意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

キレイなものをさがしにゆこう (アニメ感想)

2017-04-26 23:02:46 | アニメ感想2017年・2期





つぐもも 第4話  土地神の試練 △+






まっとうにバトル漫画やってる(無礼)
こういうハレンチな漫画って時折バトル漫画以上に「それっぽい」時が
あるよねえ、なんか真剣に「娯楽」に向き合っているというか
桐葉さんも「人間体」でかずやを守りながらだと歯がたたなかった所に
かずやが戦う意思を持って、かつ「「道具」としての姿に戻って
ようやく一矢報いるのが、「試練」としての場をうまく提供していたと思う
そして「幼女」になるのがちょうど「チカラ」を使い果たしたということと
「保護者」であることを止めたということを同時に表現していて
「人ならざるもの」が人間とは違っていろいろ場の状況に応じて
その姿を変えるあたりが、エンタテインメントの神経だとおもう。










武装少女マキャヴェリズム 第3話  麗しき刃「亀鶴城メアリ」 △(+)







今度の相手は金髪コロネおっぱいちゃんだ
ちょうど輪ちゃんとは対照のキャラづけってことで、わかりやすい。
あれですね納↑村くんがいつもどうり「切り刻まれる」ねえ
「魔弾」でワンパンで倒せるんで、どうやってスキをつくるのか
ってことにかかってるね、あと女の娘だから殴り倒したりもできないのか
つうか「真剣」の側もこう「殺す」技とかは使わないのかね
あくまで「戦闘不能」が目的であって、まあそもそも「銃刀法」とか
ぶっちぎりで違法なんだが、そんなことを考えるやつはいないかw









ゼロから始める魔法の書 第3話  決闘 △+






肉奴隷だ






魔女とショタと街に、忌み嫌われている「獣人」も「戦争」が
あれば戦力として必要とされるのがそれっぽいね
「ファッション」の概念のない素材のいい女の娘がいりゃ
お着替えタイムだわな、そしてこの一張羅で多分1クールはおし通るのだろう
別の「獣人」を出すのがころあいで、わるいやつであるのが望ましいね
その決着も「武器」を使用しての斬殺ではなく、そのけもののパワーを
活かしたノックアウト勝ちであるのがよい
外見とかは「異端」でありながらそのハートは「すぐれた人間」であること
が望ましいのがよくわかっているかと。










フレームアームズ・ガール 
第4話  迅雷参上!/お部屋づくりは楽しいな △+








「政宗好き」とか、やばいやつが来たw
FAガールはだいぶん個性的やな、戦闘目的なら
轟雷のようなのが効率的なんだろうけどね
仮想空間でのバトルは高火力でぼーんだからまーまーって感じだけど
相撲がよいね、まあ「土俵際でのかけひき」みたいなガチンコの
魅力を伝えているわけではないけど、まずはやろうとしてみるのが
意欲があるというか、ばかものというかw
こんなかんじで結構好き勝手動かしてるんで、たのしい。
戦闘パートは終わったので日常パートやね
それぞれ個性を発揮した部屋を見せてくれてるねえ
まお人形さんには家もつけたくなるわな
そういう「おにんぎょうあそび」のハートを失っていないのがよい。










BanG Dream! 第13話  歌っちゃった! とまとめちゃった △+







「ガールズバンドもの」っていうのはキャッチーである一方
その「クオリティ」も高くなければならないみたいな印象があるのよね
たぶん京都アニメーションがやり出してそういう流れになったのだと思うけど
「物語」が「軽く」なる風潮の中でそういう「真剣勝負」の数少ない場が
ここにはもうけられたわけだ。
さて、では当作品「バンドリ」はどう勝負してきたかっちゅーと
「中の人との連動」ってことになるのかねえ、といったところ
したがって「異常に上手くてきらきら」ってわけではなくあくまで等身大の
「ガールズバンド」というとこにおちつくわけなのね、音楽も物語も。
もちろんそれが悪いことではないのだけど、そうなると香澄っちゅう
この物語の軸のきらきらな娘をどう受け取るかってことになるのよなあ
「等身大」ってのならはしゃぎすぎだし、「きらきら星」ってんなら
もっとこうアニメーションとして、音楽としてヤバいものを提示して欲しい
ってのがあるのよねえっちゅういつもの「2次元」と「3次元」の壁的な何か
のはざまでこちらも評価に困るといったところなわけで
まあ「中の人」とか好きな人はまったく違った評価になるかもしれんね
ばかになったもん勝ちなんだろうから。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

