五等分の花嫁 第12話 結びの伝説2000日目 とまとめ △+
「五つ子」とか最初はどうなることやらと思っていたけど某「六つ子」のおはなしのように
結構すわりがよかったかとおもう、いわゆる「描き分け」ちゅうことを最初から
ある程度オミットしても却ってリーダブルになるのかもしれないねえ。
「五つ子」も最初からフータローに知見や好感度があるのもいたので
それをシェアしているのが「ラブコメ」として強みがあったかとおもうね
また逆に無かったら無かったで「出会い」の強みになり、まあ上手く事がはこんだかとおもう。
あとはまあ「女の娘」を「勉強ができない」ってやるのが流行ですわな
ラブコメに出てくるおんなのこは大概野郎よりは勉強をするんで
それがよすがにならなかったのだけど、「頼られる」ってのがまずはやりやすいかと
そう考えると今まで何でこういう設定がなかったのかと不思議なぐらいではあるね
とまあ当作品は「ラブコメ」としてもの凄いやりやすい設定でもって
その道をずんずんと歩んでいるようなリーダブルさがつよみだったかとおもう
それは「週刊少年マガジン」っちゅうラブコメ枠をあっため続けて蓄積されたノウハウが
結実しているということなのかもしれんねえ、あるいはボク達オトコノコが「これ見たーい」
ってのがこの五つ子に凝縮しているということなのかもしれない
と、ここまでは「滑りやすい坂」で、こっからはしんどいとこなのだとも想像がつくね
そこは「アニメーション」としても「おいしいとこ」で終わるのがまあうまくて、ずるい。
グリムノーツ 第12話 誰も知らない童話 とまとめ △(+)
君の知らない物語
「旅の空」ってのは「仮構のおはなし」では都合がよいよね、というのも
「旅人」が背負う「不安定な生活」も「孤独」も基本的には描かなくてよいから。
そうなると逆に当話のように「おとぎ世界」で定住しているキャラクターたちは
その土地と「関係」を有するものとしてのしがらみに捕らわれているわけで
しがらみだらけの当邦としてはしごく「あたりまえ」の「解決譚」ではあるわけだ
この「結末のわかっている童話」っちゅうことと「当邦の風流譚」がこう
変なところでなれ合って、「何でも、何者でもないおはなし」になっていたかとおもう
この前やってた「メルクストーリア」はイチからいちおう創っていたから
ココロにひっかかるところがあったのだけど、当作品ほどいろいろと「つるつる」な
感じだと困ってしまうよねえ。どうしても視聴者のハートをキャッチしたいなら
まあ、あれだけど「エロ」くしてしまえばいいのよねw
そうするか、そうしないか、っちゅう最初の「志(こころざし)」が当話には
そもそも不在であるとおもった、別にエロが足りなかったというわけではないw
魔法少女特戦あすか 第12話 もしもこの戦いが終わったら とまとめ △+
はあ、胸くそ悪かったw
「魔法少女」は「様式美」のかたまりなんで、逆に言えば「反転」
しやすいことは「まどマギ」でボク達が学んだことだけど
こっからもう一度「日常」に中途半端につけこんだのが当作品の「醍醐味」よね。
「現実」の生活は一歩歯車が狂えばたちまち「地獄」になるんで
この「せかい」は確かにボク達の「現実」を描いているかとおもう。
それも「ニュース」的なそれではなくて「漫画」とか「アニメ」とか
「仮構」のおはなしの中であるいはいっそうえげつなくやるちうことで
でもこの無限地獄にも二つ終わらせる方法があってな
ひとつは「死ぬ」ことでもうひとつは1クールやりきることだ
いずれにせよ「傍観者」のボク達はこの作品を視聴するのにギリギリ耐えうる
終わり方をむかえるわけだ。まああすかなり他の作中のキャラに
ひとかたではない愛着をおぼえた人には地獄がつづくのかもしれんけど。
かぐや様は告らせたい 第12話
花火の音は聞こえない 後編/かぐや様は避けたくない とまとめ △++
よう考えんでもわかるけど「花火大会」とか「五等分の花嫁」ですら
いちおうは消化したイベントですら当作品はなかなかできないというじれったさよねえ。
あり方としては「庶民⇔貴族」てきな障害なんだけど加えて「賢さ(羞恥)」が
もう一つの障害として加わっていて、そこの感情と理性のせめぎあいが
