彼女がフラグをおられたら 第2話
「この寮に姉たちがいる。だが、今はまだ言えない。明日まで待ってくれ」 △(+)
もの凄い勢いで女の娘(男の娘)が増えましたなあ
しかもみんなピカピカしていて、てごわい
颯太っていう暗い「穴」の部分をあの手この手で埋めてくるのね
ボロボロだった「」がたちまち新築されてなんかこう
「蟲師」の3倍ぐらいの輝度になった当世界観。
まあ、「自分に大いにかまってくれる」人がいるってことの
幸福感ってのはこういったものかもしれないの
他の作品だと羞恥心が働いてできぬことを堂々とやっているのが
当作品のもち味ではあるね、ただまあこんだけ濃いと
「物語性」を補償している「フラグが見えるようになった件」が
埋没してしまいかねないねえ、そういえばこのハナシにも
「沈没」がどうとかこうとかでてきますね、タイムリーだ
棺姫のチャイカ 第2話 怠け者の選択 △+
「あってはいけない大事なモノ」をめぐってキチンと
活劇が行われていることがまずは正しい態度ですね
「怠け者」とはおおよそ言い難い律儀さではある
だからこそ「平和より戦争を望む」とかそういうトールの
ネガティブな発言にも一定の説得力が発生するのかと
「なりゆき」で「旅」がはじまって、「なりゆき」で妹が付いてきて
っていう無計画性ぶり、そして「それでもノージョブよりはマシ」っていう
きわめて個人的な動機が実に「勤勉」に描かれていた出だしだったかとおもう
僕らはみんな河合荘 第3話「どうして」 △(+)
彩花さんと麻弓さんが「人生の先輩」としての役割を果たしているなあ
主に「反面教師」としてw いや、冗談ではなくてな
こう、「ネットで繋がってればいいや」的なご時世だと
身近にあんまし実害を受けない程度に「ダメな見本」がいることが
「正しい行為」にアプローチするためのよすがになっている
っていうのが分からなくなっているのかもしれないねえ
実際に身近に惚れたはれたがないと奥手な少年少女は恋のパッションに
身を投じるのに躊躇するかもしれないってかんじで
「奥手な少年少女をどうくっつけるか」という教育を
この「河合荘」ってのは丁寧に果たしているといえそう。
ノーゲーム ノーライフ 第2話 「挑戦者(チャレンジャー)」 △+
「オレに惚れろ!」とかどんだけ童貞まるだしなんだw
つーか女心の機微が分からん奴が「対人戦無敵」とかどやろな
白も「オレはお前さえいればいい」っていうのがどんだけいい加減なコトバかを
学んでひとつ大人になったw
異言語を一瞬でマスターとか「それっぽい」世界観の歪んだルールで
このセカイは満ち満ちているね、今はその不健康な果実を摂取
している状態ということなのね。
「じゃんけん」ってのはよくできたルールである種究極のゲームではある
ミソは「33%の引き分けでも悪くない」というところでこの「保険」が効くから
ゲームの「新規参入者」が後を絶たないというきわめて意義深いバランスで
成り立っているのね、対して今のところメインの3人は「勝ち組2人に負け組1人」
というそういうバランスに歪みがある、その歪みをどう「利用」していくかが
今後の愉しみになっていくんだろうなあ
蟲師 続章 第3話 雪の下 △++
「妹を亡くす」ということのあっけなさってのがまあ
当今の過剰な「キャラクター愛」からすれば異質も異質ではあるわな
ただそういう過酷な「事態」によって「物語」が強力に紡がれている
「家族」を失った人が他の人からは「はずれちゃった」ように見える事象を
「蟲」に取り憑かれているということによって説明するうまさ
そして「亡くしたモノ」への愛着とそれを心配するモノの
露骨ではないけれどでも確かにある人の情を
「雪」の美しさと残酷さでもって実に端正に描いていたかとおもう。
デート・ア・ライブII 第2話「颶風(ぐふう)の御子」 △(+)
「姉妹同時攻略」ってとこやね、「ゲームじゃよくある」ハナシさ
颶風姉妹の様子を見るにつけもともとは1つであったものがなんで
分かたれたのかっちゅうとやっぱ「寂しかった」ということなんだろね
だからまあ不便を推して「2つ」に分かたれたというのがことの真相だろう
まあ、やることはいつもとおんなしで「オマエ(達)はここに在ていいんだ!」
とこう言ってやることなハズ。肝心なことはそこに至るまでの課程だ
「とりあえず風呂にいれておこう」ってのはまあいつもどうりだけど
「誘惑の仕方を知らない」というウブさ加減が見られるところだわな
今時、小学生でも知ってるものね
健全ロボ ダイミダラー 第3話「脅威!灼熱のジェイクあらわる!」 △(+)
3話目にして敵側に新パイロットとかの投入とか飽きっぽさが笑えるw
いや、これはあれか「視ている側も飽きるだろ」っていうカンの良さとでもいおうか
自分がやっていることがいかに陳腐かをヘドが出るぐらい知っている
賢いお馬鹿さんの判断力とでもいおうかね
とりあえずロリ金髪がペンギンを嬲ってゲロを吐いて、それでこと足りる1幕だったとさ
おっぱい露出シーンの恭子の「ピンチだから仕方ない」の無理矢理感が
「おっぱいが視てえんだよ!」という力強さに満ちていて、よいかとw
それにしてもダイミダラーが出撃する時の町の人達の嫌がりぶりといったらないのww