簡単すぎてヘドが出ますぜ! (アニメ感想)

2017-04-23 22:36:50 | アニメ感想2017年・2期






アリスと蔵六 第3話  トランプ △+






いつでも笑ってるなんて笑ってないのと一緒だよ






あれですね蔵六さんが「愛情」に基づいて会話(あるいは叱る)のに対して
紗名を追っかけている側の人達が顔は笑っていて
慇懃にひでえことをしている対比がうまい。
まあ扱っているモノがモノだけにこういう事態はありそうで「きれいごと」
では済まないというリアリズムがここにはあって、皮肉にもそれが
「アニメーション」としての意義を持っているかとおもう。
追いかける側の冷たい立場のミニーCさんを能登さんが抑揚をはずさず
淡々と演じていて、実にすばらっであります。










ロクでなし魔術講師と禁忌教典 第3話  愚者と死神 △+







「正義の魔法使い」になる「理想」がやぶれた過去の告白
(どっかで見たことあるようなハナシだが)と
囚われのヒロインふたりを我が身を省みず助けにいくっていう
もう最終回でよい展開だねえ。
無敵の呪文無効化能力もすぐに限界をさらすのがよいね
じゃなきゃ「破れた理想」に説得力が無くなってしまうし
ヒロイン2人の出番もつくれないってなもんである
ラノベの「戦闘シーン」らしくスラングが冗長でテンポを削ぐけど
そこをグレンが身を切ることによって視られるものにしているという画だ
これは「教育」の理想と「実践」が伴っているということでもあろう。










サクラクエスト 第3話  マンドレイクの叫び △+







よそもの、わかもの、ばかもの






東北じゃマンドレイクはそこらへんに生えてますよw
由乃ちゃんが「就活トーク」から外れて自分のコトバで演説を
するのがいいね、拍手は小さくてもそこにはまことのチカラがある。
しかし地元民が保守的というか退嬰的やねえ、リアルだけど
いっかいはチュパカブラでプチ盛り上がりもあって、でも
それも一時のことでっていうのも経験していて
馬鹿騒ぎも1回はしたんでいよいよ守りに入ってるという印象
ボクもオッサンになったんでそういう流れがいよいよ身にしみて
分かるようになったという次第、でもわかもののやることに
反対するほどには枯れてもいないけどね。









クロックワーク・プラネット 
第3話 真正面突破(コンフリクト) △(+)







「時間」止めてきましたねえ、まあ厳密に言うと違うのだろうけど
「時計」がモチーフの時点でそれは想定があった、が、それは
「アニメーション」としては致命的に相性がわるいなあ
あとはまあ「音の感度がよい」ってのは共感が得にくい長所やな
中二病的長所なら笑って受け入れられようけど「音感」的な
微妙にありそうでなさそうな長所ってのは扱いに困るフシがあるね
「時計の精巧さ」ってのは常人からみたらキチガイみたいなやばさだけど
それをモチーフにしようっていうのは並の努力や才能じゃ成立せんわな
あ、主人公2人は天才だったっけ。










ツインエンジェルBREAK 第3話 月夜とハリネズミ △(+)







くぎみーさんが不平不満を言い出したんで「らしくなってきた」って感じ
「ツインエンジェルの自覚」ってなあ、そんなに真面目なハナシだったっけ?
設定よく覚えていないんでわからんけど、何か前のツインエンジェルにも出てた
すみれちゃんのお兄様が「もうちょっと時間をかけて見ていこう」
ってのが妥当な意見だわな、成長には時間がかかるものだからね。
ちゅうかFAガールズみたく3Dの娘を中軸にすえている作品が出てきてる中で
当作品は良くも悪くもさんざ楽しんできたアニメっぽいしあがりではあるね
それは「キャラパチ」「キャラスロ」いらい画期的な進歩がみうけられない
この業界のあゆみと歩調が一致しているともおもえる。