まあおかわいいことだったかと思いますわな。
最終話の早坂の言うとおり「逆転チャンス」かもしれないね
こんだけ「恋心」がぐじぐじにねじ曲げられれば「行き違い」も「倦怠」も
まずないっていう純粋な「恋心」の保管方法みたいなやり方。
とまあこの「仲のよいけんか」が「生徒会」っちゅう空間でなされていて
それは「当邦」においてはウケがよくかつ現実味のある「理想郷」ではあるね。
ソードアート・オンライン アリシゼーション
第23話 アドミニストレータ △+
「今までのボスをすべて合体させた化け物」てきなラスボス前の
いかにもなボス敵がでてきて、いかにもな和風RPG
こういうRPG的な「意思はないけど力だけはすんごい」やつとの
闘いがいかにも当邦のRPG的「プレイヤーなら勝てる」感が満載だわな
と、同時に「ラスボス」は「ゲームてきな何か」より一枚上の存在として
その後にひかえているわけで、この「塔を登る」っちゅうのもあって
きわめてこのおはなしは「伝統的なRPG」をやってきたのが分かるというところ。
それは「オンゲー」を題材としたSAOにおいては「逆行」ともとれる
あり方だったかもしれないね、「オンゲー」としてはツッコミどころ
満載だった当話が「1人遊び」のゲームとしてはスキが少なく
なっているのが不思議なところだ、あと「色仕掛け」っちゅう
オンゲーでは法度の要素がここでは逆に「可能」になっているのも
ちょっと面白いかもな、当話はこのご時世では珍しいぐらい「色気」がなかったから
二次創作陣がかえって張り切っていたぐらいだw
けものフレンズ2 第11話 うみのごきげん △+
うみのフレンズ再登場っちゅうことでこの「2」は
「陸」よりも「海」まわりが恵まれている気がするね
うがった見方をするなら前期に気をはらわなければならない「陸」より
「新規」にやれると「海」のほうがのびのびしているということか。
したって「セルリアン」が「コピー」能力があるのが気になるね
「サンドスター」から新しいフレンズが生まれるのとは対照的に
「裏」てきななにものかが生まれいずるのはまあ分かりがよい
が、この「のけものはいない」アルカディアで果たしてその
律儀さはどこまで必要なものなのか、分かりかねるとこではある
何も最初から「罪」を背負って生まれてくることもあるまいに。
上野さんは不器用 第12話 眼キュー/バレッタン とまとめ △++
東川さんがあれだけべたべたやってようやく
「そういう関係なんですか?」と言う田中のぶれなさぶりよな
作画がそうなんだけどきわめてスタイリッシュなつくりなんで
なかなかこう「ムラッ」とこないのよね、あるいは田中が
視ている世界そのものなのかもしれないけど、そこを上野さんが
時間と空間までいじくってようやく田中と「ひっつく」ことが
できるというもどかしさだね、でもくっついたらくっついたで
ハートが耐えられないあたりが「乙女」ですよね
そしてこの「「羞恥心」こそ男どもが最も「おいしく」感じる
ところで、この「理系」てきなウェットさが当作品のもち味だったかとおもう。
尻でも脚でもないんだよね、まあおっぱいには負けるかもしれないけどw
マナリアフレンズ 第10話 ふたりの誓い とまとめ △++
「誰もいない校舎」が静謐で、美しいね、そして寂しい
当作品はそういう「自分しかいない」時間があって
そこでの時間の取り扱いが非常にうまかったとおもう
「ただただイヤな時間」のような単純なつくりではなく
人が生きているときに生じる「静けさ」があったとおもう
そしてその時間の描き方の上等さが、この基本的には「2人」しか
いない当作品をきわめてすぐれた「見物」にしあげていたかとおもう。
しかしまあ豪勢な作品だったよね、2人の「女子」の「関係」を
描くために設定から演出、中の人まで使い尽くしたかんじだ
それは当邦では珍しいぐらいまでに「贅沢」の正しい使い方
だったかとおもう。
ぱすてるメモリーズ 第12話 ぱすてるメモリーズ とまとめ △(+)
「秋葉原のマスコットキャラが合体してエヴァンゲリオンと戦う」とか
20年ぐらい前の設定っすよねえw まあいいけど
当作品を視聴していると「ノスタルジー」をかんじるのがあって
