意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

アニメの感想2015年Season1のまとめ

2015-04-12 22:22:08 | アニメの感想2015年Season1








印象に残ったとこ













SHIROBAKO より











































念のために言うと現代のアニメ製作をディスっているわけでは絶対に、ない
ただ「アニメーション今昔」がこんなに楽しく教えてもらっていいのかしらという思い。
「ぷる天」は去年と今年の隠れた名フレーズだとおもう
SHIROBAKOはなにげに使いやすいフレーズ多いよね
「万策尽きたー」とか「変なハナシ」とか













冴えない彼女の育て方 より







































加藤はワシが育てたw
あれですよ「冴えない」からこそ「動かし方」ちょっとした所作、台詞
そういうので魅せるっていうのが創作者ってものかと
「冴えないヒロイン」の冴えすぎた演出が希有なり
でも「好きな人を見る視点」てのはそういうものかもしれぬ



















声優部門







男性部門







吉野裕行さん
(ガリナ・タロー・イノセジュンヤ・荒北靖友 など)








へたれとチンピラですね、それらが抜群にうまい
それぞれ使い分ける人はいるけど何か「同一線上」にあるような印象なのね
ちょうどきょうびの若人が普段はおとなしそうだけどちょっと煽られると
たちまちキレて変貌するような、そんな現代的な2面性がある。











女性部門









金元寿子さん
(マリア・折原九瑠璃・ 倉橋陽菜乃・リーザハイウォーカー
鈴木京子・あとセーラーマーキュリー)









すっかりほうぼうで声を聴く人になりましたねえ、役柄もいろいろと
マリアはいかにものはまり役、面白いのはSHIROBAKOの「鈴木京子」ちゅう
作中内の『第三飛行少女隊』の主役(ありあってのは意味深な符合だ)
に抜擢された新人に近い声優っていう離れ業をやっているところやね
どこか新人のように瑞々しい感じをうけるものね
余談だけど「イカ娘」に抜擢されたのは「~でゲソ」って一番上手く
言えたからってのは本当なんだろうか。どうなんですか、木下監督?






















OP・ED部門












光るなら
(四月は君の嘘 1期OP)








レビューはやってなかったけど、視聴はしてました
動画が見つからなかったけど、でだしのギターがかかれば
ココロにいきいきと曲が甦る、そういう曲だ
もう枯れちまったと思っていた「感傷」を相当に引きずり出された作品
誰にって、そりゃ今年の桜のように目の前を駆け抜けていったあの娘に、さ。
























Gの閃光
(ガンダム Gのレコンギスタ ED)











どんなに激しい戦闘があってもこの曲がかかるとあら不思議、全てがふきとぶね
アニメの主題歌ってのは「雰囲気」を醸造することももちろんできるけど
なんだろう、この「歌」によって力ずくでまとめあげられる「終わりかた」って
昔のアニメではちょくちょくこういうことやってた気がするけど。
今時自分の作品のタイトルを曲にぶちこめる度胸がすごいね
でもこのチャレンジ精神こそ「子供」に向けて発信すべきメッセージではあろう
「AGE」で達成できなかったそれが70歳の監督によって成立する皮肉









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番組終了の時期と新番組の間の時期は魂の力が0に近くなる (アニメ感想)

2015-04-06 23:27:34 | アニメの感想2015年Season1







SHIROBAKO  第24話  遠すぎた納品 と遅すぎたまとめ ○












おおよそ「すまじきもの」として「自分達の仕事を作品にする」ってのがありまして
理由は簡単でその仕事じたいがコケることを許されないからで
例えるなら「道徳」の教師がゲス野郎だったりすると生徒が真面目に授業をうけないようなもので
「自分語り」は常に質の高さを求められるわけだ。まずはそれに
踏み出す勇気がすごいことではある。
それにしても毎週のように「ちゃぶ台がえし」されてたよなあ
某TBSのドラマのように、毎週なんかあるw
まあでも「ドラマだから」って領分を越えて、実社会だと大なり小なり
こんな風に「いろいろある」ってのは分かりますよね、いいことも、つらいことも
そりゃアニメだからたいがい「いろいろある」けど、それが「仕事」によるものだと
ある程度納得のいく「解答」でないと白けてしまうのよね
当作品はそういう諸問題もだいたい「アニメそのもの」や「誠実さ」で
解答していたんで、そこが美しいね。ホントはもっとえげつない片付け方もあるんだろう。
そんなかんじで、当作品は性格も良い、頭もいい、情熱もあるっていう
とてもよい先生に授業を受けたような、そういう満足感のある作品だったと思う。
あと1クールアニメばっかりになってしまった業界で「2クール目」を
非常に上手く着地できたっていうのも覚えていいかとおもう
「オリジナルもの」と「原作つき」っていう2段構えの作戦で
「人事異動」っていう「新キャラ」をはさむよい機会をもうけて
タローや木下監督のように1期目ではトラブルをおこしていた人達が
2期目で活躍する場をもうけたりしているのが「長丁場」のよい面がでていた
こういうシナリオをたてられる人ってだんだん減っているとおもう。
ちょっと文句をいうとメインの5人娘の出番にバラつきがあったかもね
忙しい現場の中で出番の濃淡が生まれたような、そんな感じ
余計なお世話だけどこの目まぐるしさじゃ婚期が遅れるのも無理からぬことではあるw















ガンダムビルドファイターズトライ 
第25話  僕たちのガンプラ とまとめ △++










これはガンプラか?









さて、最終回で大阪モンが「作中人物のガンプラ化」とか馬鹿なことやっちまったw
まあよー考えるとこの「ガンダムビルドファイターズ」のキャラの「ガンプラ」だから
セーフっちゃセーフなんかもしれないが、ただの「実在人物のフィギュア化」のような気がするww
「ガンプラで痴話喧嘩」とか「会場の全員参加バトル」とかもう無茶苦茶や(笑)
まあ「最終回」でとりあえずフィニッシュできたのがよかったかもね
だんだん「自由」なガンプラが不思議パワーごり押しの重火力ゲーになっていくフシがあったから
こういう感じで「膨らんだなにか」が「上手く使える」ってとこと「負担になる」っていう
両面があって、それが「トライ」では前作にはあまりなかったハンディ部分になっていたかとおもう
戦闘を描くのが重くなっちゃって、前作だと冴えてた「ライバルとの戦闘以外のひとまく」が
全日本大会以降はちょっと単調だったような気がする。
戦闘もやっぱり「アニメーション」としては「極だったなにか」が見たいのよね
「ごんぶとビーム・魔法でボーン」ってのはその過程がよっぽど納得いくのでないとうまくないわけで
そういう「勝つための最善策のつまらなさ」に対する作り手側の解答がこのカオスな最終回だったように思う。
まあでも「スーパーフミナ」とか作る人、ぜったいいるだろうなあw
物語は目に見えない心に残り、そしてその思い出はガンプラとして形として残る
そういう形態を35年も続けた末の「思い出とカタチを繋ぐたまさかの夢の通い路」が
つながったような、そんな作品だったの