エロマンガ先生 第3話  全裸の館と堕落の主(あるじ) △++







「金髪の売れっ子高校生ラノベ作家」とか
どっかで聞いたことあるような設定やなw
この濃ゆ目の設定と、隣の家に引っ越してくる無茶ぶりと
全裸でピアノとかトンチキな行動と、「キャラクター小説」全能感が
実にラノベofラノベっぽいしあがりで、気持ちいいですね
そしてそれは「山田エルフ先生」の描くラノベもそんなん感じであろうと
おもわされるね、まさに「全身小説家」や、あ「全裸小説家」かなw
「ラノベは遊び」とか「発行部数が戦闘力」とかいきがりぶりも
どっかの妹を想い出させて、ちょっとデジャブがあるねえ
でもまあ当作品としては別のお宅・視点からから紗霧(エロマンガ先生)を
観察することと、お兄ちゃんを「とられた」紗霧を見ることに
別種のたのしみがあるわけで、そういう意味では「進化」があるといえよう。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女子高生って普通に「お○んちん」とか言うのってマジか (アニメ感想)

2017-04-18 21:37:18 | アニメ感想2017年・2期






エロマンガ先生 第1話  妹と開かずの間 と 
第2話 リア充委員長と不敵な妖精 △++







妹の部屋の扉の開け方






もう妹が「エロゲー」とかやってても大した「秘密」になりえないのね
自分が描いているラノベの挿絵を描いてるぐらいじゃないと
ハナシが転がらないということだ。
「ひきこもり」がいるんでそいつ自体ではハナシが回らないんで
周りの人達があの手この手で引っ張り出そうとするのにうまみがある。
そして「ひきこもり」でも許されるように創作業のスキルがあったり
「美少女」であったりっていう無理が物語をプッシュしてるネー
なんていうんか「リアル」の無理さが「ラノベ」的なうそくささと
当分に存在していて、そのあいだで「おにいちゃん」が右往左往する
というやり口やね、そこは変わっていない。
そのおにいちゃんが家事スキル持ちの高校生ラノベ作家だったり
そのラノベの挿絵を描いているのがその妹で
クラス全員とトモダチの委員長とか、別のわかーいラノベ作家がいたり
そういう「才能」の濫用もあいかわらずで。










冴えない彼女の育てかた♭ 第1話 冴えない竜虎の相見えかた △++







英梨々と詩羽せんぱいのいつものじゃれあいやね
当然だけどお互い認め合っているからこそタメはって
互いに嫌がらせ・罵りあいをしているという画だ
こういう関係性はとかく協調性を病気みたいに重んじる
当邦では貴重な快活さであるといってもいいかもね
お互いに畑は違ってもクリェイティブなところで
認められるところがあるから成立するんだろうねえってのが
この1話目を見るとわかるねえ、あとまあ結構似たもの同士なのよね
「バンピー」とは距離をとっていて、理解のあるオトコノコに弱いとこ
彼女たちが両翼を支えているからこそ「冴えない彼女」がしっくりいくの。
あ、あと脚とか太ももとかなめ回すように視ているのも
いつもどおりで、よいです。









ソード・オラトリア 第1話  剣姫と妖精 △++







「呪文の詠唱」とかベルくんのパーティーには「魔法使い」が
いなかったからね、目新しくてよい、またきっちり詠唱をやりきるには
パーティーメンバー(と自分)への「信頼」が
あって初めて成立するんで、そういう意味でも「集団戦」からスタートするのが
はじめのベルくんの時のような「単身」であるのとは別のベクトルで
あることがあきらかになるね、そしてある程度の力量を有している彼等が
50階でキャンプ地を造っていたり、手強いモンスターと戦ったり
「初心者」とは別のことをしているのが「外伝」たる正しいあり方をしているとおもう。
「血まみれになりながら女神と出会う」っちゅうこの物語の核心にあたる部分を
アイズさんの側から見られるのがよくわかっているねえ
助けられて礼を言うこともできないぐらい混乱しているLV1との少年との出会いが
冷静でありながらも印象深く、えがかれている。










終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?
第1話  太陽の傾いたこの世界で △+








人類は衰退しました






「時間制限」つきの少女との生活はそれだけで見られるね
逆に手垢のついたやり口なのである程度の「感傷」がないとつらい。
設定として「人類」が主人公以外いないっぽい状況なんで
それがファンタジーとしての「自由」と「哀愁」をもたらしているね
こういう状況なら「生体兵器」の「管理」っちゅうお涙ちょうだいものを
納得いくかたちで受け入れられるってわけで、今時分流行の
「ファンタジーもの」としてはまっとうなあり方ではある
トロールのひとが「食べたいけど、世話もしたい」って言っていて、こわいw
でもこういうとこから「亜人」ちゃんが矛盾を含むぐらいには
「知性」を有しているともとれるね
そういうのからも「人」のみが「知性」を独占しているという頂点の座から
転落しているという黄昏が受け取れる。