それはちょうど「外国人」が抱く「オタクファンタジー」のような
距離感だとおもう、詳細でもなく、近い距離でもないからこそ
許容できる「つたなさ」であって、こいつで一儲けしようとすると
今度は嫌みになるっていうむつかしさがあるねえ。
でもまあオタク文化が廃れた「秋葉原」ってのが描かれただけでも
一見の価値はあったかもしれないね、現状が「異常な繁栄」であって
ともすると当作品のように「懐かしむ」ことしかできなる現実が
いつか来るのかもしれないという「苦み」だけは当作品が提示した
数少ない「うまみ」だったかとおもう。
荒野のコトブキ飛行隊 第10話 情け無用の爆撃機 △+
「爆撃機」っちゅうのは身もふたも無い兵器で
あれは制空権を確保した側が相手を一方的に蹂躙する為のもので
当邦では使用されたことはあっても使用したことは多分無いものだ
それを隼だのゼロだので打ち落とすのはなかなかの快感ではあるね。
「混沌」を「有能なオレ」のもとで強引に「まとめよう」
とするのはいかにもあの大国を想像させるやり口だわな
当作品では「イサオ」がそういったもろもろを引き受けていて
妙に明るくてでも有能なあたりがいかにもって感じで
いいキャラになっているとおもう、あるいは「ラスボス」か。
私に天使が舞い降りた! 第11話 つまりお姉さんのせいです △+
こうやって見ているとみゃーねー有能やねえ
はなちゃんを初めとして小学生達から尊敬をあつめるのも
無理は無いかとおもうね(松本ちゃんからも過剰にだがw)
でも小学生の気分としては何でもできる大学生のおねいさんが
トモダチってのはしごく鼻の高いことだろうとはおもうね
逆にみゃーねーのぼっち解消にも一役かっていて
「年の離れた友好関係」っていう当邦ではなかなか見受けない題材が
「百合姫」的な舞台でうまいこと花を咲かせているとおもう。
みゃーねーもいろいろと「リア充」になれるチャンスがあったろうに
「陰キャラ」の自分に負けちゃってるね、そういうのが許されるのも
「まんが」だからこそなのかと考えるとからい。
約束のネバーランド 第11話 140146 △++
このおはなしよく差し向かいで「会話」をするよな
無駄な「おしゃべり」をしている暇も知性の欠落も無いから
それだけで見物になっていたかとおもう。
まあ「ハウス」っちゅう枠にとらわれている内は勝てないわな
「箱」を破壊したり突破するのは脱出の基本ではある。
あとはまあ「家に火をつけて旅路につく」っていう
古い映画のようなあり方が現代のジャパンの漫画でよみがえる
ってのはなかなかの見物ですわな、自分の命もリスクにさらして
こういう「イベント(混沌)」に賭けるってのは「土壇場」の
神経としてはまことに正しいかとおもう
あとはまあきびしい博打だからね、成功も失敗ももう何でも来いだ。
五等分の花嫁 第11話 結びの伝説3日目 △+
五姉妹でも「1・3」と「2・4」はおんなじような
役所を果たしているような感じやね
奇数番は正当なラブコメの「ラブ」で偶数番は「コメデイ」のほう。
一花⇒三玖への「譲渡」まわりがいろいろと思うとこあるね
「ヒロインいっぱい」では当然の展開だし、お互いの個性が
はっきりするのでよい展開だ、そもそもこの「五等分」ってのは
最初は「いっしょくた」でそこをどう「分割不能な個人」にまで
もっていくかが勘所で、そこをなかなかキチンとここまで
やってきたかとおもう、でもまあまだ五月に関してはこう
つかみ所がないというか、むしろそこが「ラブコメ」として
当作品を延命させているかもしれんね、あるいはそういう「個性」
なのかもしれないね、他の姉妹の好感度をMAXまであげると
ようやく攻略できるてきな「個性」
とある魔術の禁書目録III
第23話 ヒューズ=カザキリ △+
都市伝説の女
10年来ぶりに風斬さん見たなあ、懐かしいというより
もはや「誰?」ってなかんじだけど
学園都市の「模擬天使」とガブリエルの力を持つ傭兵と一方通行
VSガブリエルを模した天使との闘いとかわけわからんw
もはや「理」ではなく不思議パワーにすべてをぶっこんで
ご都合主義的な結末にたどり着くマジックボックス化してる当作品