蒼穹のファフナー EXODUS
第13話  闇の中の未来 ととりあえずまとめ △++












あれですよね時間が経過して「後輩」っちゅうのができるってのは
他作品でもあることはある、ただその際にどっちかがどっちかの
「かませ犬」的なポジションになることがしばしばあるのね
「主人公達以外のモノ」を描く技量がないってことなんだろうけど
当作品ではどうだったか、前期組(もう5年も前のはなしだ)のキャラクター達の
成長とそして龍宮から外の世界との交渉・戦闘、地獄でしたね
一方で後輩達と残った組の龍宮を守る戦いもまた地獄
その2つのヘルをいっぺんに描きだしてしまっていたのだから、恐れ入る。
「戦闘・進化」という局面において「キャラクターをある程度の質で的確に描く」
ってのは「当たり前」のことであってそれができぬ者は去れと言わんばかりの作品やね
最後、アルジェヴォルンでもあった「ダミーシステム」をつかってた咲良さんが
「自分が一杯いて気持ち悪い」っていっていたけど
なんだろうね、この「多メディア・同時多発生・多世界解釈」がはびこってるご時世で
この作品は金のように輝いていて、そして孤高の存在だったとおもう
あるいはこう言おう





「あなたはそこにいます」と。


















アイドルマスター シンデレラガールズ
第13話  It's about time to become Cinderella girls! ととりあえずまとめ ○











「アイドルみたいですね・・・」











なんだろうねこの「がっちりと掴まれた」感
出だしの「またアイドルものかい」でスタートして
終わると「やっぱりアイドルものだNa!」というサギくささw
なんちゅうか始まると歌あり笑いあり涙ありであっという間なのよな
今回は分割1クールで新キャラの紹介・メイン回まで入れてきてて
ゆっくり笑ってるヒマもない慌ただしさだった(笑いがないわけではもちろんない)
折り返しの13話はその集大成としてトラブルまでふくんで息をつく間もなく
ステージが展開するという展開、まずはそれをやりきるだけでも相当凄かったね
そして終わった後の静けさと達成感がよい、完璧によい
未央・凛からそれぞれPさんにお褒めの言葉がもらえるのが
「裏方」として参加している視聴者の僕達への祝福のことばともとれ
「アイドルマスター」っちゅうプロデューサー業の楽しい遊びを
アニメーションにおいても密やかに、でも確実に達成したあかしとも言えよう。
にしてもなんだろうねこの「アイドルもの」って、直截に「熱狂」を
扱ってそれにちょろく乗っかっちゃう自分の子供のようなココロ
それは作り手側も同じで喜々として一生懸命になっている気がするのね
みんなが幸福になれる手段がこんなに近くにあっていいのだろうか、とちょっとおもう







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見送った、手を振った、ありがとう、と (アニメ感想)

2015-04-03 18:33:47 | アニメの感想2015年Season1









弱虫ペダル GRANDE ROAD 第24話  WINNER とまとめ ○











最初はいろいろ「補助輪」ついてましたよねえ
そもそも自転車についての説明からはじまって
女子マネに誘われてたっけ、それからロードレーサー乗って
2年生の先輩にレースのイロハおしえてもらって、そしてってかんじ。
インハイが始まっても他の人達についていくのが精一杯
それが最後の最後の本当に最後で逆転するとこ、全てが報われる瞬間
それが「WINNER」ってことなんでしょうね。
馬鹿みたいに当たり前だけどその味を知る人がどれだけいようかね
ま、逆に言えば小野田くんはそこまで徹底的に「受け身」のキャラだったわけで
それをそこまでブレずにやりきるのもある意味凄いことではあったね。
しかしまああれですよね「勝利」の為に一緒に走る仲間を全部置き去りにして
それでも残ったもの―「総北の魂」は別にして
「アキバ」がこの最後のおはなしに登場するのはなんでか、と
いや別にうぜえとかそういうのでなく、不思議な感慨で視てたのよね
ご存知のとおり「オタク魂」で「勝てる」ほどスポーツは甘くないわけで
それは当作品をみてるだけでも分かることなんだけど、それが欠かさず
でばってくることの理由はなんなのか。
「よろこび」とかどうだろう、それがきっかけで「自転車・仲間」に
出会えたことへの感謝、日々のちょっとした息抜き、つらい時のおまじない
いかにも「趣味」がもたらしそうな効能ではある
ただ、よく考えれば当作品も「マンガ」なのよね、上記のような効能の
言い換えれば当作品はガチでチャリを回しているいっぽうで
「マンガ」であることを忘れていないそういう作品だったとおもう
それは「熱狂」を阻害するものではなく架空の物語が最高のテンションに
達するための「止揚」のようなそういう効果を有していたといえよう
この作品は「スポーツもの」と「オタクもの」が融合した極めて稀な
幸福な関係を築いた作品だったという結論になる
どっちかだけなら今までも、そして多分これからもそういう作品に
出会えるのかもしれないけど、両方いっぺんに達成するとなると
果たして今後もお目にかかれるかどうか、疑わしいところだ
そう考えると単なる「勝利」(それもとんでもなく凄いけど)
以上の何かに立ち会ったのかもしれない。















夜ノヤッターマン 第12話 「夜明け」 とまとめ △(+)











よう考えると「ドクロべぇ」様に逆らうのってあんだけ「おしおき」されてても
一度もなかったような気がする(まあいっぺんぐらいはあったかもだがw)
理不尽な「おしおき」とそこに「恨み」がないという非現実性が娯楽作品として
「ボカンシリーズ」を不朽のマンネリズムに導いていたような気がするけど
この「夜」のハナシはそれらも含めてもろもろを逆さまにしたようなそんな作品だった。
もし、そのセンの「えげつない世の世直し」を徹底するならもうちょっと評価がよかったかもね
随所に上記の「ボカンシリーズ」特有の「ゆるさ」みたいのがあってそれが
「復讐」の刃を鈍くしていた気がする(まあそもそも「おしおき」という言葉がゆるいかもな)
「本物のヤッターマンになる」ことが「夜」のメソッドだったわけで
それはまあ「懐古趣味」ともとりようによってはとれるわけで
どうだろう、「アニメーション」で「回顧」が成功するかどうかってのの厳しさってのは
当のタツノコ自身が一番良く知っているはずだと思うけど
それに回帰してしまうむずかしさってのがあるのかもしれない
レパードにはそれを覆す魅力があったとおもえるのでいっとう惜しく感じる。

