ゼロから始める魔法の書 第1話  魔女と獣堕ち △(+)








こんどは「魔女」に「獣人」の旅だ、おおよそ「平穏」や「理解」とは
無縁そうではあるね、あぶれもの同士ってことだ
ゼロではなく「マイナス×マイナス」のやり方
お互いいわくつきの旅なんで1クールぐらいは余裕で消化できる設定
こういうオスメスのつがいの旅は「かけあい」がキモになるんで
意外に「トーク」が重要になるのよなあ、今はまだギクシャクしてるのが
そのまま意義のある会話になっているけど安定してくると面白くするのが
むずかしくなってくるのよね、まあ多分「安定」する前に10話ぐらいで
終わってしまうのだろうけど。










ID-0 第1話  魂魄遷移 MIND TRANCE △+







いきなりオトナの「裏切り」とかせちがらい
でもまああんましウェットにならないよね、3Dバリバリに使って
SF的設定にしてるから、こっちも冷たく見てる
それを逆に見越してバンバン犯罪行為をしているのがひどいw
人格を別のモノに転移できるほどに発達した未来においても人類が
「勤労」と「欲望」を切り離せていないのが切ないねえ
ま逆に言えばそこが我々とつながっているよすがともいえるかもしれんね。










武装少女マキャヴェリズム 
第1話  素晴らしき刃「鬼瓦輪」 と 第2話 「貞淑寮」騒乱 △+







とっぽい男が学校で悶着をおこして女の娘にはモッテモテとか
もう既に死んだ設定だとおもったけど、またやってるw まあ好きだけど。
主人公以外の男は全員「マツコ」とかわらわせおるわw
「自分より強い男に惚れる」とか最高にアタマの悪いオトコノコの妄想すよね
それを衒い無くやっているのがいやみがなくていいかもな
輪ちゃんとか律儀に「技の名前」とかいいながら攻撃してくるのに
納↑村とか「魔弾」とかわけわからん技でワンパンだもんな
真剣の相手に「無手」で戦うのは3倍の実力差がいるそうだから
最初から「オレ強ぇー」なんだよね、っちゅう軽薄さが視聴しやすさだ。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(舞台化は)何の成果も得られませんでしたぁ! (アニメ感想)

2017-04-13 21:42:54 | アニメ感想2017年・2期






サクラクエスト 第1話  魔の山へ △+







何でもやります!






若人だからね、田舎の片隅で歯車として死んでいくなんて御免だろう
そこで何の拍子かまた田舎から奇妙な依頼がくるという
そうね「都会」だって手詰まり気味な国なんで、死にかけている「田舎」の
依頼はそりゃあ珍妙なものであろう、そこを「物語」が拾っている構図だ。
「ふるさと創生」っちゅう過去の遺物と田舎の描写は相変わらず的確
「王様」とか当邦においては「死にかけている」概念を職業に
しなければならないとか、その無理にて若人をハダカにするにはいいね
うまくいくかどうかではない、そこでの無理とどたばたの詳細な観察こそが
目的で、理由だ。それは全てが「経済効果」に収斂される世界における
まったくただしいアンチテーゼがはたらいているといえよう。










クロックワーク・プラネット 
第1話  運命の歯車(ギア・オブ・デスティニー) △(+)







時計は「精密器具」なんで「壊す」のも簡単ということで
この世界観はとても脆い壊れ物のような印象をうけるね
「生モノ」のような穢れていて、そのかわりしぶといのではなく
創作者(神)の都合のイイ感じにぶっ壊せる、そういうやつ。
からくりメイドの口が悪い、いや、そういうのもいるけど
ぶっちゃけ悪口のひとつも言わないと場が持たないかもなあ
といった印象、当然これも悪口であるけど。










