意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

2019年アニメアウォーズ!(補遺)

2020-01-07 21:14:25 | アニメ的感想2019年 冬









「アニメアウォーズ!」で指定項目にないもので
私的に評価したものはこちら







人外キャラ部門







ガイルさん
(ハイスコアガール)







こんなんズルいやろw
ちゅうか最初は春雄や大野よりもガイルさんやもろもろ
ゲームのキャラの方が愛着が深いわけで
特殊なスピンオフ作品を見ているような印象だわな
それは最後まで変わらないね、世界は「愛着」で溢れてる。








男性声優部門







小西克幸さん
(ボス(ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風) ハンク(かつて神だった獣たちへ) 
ベム(BEM) シャーロック・ホームズ(歌舞伎町シャーロック)
柴田源蔵(旗揚!けものみち) など)







と、中村悠一って言ってもいいかもってぐらい
奇妙なぐらいずっとワンセットで作品に出演して
敵味方に分かれたり、よろしくやったりしてたねえ。
「まじめにやってるけど上手くいかない」って状況が
最大のもち味かとおもう。







女性声優賞







鬼頭明里さん
(竈門禰豆子(鬼滅の刃) 姫坂乃愛《私に天使が舞い降りた!》
千代田桃(まちカドまぞく) 月坂紗由《Re:ステージ! ドリームデイズ♪ など》






シャミ子が悪いんだよ





「強い娘」っちゅう感じですかね
かるーい感じではなくて「過去」を伴う「重み」を
感じさせるそういう特性、禰豆子とか
むつかしかったろうねえ。







新人賞(男性)






なし






こういうのは大人気の人か
1コだけでもヤバい瞬間があった人を推すのだけど
そう考えると去年はアゴがはずれた瞬間って無かった
かもしれないのかもしれないっすね。







新人賞(女性)







小原好美さん
(藤原千花《かぐや様は告らせたい》 吉田優子《まちカドまぞく》
羽衣ララ/キュアミルキー《スター☆トゥインクルプリキュア》
八原かい《ひとりぼっちの○○生活》 ミナ《からかい上手の高木さん》など )







はい、そうですw
共通してるのは「ものすごくちょろくフレンズになれる」ってとこ
アグレッシブさとスキのおおさが同居していて裏表が無いという印象
愛されキャラで巻き込まれ気質という作品の潤滑油みたいな役所。








制作部門







ufotable
(鬼滅の刃)







いやあ「忠実な再現」をやりすぎる作風は相変わらずで
そして自分たちが最大の最大の力を発揮できる作品を選ぶのが
異常にうまい、「運命」を感じるレベルの選出だ。







ナイスタイトル部門



(慎重勇者)第4話 仲間なんて超いらなすぎる
(ぼくたちは勉強ができない!) 第8話 最愛の星に[x]の名を
(この音とまれ!) 第25話 天泣
(Fairy gone フェアリーゴーン) 第12話 無力な兵隊
(食戟のソーマ 神ノ皿) 第5話 終わったぜ、お前
(放課後さいころ倶楽部) 第2話 これはゴキブリです!
(PSYCHO-PASS サイコパス 3) 第6話 カエサルの金貨
(とある科学の一方通行) 第9話 10031回の死(メモリーオブデス)

(通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?)
第1話 少年の壮大なる冒険が始まると思ってたら…え、どういうことだよこれ…。

(可愛ければ変態でも好きになってくれますか?)
第12話 可愛ければ××(へんたい)でも○○(すき)になってくれますか?
(ダンベル何キロ持てる?) 第12話 バーベル何キロ持てる?
(女子高生の無駄づかい) 第10話 ろぼ
(魔王様、リトライ!) 第10話 マダム、吼える
(彼方のアストラ) 第12話 FRIEND-SHIP
(グランベルム) 第13話 世界で唯一のふたりのために
(荒ぶる季節の乙女どもよ。) 第2話 えすいばつ
(かつて神だった獣たちへ) 第1話 かつて神だった獣たちへ
(世話やきキツネの仙狐さん) 第4話 なぜ休日に仕事をせねばならんのじゃ!?
(さらざんまい) 第1話 つながりたいけど、偽りたい
(私に天使が舞い降りた!) 第6話 みゃー姉に友だちはいないぞ
(ぱすてるメモリーズ) 第5話 こうこうこう、ですか?
(荒野のコトブキ飛行隊)第5話 華麗なるアレシマ
(魔法少女特殊戦あすか) 第5話 極めて現実的な対処法
(BanG Dream! 2nd Season) 第7話 ナカナ イナ カナイ
(revisions) 第6話 だって、人だから…

(ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風) 第15話16話 偉大なる死(ザ・グレイトフル・デッド)
                 第28話 今にも落ちて来そうな空の下で



まあ1作品に1つは気になるところがありますわな
しかし普段はお目にかかれない言葉に出会う機会でもある。


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2019年アニメアウォーズ!

2020-01-05 00:59:29 | アニメ的感想2019年 冬

おちゃつのちょっとマイルドなblogさんで
やっている企画です









最優秀作品賞








ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風








なんにもレビューしてなかったけど、でもこれなンだw
原作組なんで忠実に「再現」しさえすれば「神」で終わっちゃうしな
でもねえ、世界に動きがついて、色がついて、声がついて
ボク達の脳梁に奇跡体験が流れ込んでくる幸福感は
どう説明してよいやら、まあ信者だからしょうがない
でも生きてて良かったって思えたね。






ジョジョもそうだがジャンプ勢強かったねえ
(鬼滅・ワンパン・この音・ぼく勉
かぐや様・約束のネバーランド)
少年誌・青年誌ほかいろいろで幅広くクォリティの
高い作品を提供してるね、優等生的にアタマがよくなって
かつアタマのよい「型のはずし方」をしている印象。
ファンタジーものは平年並みで、オンナノコいっぱいでてきて
何もしないようなやつはほぼ無くなって、ちょい「暴力」が
多くなってきたかもねまあジャンプ勢が強いってことか。









特別賞







ダンベル何キロ持てる?