純潔のマリア 第12話 「OMNIA VINCIT AMOR ―愛は、全てに勝つ―」 とまとめ △++












マリアの思考様式ってのはある程度平和ボケした戦後70年の日本人のそれと
近いところがあるかもね、そしてそれがフルボッコにされるというw
まあ、でも最後に残った共感しうる感情「愛」が一時の平和をもたらすという
実に締まりのいいオチだった。
面白かったのは最後にミカエルがマリアの処遇を決めるのに
今までの登場人物のマリアに対する思いを「声」にして聞こえるようにしたところ
これって「民主主義」のあり方であって「絶対神」の御心そのものではないとおもえるわけで
そういう「現代的な常識」が「中世が舞台」ということでぐるんぐるんになるのが
刺激的で、おもしろかったと思う。
刺激的っつっても「映像をぐりぐりいじる」とか「超設定」とかの刺激じゃなくて
「異質なモノを丁寧にかつ確実に描く」って体のピリリとしたあり方で
1クールで描くのにまさしく申し分のないあり方だったとはおもう
なにせ言あるごとに「処女!」って連呼しててもぜんぜんいやらしくない
ほどのしっかりした物語だったものねえw
中の人のうまさもあるのだろうけど、そういう「性の切り売り」をモノとも
しないところとかも「処女マリア」たるゆえんたらしめていたかもしれない。















ユリ熊嵐 第12話  ユリ熊嵐 とまとめ △+











ほら「泣いたあかおに」ってハナシがあるじゃないですか
くだらない連中の仲間になる為に本当の友達を売るっていう
虫酸がわくようなハナシ、あれの逆転バージョン。
でもまあスタイリッシュに構築された世界よなあ、そうでなければ
「ユリ」の嫌悪感も「透明な嵐」のなまなましさも
「回想・独白」が頻繁にはさまるテンポの悪さも全部マイナスになってるね
「クマ」が「人間に化けて人間を食べる」っていうのに笑いころけながら
いろいろ難しい要素をクリアしていってるね、その確信犯、いや「クマ」信犯ぶり
「たのしくてタメになる」ってのは何てアブノーマルなんだろう、っておもう。
そうでありながらその「クマ⇔人間」をひっくり返すそういうラストが
「クマショーーーック」だったなあ。こんだけこっちの脳ミソをいじれば
最後は形而上的存在になって「永遠」を手に入れて
しもじもの「透明な」人達には「愛」をバラ撒いて地上を去っていった
なんてアタマの悪いラストにも騙されようというものってなる
でもまあこの仕事自体は僕達のアタマの悪さと羞恥心を念入りに計算したうえで
提示している実にアタマのよい仕事他ならないのよね。
















デュラララ!!×2 承 第12話  艱難汝を玉にす とまとめ △+











このおはなし、「群像劇」なんでなかなか「一件落着」ってならないのよね
でもまあ、はしゃいでいた連中には「ケジメ」をつけさせられて〆るわけで
そのやり口が「暴力」を生業にしている連中のメソッドらしくて
好みは別にして「都市的なドライな暴力」を提示していて、興味深い。
ただ、その方向性にあんまりにもどのキャラも引っ張られていたような気はするね
そういう「空気」をブチ壊すような「いかれたキャラ」やエピソードが
さしはさまる余地がなかったような、そんな気がする。
まあここで「集団」に敗北しておいて、そして「挽回」するって流れなんだろうから
この不満足感も「課程」的なものなのかもしれないけど、とりあえずはこういうかんじ。
あああと、端的に女の娘が後半あんまし萌えなかったってのがあったかもな
埼玉の族のボスのケバいスケとか、いらんって考えるラノベ脳のボクですw
















DOG DAYS″ 第12話 帰郷 とまとめ △+











短いお別れ









な、なんなんだこの「来週はミッドチルダでお会いしましょう」と
言わんばかりの「約束された再会」はw
大体海以外は全部行ったかんじですな、地域住民との暖かいふれあい
お食事、そして戦闘、「るるぶ」的なミッションはだいたいコンプしてる。
世界観がだいぶん広がって、やることはいっぱいになったけど
あんまし薄い感じはしないのよね、多分「興業」に裂いていた時間がなくなったからで
その分個人個人のエピソードと「実戦」にあてている感じになってる。
「戦争」を描いたのから「転向」ってことだけど「重い」方向性は
あんましこの世界観にそぐわしくないし、「戦争」を描くことそのものが
えれえ労力と手間がかかるからね、そういうのは大資本の大作にまかせときゃいいw
まあ「充実の秋」でその収穫をよろこべばそれで充分なのだけど
一番の収穫はひょっとするとあのウサ耳ショタ王子がシンク様ご一行に加入した
なんかもしれんなあ、と。レオ様もいじりやすくなるしな。
さて「フロニャルド四季作」もいつの間にか「冬」の時期が次にひかえて
いよいよ一区切りの風が吹く頃かもね、大分その為の下地は整っているし
そして、もしかすると今回の「当然の再会」も次は「できない」ってことも
あるのかもしれない、それならこのあっさりとした幕引きにも納得がいくしな。
あ、あと、今回はあんまし「シンクは爆発しろ!」とか思わなかったなあw
いろいろ忙しかったからね、むしろ「ガウルは爆発しろ!」ってかんじだったww















探偵歌劇 ミルキィホームズ TD 第12話 The detective of the Opera とまとめ △+












ミルキィもなにげに3クール目を消化してるよね
初代は勢いは充分だけどはっちゃけすぎで
後継の「フェザーズ」は優等生だけどおとなしすぎという一長一短
今回ぐらいのが一番すわりがいい感じで、それが「成長」っていうなら
そういうことなのだろうとおもう。
一番印象深いエピソードは10話目の「きずなプラス1」かな、やっぱり
お得意の「版権やばそうなパロディネタ」で勢いをつけてハナシと動画的に
盛り上げるっていうのが成立していたかとおもう、ちょっと前にはよく見た
手法だけどさいきんは飽きられたのかなりを潜めているメソッドではあるな。
しかしまあアレだよねアニメーションでしかこの娘達と関わっていない身としては
彼女たちの立ち位置ってのはどんなもんかちょっと気にはなるよね
武士道(ロード)的な広告塔って立場なんだろうけど
カードゲームは他のライバルが優勢そう(事情よく知らないけど)
自身の多メディア展開も一段落ついて、ぼちぼち「末永く」やるか
あるいは「新しいこと」を始めるか、決断する時期にきているのかもしれないね。
たぶんその辺りの「新機軸」的なとこを茉莉音ちゃんが担っていて
ミルキィさん達はそのサポート役ってのならちょうどよい落としどころではある。
ただ、あれだよね、「既存の型」を使うのは安心だけど
全部「新しいもの」で構築する不安定さと爆発力に欠けるのもまた事実ではある
「ダメダメホームズ」と自分達で自嘲してるのは
「オペラ(本歌劇)」を演じるには足りず
「オペレッタ(喜歌劇)」を演じ続けなければならない自分達にたいする
韜晦なのかもしれない。

















