あ、あと電撃文庫てきな「かわいい女の子を必ず出す」的なのも
だいぶんなげやりになりましたわなw まあもうこの作品とかまちーさんは
だいぶん稼いでくれたからあとはご自由にってことなんでしょうけど。
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
第10話 かぐや様は許せない/かぐや様は許したい/白銀御行は出かけたい △++
素直になれない女
バカップルのけんかとはこういうものwってなかんじ
とまあこっちは置いておいてそうなると「バカ」に
なるまでの課程、アイスドールをどう溶かしたのかが
興味のあるところになるね、ちまちまかぐや様がツンだった時の
頃もでてくるけど、視聴者にはまだ情報不足で
そのあたりのもどかしさがこのややこしい状況ではいいかもしれぬ。
石上が千花ちゃんをほっぽってお祭り超行きますとかいうのがgj
書記と会計は会長と副会長の計算を狂わせるけど、かわりに
「たのしいばしょ」に仕上がるねもしかしたらこの2人が
当作品で一番「かしこい」のかもしらん。
えんどろ~! 第10話 雪山の夢~! △+
夢をみる女
「一回休み回」なんで「夢」の出番だ。
セイラちゃんの夢と胸がつつましくて悲しいねえw
「乳の大きさを気にする」ってな男の側のたのしみだけど
果たしてリアルな女性のかたがたはどんだけ意識するのかね。
「日常系」なんで彼女たちの「夢」はおそらく実現
しなさそうなんだよね、立派な「夢」だからこそ距離がある
まあ1クールのアニメで「夢」を叶えるってのは相当むつかしいね
当作品はそもそもそういう方向から降りちゃっているけど
唯一セイラちゃんの「夢」だけが本人の努力で叶いそうなのが
このパーティと物語における立ち位置とよくわかるね
ツッコミ少女は世界の頂点に到達する夢をみないのだ。
上野さんは不器用 第11話 インビジブルマ/リアスコート △++
パンツをはかない女
上野さん脚と尻がご自慢のようなんだけど
あいにく男どもは基本「乳」しか見ないからねえw
ましてやED田中を相手にしてるのだから大変ですわな
まあその「距離」を埋めるために「天才」があり
ひとつの部屋でハナシがまわるっていうことやね
「アンスコはいやらしくない」でひとつハナシが消化だw
「ブルマ」と並んで青春のアイテムだけどそもそも
「運動」には「興奮」がついてまわるんで、属性はちがうけど
「いやらしさ」があるのよね、そもそもあんなに激しく
動き回るのに「紳士淑女の競技」って考えるのがおかしい。
ぱすてるメモリーズ
第11話 決戦、アキハバラ!ってホント!? △(+)
電気街の女
最後のミッションが「エヴァ+アキバ」でセンスがよろしい
というのもこのとりあわせはおおよそ「ありえない」ので
逆に元の作品を意識せずに済むということでもある
加えて元の作品の異常な「クオリティ」に
当作品は到達していないのでまあ笑って見られるという次第ですわな。
その一方でエロゲ屋のおっちゃんの「客がいなけりゃ商売にならねえ」
ってのはこれでもかってぐらいリアルな「現実」でそれは
「ウイルス退治」っていう浮ついたあり方と八百光年の距離があるね
「夢を売る商売」ってのはおもてむきの楽天ぶりとは対照的に
裏には闇がひそんでいるってことかもねえ、当作品はその「現実」の
正鵠なスケッチなのかもしれないね、言い過ぎか、言い過ぎだね。
マナリアフレンズ 第8話 祭演の裏 △+
舞台がはねる前にも「物語」はつくりうるわけで
「レヴュースタアライト」とかそれで1クールやったね。
「背景」とか「被服」とかにこだわりがある当作品
まあメインの2人がそれに足りる素材なんで
それを見るだけで一見の価値があるという発想か
「王女」っちゅう緊張することがあるステイタスの人でも
「舞台」に際しては緊張するのがなまなましいね
1人だともっと緊張するんで、そこは「2人」でうまくまかなうのだ
にしても序幕の歌がえれえうめえなあと思ったら
委員長は水樹奈々だったw贅沢な「脇役」よな
ケムリクサ 第9話 △+
そういえば最初に逢って以来りんちゃんと二人きりに
なる機会がなかったかもしれないねえ。
でもまあその間に「姉妹」からも信頼を得て