「オンナノコが特殊題材やってみた」モノも随分やってきたよねえ
ゲームやったり、ソウナンしたり、川柳詠んだりこれが本当の
「女子高生のむだづかい」だなw
しかしこの作品の「視聴者」の参加度と実用度はあるいは
「キャンプ」を超えているかもしれん、なにせ「筋トレ」だから
やる気になればすぐできるのがつよみだ。
でも作品としても質の高い作品よねこの「優しく丁寧に教えてくれる」
ってのも「商売」になるってことだあね。








男性キャラ部門







竈門炭治郎
(鬼滅の刃)






妹を守ってありとあらゆる試練に耐え忍ぶ姿が心をうつね。
「鬼」どももそうなんだけどそれに対抗するべく彼を鍛える
「人間」たちも鬼のようにきびしいのがひどいw
でもなんというか「試練の為のキャラづけ」では済まない
人格的魅力がどのキャラにも満ち満ちているのが
当作品の異常なところでもあろう、勿論「鬼」どもも、だ。









女性キャラ部門








鳳月さとわ
(この音とまれ!)







身も蓋もない黒髪の美少女をいーーっぱい泣かしたので、もう満足であるw
この作品オトコノコは「音楽」に関する問題をかかえていて
オンナノコは「ドラマ」的な問題を提起していたね
その諸問題が主題でもって解決したのだから言うことはない
「音楽」がご都合主義を解決するさまに抵抗はしづらい。








OP部門
















キズナミュージック♪
(バンドリ! 2nd Season OP)







この曲を聴けたのは幸運だったね
ちゅうのもこの「バンドリ!」で扱っているあまたの名曲(たぶん)で
「アニメーション」になったやつしか追っかけていないからね、私は
バンドリ勢やアイマス勢は「いやいや他にもいい曲ありますよ」って
なるのだろうけど、流石にそこまでは時間も体力もないんで
こうやってアニメを通していろいろなたのしみに出会えるのに
まあ「感謝」という言葉以外は見つからないっす。








ED部門



















マッチョアネーム?







この作品Cパートまで「トレーニング」やってたから
徹頭徹尾「筋肉」にふれていた印象やったね
しかしまあその「くどさ」が味わいなのだから
まあ希有な素材ではあるね、しかも「オンナノコがやってみた」形式で
つまり「見たいモノ」と「やりたいコト」が見事にバランスとって
一致していたような、そんな印象だ。








過去の分はこちら↓に関連動画はリンクが切れちゃっているけど

2018年版

2017年版

2016年版

2015年版

2014年版

2013年版

2012年版

2011年版

2010年版

2009年版

2008年版

2007年版

コメント (1)
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アニメ感想2019年冬まとめ

2020-01-03 02:36:49 | アニメ的感想2019年 冬

印象に残ったところ








旗揚!けものみち ROUND1 より

















尻姫w しかしまあこの1シーンで「普通の異世界転生なんかしねえぞ」って
これでもかってぐらいに証明してみせたねえ、勇者を召還した偉い人に
対する不敬、しかも「バックドロップ」っちゅうギミックだからね
こう「動き」として分かるのが強みっすよねアニメーションとしても
プロレスとしても、にしても綺麗なバックドロップよな(あと尻)








GRANBLUE FANTASY The Animation Season2
第5話「カタリナとヴィーラ」







ここは頭の先からしっぽまで全部視聴しておくべきやな
ちゅうかヴィーラとのエピソードは質量ともにこの高品質な作品でも
さらに1枚執拗によく出来ておったかと、想いの強さが力になるということ
たといそれが「妄念」としても、だ。








あとはまあ「この音とまれ!」とかFateでゴルゴンと戦ってたとことか
今し方やってた本好きの娘がゲス野郎に怒ったとことかこう「カッ」となったね。









声優部門








男性の部






なし、かな。ほっとくと諏訪部さんや悠一兄さんばっかになるしなw
この「頼りになる兄ちゃん」をのかすとなるとよっぽど酷い目に遭った
新人さんとか、そういう特別な理由が必要になるねえ。







女性の部







今井麻美さん
(GRANBLUE FANTASY The Animation Season 2《ヴィーラ》)







この人出ずっぱりってワケでも、ウケがめちゃいいワケでもないけど
ずっぱりハマるキャラやるんだよねえ、それもダークサイドのほうの。
もちろん軽いキャラ演じてもイケるけどね。









OP・ED部門


















Stay With Me
(GRANBLUE FANTASY The Animation Season 2 OP)








とりあえずコロっとやられておこうかねw
空の蒼さは言うまでもなく、他の「色」や「霧」
が試練としての対峙が単純でかつ美しい。



















Let's go!ライフリング4!!!!
(ライフル・イズ・ビューティフル OP)






これはもう出だしだけでズドン。ヤバいんすよずっと頭の中でリピートしてるw
まだ視聴が完了してないけど「ゆるっとスポーツ」っちゅうテーマの
限界をためしているような、そんな印象、その中心にいる主人公の
ひかりの中の人の呼び声。



