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友達とアニメについてて話してて「ほら、あの白っぽいキャラ」だよって説明する歳になった (アニメ感想)

2015-04-01 11:40:13 | アニメの感想2015年Season1











艦隊これくしょん -艦これ- 第12話 「敵機直上、急降下!」 とまとめ △+











海図なき航海









よー考えるとアレだよねえ、特に「シナリオ」のあるゲームでもないのだろうから
(私はゲーム未プレイなので詳細は不明)
ハナシを1から作らなければならなかったのよね、当作品
キャラクターの「艦むす」達も最初から当作品を作れるほどに
練り込まれた初期設定ではなくて、たぶん製作者以外の多くの人達に
愛され、弄られた結果今のような「キャラ」を獲得していったわけで
そう考えると作品を製作する上で大事な骨格がないままに出港したような、そんな印象だった。
一方で「人気」や「予算」ってのは業界の「アニメ化基準」をゆうゆうと越えていて
「なんでやんないの」ってレベルだったんだろうな、とも推測され
飛躍して言うなら当邦が「敗戦」した戦争に何で踏み切ったのかって理由ともダブるようで
なかなか興味深いとこではある。
まあ私のように「アニメ」のみでこの作品に関わっている人からすると
「戦闘少女もの+擬人化」として視聴してしまう分には「まあ面白い」の基準はクリアしていて
まーこういうものとしか言いようがないと言える
これをもってゲームのことや、あるいは「戦艦」のことがまるっと分かったなんて言えるような
暴勇はさすがに持っていないけれど、「導入」としては納得がいくものだったかとおもう。
ただまあ「ゲームプレイ組」の評価の辛さをみるにつけ
こういう「キャラ設定に曖昧なところがあるゲーム」の「公式アニメ化」は
不断に批判に晒されるっていう問題を抱えていることが分かったわけで
それは「みんなに育ててもらって儲かるようになった商売」という新しい事態の
難しい側面をうきぼりにしたといえよう。
















冴えない彼女の育てかた
第12話 「波乱と激動の日常エンド」 とまとめ △++











構成が面白いかもね(多分少数意見)
非オタの人の勧誘が恵ちゃんと美智留で最初と最後
どっちかいうと「こっち側」の詩羽せんぱいと英梨々を間にはさむかたち
それぞれに魅力的で、違う「好感度の上げ方」を要求されるしかけ。
しかも4股ですからね、「3角関係」よりも一層ややこしい
他のヒロインの好感度を上げる為に別のヒロインの手を借りるということもあったわけで
詩羽せんぱいいわく「面倒くさい」関係になっちゃってるね
ただ、その「面倒くささ」、ヒロインを1から育て上げることや
もう育っちゃったヒロインに初心を思い出させること、それ自体が
「オタク業」っていうまあカタギの人からすればハードルがある人に
対する穏当な「導入」と「説明」になっているともいえよう。
そしてそれは彼等が「恋愛初心者」であることとも歩調が一致するわけで、座りがいい。
あとは「目線」やね、女の娘を見る目、乳だけじゃなくて脚や腋
うなじ、手、顔だって角度によって全然違う、そういうのが
「異性」を意識しているもの視線で、生っぽいとおもう。
一見すると「くだらないハーレムもの」を感じさせるタイトルだけど
ヒロインを「冴えない」くさせることで1歩引いて、そうでありながら
魅力的にハナシを作るためにあの手この手で盛り上げるっていう
そういう創意工夫に趣味があって、また心にしっくりくる愉しみがあったと思う。














幸腹グラフィティ 第12話  しみしみ、むぎゅっ。 とまとめ △++











しあわせのかたち










日本人ってあんまし「喜び方」が上手くない民族な気がつねづねするんですよね
「泣く」とか「堪え忍ぶ」ってことはそこそこ上手くやれるけど
上手に「喜ぶ」方法ってのをあんまし知らずに生きている気がする
そういう中でほとんど例外的に「ご飯を食べる時」ってのはオーバーに
「喜び」を表現することを許されているような気がするのね
過剰な説明、濃ゆい演出、それらがウムを言わさず目の前に並ぶ楽しさというか
まるできりんのように人の心にズカズカ入ってきてガッチリつかまれるようなそんな力業。
あとはまあそういうテカテカしたエモーションの中に「百合」的な要素を組み入れるのが
なにげに上手いっすよね、ガチでそれをやるとちょっとってとこがあるのを
隣に目立つやつがあるおかげで気兼ねなくいちゃいちゃできるってのが
百合スキーには見逃せないところではある。
にしてもあれですね、いろいろな事情でツギハギの綱渡り芸をさんざしてきたシャフトが
こんだけ率直に喜怒哀楽を提示してこられるようになったことが
まあいろいろ思うところがあるな、とはおもう
当作品のような質のいい小品から、皆が認める傑作、そしてちょっと受け入れがたい作品まで
まあいろいろと愉しませてもらってます、これからもどうぞよろしくなのです。
なんて恥ずかしい台詞も今なら言える、そういう気分。















ガンダム Gのレコンギスタ 第26話 大地に立つ とまとめ ○










G(爺)のレコンギスタ









なんだろう「宇宙世紀」も長い刻を経てようやく
「地球の重力のくびき」から解放されて「無重力」を「愉しむ」という
そんな境地になったのかな、なんて感想になるのよね。
みんな「理想」に向かってひたむきに行くハナシをつくるのだけど
ガンダムの創始者は35年の時を経てついに「理想のガンダム」を
皆に提示してみせたということで、考えてみると恐るべきセルフィッシュな行為ではある
ただ、そんな行為が可能なのはほとんど富野さんだけだろうし
「だからやった」とも言えよう。
にしてもなんだろうね、この「ソフトな高火力」ってのは
初代ガンダムのような「無骨な機械」でも最近のガンダムのような「冷たいマシン」
でもなく微妙な丸みを帯びた「人にやさしいデザイン」がえげつない火力を持つという矛盾
ね、物語もその火力によって人が簡単に消し飛ぶのに基本皆さんお元気なんよね
ついに「人の命の価値は尊い」っていうくびきからすらも解放されたような、そんな印象。
これは鈍感な倫理観の人間の所行とは全く違う境地のおはなしで
例えば「産業革命」的なイノベーションがあった時やあるいは「戦争」のような
緊急事態に人の命が相対的に軽量になるような、そういう事態の現前なのだと思う。
別に人殺しがしたいワケじゃないけどこれじゃ死ぬよねえ、という
そういうもの凄い加速状態をこの慌ただしいおはなしは見事に体現していたかとおもう。
そしてそういう「時代の急な変遷」っていうのをここン十年刻が止まったような
当邦において提示してくる富野さんの若々しさには驚かされることしきりではあるね
「國民の財産」のような扱いになってきてる「ガンダム」をそんな甘っちょろい扱いから
抜けださんと、そう創始者の魂は望んでいるのかもしれない。





