ようやくりんちゃんのココロの扉も開けたのだから
「順番」が大切ではあるわな。
「記憶喪失」要素があるんでその失われた何かを
取り戻すべく、ハナシは進んでいく
この「記憶の喪失」はあおばの好奇心と足り無さに
理由をつけ、同時に「世界」のあり方の探求そのものにも
リンクしている、それは間接的に「生存」にもつながってる。
BanG Dream! 2nd Season 第11話 ホシノナミダ △+
きらめく涙は星に
まあRプロデューサーさんのいうとおり「絆」が無くても
よいギグはできるのよねえ、というよりもはや「人」が
いなくても勝手に音も声もつくれちまう、という状況だ。
そもそもこの「バンドリ」もはたして「純正」の「音楽」
かどうか疑問におもうところもないではないわな
「上手い」っちゅうことならそこらに幾らでもいるわけで
では「ポピパ」にはなにがあるのかっていうとそこは
今までの(特にアニメーションにおけるメインとしての)
「記憶」に賭けるってとこですわな。
アイマスとかラブライブとかやばいぐらい流行った作品では
ないけれどそこに賭けるっちゅうのも「ロック」ではあるかもな
あとは「お友達ごっこ」の音楽がどれぐらいやれるかだ。
同居人はひざ、時々、頭のうえ。 第10話 いっしょごはん △+
「ごはんのとも」で交友関係が広がっているわな
これは社会人になっても重要にかんじるわなあ
最近はやってた「グルメもの」でもこの効能が遺憾なく
発揮されるわけだけれども当作品だと「ネコ」からだから
ほんとうに「はじめての料理」的なそういうほのぼの感がある。
ふだん料理をつくらない息子が急につくりだすと不安になる
かあちゃんのようなそんな立場が今回のハルちゃんの役目だ
でもまあ素晴くんにはそれすらも愛おしかろう。
グリムノーツ The Animation
第10話 オルレアンの聖女 △(+)
そういや「童話」で「ジャンヌ・ダルク」って見ないわな
まあオチが「助けた国から追放されて火あぶりにされました」じゃ
流石にあまり見かけないかもしれないねえw
まあ昔のおはなしは「人生訓」的な要素があって
それゆえに「悲劇」が容認されていたフシがあるね
今はテレビをつければいっぱい「人生訓」は見られるんで
そうなると物語の別の効能、つまり「エンタメ性」の部分が残る
ということなのかもしれないねえ。まあ当作品がその「エンタメ性」を
存分に発揮しているとはおせじにも言いがたいけど。
荒野のコトブキ飛行隊 第8話 大飛行船強盗 △++
「乗り物ジャック」とか、1本映画がつくれるおはなしよな
アニメーションとしては結構さっくりハイジャックされたけど
時間のつごうだけでなく、羽衣丸側の人らも「プロ」で
反撃を待つの機会に賭けたっちゅうのと、「飛行船」っちゅう
ある程度簡素なつくりの乗り物だからこそってのはある
こんかいはサネアツ副長とジョニーさんが活躍しとったね
不思議とこういう「人質をとるハナシ」では
「女性」とか「子供」がその犯罪者であることはすくないよねえ
まあ容赦なくその場で射殺されてもおかしくない凶行だから
意図的に香ばしい野郎どもに切られ役がまわってくるわけね
当話も死と隣り合わせではあるけれども「なんかだいじょうぶやろ」
って感じの「軽さ」があるわな、「戦闘機」がもちうるギリギリの
やわらかい加護だ。
私に天使が舞い降りた! 第9話 私が寝るまでいてくださいね △++
メシうまくて繕い物が得意で控えめなおっぱいちゃんとか
まさしく「理想の嫁」でさあねえ、オトコがほっておかんだろうが
本人が表に出てこないから、なかなかつかまらないわなw
っちゅうか「百合姫」らしく男っ気が微塵もないからこそ
みゃーねーの貞操は守られているのかもしれんね
ひなたがめっさ男前でこれも「百合姫」ではよくみる
「男前キャラ化現象」だ、ここでもメスがオスのような
ふるまいをみせる。
ケムリクサ 第9話 △+
「いなくなった姉たち」との2度目、いや3度目の邂逅か
「いっしょにいられない理由」があるから、りん達とは別行動で
でも部外者のわかばとならコンタクトがとれるっていう
「その場かぎりの先導者」として便利につかわれとるの