アネクドット
(旗揚!けものみち ED)







ヒロユキを出すだけっちゅう非常に経済的なEDで
ことさらエモーションを乗せない非抑揚だけど
そこに乗っている歌詞が凄まじい切れ味で、心をすっぱりやられるね
しかしまあ作品の暑苦しさと一致度がほぼゼロで、そこもおかしい。





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銀河はかいばくだん (アニメ感想)

2019-12-29 01:08:54 | アニメ的感想2019年 冬







私、能力は平均値でって言ったよね! 
第12話 赤き誓いは不滅って言ったよね! とまとめって言ったよね! △+








「冷静さ」を取り戻したら余裕でした、とからしいかもね
このおはなし「2週目」の勇者がゲーム的に直面している感覚があるね
レベル差がある仲間の暗い過去エピソードに「そんなんあったけ」って感じで
そして時折用意されている強制敗北イベントとかに屈辱をおぼえたり
そして「2週目」の人用のエクストラダンジョンがあったり
結局そういう「余裕と緊張」を「余裕」の側から
始めたというだけなのかもしれないねえ
というのも「現実」の「われわれ」はおおよそ「緊張」していて
そこに「仮構の物語」が「余裕」であることの意義が裏返しとして
あるのだとおもうのね、一方で仮構のおはなしで「現実より緊張」
しているのも見たいという欲望もあるからそのあたりの往来が
「基本」になっているのだとおもう、そういう単純な上下運動が
嫌になったのなら「なろう」ではなく「ブンガク」でも読めっちゅうことだ
それは「平均」とか「過剰」で踊るのとは別の芸ではあろう。










超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
第12話 超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! とまとめ △+







なんちゅうかここまで「ミンス主義マンセー」ってされると
なんかこう顔が赤くなりますわなあ。
「民主主義」が「よいもの」に見える前提として
「絶対主義」が「劣っている」ということを提示せないかんわけで
なるほど「異世界」のシステムが劣悪であることは簡単で
そしてそのシステムを破壊することが「超人」の勤めなのかもしれん。
しかしまあ「7人」もいるような、いらないような感じすね
「商人」とか面白いけどむつかしい奴とか最初の方で適当に満足した感じだし
普段は「ござる」とか「忍者」とかの方が見栄えしますわな
そうでない時は肌色で時間を稼ぎ稼ぎってかんじで
なるほど民草にはこういうものをあてがっておけばよしってな印象ですわな
後半はほぼギュスターヴ無双やったけどまあこういう「狂人」が
支配者にならないだけでも「民主主義」のほうがマシかもとは思わされるね
しかし困ったな「イロモノ」のほうがハナシは面白いのだけど
「まとも」な人の方はハナシとして退屈になるのが困りもので
その「物語」の基本的なジレンマに抗っていたかというと疑問の余地はあるね
そもそもこいつらが「高校生」ってのに無理がありすぎだ、今更だがw










GRANBLUE FANTASY The Animation Season 2
第12話 道標 とまとめ △++







Happily ever after







グラン・ルリア組そして黒騎士・オルキス組との決戦だ
そしていつもどおりグラン側が圧倒される展開w
とまあこれだけならいつものことだけどルリアとオルキスの
星晶獣を召喚しての戦いも見物だったかと
グランがいつも相手に圧倒されるのは、戦う相手が「過去」を
持っているからなのね、つまり相応に「わけあり」なわけで
それに対して「夢」とか「オンナノコ」とかを理由に戦う
なんかどこにでもいるオトコノコが苦戦するのは無理もないわけだ
あるいは「ゲーム」だと「プレイヤー」の数だけ
「最強のグラン」や「最弱のジータ」がいるわけで
それを「アニメーション」てきに平均値をとるとこうなるって
判断なのかもしれないねえ。まあでもその「弱さ」が
アニメーションとしては「見物」になっているのは皮肉よな
グランだけでなく騎空団のみんなが「過去」とバトルで苦闘する
さまがアニメーションとしてはよい緊張感を保たせていたかとおもう。
しかしまあいつも何のかんの「めでたしめでたし」ってもっていくのが
うまいすよね、その「冒険心」ってのが「失敗できない」ボクらに
とって何よりの「憧れ」を生むのかもね、小っ恥ずかしいけど
確かに望むことを当作品はきっちりやっているのが強いのだ。









ぼくたちは勉強ができない!
第13話 祭の終わりは寂しくも華やかに[x]どもを祝福する とまとめ △+







合格






受験生が文化祭でこんなにはしゃいじゃっていいのかw
ちゅうか逆か、こういうハナシで「合格」させないのは
ハナシを引き延ばす必要があるからで、そうでなければ
ハッピーエンド嗜好の人らがぶーぶー言うのは必須だからね
「合格」が決まっていたからこそこのはしゃぎようということか。
後半戦は勉強が「まったくできない」から解放されていた感じやね
もともと専門分野では「天才」だったわけで志望分野にも
手がついたようなかんじで、「ラブコメ」としては「世話」から
ふつうの「関係」を持つようになったようなところかね
それは「落第」を賭けた「緊張感」から違うハナシになった
ということかもしらんねえ。まあ「勉強」のハナシを
し続けるとか某通信教育の漫画じゃないんだから、無理すわなw
この作品も漫画としては2年はたっていて、流石にそれで
「受験生」であることを真に受ける人もいないわけで
なんにもかんにも丸く収まってよかったわけだ
しかしまあこのびっくりするほど「ラブ」にストレスが無いのが
すごいねえ、いや元々は「勉強」を見るハナシだったのだけど
「人生」てきには「勝ち」なんだろうけど、こうもやっとする
「勉強」もむつかしいけど、「勉強」を描くこともむつかしいよね
とくに「少年誌」てきにイキがりたいならさ。










慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~
第12話 この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる とまとめ △++








この「準備すればするほど相手が卑怯な手をつかってくる」苦しみは
まあいろんなゲームやってればお分かりいただけようw
肝心なのはその「パワーゲーム」の安易さですわな
「修行」と「才能」でそれが手に入るのだからまさしくそれは
「ゲーム(チート)」てきな安易さで、だからこそ敵も安易に
パワーアップするわけで、で、それに併せて安易な過去と
キャラ付けがおこなわれるわけだ。しかしまあその疾走感
というか「どうせこうなんだろ」って道をひた走る様は
「慎重」っちゅうか「転生前」の「無謀勇者」ってかんじですわな
つまりこのおはなしは「慎重」を謳いながら
「ヤバい安易さ」を正面にどっかりと置いているってハナシだったとおもう。
しかしまあその「安易さ」がギリギリのとこで成立しているのが
当作品のうまみだったかとおもう、「生け贄」とか「死」が
冗談になるほんの紙一重のとこで「あり」になっているスリリングさが
当作品の「技(業)」だったかと思う、こんなん「慎重」に
用意されたものではないだろうねえ、それこそ「奇跡」のような。




































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小足見てから余裕でした (アニメ感想)

2019-12-24 22:55:41 | アニメ的感想2019年 冬







放課後さいころ倶楽部 
第12話 私たちの大好きな場所 とまとめ △++







いつでも会えてた友達と長期休暇で会えなくなって寂しいとか
センチなJKですなあ、でも引っ込み思案な主人公の美姫ちゃん
だったからこそ「導入」の役所としてはぴったりだったかと
「ゲーム」っちゅう面白いモノがあるってところから
「世界」は面白いモノっちゅう大言荘厳になるのが
「題材もの」の全能感ですわな、でも「ゲーム」そのものの面白さは
いささかも誇張とかは無いし、途中翠ちゃんの「ゲームクリエイト」の
苦労の部分は「楽しいだけ」のおはなしとは違う側面を見せて
このおはなしの信用度をずっと高めるものになっていたかとおもう。
しかしまあこの「優しさ」はなんでしょうね、こんだけ「親切」に
誘われればやってみようかと思わずにはいられないですよね
「説明」が押しつけではなくホントに楽しいモノであるように見える
そういうのも「魅力」なんだと当作品を視聴していて感じましたわな
あるいは「人間」そのものへの肯定感というか。










ハイスコアガールII 第24話 ROUND 24 とまとめ △++







5年越しの「因縁の勝負」もはじめ5分で決着ってのが
「格ゲー」っぽいっすよねえ、勿論その戦いのあいだには
もの凄い量の情報が交錯していて、結局それは実際にプレー
している人しかわからんものになっているというところだ。
しかしまあ春雄ってなあずーっと負け通しだったよねえ
「対戦ゲーム」ほど「負け」るゲームってのはそうないよね
あるいは自分より「強い」人がいて、負けてもまだやる魅力が
あるものがそうないってことかもしれないね。
しかしその「敗北感」がなんちゅうか「恋愛もの」として
「成就」の先延ばしのだるさと「ハーレムもの」の非現実感を
中和して一本上り詰めるところまで到達させた要因のひとつだった
かもしれないとおもうのね、「漫画」としては高嶺のヒロインと
ひつこく離れたりくっついたりっていう潮汐ゲームだったのだけど
その間をリアルに「ゲーム」がくっつけている正直さが
この作品の「勝因」だったとおもう。
ゲームのキャラが「応援」する画ってのはなんかこう凄まじかったねえ
これこそまさに「現実と空想の区別がつかなくなった人」の顕現で
見ている人の「ゲーム愛」がためされている瞬間だったかとおもう
私としてはこの演出も「現実の人間」の演技ももう大して意味合いの違いは
感じられないので「あっち側」の人間なのかもしれないね
「アタマのおかしいひと」と言われりゃそうだけどそもそも
なんちゃか「愛」はアタマがおかしいことを受け入れることなんじゃないのか。











戦×恋 第12話 恋する乙女 とまとめ △(+)







ヘタレが「戦士」になるまでの時間を扱ってわけで
「導入」としては手頃なあたりだったかとおもう。
この「導入」は「童貞」がさきっちょを入れるぐらいまでの
間ととってももちろんいいわけで、別に「本番」の方が
価値があるとかないとか言いたいわけではないので
この姉妹丼の持ち回りの恋愛ゲームがけしからんとか
言いたいわけではないのね、しかしまあ「ぬるい」っすよね
だってこのゲームには「寝取られ」がないのだもの
それなりに戦闘で死にかけはするけど「恋愛」の「致命傷」には
なかなかなりそうにはないものね、まあ少年誌でそんなこと
しないでもいいけどね、あれは本当に心に傷がつくw
しかしまあ少年誌の主人公はボッキしない主人公ばっかよな
まあ他に夢中なことがあるからで、そこにしびれるのだろうね
作中ではオンナノコが、そしてそれを視聴しているオトコノコが。