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3ターン目に大内家が攻めてくる (アニメ感想)

2015-03-28 17:14:24 | アニメの感想2015年Season1









アブソリュート・デュオ 第12話 
絶対双刃/アブソリュート・デュオ とまとめ △(+)










アヴェンジャーズ










このおはなし動機が「2-1」からスタートするのよね
「デュオ」であることが「正義」で「独り」でいることは
「戦うべきモノ」ということになる、それは本来「デュオ」である
ユリエが暴走した時や、あるいは入学式の時からすでに
積極的に関わってきた伊万里と刃を交えていることからもわかる。
そういう「引き裂かれる運命」はともすればなんとなくハナシが進んでいく
「ラノベもの」に比べるとはっきりしたところがあって長所ともいえるのだけど
困るのはその「残酷な運命」の「唐突さ」ですよねえ、ここが弱点でもあった
確かにまあ「現実に」「残酷な運命」がおとずれるということはあるけど
例えばそれは「社会」がそうだからとか「モンスター」に襲われたとか
まだなんぼか納得できる理由があるもので、なんだろう当作品はその「-1」の
「空気さ」加減ってのがどうも気になるのね
みやびの件とかはともかく(それも説明不足だった気がするけど)
トールやユリエが肉親を失うとことか、ウサミミ先生が裏切るとことか
ふってわいたような「喪失」が彼等の「悲しみ」をこっち側に共有させるヒマを
与えないような気がする印象がある。
ほんらい「復讐」というのは定番の「動機」でそれに足りる描写や説明が
マイナス的なものではあれ人を魅了し、ひいては作り手そのものの力量の提示と向上に
繋がるのだけどそこを「ラノベ的にやりたいこと」のもとに通り過ぎた結果が
せわしない印象に繋がったような気はするのね。
こういう「復讐」のような大仰なテーマは1クールで1つも果たせば充分で
あとは「たのしい学園生活」でスイーツに埋めれば充分モトはとれたとおもうのだけど
いろいろと「足りない」と思わせるとこがあったとはおもう。
まあ、女の娘はかわいかったし、「やろうとしていること」そのものは
設定に流されているような作品よりはよっぽどマシなわけで
言い換えれば「成長中」なんかもしれないね、この作品。














銃皇無尽のファフニール 第12話「アンリミテッド・ファフニール」とまとめ △












このおはなしギリギリやったな、いや「攻めた」結果じゃなくて
ギリギリ「崩壊」する手前で間に合ったような、そんな印象。
美少女達が協力して巨大なモンスターと戦うって形式は
偉大な先輩がいて、その先輩の勇士を知っている人もいるわけで
それを「やってみた」ってことなんでしょうっておもう。
まあにしても真似するにしても相手が悪い気はするね
「小説」っていう別分野なら可能な「省略」や「変換」が
またアニメに「再変換」することによってその無茶さ加減が露わに
なるって寸法ではある、そこをやりとおしたこと自体が「奇跡」なんかもしれん
アラを探せば山のようにあるけれど作り手側にとってはとりあえず「終わった」ことが
「メディア展開のためのラノベのアニメ化」としての最低限の義務を果たした
ということになるのかもしれない、もっともそんな悠長な感想をもってるのは
僕のような変なヒマ人だけで「えりすぐりの面白いアニメを見たい」って
人からすればとうてい容認できなかったろうけど。














新妹魔王の契約者 第12話  この夜、このときのために とまとめ △(+)










ボスを拷問でなぶった上で首を吹き飛ばしてぶっ殺すという
あと味のわるーい〆かた、まあ相応にわるいやつだったけど
このおはなし「新妹魔王」にちょっかいかけてくる「魔属」には
容赦のないところがあるような気がするね、過剰防衛ともいえるけど
なんだろう「護る」っていうことの製作者のポリシーなんだろうかね
手を出したらぶっ殺すぐらいでないと馬鹿はちょっかいをかけてくる、的な。
残念なのはその「護る」っていうことの「ご褒美」の演出に「制限」が
かかってしまうことなんだよねえ、まあこれぐらいで「等価値」といえんくもないけど
律儀に「カラダ」で支払ってしまうともう何をやってるのかが分からんぐらいに
「規制」がかかってしまうというジレンマ。
まあ逆に言えばそれだけ真面目にやっているということで
そういう意味ではこの「KEEP OUT」も真面目に仕事をしているあかしと
いえなくもないね、もうちょっと融通が利くとうれしいのだけど(何の)















聖剣使いの禁呪詠唱 第12話  二つの生を越え とまとめ △(+)










なんだろう、このおはなしを思い出す時のニヤニヤの止まらなさは
「ライトノベル」のひとつの主流派「中二病ファンタジー」の精髄
「思い,,,出した」にはじまる後付け設定の嵐とか
巨大な敵と戦っているときとは思えない緊張感のない戦闘とか
なにもかもみな懐かしい気分だぜw
しかしあれだよねえ不思議なことに上記のラノベ作品全部が当作品も含めて
「大切なモノを護る」ってのが戦いの動機なのよねえ
まあ「専守防衛」が旨の当邦ではまことに聞こえがよいフレーズだけど
言い換えれば「小さい枠のなかで汲々とする」とすることを良しとする
島国根性丸出しの神経ともいえるわけで、真に「護る」と言う時それはそれらをおびやかす
「巨人」が如き「敵」の存在が必要なわけで、そいつらは兄様の「怒り」なんて
簡単に踏み砕いて大切なものを滅茶苦茶にするものであるべきなのね
でもまあそれらを説得力をもって描くことにはやっぱりいろいろリスクを背負うわけで
相当「信用できる」お話があって初めて製作に踏み切れるってとこはある
こんな感じで当邦のファンタジー事情は大作じみた「ガチ」なやつと
そのガチなやつの周辺のメタ的なやつと(「魔王・勇者を止めた~が」的なの)
そして当作品のようなインスタントなものとに大別できるような、そんな印象ではある。
まあ別に「ホンモン」じゃないから咎めているわけではなくて「軽い」ものには
それなりに味わいがあるから、それでいいのね、ただその場合はその「軽さ」により
「記憶」に留まるところが少ないから幾度もそういう「楽しいこと」があることを
「思い出す」べく何度もこういう「同じ話」が繰り返されているという
そういう「ライトな無間地獄」に僕等は陥っているわけだ。
この作品はそういう「典型」をありありと見せつけることによって
「ラノベの内部のラノベ」を作品にしてしまったようなそういう軽みに達していたとおもう




















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ゴッドはゴッドでもとんだ疫病ゴッド (アニメ感想)

2015-03-25 02:31:17 | アニメの感想2015年Season1









冴えない彼女の育てかた 第10話  思い出とテコ入れのメロディ △+










このおはなし0話目から「テコ入れ」してるのよね
でもまあ、毎回視聴していて楽しいんで、その必要はなさそうだけどな
それよりも他にもっとしなければならない作品が・・ゲフンゲフン!




さてw でもまあハナシの都合とはいえあと1・2話でハナシを一段落
させなきゃならない時に「新キャラ」をださなきゃならないってのは
確かに「非常事態」ではあるのかもしれないねえ
それに相応しく凄い勢いで「エピソード」をこさえて
好感度をチャージして、乳や尻をふりふりして、そして音楽をかける、と
そのエンターテインメントととしての「ぽっと出のキャラ」の
手厚い扱い方がよろしいのではないかと思います
そしてそういう慌ただしい中で最近ちょっと目につくようになってきた恵ちゃんが
「冴えないヒロイン」としての立場を取りもどしているようにおもう。















蒼穹のファフナー EXODUS 第11話 「変貌」 △++









日常系のなかでの異能









相変わらず日常パートの描き方も質が高い
ふつうにご飯を食べているシーンでも意識の高さがあるよなあ
この「日常」も必死に戦って護っているからこそなのかもね
顕れた「異常」な能力を悲喜こもごもの両面で捉えるのが深い
僕達がふだん愉しく視聴するためにオミットしている
「特殊」であることの両面性を律儀にそのまま提示してくる強さよな
そしてそれに伴う「代償」をキッチリ払わせてくるよね
それぞれ「手に入れた力」に対応した「代償」を支払わせているのが
分かり易いというか、「具現化」には「質量の増加」
「瞬間移動」には「身体の喪失」とかな、その異能と代償の提示が
画的には残酷なぐらい冴えているかと。














アイドルマスター シンデレラガールズ
第10話 「Our world is full of joy!!」 △++











メインの凸レーションばかりか周りの人達全員(Pさんも)まで
みんな活き活きと動かしてくるのがすごいねえ
765さんの時もそうだったけど、後輩も負けてない。
あと、「電話」それも携帯するやつですね、この使い方がべらぼうにうまい
慌ただしくそれぞれが場所と情報を交換しあうことと
それが失敗することの不安と焦燥の描き方が秀逸だったかと思います
そしてこの忙しさこそが「仕事」それも「アイドル」の息吹を感じさせる
そういう仕上がりになっていたかとおもう。
あ、あと個人的には「場つなぎ」の3人の方も見たかったなァと思うよ
それにしても豪勢な「つなぎ」だけどな。















艦隊これくしょん -艦これ- 第11話 「MI作戦!発動!」 △+










歴史再現








あれっすよねえ、おそらくは「ゲーム」だと「有能」な提督が
バカスカ敵を打ち倒しまくっているであろう「艦これ」も
その基になっている「実際の歴史」には「負け戦」だったっていう「事実」があるわけで
さてそうなると局地戦では勝たせてやることができても
節目ではどうするかっていう問いが発生するわけね。
「敗北」を描くのならそれが納得ができるような演出が要るわけで
正直自分ならやりたくないようなハードな仕事になりそうではある。
ま、正味ここまで「現代(それもスマホゲーっていう最新の)」の
フォーマットで事を進めてしまっているのなら「リアルな歴史」なんか
気にせずにハッピーエンド目指していけばいいとおもうけど
そのあたりの逡巡が不断にこのおはなしには付きまとっている気がする
まあ「戦国BASARA」のように「レッツパーリィー!!」で
乗り切ってしまう態度よりはよっぽど真面目ではあるけどなw
ああ、あと北上さんと大井の普段はべったりな百合コンビが
別個の時の寂しさはうまく描けていたかとおもう。















SHIROBAKO 第23話 「続 ちゃぶだい返し」 ○!











だから最初にあの馬鹿編集者を始末しとけって言ったんだw
まあアイツがいるから他の人がみんなマトモで善人に見えるのが
せめてもの救いってとこだな(笑)
監督と原作漫画家とのやりとりから漫画とアニメーションの違いが
端的に理解できて、深い。漫画は個人のものに近いからそこに
自分の葛藤や幸不幸いずれも盛り込むことができるけど
集団業のアニメーション製作は基本「幸福」を目指しているっていう
そういう差異があること、そしてそこを乗り越えて最終話ができるという
見事な昇華ぶりだったかとおもう、そしてそこで生まれた「新キャラ」に
ここまで不遇だったしずかちゃんに「いまわたし、少しだけ夢に近付きました!」
と言わせるのは本当に凄かった、勢いで誤魔化してるのではなくて
完璧にいいシナリオに出来えたときの爽快感があったとおもう。







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好きなアニメヒロインベスト100 (アニメ感想)

2015-03-21 21:42:15 | アニメの感想2015年Season1









↑ 別にやりません、100じゃきかないしねw












アブソリュート デュオ 第11話 「殺破遊戯/キリングゲーム」 △(+)










そうやねみやびの場合は自分のブレイズ(心・おっぱい)の重さ、大きさに
振り回されていたのだからそれを何らかの心理的措置によって解放してやるのは
わるいこと考える人としては理にかなってはいるねえ
そして「戦い」を通じてホントの心に近づくというのは学園バトルものとして
定番の道ではあるな、それを描く質は及第点はつけられるとおもう。
でもまあ何かこの作品いつも「急に」裏切るのよねえ
確かに「こいつ裏切りそう」ってのがあるとサプライズは成功しないのだけど
サプライズってのは一般に興味はひくけど感心はしないってのが常なのね
念入りな伏線とかもう流行じゃないのだろうけど、ある程度の下ごしらえがあって
初めて心から作品にのっていけるってのはあると思うけど、どうかな
まあそもそもこんだけ多量の作品がある中で「心から信じられる作品」ってのを
提示するっていうハイリスクな行為を作り手側もしたくないだろうけどね。















銃皇無尽のファフニール 第11話「天墜のミストルテイン」 △(+)