まあ当世界はだいぶん尻に火がついているそれなんでこういう
「冷たい使い捨て」ができるというところもあろう。
「世界のつくりが知りたい」とか学者肌なご意見でそして
結構こういう「終末もの」では見受けるキャラクターやね
「知力」で助かる場合もあるし、あるいは「人間」の根本的な
要求でもあるからだろうかねえ、当作品のキャラも動機は
「シンプル」やね、「安心」したかったり「水欲しい」だったり
「社会」っちゅう基盤があるとこのシンプルな要求に足し算引き算
かけ算割り算etc.が加わってややこしくなるのは
「revisions」を見ればおわかりになるとおもうw
盾の勇者の成り上がり 第9話 メルティ △+
最近は「勇者」っちゅうより「聖者」てきな活躍のナオフミ様だw
まあ「医療技術」をもってりゃそりゃどこ行っても「聖者」よな
このいささか恥ずかしい「持ち上げぶり」は他のファンタジー作品では
アニメとしては「スマホ勇者」以来かもしれんね(スライムもそうか)
まあ対価として「劣化勇者」っちゅうレッテルがあるからこそ
浮き上がらずに済むってことでもあるし、ナオフミも
「もらえるものをもらえればいい」ってできるってとこはあるわな
そうしてだんだんと当初夢見ていた「ご都合ファンタジー」に
だんだんと接近していっているのかもしれんわなあ。
かぐや様は告らせたい
第8話 かぐや様は呼ばせたい/白銀御行は負けられない
/そして石上優は目を閉じた △+
「テスト回」っちゅうのはこう身もふたもないから
面白くないのが普通ですわな、でもまあ当作品だと
トップの2人が嘘ばっか言うから周りの人間が影響をうけるねえ
でも「一夜漬けは非効率」とか「普段の勉強がどうたらこうたら」
とか言い出したらその時点でいろいろやばいよねw
ひにくにも一番勉強のモチベーションを上げるコツは
「負けられない相手がいること」ってのが頭の良いオチではある
あるいは「誰かに教えられるぐらいやってる」ってことかもしれんが。
えんどろ~! 第8話 私(わたくし)のユーシャ様~! △++
「勇者ごっこ」のラストバトルがこの胸突き八丁にかまえてる時点で
なかなか興味深いね、「盛り上がるところ」の配置まちがい
あるいはそういう構造そのものの否定をまっすぐにやっているのが
当作品らしいわな、あるいは「トモダチ」とともにあることは
「物語」のきまりきまった「型」ではなくて「日常」に属する
ことなのかもしれないけど、そのことを「勇者」はおろか
「魔王」が共謀してやっているこ大胆さが当作品をひとつの
作品として成立させているかとおもう。にしても豪勢な
「ごっこ」遊びよな、これを成立させるには「平和」と
その間に蓄積した「財力」がいるよなあ、世の中やっぱ金だ金w
上野さんは不器用 第9話 ジゴスパッツ/SQ水 △+
「静電気を蓄積してスマホを充電」とか
実際欲しくなるアイテムよな
スパッツもスク水も上野さんよう似合っておるわな
田中に性欲が皆無だからそこを埋めるべく
天才の発明がつぎつぎと繰り出されるわけだけど
まあ「中学生」の男子どもがどんだけ鈍感かを考えると
世の女子のかたがたが目を惹く苦労がしのばれるわな
でも往々にして「男」がイイとおもうことと
「女」がイイとおもうことは一致せず、くじびきアンバランス。
ぱすてるメモリーズ 第9話 目指せ恋愛の達人、ですわ △+
「恋愛の達人」と「恋愛ゲームの達人」は全然違うぞw
まあそのあたりの事情で遊ぶのももうしゃぶりつくした感じで
こうやってまたぞろやると「なつかしいなあ」という印象だ
当作品はこの視聴者の「のすたるじぃ」なしには単体で
そう面白いものではないから、適切な話題ではあるわな
「最初は型どおりの恋愛ゲーなのに最後のほうでバッドエンド連発」
とか「回避できないバグ」とかそういうのも「実在」のものなので
そこまでこみこみで「通り過ぎた道」でもあるね
でもちょっと考えると「現状」はそういう語りぐさになるような
「ギャルゲー」って若人はやっとらんかもしれんね
「スマホゲー」はなんちゅうか「目が真っ赤になるまで泣いた」とか
「一週間気分が落ち込んだ」って気分にはなりにくいものね
その差異はどこからくるのかはちょっとわからんけど。