Fairy gone 第24話 放たれた空 つないだ手 とまとめ △++







PAさんてのはいつもハナシを浮ついて視聴させないぐらいの
ラインを綺麗に提示してきますよね、ハナシの重み作画の質
いろいろな要素があって、研究に価する価値があるかとおもう。
しかしまあそのラインより当作品はずっと「重め」に仕上げてきましたね
これはもちろん意図的なものだろうし、あるいは「軽め」ばっかりの
業界の中でなんというか「責任」をとっているかのような義務感がある。
まあ言っちゃずっと「義務と責任」を取っていたような作品だったしね
「戦争」は多くの人がそれまでのクソ体制からの「自由」と
生きているものの「責任」の両極端を生きる契機になるんだって
たかだか1アニメ作品を視聴して錯覚できるのだから相当なものではあるね
こんだけ「スタンド能力」をモチーフにしながら「スッキリ」しないのは
なんというか「現実」の「重み」がいつも当作品にはあって
「気持ちよくなる」すべての要素を否定することで目の前の
「映像」(あるいは現実)に集中させようとする試みだったかもとも思えるね
しかしまあそれを2クールも続けるのは作り手側も相当大変だったろうね
いっそ「劇場版」に向いたストイックさだけども、もうしばらくは
こんな「くそまじめ」な作品には出会えないかもしらんなあ。

















コメント (2)
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引き裂いた 闇が吠え (アニメ感想)

2019-12-19 23:35:15 | アニメ的感想2019年 冬







Fairy gone フェアリーゴーン 
第23話 覚めぬ夢より出でしもの △+







「妖精武器」を使った当作品きっての武闘派同士の戦いの連続
みなさん戦闘中におしゃべりで、ガンダムの戦闘シーンのような印象
これは「近接戦」が発生するから会話が刺し挟まる余裕があるわけで
まあ「ビームでどかーん」には発生しない情緒ですわな。
一方で最終破壊兵器は情緒もへったくれもなく一面を平らにしていて
これは絶対に止めないといけないとわかるね
この圧倒的なデカブツはまさしく「人間VS自然」の最終局面で
そして「アニメーション」としてのひとつの極地でもある
しかしまあその展開を「今時」やる連中がいることこそが希少かもな。









私、能力は平均値でって言ったよね!
第11話 慢心は禁物って言ったよね! △+






「油断大敵」っちゅうのは言葉としてみんな知ってるけど
「異世界チートもの」でその難を逃れうるものが果たしてどれぐらいいようか
あの「慎重勇者」でもなければむつかしいのではないだろうか。
「突然のインフレ敵」とか「チートもの」でもままあるね
「サーチ」とかあってもそれをかいくぐる輩もいるしなあ
とまあ突然「現実」に引き戻される展開ですわな
こういう「サプライズ」って「刺激」ではあるけど
「うまみ」ではないから評価はまちまちではあるね
ただおそらくは最終回であろう「次回」へのヒキとしてはよいカタチで
「死ぬときは死ぬ」って言葉にどう責任を取るのかたのしみではある。









超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
第11話 桂音は悪い子を決して許したりはしないようです! △+








「医療者の悪事」ってのはかなり感情的になりますわな
「強者が弱者をいたぶる」ってことの別のカタチですね
この「超人」たちも「使いやすい」人達と「使いづらい」人達が
いますわな、単純にハナシがつくりやすいのとそうでないの
「ヒーラー」って必須なのに誰もやりたがらないような、そんなジレンマ
「ロボトミー手術」っちゅうのは「医者の復讐」ってののチートスキル的
処置ではあるわな、しかしまあ医者は「知性者」でもあるから
この乱暴な復讐はちょっとどうかな、っておもわないではないね
「忍者」に関してはまあ何でもありだね、だって忍者だしw









旗揚!けものみち 第12話 勇者×魔王 とまとめ △++








「異世界もの」ってのは当然だけど「別世界」なんで
「治安」をどう取り扱うかが作者の裁量にまかせられているわけで
ヴィンランドのようにもできるし、そして当作品のように
「疑似日本」みたくもできるわけだ。
例えば「魔獣」が某バビロニアみたくただの「敵」だったら
源三さんも勇者として血みどろの戦いに身を投じなければ
ならなかったわけで、ここで「プロレスラー」っていう職業が
重要な意味をもつのね、というか格闘家ってのは
総じて当邦の「ファンタジーもの」では「戦力」として軽んじられて
いるフシがあるからねえ、みんな不思議パワーと魔法がヒエラルキーを
逆転させるのを望んでいるフシがあるようにおもう。
しかしまあその「ガチでない(台本ありってことだ)」というのを
逆手にとって「ゆるいファンタジー」にもっていくのは技ありだったとおもう
アニマテラピーってのは「人間同士の友愛」よりリアリティがあって
それでいて「ペットもの」のような退屈さを解消してるのだから
いい「興業」だったとおもうね、なのでこんだけ「ファンタジー」としての
前提をぶっ壊しているのだから魔王と勇者の戦いは盛り上がらないわなあ
いったいどこでスイッチしたのか
たぶん尻姫にバックドロップを決めたあの時だw








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メモリーカードが銀英伝に占拠される (アニメ感想)

2019-12-15 21:29:45 | アニメ的感想2019年 冬






ライフル・イズ・ビューティフル
第8話 バトルフィールド・イズ・つつが △+







当たり前だけど「全国大会」なんでたいがい移動がある
学生時分で越県するのも滅多にないだろうからそのちょっとした
興奮がこの「ガチすぎない」はなしではうまみがあるかと。
移動中に強豪校とかと出くわすのがお約束ですわな
まーったくイベントもなかったけどあったところで
実際の試合が盛り上がるわけでもないというかむしろ邪魔かもな
とにかく「緊張」とうまく向き合うのが好結果とつながるんで
このおはなしはがんばって「のほほん」としようとしているように見える
でもまあ「力を抜いたおはなし」を描くのにも力を込めないといけないから
作り手側もむずかしいかもね、ギャグマンガも書いてるときは笑ってない。










