかしまあ今時こんだけ視聴者にマウントとって
面白いことをし放題してりゃ、ファンつきますわな
そしてこれは「漫画」が原作の「アニメーション」で
色と音がつくことでいよいよばけものみたいな面白バナシに
なっていたかとおもうのね、「異世界」よりも異世界みたいな
それでいて20~30ぐらいの人には欲しい「刺激的な日常」が
ここにはあるわな、そのロックさにたいするまじめさよ。