ひなこのーと 第1話  とくぎは、かかしです △+








「きらら難民」よっといで、といった感じで
「かわいい」だけで無印な女の娘が部活と仲間をとおして
「何者か」になっていく、というメソッドやな
たれもかれも「未知」なんでささいな特徴が感心をかうということで
そういうセンがしっかり守られていた1話だったかとおもう。
「カブキブ」もそうだったけど「ドラマ」にときめく気持ちは
一瞬で、しかも人には分かち難いところがあるんで
そういう意味ではそれを押しつけてくるあつかましいヤツより
こういうおとなしい娘のほうがじっくり付き合っていける、というのがある
ま、一方で情熱的にひつこくそれを説明し続けるのも一法で
そこで道が2つに分かれて、大分違うものになっていくのだとおもう
ま、深夜アニメ的には当作品のメソッドのほうが正義だろうが。










サクラダリセット 第1話  MEMORY in CHILDREN 1/3 △+







「きれぎれ」っとした感じと「説明的中二病」といった感じが
「小説原作」てきな違和感で、これは当作品の世界観と一致するだろう。
アニメ・漫画ではここ数年支配的な「時間遡航・青春もの」だけど
「文芸」に近い小説でも取り入れてみましたよ、といった印象
「能力」はあってもそれを知覚できない少女と
「知覚」はあってもそれだけでは無力な少年のものがたり
それは流行ってるけど騒がしいアニメ・ラノベ的な要素と
知性的で落ち着いているけど活気に欠ける文芸の融合という試みです
といっているかのようで、はてさてどうなるのかといったところだ。










神撃のバハムート VIRGIN SOUL 第1話  Red Dragon △+







「神に人間が逆らう」とか「笑える」ねえ、ボクが中二だった頃は
一日平均3回は「神」は死んでいたから、そういう気分だw
もしそういう「画」を説得力をもってやるならそれこそハリウッド的な
呆れるような予算と労力をかけなければ騙されるわけにもいかんけど
なんというかはんぱに予算があって、そういういきがりかたをしてるけど
ちと足らんといった印象がある。主人公がムダに元気で、ほれっぽいね
こういう何かにかっかとしている世界観が「洋モノ」の雰囲気で
イッパツで視聴者を魅了してやろうと息巻いているのが、かわいいかと。










ツインエンジェルBREAK 第1話  十五歳の船出 △(+)







「ツインエンジェル」も代替わりだ、おっぱいおばけじゃなくて
今風に等身があがってスッキリしたデザインで、個人的には好印象
中の人もM・A・Oさんに茅野さんで、当たってるとこもってきてる。
今度は最初から相方と「仲良しさん」ではないので好感度を上げるのに
しばらくハナシがさけるね、それはそれで興味深いとこだしな
こっちの主人公もアクティブなほうだけど、しゃべりの要素が大きかったり
フレンズがすぐに群がってきたり、「ココロをつかむ」やり方が
きわめて当邦的であるといえよう。
くぎみーさんがまたマスコットやってるw たまには人間もやらせて下さいw






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰を演じていても「ひろし」に聞こえる (アニメ感想)

2017-04-11 21:05:20 | アニメ感想2017年・2期





GRANBLUE FANTASY The Animation 
第1話 蒼の少女 と 第2話  旅立ち △++






なんちゅうか元のゲームはやっていないのだけど
「すごい再現度」ってのは何となくわかるね
1週回って「王道ファンタジー」という体裁だ
これはさんざんこういうゲームをやってきている人達が
「忠実な再演」を行っているすがた、ともいえる。
それなりにできる主人公(グラン)がさっくり死んで
ルリアとハンドシェイカーになるっていう展開
「死」ってのがちゃんとあるんだ、ということと
「代償」の代わりに手に入れた力が「龍王」ってことやね
こんなかんじで「ロスト」と「ゲイン」がいっぺんに
ぶちこんでおくのが「旅立ち」の時にはよい手筋ではある
「飛空艇」でのカタリナさんの大立ち回りと
旅立ちのフライトシーンはアニメーションとしての見せ場で
きっちりやってのけている、これは「王道」をやりきる
「王」のチカラと余裕をもっているともおもえる。










つぐもも 第1話  桜の香り 第2話  図書室と幼馴染 △+







なんか「なつかしい香り」がするハナシだなあと思ったけど
そもそも原作が結構続いているハナシなんで、ちょっと変わり種。
「冴えない主人公と異形調伏とおっぱい」と言えば事が済むw
とまあこんだけだと情緒もへったくれもないけど「帯の付喪神」
ってのがちょっとゆかしいね、最初に襲ってくるのも「髪」で
これは「女性」を象徴するもの同士が襲い、守っているということだ
まあオトコノコとしてはあんまし女性同士の争いに立ち入りたくないし
すぐに桐葉さん、はっちゃけさせてやりやすくしてるね
「おせっかいなおさななじみ」が図書館で迷宮帳とかもわかりやすいね
こういう「八百万神」的なメソッドのしっくりくる感よな。










進撃の巨人 Season2 第26話  獣の巨人 △++







すっごーい、きみは知性を持ったフレンズなんだね!