GRANBLUE FANTASY The Animation Season 2
第10話 見果てぬ夢 △+







「歴史をねつ造する」とかそんなに屈辱的な歴史だったんですかねえ
なんかよくわからんよね「強力な力」と「過去の改変」のつながりが
そりゃまあ軍事力があるほうが「オレのやってることは正しい」と
言いやすくはなるけど、一方でそういう輩は学術的な連中とは
ソリが合わないから、頭のいいそいつらが次々真実を見つけて
世の中に発表しようとするし、それを弾圧して、ってのが一連の流れ。
まあグラン達は「冒険者」として「小さな真実」とともに生きている
ってことなんだろうね、それは「ゲーム」っちゅう「自分の物語」
ではほとんど大勢を逆に占めるありかたではあろう。
ラカムとノアの関係性は「貸し借り無し」ってかんじだわな
つまり「強制」された救助ではないということだ
「忘れて」いたのはラカムがとっくに「夢」を叶えていたからかもなあ
むしろ今やや安定期に入ってきたとき、ふとそれを想い出すっちゅう
ちょっと大人のハナシを今しているわけね、ラカムらしいっちゃそうだ。









ハイスコアガールII 第23話 ROUND 23 △+








今回は、っちゅうかこのおはなしでは「ガイルさん」や「ザンギエフ」とか
ゲームのキャラが登場人物と同じぐらい重要なポジションなのね
というのも当たり前で、言っちゃ春雄も大野も同じ「キャラクター」だから。
この「心の中の別人格と語り合う」ってのは物事を客観的に見るのに有効で
そしてそれはゲームを猿のように本能でプレイしている連中とは違う
「人間」としてちょち高度な部類の行為になるとおもう
しかしまあ「恋愛」っちゅうやや「本能」に属する行為とは「矛盾」が
あるような気がしないでもないわな、あるいはこういう「ゲーム」っちゅう
人間しかしない高踏遊戯に打ち込むものたちこそが「現代人」のリアルな
恋愛観を描いているのかもしれませぬ。









Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
第11話 太陽の神殿 △+







なんかばったもん外国人みたいな女神がきたw
とりあえずハナシが活気づくから当邦の物語では重宝されてるよねえ
パツキンで乳がでかくて、言いたい放題やりたい放題っちゅうのは
「空気を読む」国民としては向かい側の理想の彼女ってとこだ。
「度胸を見せる」って試練を突破ってカタチはまあ「生け贄」てきな
行為としては意味ないけど、それゆえに意味がある的ななんかだな
最初から「試してる」ようなフシがあったから正解っちゃ正解だね
ただし命がけでそれに応えなければならないのだから、こう複雑なとこだ。
なんかこう「太陽の女神」をくどいて味方にし続けているねえw
まあ女神を敵に回すアホはいないわな、力関係がうんぬんちゅうより
本当にまったくもっていいことが一つもないからだろう。










PSYCHO-PASS サイコパス 3 第8話 Cubism とまとめ △++








またぞろ「ひき逃げ野郎の犯罪係数が小さかったから免罪」とか
くそシステムのハナシがちらっとでて、折角今回は気持ちよくまとめ
られそうだったのに、トゲがささった気分
何が嫌って「理不尽」の扱いが「簡単」になることなのね
さらに嫌らしいことにその「嫌悪感」が作り手側が「コントロール」
してる「造られた嫌悪感」ってところだ。
インタビューを通して個人の事態がバラバラに進行するのが
ここまで力強く物語を進めてきた当話ではおもしろい差異
あるいは灼と炯がちぐはぐな現状を表現しているともいえるか。
とはいえ「刑事のコンビ」とか、「ビフロスト」とか「外務省」とか
新しい要素が沢山あって、「管理社会」に対する閉塞感を
まるで感じさせない開放感が当作品にはあったとおもわれる
勿論その「自由」はぼんやり維持されているのでなく
様々な突き合わせと闘争の内に成り立っていることを動画として
見事に処理しながら証明しているところに当作品の存在意義があるといえよう
とまあ今回はこんな感想だけど、ちょっと一点ワタクシいつも
シビュラシステムを「くそシステム」って嫌悪してるんだけど
まあ一方でたぶん大勢のヒャッハー達の行動を抑制しているんだろうなあとも思われ
また今回の「移民」を巡るむつかしい状況でくそシステムを
一方的に悪者にするわけにもいかず、立場がちょっとシビュラ寄りに
なったという自分の変化に驚いている次第です
ある作品が自分のあり方を変えるってのはそうないことだ。














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謎の格闘技バリツ (アニメ感想)

2019-12-07 21:45:09 | アニメ的感想2019年 冬







私、能力は平均値でって言ったよね!
第9話 ワイバーン討伐って言ったよね! △+







「逃亡するやつを退治する」ってのは強敵と戦うのとは別の
苦労があるよね、調度「仕事」のようなぬるっとした苦労。
しかしまあマインちゃんがいれば相当ヤバめのクエストも
「なんとかなる」で済んでしまうのだろうけどね
してみると宿の手伝いを続けているぐらいには経済状態が
相応なのは「危ない仕事」には手を染めていないってことなのかも。
あるいは経済状態が良くなったら良くなったで面倒があるからね
「異世界ほのぼのライフ」ってのは強欲者には似つかわしくない
ってところはあるわな、まあ当邦では「経済的成功」って
「卑しいやつ」として捕らえられる傾向があるのだけど。









超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
第9話 司は全てを見通しているようです! △+







ドリフターズで信長も言うておったけど近代兵器の火力の前には
部隊を密集させることは意味が無くて、細かい部隊しか残らないそうな
あとは制空権のはなしはもう必要がないわな
つまりこの世界観で超人どもに対抗できるのは「魔法」のみってことで
おおそういえば自衛隊が異世界で活躍するおはなしもこんな感じだった記憶。
しかしまあこの異世界側の簡単な「屈服」がハナシとしてはんー
チートものにありがちな退屈さにつながっているかとも
オーバーロードだったらそこを徹底してやるのがうまみで
風呂に入り出しているんで、やっぱし「ひま」があるんだろうね。










旗揚!けものみち 第10話 金×絆 △+







金は命より重いっ・・・






「ペットの誘拐」ってのは結構昔からあってその場合は普通
足がつかないように遠くに運ぶか、しかるべきバイヤーの卸すかってなる
今回は3バカだったから近場の貴族でよかったけどね
しかしまこのおはなしそういう「悪知恵」ってとこにまで
あんましオツムが届かないのよね、まあ源三さんに
頭脳労働させても面白くも何ともなさそうだしねえ
まあそういう「性善説」の世界が「異世界」であることも
よくあるハナシで、あとはそこでどんな愉しみを見いだすかだ。









放課後さいころ倶楽部 第10話 ハッピーホーリーナイト △+







「これがオレの生き方だ!」でダマされちゃうちは
やっぱしちょろいと思うよw
ブロックスや紳士淑女もそうだけど「協力プレー」もゲームの
面白さの醍醐味のひとつよね、なんなら勝負を度外視にしても
いいぐらいだから、人間ってかんじがするねえ。
快活な嫁も控えめな嫁もエキセントリックな嫁も
みないずれも魅力があって、しかも魔法のように仲良くなれるのだから
「主題が万能処方箋もの」としてこのおはなしは見事に成立しているとおもう。

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げきめんのけい (アニメ感想)

2019-12-03 22:27:39 | アニメ的感想2019年 冬






慎重勇者 第8話 清楚なくせに淫乱すぎる △+






この世界の神とか女神はこんなんばっかりかw
「神々と肉体関係を持ってはいけない」とか厳格やね
キリスト教的肉体軽視とでもいおうか、まあやっちゃうと
今度は「半神」とか「クォーター神」とか「先祖返り」とか
わけわからんことになって「威厳」が損なわれるってのはあるからね
まあこの世界の神々に威厳もクソもないがw
「レディ パーフェクトリー」なんでそれを前提にした
敵さんの能力誇示と打破が「チートもの」の様相で
その下準備に神々を「踏み台」にするっちゅう
傲慢と偏見が当作品のたのしみですわな、まあ普段はみんな
「空気」を読んでへいこらしてるから、「有能さ」を
仮構の世界で求めているってことかもしらんなあ。










PSYCHO-PASS サイコパス 3 第6話 カエサルの金貨 △+







カエサルのものはカエサルに 神のものは神に






「宗教団体」とかクライムものだったら是非やりたい素材だわな
ポイントは「ただのイカレたち」のように描くことではなくて
本当に宗教のあり方を体現しているような人も出すっちゅうことだ。
「シビュラ」っちゅう管理社会の「神」に迎合する宗教とか
こちらの脳ミソを刺激するような設定ですよね
今回の事件の重要人物のかたがたがドミネーターの審査から
逃れているのは「シビュラ全能性」から「宗教」が逃れていて
作品的に文字通り「救い」になっているということでもある
で、そうでありながら「実際」の団体の運営には「裏」があるという複雑さだ。
「移民」っすよね、今回は特に焦点があたってる
「シビュラ的理想日本国民」にあらざるものたちをどう扱うかが
そのまま「宗教と迫害」の歴史そのままにトレースされていて
そしておそらくは実際の「日本国」がこれから直面していくであろう
「事態」とそのままリンクしているから、ちょっと真面目な人なら
当作品を弛緩して視聴するのはむずかしいとおもう。










GRANBLUE FANTASY The Animation Season 2
第8話 家族の記憶 △+







セレストに飲み込まれた組とそうでない組の行き来をめぐって
ちょっとごちゃごちゃした展開。フェリの過去との説明もあって
本当はもう1話ぐらい欲しかったかもしれないねえ
あと、「ゾンビ村民」の扱いもちょっと「和製RPG」っぽい
ざっぱな死生観だったかもしれんの、いやまあ真面目に考えたら
相当複雑なことをしているんで、こう力業でいくしかないのだろうけど。
ここまで「過去」にまつわるエピソードが中心に組まれているね
それはキャラクターを掘り下げられる状況にになっているということだし
あるいはルリアにはほとんど無い「思いで」にまつわることの補填でもある。










歌舞伎町シャーロック 第8話 水着を脱がせるな △++







まんま「水着回」でしかも「サービス」ではないという。
2つの依頼を同時にこなすのが「有能」ってことだあな
と、同時にこの「診断書さがし」と「スキャンダルのもみ消し」が
一緒くたじゃないと上手く落とせなかったハナシだったかと。
アイリーンさんがホームズと同等の知性なんで展開が早い
と、同時に人脈があって女性らしく情がからんだ事情は
ホームズ以上なんで、途中出場でとてもよいキャラクターですよね
なによりいい女だしw








Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
第9話 おはよう、金星の女神 △+







女神の「買収」とか、笑うほかないわなあw
しかしまあこの「銭ゲバ凜さん」はいろいろうまいぞ
1つ、このFateシリーズに昔からかかわっている人には
笑いと安心感を与えるってことだ。
1つ、この俗物っぽいとこが「人間」っぽい相手だという
安心感を与えるってとこ。
と、ここまで前提を置いて、そのうえマシュも眠らせておいて
「デレ凜」を展開する狡猾さよなあ、あいつは独り者で
それが負担になっているわけでもないけど、でもでもってとこで
まあ彼女が人気者なのが分かるちうことね。
あああと世界史的には「財」っちゅうのがバビロンの昔には
もう蓄えられていたのも瞠目に価するかと「最古の文明」だけあって
でかい石で交換みたいな原始時代から何歩も進んでいるのがわかるのがよい。



















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たかがゲーム、されどゲーム (アニメ感想)

2019-11-28 22:36:59 | アニメ的感想2019年 冬







ハイスコアガールII 第20話 ROUND 20 △+








日高が「私は鬼になる!」って言いながらなりきれないのがよい
強キャラの性能に頼るってのはいっぱしのゲーマーには複雑なとこだ
もちろん使っていい、自由なんだよね、やるもやらぬも。
くわえて日高本人のパーソナリティーがわかるのがいつものやり口
斬空打ち続ける作業に耐えるのは敵味方ともに苦痛だったものねえ
しかしまあここでの特筆事項は「対戦台」でないってことかね
もう対戦台ばかりの時代になっていただろうけどここでは隣合ってプレイ
つまり「遠慮」が発生する状況なわけで、そういう「空気」を
感じられるのが当作品の「深さ」だろうとおもう
にしても大野も日高もお互い「ライバル」ではあっても「敵」では
ないような、そんな感じを受けるね、むしろ貴重な同性のゲーム友達やし
大野は何も言わないけどそれがかえって関係や行動のうつくしさと繋がっている。










ソードアート・オンライン アリシゼーション 第7話 失格者の烙印 △+








アリスやベルクーリさんが単身団体さんを全滅させてる一方で
ゴブリンとの戦いも展開させてるっていう面倒くささな
しかしまあ「殺し合い」自体は「初体験」にちかいのよね
殺人(ゴブリン)行為は相当ヤなもので、しかも個人差が大きいから
レンリくんの行為を責めるわけにもいくまいて、まあ軍隊的には極刑だけどw
想い出すとこれって「シミュレーション」なんすよね、つまり当作品の
主題である「オンゲー」の延長線上にあるものだ
でも、もうここまで「戦争」やっちゃうと「遊び」ではいられないわな
それは当作品が「ラノベ」の枠を越超しようとしているかのような。










Fairy gone フェアリーゴーン 第20話 はじまりの森 △+








「妖精の里」で告げられる真実ね、マーリヤ自身とヴェロニカに対する
里の勝手なあつかいは確かにシャーマニズム的な人間の扱いですわな
皮肉にも敵であるレイ・ドーンがその頸城(くびき)から解放してくれている。
「全てをぶっつぶす神の獣の召還」とかカルト的な最終目標で
しかも当作品はその下地をこさえまくっていたからワクワクがとまらず
マーリヤとフリーアンダーバーさんはお互いをよくかばい合ってるよね
こういう作風なんで「男女関係」てきなにおいはせんけど
かえって「戦友」てきな人間関係のうつくしさが視聴できる貴重な機会になってる。









ちはやふる3 第8話 これやこの △++







あんな勢いだけの奴に負けてんじゃねーよ







「修学旅行」中の主人公のちはやを差し置いて
画面の中央に太一が占拠しているのが、感慨深いねえ
こうなるまで現実世界だと10年ちかくかかっているわけで
当作品を真面目に視聴してきた人達には思うところがあろう。
おもしろいのはちはやまで含んでみな「太一が名人を目指してる」って
驚くところで、まあ行為としてはそうなんだけれど
太一本人としてはただ単にかるた馬鹿の幼なじみ2人と隣合う為に
必死にやっているだけってとこなんだろうねえ、そのあたりを理解
しているのは薫ちゃんぐらいかもしれないな
伸び盛りの太一と1戦でもうクタクタの原田先生の対比もすごい。
一方で西日本もリアル名人とクイーンがかけつけて
こちらも見過ごせない展開だ、小声の名人の「耳の良さ」も見せつけて
ソツの無いはこび。









神田川JET GIRLS 第7話 疾走る理由 △+







ずいぶん休み休みな展開の当作品、肝心のレースシーンになると
作画の負担がおそろしいことになるので、こういったかんじやね
逆に今回のような日常回は良質なおっぱいアニメになってる。
みしょかもミサちゃんも「レース」で近しい人を失っている感じなのよね
まあ冷静に考えるとあんな狭いとこでスピードだして
しかも妨害行為までしているのだから「命がけ」なんだろうけどね
でもおそらく「ゲーム」では服はパージしても絶対に「死なない」だろうから
当作品だとそのあたりの「アニメ」としてのリアリティと
「ゲーム」としてのたのしみの矛盾がひっかかっているようなそんな感じだ
「とりあえず乳だけ揺らしておきゃいい」からちょっと真面目にやると
こう難しくなるから、大変だわな、でも手を抜くには惜しいデザインだ。









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