けものフレンズ2 第8話 しんきょくらいぶ △+
あんだけ世話になったマーゲイちゃんがサーバルちゃんを
「スルー」するのはやっぱ寂しいよなあ
まあ当作品いろいろなとこでサーバルちゃんまわりを回避しとるんで
前作から継続視聴組は(ほとんどそうだろうが)思うとこはある。
ハナシ的には「前にいったジャパリパークの再訪」的なあり方なのに
「そこで気に入ったフレンズが何か前作と違う」という
ともするとSF的な感慨がわくのよね、これは作り手側のねらいなんだろか。
ペパプの新曲はずっと「こなれた」ねえ、前作ではいろいろと
「足りない(演出的にも)」ことそのものがペパプの間での
いざこざと繋がっていたけど、今回はそれなりに仕上がっていたかと
わるいことではないけれどそれはもう「手を離れた」アイドルを見ているかのような
あるいは「たましい」が抜けた仏を見ているかのような印象だ。
マナリアフレンズ 第6話 海に浮く △+
きわめて正当な「水着回」っすよね
えげつない美人2人がすんばらしいロケーションで
水泳の訓練をしているだけっちゅう状況ののぞき見だ
しかしまあこれだけでハナシができてしまうのだから
後はなんもハナシをふくらませなくてもイケるっちゅうことだ
これの前の放送してる「上野さん」ですらキャラクター
増やしてハナシを膨らませてるっちゅうのに
こっちは手持ちの2つのコマをキャッキャウフフ
させるだけで事が足りるのだから恐れ入る。
BanG Dream! 2nd Season
第9話 スクール・フェスティバル・シンフォニー △++
「スクール」に「ガールズバンド」っちゅうとどうしても
ラブなライブ的ななにかをおもいだすわな
立ち位置として「2番手」
(もともとそのラブなライブもアイドルものとして2番手ぐらいだったが)
だった当作品が「スクールフェス(文化祭)」ではハジけられなかった
(っちゅうかロゼリアにケツをとらせてしまった)ってのは
なかなか当事者とは違う傍観者の感慨がありますわなあ
なんにしろ「その場」にいなければさすがにどうにもならないわけで
そういう意味での「存在の大事さ」がわかりますわな
しかしまあこのおはなし「かませ犬」的なやりかたではなく
ライバル達がまともなのが「おはなし」としてシリアスさを維持させているかと。
約束のネバーランド 第8話 021145 △+
クローネさんご退場の回っすね、文字どおり「苦労」を
イザベラさんに変わってしょいこんでいたような印象だ。
回想とかみてると「努力はしてるけどどうしても足りない」
人の忸怩たる想いがうかがえるってのはあるわな
エマたち3人にすら翻弄されるあたりも「かませ犬」としての役割
そして無情にも用が無くなればポイってのも冷徹で正しいやり方さ。
イザベラさんみてるとおもうのだけどエマのようなノーマンのような
そしてレイのような印象を受けることがあるのね
まあ当たり前っちゃ当たり前だけど3人を足してさらにプラスした
ような人が相手ってのは子供が大人に対して抱くわけわからん「畏れ」
ってのを感じさせるには充分な相手よな。
ブギーポップは笑わない
第14話 オーバードライブ 歪曲王 1 △+
「ブギーポップもどき」的な敵がもうでてくるw
まあ当作品も当時は影響大で、巷にあふれかえっていたろうねえ。
ヒトのココロは皮肉と矛盾で満ちあふれていて
しかもその事実にヒトのココロが耐えられないっちゅうのが
「歪曲」のあり方で、でも若人は「正しいことの方がよい」
と乗り越えていけるかもしれないというオチかね
「死神」に「人食い」「音」に「想像力の具現化」と
高校生時分に「あったらいいなァ」っちゅうものがごろんとあるの。
魔法少女特殊戦あすか 第8話 きっと素敵な魔法少女に △+
こちらも「水着回」だけど一歩隣は「クソみたいな現実」がまってるね
でもこのおはなしはこの嫌がらせをする為に「魔法少女」っちゅう
「つがい」を用意しているねえ、この「世界」のあり方の「中心」
にいるのが「あすか」なわけだね、彼女の受けた・受ける痛みこそが
「見せたいモノ」で「素敵なモノ」なんだろう
それゆえにプリキュアのような「理想の魔法少女」は「尊い」という
逆説的なあり方もまたイタい。