説明なしに普通に始まった「2期」だけどそれが必要ない
ローゼっちゅう「壁」が破られたこと、その壁も「巨人」でできていること
調査兵団でも相当な腕利きのミケさんが殺される、しかもそこには
「立体機動」に興味を持った巨人が語りかけてくる、という
「知性」を持ったものの新たな恐怖つき、という次第
そういう「人類最悪の日」を「更新」し続けている様を見せることが
何よりも当作品の「説明」であり、「オリジナリティ」であろう。
アニメーションとしては「馬」やね、こいつをマトモに走らせるだけでも
作品の実力が分かろうというものだけど、この「馬」を「投擲する武器」
として使用するのがマトモじゃない、愛玩動物でもあるこいつに
そういう仕打ちをするってのが「スレスレ」でやっているということの
なによりのあかしであろう。










フレームアームズ・ガール 第1話 轟雷/スティレットとバーゼラルド △+







ボディースーツです






ちょうど5年ぐらい前に「武装神姫」のアニメやってたね
こいつはその後継にあたるのだろう(胴元はたぶん違うが)
「人形」と「プラモ」の境界が大分曖昧になってるね、これは
その両方に技術の進歩があって、需要があるということなんだろう
現代のアニメーションとしては「はたらく小人」みたいなところが見所で
「武装神姫」のアニメーションの時点でも見られるしあがりだったけど
3D的な処理は流石に進歩しているから、さらに面白いモノが見られるかもしれん
今回の「模擬戦闘」の時点でそういう期待はしてもよさそうではある
何より堂々とぱn、じゃなくて「ボディースーツ」を晒しているのがよい(結局それかい)











アリスと蔵六 第1話  赤の女王、逃げる と 第2話 アリスの夢 △+







魔法少女育成計画






強大な魔法使いである紗名とそれに対するうちの国とおぼしき連中の
「取り扱い」とそれに対する抵抗がリアルやね
頑強な抵抗を生むようなひどい扱いではないけど
「人間」としての自由は与えるわけにはいかない、といったライン
そして実際に「外」に出たらばやっぱり大混乱が起きて
アニメーションとして盛り上げながら、締めるとこはきっちり締めてる
そういうどっちか一方に偏った見方を許さないような演出をしてる。
蔵六爺さんが「お前、人のアタマ覗きながら孫娘のことまで
持ち出して、交渉しようとしてるだろ、それ脅してるんだよ」って趣旨のことを
言うのはそういった前提があるからで、そういう「まともさ」が
当作品のつよみかとおもわれる。それは「魔法少女なんで何でもアリ」
って概念にすっかり毒された当邦のアニメーション事情が反動的に生んだ
貴重な「何か」であろう。










ロクでなし魔術講師と禁忌教典 第1話  やる気のないロクでなし △(+)








「最弱だけど最強」とか「怠惰だけど有能」とか、もうねw
そっから「ただ女の娘にセクハラするだけの無能」とか出てくるのは
時間の問題だった、その時が来たというのにすぎないw
まあでも女の娘がピンチになったら流石に本気だすかもね
むしろそこでもまだ無能だったらすごいよw
こういうかんじで主人公としては「無能」が「許容できる最後のライン」で
あとは本当に人格がクズの野郎を持ち出すしかないね
流石にそこまで攻めてはいないから、あとはその最終防衛ラインで
どう太刀振る舞うのか、という興味と女の娘のパンチr、じゃなくて
ボディースーツへの興味だけがのこる。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アニメーション感想 2017年1期 とまとめ