そうねどうせ「裏切る」のならこれぐらい念入りにやるのがいい
キーリも全部が全部ウソを語ってわけでもないだろうし、彼女の
パーソナリティも掘れて、しかもこのてんやわやの状態での変心は
事態がややこしくなって面白いとおもう。
「時を吹き飛ばす」能力の持ち主なのだから「未来予知」の力を
有している可能性はあってもおかしくないけどそうなると
いよいよ難攻不落になってくるねえ、次の1話でカタをつけなきゃならんけど
腑に落ちる解答をだせるかどうか、先生とても不安だよ
「時間」をコントロールする者との戦いは常に決戦で
時間も労力も甚大にかかり、そしてその作り手の力量がためされるとおもう。














新妹魔王の契約者 第11話「諜報者(エスピオナージ)……その先にあるもの」 △(+)










ゾルギアさんに「淫夢」を見せられたバサラ兄さんだけど
正直、普段の生活と変わりがないねえw
いや、むしろ日頃の「鍛錬」のおかげで虜にならずにすんだのかもな
人から押しつけられたエロではなく自ら望むエロといったところ。
それは「復讐」にもあてはまるかな、あいまいな動機で手を汚す妹は
止めて、明確な動機がある滝川に譲るとことか
まあなんか上手く出来すぎていて後付けっぽいけどな
「家族」には汚いことをさせないでダチ(?)にはそれを押しつけるとかも
完全無敵のヒーローには相応しくないかもしれん
ただ、それは相応に弱くて限界がある「家庭(弱点)」をもつものの
完全否定はできぬ「家族が無事なら他はどうでもいい」っていう
アガペーでありエゴでもあるのかもしれない
ちょうどそのあたりがこの作品の長所で短所なのだとおもう














聖剣使いの禁呪詠唱 第11話  悪夢は前世より △(+)










ラスボスはこっちでもドラゴンですか
いや、全く異論は無いのだけど「前世」も「現世」も
自分達の絆を破壊するものがあんましアタマが良く無さそうな竜とか
ちょっと納得しかねるのよね、というのも「龍」ってのは基本的に
「人間」のようなちんまい生き物のことなんかどうでもよいので
ただ単に暴れ回っているだけのような一種の「災害」のような印象があって
やっぱり「人間」に対して絆を破壊せんとするような最も強い悪意を
有するのはやっぱり「人間」なんじゃないかなーとおもうわけで
ま、要はある程度の悪いやつではあれ「知性・情念」ってのがあるやつが
「敵」であるほうがこの場合は座りがいいとおもうのだけど、どうか。
あ、あと相変わらず日本支部のランクSだか何だかの人、つかえねえなw
ま、有能だと「さすおに」できんからね














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「富樫病」にかかって(漫画家として)死なないのは富樫先生だけです (アニメ感想)

2015-03-19 22:11:11 | アニメの感想2015年Season1











弱虫ペダル GRANDE ROAD 第22話  真波と坂道 △+









勝利者の条件








最後の最後で皆さんぴいちくぱあちくと語ることよなw
「実際の」時間としてはほんのごくごく数分だけど
それについて語り出すとキリがないという相対時間のマジック。
でもまあなかなか看過できないことを言ってるね
「勝負の最後のとこはつまらない個人の勝利の執念によって決まる」とか
スポーツをやっている人等なら首肯するかもしれぬ
「勝利への欲望」、それは坂道くんに最も欠けているもの
それに対してどういう答えをだすか、見過ごせない。
真波が「登り」でギアを「上げる」というセオリー無視の行為
それこそはギリギリの「勝負事」でのみ発生し、容認しうる
「スタンドプレー」といえよう、まさに「生きてる」ってかんじ。














神様はじめました◎ 第10話  神様、告白される ○










「洞窟」でのひとまく、愛しい人だからついかばっちゃったとか
率直に「好きだ」って言える二郎さんがすいたらしいね
昨今のオトコノコにはあんまり見受けられないあり方。
まあ「天女」を求めるようなココロってのはそういうものかもしれんね。
花見と宴のシーンの質の高さはいうこともなく、また
そうでなければ素直になれない奈々生と巴衛を酔わせることもできないし
まあ、なんというか衒いのないあったかいハナシの流れがココロに直に流れ込んできて
ちょっとこっちもほろ酔い加減になったという。














夜ノヤッターマン 第10話 「ヤッター十二神将包囲網」 △(+)











あれですよね人間って「3」とか「5」ぐらいまでなら上手く扱えるけど
「7」とか「12」、ましてや「48」とか途端に難しくなる。
ぞろっぺく扱うのなら可能なんだけど、なんというか「心を込める」のが
できなくなるのよね、なんとなく。
「数の暴力」「無個性の暴力」が調度ハナシのダレさ加減とあいまって
牙をむいたようなそんな今回のおはなし、ロクに抵抗することもできず
ラスボス(ドクロベェ)の前に引き出されるのが現状といったとこ
このまま従うのか、それとも逆らうのか、自分が本当に「何がしたいのか」
ってのはもう分かっているハズとは思うけどね。














ユリ熊嵐 第10話  ともだちの扉 △+








「ネタばらし」をした熊は「人間」の姿を保てなくなるとか、まんまやな。
「秘密」がある内はやっぱり怖くて、それであるが由に注目せざるをえないのだけど
さて、ではそれを全てさらけだした時に何が残るのか
あるモノは残酷に「退場(処刑)」され、そして「スキ」を手に入れたものは
あるいみ「永遠」を手にするのだろうねえ。
このおはなしはそういう「熊(衝動)」と「百合(永遠)」をめぐるおはなしだったのかもな
って結論めいたかんじになってしまった。最近とみに暖かくて
何とはなしに「お別れの季節」って感傷があるんですよねって言い訳。












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当店ではガイル使用禁止です (アニメ感想)

2015-03-18 04:44:43 | アニメの感想2015年Season1









幸腹グラフィティ 第10話  はもはも、みちちっ。 △+











うざ井口









普段は全然無口なのだけどネットやメール・Twitterだと
えらい饒舌になる人ってのはいますよねえ
まあ井口さんはどっちもうるさそうだけどw
心ではビッグマウスなのに行動はぽんこつっていうちぐはぐさを演じることにかけて
井口さんは6階梯ぐらいの高みにあるといえよう。
ただ、設定的に「就職前の大学生」っていう人生で一番ナーバスになる時期のひとつ
っていうエクスキューズがあるのよね、そう考えるとちょっといい感じ
あと「ピザ」っていうジャンクフードを取り扱うのも新鮮やね
「分けて食べれば2・3食まかなえる」とか若人らしくジャンキーで自身の健康をもてあましてる
そういう感じをうける、もちろん私にもそういう時期があったからっていう
懐かしさを共有しているからで、もう随分昔のハナシだけどなw















デュラララ!!×2 承 第10話  この親にしてこの子あり △+










「親の稼業がヤクザ」をガチでやるとか、さすがって感じ
私個人としては当邦のエンタメにおける「茶化したヤーさん」とか嫌なんで
こういうとり扱い方は歓迎する。
「自分の親の仕事がカタギじゃないのを検索で調べて知る」とか
「イジメの対象が自分になりそうだったけど家がヤクザだったから大丈夫だった」とか
見ている側としてはリアクションに実に困るw
このおはなしはエンタテイメントとしてのたのしみとしての「暴力」が
「不快」と「快」のギリギリ当落線上にいつもあって、今回それがこの
いわけない少女によっていっそう露わになったってかんじ
そもそもこの娘も臨也に誑かされて静雄にスタンガンで襲いかかっているわけで
そういう平和ボケの日本人が忘れそうになる昏(くら)さを当作品は拾っている印象
テレビではすっかりやらなくなったけど、ネットや小説ではそういう「ヤバさ」が
まだ描きうるってことね、「アニメ」では当作品がギリギリやってる。
















SHIROBAKO 第22話  ノアは下着です。 △+












おんなじ「飲み」でもタロー・平岡の居酒屋もどきの店と
女性陣の屋台でのそれとの対比に時代を感じるねえw
愚痴の内容も男共の馬鹿ばなしと女性陣のリアルな不平の差がある
でもまああれかもね他の業種よりも男女の垣根ってのが少ない業種かもしらん
最近はEDクレジットとか見ても重要そうなところを女性がやってるのが
当たり前になってきていて、そういうところも当作品から感じることもできるね
でもまあさすがに「下着」に関して話し合うとこのおもしろさはまだ存在するw
あれはまあ男共と実際に装備してる女性陣では違うモノだからなあ
その隙間を埋める必要はあるね、でもやっぱりなんか戸惑うよねえw
でもまあそもそも当作品「アニメ製作を扱うアニメ」そのものが
自身の「下着姿」を晒しているともいえなくもないね
まあそれも「下着モデル」のようなうつくしさと端正さがある類いだけど。


















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すいません、5分前に店閉めちゃったんですよ (アニメ感想)

2015-03-14 22:26:26 | アニメの感想2015年Season1









アブソリュート デュオ 第10話
「七芒夜会/レイン カンファレンス」 △+










bust to bust










あれですねおっぱいちゃんがいなくなった喪失感を別のおっぱいで
埋めているような、そんな絵柄が頻出していたねえw
まあそれは正しい考え方だしサービスも兼ねているので
なかなかうまいね、その絵も質が高かったようにおもう。
さて「アブソリュート(至高)」を目指して当邦の物語世界のデフォ設定
「学園モノ」とその他、今回だと「機械化部隊」とかそういうモノとの
止揚関係が明白になってきて、まあとりあえずそのセンでやっとけば
よさそうな感じではある、どうせなら変なお注射なんか使わずに
ナチュラルに「超設定」で特殊能力を行使できた方がスッキリするけど
まあ逆にその「注射(ドーピング)」を越えた先に「アブソリュート」の
領域が拓けるかもしれないね。あああと最後にあのピッタリスーツ
「ユニット」をおっぱいちゃんに装着させるのはいい手だと思うよ
ちゅうか最初から襲撃者側に別のおっぱいちゃんを登場させとけば良かったのでは
きっと書いている途中でそのことに気づいたにちがいないw













銃皇無尽のファフニール 第10話「赤色のカタストロフ」 △










「合体技」とか使えるなら最初から使えばとおもうよw
あれですね「大出力・高攻撃力・高防御力」の強敵との対峙といえば
いわずもがな「ヤシマ作戦」をおもいだしますね
強力な物理現象と向かい合って演出・ドラマが見事に展開した1話
さて、当作品ではどう向かい合ってるのか、別におなんじことせえって
言ってるわけじゃないんですね、というか無理ですw
というか無理なのは今回の「作戦」だろうねえ
山の裏にいるから平気、とかなめとんのかとおもう
最強の矛と最強の盾、どっちも用意せずに戦闘に望む無謀さが素敵すぐるね
まあたぶん矛は「おにいさま」で使い捨ての盾ははやみん声のメガネっ娘だろうけど
それを土壇場でやっちゃうとバタバタしてるうちにハナシが終わりそうではある。













新妹魔王の契約者 第10話  哀切なる背信 △









今更だけど「サキュバス」が裏切る理由が「母親を人質にとられたから」とか
まずかったような気がするねえ、「淫猥」の象徴たる悪魔に「母親」とか萎えるわな。
それを表すかのように母ちゃん、遮光がかかりまくりで姿が全く見えないじゃん
これじゃ一体何の為の「哀切なる背信」かとおもうよ。
赤い娘と青い娘が共闘するのはまあいいすね、近接攻撃と遠距離攻撃のバランス
「家族の問題」には嫉妬心を越えて手を携え合う「オトコノコむけラノベ」的道義心
と、ここまでやっておいて「電話で呼びつけられてた悪魔」が帰ってきてまたピンチって展開
画的には「仲のいい妹と幼馴染みが淫猥爺にNTRれる」っていうエロゲ的展開
ってこうやって書いてるとただ単にエロゲから「本番行為」を抜いただけって
印象なんだよな、当作品、と気づくという
















聖剣使いの禁呪詠唱 第10話  決戦・エカテリンブルク △(+)













なんというか、せっかくの「海外ロケ」でも雪ばかりの絵面で、映えないw
いや、そもそも当今のアニメ製作事情において「異国を正確に描く」って
ワリにあわんだろうねえ、「実際」に「海外事情」に興味があるような人が
アニメを視聴するヒマがどれぐらいあるのか、というニーズの問題。
「稲妻をモンスター化して集団で襲わせる」とかなかなかズルイね
「稲妻」なんだからクリーチャーとして精密に描く必要がなく
「さすおに」をさせるのにもってこいの切られ役になるというしかけ
ただまあその程度の相手だと今度は「他の露払いの人達の出番」ってのも
いらなそうに思えてくるってのもあるけどね、「オレつぇー」ものだからなあ。
チェックメイトがかかった雷帝さんがぶざまに命乞いをしてたけど
なんかこういう人をひさしぶりに見る気がする。
自分を追い詰めるような強者にはじめて出くわしたが由のこの為体ともいえるし
自分を低く見せるような要素はたぶん今まで全部デリートしてきたんだろうね
実に馬鹿馬鹿しい選別主義だけど「ロシアならあるかも」という想いも
ほんのちょっとあるw





























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