2017-04-09 22:10:50 | アニメ感想2017年・1期



小林さんちのメイドラゴン 
第13話 終焉帝、来る!(気がつけば最終回です) とまとめ ○







「最終話なんで無理矢理な別れ話が来る」というのが、自然。
住んでる世界も種族も違うからねえ、反対する親がいるのもまた自然。
たいして小林さんの「不完全で、間違いもあるけどチカラを併せて
ちょっとづつ歩いていける」というのが「社会の歯車」からの解答やね
そのコトバは真摯だから、ココロをうつのね、またそれは当作品が
真摯に物語を描いてきたからこそ説得力を有するということを証明しているかとおもう。
あとはまあ「メイド」っちゅうか「家事」をする人のありがたみっちゅうか
そういうのが最終話でははっきりするね、「やってできなくはない」ことだけど
「余裕」がつくりだせなくなるのは確かなのね、そういう縁の下の力持ち的な
人達のことをあざとくなく上質に描き出せていることにキョウトさんの
力量がうかがえるというものであろう。









印象に残ったとこ









この素晴らしい世界に祝福を!2 第5話 この仮面の騎士に隷属を! より



















とんでもないモンスターができちまったなw
なんていうかとんがったキャラしかいないからね
それらのキャラクターが掛け合いで鎬を削るのが当作品の持ち味かと
「スレイヤーズ!」とか知らん世代にはありがたいわな










小林さんちのメイドラゴン 第9話 運動会!(ひねりも何もないですね) より





 










「ぼへぇ~♡」ってなるねえw
最初は「来て」って言って、次は「来なくてもいい」って言うのが
なんというか、深いですよねえ、いわゆる「ナイスなコミュニケーション」です
それに応じて小林さんが地味に仕事を片付けていくのもいいですね
こういうアニメーションにしづらい薄めのよい味わいも実に上品に
やっていたのだから、見事なものです。










昭和元禄落語心中 -助六再び篇- 第3話







ぶっちゃけ落語のシーンは声優さんの力量もあって、とばせないね
個人的に選ぶなら、ってことで「親子会」にあたり
八雲が与太郎に「居残り」を伝授するこの場面
おそらく名人が与太郎に指導したほとんど唯一のシーンではないかと
名人が汗をとばしてこのイキのいい噺をやっているのを見ると
おそらくは2度とやってくれまい、と自然と思えるね
こうやって「伝承」に立ち会えたことをしあわせにおもう。








声優部門








男性の部







石田彰さん
【有楽亭八雲(昭和元禄落語心中) 宗谷冬司(3月のライオン)
ユーリ(チェインクロニクル ヘクセイタスの閃)】








「名人」だからね、仕方が無い。
そして「名人」を「演じる」ものが「名人」のしぶりなんだから
つけいるスキが無いね、完結してる。最も上手いのだから最もすごいのだ。








女性の部







茅野愛衣さん
【ダクネス(この素晴らしい世界に祝福を!2)
アリーシャ(テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス)
ニノ(うらら迷宮帳) 川本あかり(3月のライオン)
リリ(ハンドシェイカー)】







女騎士にお姉ちゃんに、たっぷり堪能した
「くっころ」と「酒を飲んで上機嫌になる」とこがうまいねえ
上機嫌の愛ちゃんの声を聴いて、こっちも上機嫌になる、という次第。









OP・ED部門


















オリジナル。
(亜人ちゃんは語りたい OP)








テンポが上がっていって、でもキレイって感じで
作品とぴったり一致するしあがり
「大切なのは中身」っていう形骸化したコトバが
ここでは生きていたねえ。















Los!Los!Los!
(幼女戦記ED)





なんちゅうかやってることは「鉄と血のマッチョな世界」なのに
悠木碧っちゅうおそるべき声優と「幼女」によってほんとギリギリで
「当邦のよくある深夜アニメ」的に作品を視聴しているようなそんな作品だったね
「オレ強えぇ」をやるのにここまで歪まなければならないのか、とおもわされる。


















ガヴリールの数え歌
(ガブリールドロップアウト第7話ED)






いい声だw 普通の人が寝静まっている時間帯に大はしゃぎするのが
深夜アニメの「流儀」ってものだけど、ヴィーネは「いい子」なんで
「寝ろ」と言っているのだ、ただし、この作品を見た後にな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サーバルの写真集2ヶ月待ち (アニメ感想)

2017-04-04 20:19:24 | アニメ感想2017年・1期






スクールガールストライカーズ Animation Channel
第13話  決戦!フィフス・フォースよ永遠に とまとめ △+







みんないい娘やね、まあそういう娘らには「セカイの真理」とか
どうでもいいわなあ。時間移動とか設定あったけどね「リフレイン」的な
展開もなし、アニメーション(宣伝塔)としてきれいにその役目を果たしたかと。
閉ざされた学園の中で「平行セカイ」とか「UMA」とかなんか「開かれた」
っぽい設定でお茶を濁しつつ、「友情」でかたをつけようとしていたかと。
これはもともと「オンナノコとイチャイチャするスマホゲー」っちゅう
ところからアニメーションにするに際し「みんなの公共物」になった
オンナノコ達をものがたりとして最低限のおとしどころにする為の
定番のメソッドであるといえよう、問題はそのやり方による
逸脱した愛情(百合)とかへの発展とか「閉塞したセカイへの嫌悪感」ってのが
彼女たちは全く有さない、ということだ、それは言い換えると
「キャラクターと世界観」だけをきれいにコピペして
アニメーションっぽく仕上げただけ、ともいえよう
それは「壊れる」よりもひどい事のようにもおもえる。









AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION- 
第13話 AKIBA'S LAST TRIP と(万世架)まとめ △++







「最後は全員集合に巨大化にアイドルとみんなの応援」とか、わかっとるわいw
いろんなことをやってきたけどどれもそのハナシきりで満足のいくデキだったね
アキバっぽくオタクなハナシやったり、あんまり関係なかったり
そういうおおらかさがアキバと、そして主人公のタモツにあり
うまく機能していたとおもう。あとはまあマヨとのラブだよね
この混沌としたハナシのなかで、彼女とタモツとの関係性だけは全くもって
純粋で、きれいなものだったとおもう。それは「純愛もの」なんて
やろうとしたらきっと上手くはいかなくて、きっとこういうバタバタした
毎日のなかでふっと積み上げていくような、そんな性質の愛だったとおもう。
高らかに愛を歌い上げるのもいいけど、こうやってある舞台で
ばたばた幸せな日々を送ることも立派なことだと、そういわんばかりだ。









幼女戦記 第12話  勝利の使い方 とまとめ △+







「合理主義のオッサン」を「合理主義マンセー戦争マンセー」の国の
魔力をもった幼女に転生、っちゅういささか設定過剰なとこから
スタートしたこのおはなし、「命令のままに戦争に従う兵士」として
「個人主義、自由主義」的視点からだいぶん離れた地点に着地したかとおもう。
要は「全体主義」であろうとなんちゃら思想であろうと「勝てば」容認
されるのである、ここでは正義が勝つのでは無く勝った側が正義という
逆転現象(そして往々にして歴史の真実)がある作品として成立した、ということだ。
それも「幼女」っちゅう「人間」として存在するチカラは赤ん坊の次に低く
そうでありながらしばしば天使の次ぐらいに「清廉」な扱いを受けることがある
存在に「血みどろの悪魔」をさせるという徹底ぶりではある
最後の方はいささか説教くさくなってアニメーションとして減点だけど
この「理詰め」の極地の狂気を「幼女」が演じるというそのことを
完遂したことだけは賞賛に値しよう、もっとも理詰めの極地は理解を生まず
勝利の後には平和を生まず、善のアイコンは合理主義マンセーの
オッサンが中身の幼女、というくそ地獄みたいな世界で
その賞賛がどれぐらい価値を有するかは、しらんけど。










機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第50話 彼らの居場所 とまとめ △+








勝利の使い方







ぶっちゃけオルフェンズは「1期」の時点でもうモトがとれていたのね
「ふぬけたガンダム」は富野の御大のように滅茶苦茶にすりつぶされて
実に清清としたもんだったような記憶がある
では、その後どうするか、というのがこの「2期」の「課題」だったかとおもう。
「とりあえず食と職を得る」からは解放されていて
でもマクギリスとのしがらみとオトナ達とのしがらみに潰されていったような
そんな印象を受ける。そこでは戦闘では時折見せていた冴えを失い
世界から見放された「孤児」が自虐的にすらうつるぐらいの自己犠牲の
道を歩んでいったような、そんなふうにうつる。
それが「美しい」という形容詞を得るには「運命」のような強力な拘束があってのことで
火星での権益を得て、クーデリアっていうアイドルがいて
そこまでチカラをつけていた鉄華団にもう少しまとまな着地地点が
なかったのだろうか、と問わずにはいられないっていう想いがある
あるいはひょっとすると前期の終わりにビスケットが戦死したその時に
このおはなしは「あがり」を迎えていたのかもしれない、とも思える。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする