意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

鬼頭さんと花江くん以外でお願いします (アニメ感想)

2020-12-31 10:58:08 | アニメ感想2020年S4






戦翼のシグルドリーヴァ 
第12話 館山基地へようこそ!!  とまとめ △++






Live for You!





とりあえずはメインの4人が欠けなかったのがよかったかと
いや、ん、何というかこう「アニメを視聴すること」と
「戦争を描いた作品を視聴すること」との無限の隔たりがあるね
というのも他には男共の3バカをふくむ沢山の尊い犠牲があったわけで
それこそ「人類が滅亡する」との引き替えでようやく納得がいくかんじ
そうやって「尊厳のある死」を当邦のアニメてき「美少女出して
脱がせておけばいいだろ」っちゅうお決まり事にチャレンジ
させていたような、そんな印象だ。
あるいは、オーディンが取り戻そうとしていた「神話」とか
現代兵器にたいする信用とか、普段われわれが「どうでもいいもの」
として打ち捨てていたものを一番ソフトに取り戻したような
そんなおはなしだったような気がするね、しかしまあいくらなんでも
「北欧神話」に対する「無知」さ加減が気になるというか
まあ当邦の若人はゲームの設定的に「ラグナロク」ぐらいは
アタマのスミにはありそうだけどね、もしかすると当作品は
「北欧神話」が「忘れ去れた世界線」に於いてのハナシだったのかもしれん
むしろそんなすごい設定をぶっこんできたほうが大した勇気だとおもうけど。






神様になった日 第12話 きみが選ぶ日 とまとめ △++





Live for You!




さて、「万物を見通す眼」ってのは「自身の破滅」を
回避できなかったのか、っちゅう疑問が残るのね
まあ、トラックに閉じ込められた時のように
「自身に関する突発的な事故」や「相当強力な予定」には
逆らえない、ということなんだろうね、そこで発想を切り替えて
「生きる為のよすがづくり」をしていたというわけだ
ひなが陽太の元に帰ってくるのはまあ随分と確率の低いもので
こちらは「奇跡」と言っていいものだろうとおもう
と、こうやって「ゲーム・アニメ的な奇跡(神の力)」と
「つらい現実を生きるものを救うなにか」を綺麗に両方提示されて
こちらとしては何も言うことが無いという次第
しかしまあこれじゃあもう「くり返し」も「後日譚」も
できないだろうね、文字通り「完結」してるかと
それのなにがいけないのか。







ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
第13話 みんなの夢を叶える場所(スクールアイドルフェスティバル) 
とまとめ △++






Live for You!





今まで「ラブライブ!」っちゅう作中のビッグイベントが中心にあって
それでいてどこの誰が取り仕切っているのか
謎だったのだけど(多分明かすと夢もへったくれもなくなるから)
今回のカタチのように「つくる」側のところに触れるのは
視点が変わってよかったかとおもうね、侑ちゃんを中心に
「協力者」たちも触れるかたちになったかとおもう
(もともと当作品は協力者・ライバルも魅力的だったが)
あと、「ソロライブ」への挑戦も買えるところだったかとおもう
いぜんは3人グループまでぐらいが限界だったから
1人をどっぷり追いかけたい人もやりやすいし
1話で1人のハナシづくりはクオリティが維持しやすかったかと
とまあ「ラブライブ」っちゅうコンテンツを充分に拡張しながら
ハナシの内容も面白いという贅沢な仕上がりになっていたかとおもう
あとはグッズ買ってゲームやって課金しとくれってとこだろねw
そこの領域にこそ本当の「ライバル」がいるのだろうしね
そこに手を出すと本当に時間も金も追いつかないからねえw






無能なナナ 第13話 リバイバル とまとめ △+





Live for You!





まあナナしゃんが充分に有能で、無能で
苦しみながら任務をこなしていく様だけでいいかと
ほんらいは「殺人者」だからね、モリアーティーみたいに
そこをどう「許容」させるかってことでいつもの「性善説」
みたいなハナシが逆転しているのがまずは見られる点だったかと。
特に最後のミチルちゃんとのおはなしがひどいずるいね
ナナの残った良心の部分とか「全員敵」みたいな状況で
できた戦友の死を見せられて、ボク達は本当に邪悪なピンク髪の
主人公を受け入れたくなってしまうもの
ま、大久保さんも存分に力量を発揮していたかとおもうね
「悪役」で力量を計るのがいちばん早いから。







おちこぼれフルーツタルト
第12話 おちこぼれそつぎょう?  とまとめ △+






Live for You!





そうね、アイドルのたまごだからね
たっぷりセクハラできて楽しかったw(サイテ-)
まあがっちり「アイドル」やっている一方で
「まだつぼみ」を愛でているのもまたたのしいもので
最終話とか「ぶろっこり~」とかライバルのあんみつの歌まで
貸し出してもらっているしまつだものねえ
ま、そういう「全国区」でないものを楽しむのは時代に即していて
「ガチ⇔ゆる」を許容するのももう慣れてしまっていて
あとはもう「ガチでセクハラをするはなし」が残るのみだw(馬鹿野郎)



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魔王にも悪役令嬢にも八男にもスライムにも蜘蛛にも転生済 (アニメ感想)

2020-12-28 23:00:02 | アニメ感想2020年S4





くまクマ熊ベアー 第12話 クマさんとフィナ とまとめ △+





こうずっと同じ外見なのにLV99最強装備みたいなの見ると
和製RPG的「ゲーム」のような処理を感じますわな
それをそのまま「アニメーション」におこしたのが当作品で
ではゲームとしては面白みが薄いものをどう見物にするかってとこで
「コミュ」におとしこんだのがまあ極めて妥当な判断だったかとおもう
あとは「ボランティア行為」やね、異世界においては
極めて純粋にかつ傲慢に「善意」を押しつけることができるってのが
「異世界もの」で発掘された「設定」のひとつだろう
とまあユナちゃんはそれこそ「無双」してるわけなんだけど
ただ1つ手に入らなかったものがあってそれは何かというと
「戦友」なんだよね、まあ「ぼっち」であることに
ネガティブさが薄れつつある時勢の主人公らしいちゃらしいけどさ
当邦の和製RPGの最初期は「ぼっち」の主人公でプレー
していたのを思うとちょっと感慨深いかと。







アサルトリリィ BOUQUET 第12話 ブーケ とまとめ △++





強引にまとめましたわなあ、もう一話あればどんだけ
麗しく幕を引いたかと考えると、おしいとこだ
ただ、破綻せずにギリギリまとまったのはすごい腕ですわな
これは「ヒュージ」っちゅう敵がだいたい「爆発どかーん」で
倒せばいいやつだったので本質的には「学園百合もの」の
方がメインの要素だったからではないかとおもうし
実際それで「いいもの」を見させて貰った感じがつよい。
あるいはきょうびの「スマホゲー」らしく課金か
あるいは「協力プレー」によって敵を圧倒できるという状況を
踏襲しているといえるかもしれないねえ
とこう書くといつもどおりイヤミ言ってるだけのように見えるけど
「百合」でかつここまで綺麗な姉妹とその周りの人達を描かれると
「ゲーム」を越えて何かにたどり着いたのは確かだとおもう。







安達としまむら 第12話 友と愛と 愛と桜と とまとめ △++





基本的にはずーっと1on1のオンナノコ達を見続けていたよなあ
相手が「恐竜」じゃないんで、かつお馬鹿さんでもないんで
それでいて気を遣うわけでもないそういう「曖昧」な関係を
こねこねして徐々にカタチづくっていく様がよかったかと。
うまかったのはなんちゅうかどうでもいい「学校生活」が
関係性を壊しかねなかったり、でもよすがになっていたりっちゅう
当邦的な「学校」に対する依存が薄かったってあたりやね
じゃないとすぐ「行く⇔行かない」の2択になりがちで
そこに「まあ一応行く」ぐらいの体裁でやっているのが
この安達としまむらの関係性の監視にはもっともふさわしい
「間合い」だったかとおもうね、そこがしっかりしてれば
あとは妖しい占い師がでようが宇宙人がでようが何も問題ないわけだ。







ご注文はうさぎですか?BLOOM
第12話 その一歩は君を見ているから踏み出せる とまとめ △++





 今までは当作品「ちょっとふしぎでたのしいまいにち」を
送ってきたとこになんか急に「学校も行ってますよ」ってのに
気づいたような、そんな気分、いやまあこの不思議空間じゃ
なんでもありですから、別にいいんだよね
ちゅうかなんかこう娘達の成長を見守るような感じがあったかいねえ
当初をおもいだすとクールなチノちゃんがココアのボケにツッコミを
入れるのが日常だったような記憶なんだけど
ココアもだんだん「お姉ちゃん」らしくなってきて
逆にチノちゃんが年相応に「子供」になっていく様が
なんかこうこの「不思議空間」の楽しみ方としてありなんじゃないかとおもう
しかしまあこの「ぴょんぴょんわーるど」がそのまま拡張していく
そのこと自体が一番の奇跡ですわな。





 

 
 
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岸部露伴は働かない (アニメ感想)

2020-12-25 21:52:04 | アニメ感想2020年S4




ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII
第12話 英雄回帰(アルゴノゥト)  とまとめ △++






「ダイダロスの塔」と「理性を持ったモンスター(ゼノス)」
を発見してからは一気呵成の展開だったような印象
いつもどおりきちんとベルくんが誰かを愛し、誰からも
愛される(憎まれる)、それが拡張していくさまだったかと
そうやって「世界」が激しく動いていくのが「英雄」たる
お役目ってことなのかもしれないね。そうやって
沢山のことが正確に動いていくなかで、最後の最後は
「男の一騎打ち」にもっていくのがこう「複雑な単純」に収斂する
さまを見ているようで単純な脳ミソのぼくにはたのしかった
しかしまあその裏ではベルくんを徹底して打ちのめし
ヒロインのウィーネをはじめとして「異端者」を血まみれに
しているという「漆喰」、世界の「おもみ」にも触れていたという
そういうただ消費されるハナシから1歩抜け出していたようにもおもう。







ゴールデンカムイ 第36話 生きる とまとめ 〇





すごいものを見せてもらった、とか間抜けた感想しかないね
アシリパさんの「アチャとの思いで探し」とか文面で書くと
まったく面白くもなんともなさそうなハナシなのに
そのアチャがアイヌでアレクサンドル2世を暗殺したとか
めためた面白いハナシをし続けているのだからすごいね
なんでこのおはなしこんなとんでもないホラばなししかないのに
呆れずついていけるのかねえ、まあ「世帯風俗」を味方につけている
リアリティのつよさとか、「戦い」にまつわる
(それは動物とのそれも当然含む)なまなましい血肉の交感が
このおはなしを「生」っぽいものとして我々に受け入れさせているんだろう。







トニカクカワイイ 第12話 夫婦  とまとめ △+





こんだけ「嫁がとにかくカワイイ」って言ってるだけの
ハナシが他にあっただろうかw しかしまあその直球さが
イヤミもへったくれも言えなくさせますわな
もう遠い昔のことのように思える「ハヤテのごとく」の
ライトオタクのぐだぐだばなしから「嫁」にとにかく執着
するっちゅう「発見」がみずみずしく描かれていたかとおもう
そしてそういう「小さいこと」でもメシが食っていける
ってのがまあ当邦がカネと文化的にある程度成熟しているのかあ
って大人ぶった感慨をもてるというのが落としどころなのかと
と、でも一点だけ「漫画」っぽい要素があるのよね、そうその
「嫁」が「病気もケガもしない」ってとこだ、つまり「無敵」ってわけで
さすがに嫁にまったく欠点がないリアルな「夫婦」なんておらんやろ
っていうツッコミもコミコミでこの「漫画」は少年誌にのっかているのだ。







ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN
第12話 それでも私は守りたい  とまとめ △++





「護るための戦い」っていうとコトバの上では格好いいけど
実際は暴力で敵をぶっ殺すってことなんだよね
と、こう考えると芳佳ちゃんがいかに当作品において
「反主人公」てきなポジションなのかがわかる
あっちへふらふらこっちへふらふら、不安定な魔女で
あることによって当作品を「血なまぐさい戦争」から護って
きたと今はわかるわけだ、作品も「魔法」が「戦争」
以外にも使用される可能性を提示してきてこう考えると
アニメーションのたのしみとして「敵(ネウロイ)」と
ドンパチ戦う一方で自分たちは「専守」てきな途方も無い
「理想」を護ってきたというとても難しいことに当作品は
チャレンジしてきたといえよう、そしてそれは尻をふりふり
することでそらしてきた視線を今回はたいがい直に受けて
そして戦い抜いたのだからそれこそ
まことの勝利といえるのではないかとおもう。


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YOU HAVE NO LUCK(アニメ感想)

2020-12-22 21:55:31 | アニメ感想2020年S4





魔女の旅々 
第12話 ありとあらゆるありふれた灰の魔女の物語 とまとめ △+





灰の魔女のバーゲンセールですなあw
最後が「粗暴なイレイナ」による魔法合戦なのが
アニメーションとしては都合がよろしい状況ですね
ふつうは16人主人公いたら収集がつかないのはうけあいだから
「主人公」と「敵」がいてそれでよしとなるわけだ
しかしまあ「ぐう有能な主人公がやりたいほうだい旅をする」形式の
なんというか「作り手側」がやりたい形式ってかんじるねえ
しがらみもそんなにないから(ストーカーがいるがw)
毎度毎度面白いことをすればいいわけで腕は問われるけど
えげつないハナシや小話やしょうもないハナシもいけるのが
「自由」ってやつですわな、とそうなっていくとますます
主人公が万能で、「無色」になっていくというわけだ
美人だけど乳がおっきいわけでもないしなw
「魔法」もそこまで深みに立ち入っているわけでもないし
とまあ無限に広がる風のような自由とここちよさ
それが当作品のもち味だったかとおもう
しかし、よう考えれば年間100本もある深夜アニメを
とっかえひっかえ視聴するっちゅうのは「ありとあらゆる物語」を
享受することと何が違うのだろうか、ともおもう。







いわかける! -Sport Climbing Girls-
第12話 全一への道 とまとめ △+






「全国制覇」はやっ、と思うところからスタート
そうだね「マイナー競技」を取り扱うことにより
「リアリティ」の問題と「チート」のところがやりやすくなるわな
とくに「見切り(オブザベ)のうまさ」はまさしく「才能」 に
属しているもので、そしてそれが「いやみ」になるギリギリの
とこで躱しているように見えるのが当作品のまあ「才」といって
いいのではないかとおもう。
あと「人数」よな、知っての通り人数が多くなればなるほど
「くだらない奴・事」に裂く時間と労力が増えるわけで
「みんないいこ」が成立するギリギリのラインが「4~5」人
ってことなんだとおもう。あと、みなさん結構ボンキュッボン
なんだけど、あまり性的な視線の意識が無かったってのは
「スポーツもの」の強みだったかとおもう、まあ代償行為っちゃ
そうなんだけど、アニメーションとしては正当なあり方で
やっていけるのがよいところなんだろうねえ。







魔王城でおやすみ 
第12話 魔王城の眠り姫 とまとめ △++





 はなから「人質のお姫様の生活向上」が目的なんだから
もう何でもアリアリ未来ってことなんだわなw
というか逆か、「姫の無茶ぶり」によって「世界」が
「広がっていく」という形式ですわな
「偉い奴」は大概イヤなやつなんだけどいないとキャラバンが
オアシスにたどり着けないようなそういうリアリティです。
ただまあ「姫」も「イヤなやつ」でなく「我が儘だけど許せる」
ギリギリのラインで動かしているから、これはこれで「芸」と
いえなくもないですわな、そしてハナシが進むにつれて
「魔物」たちの好感度があがっていくのだから
「異人(魔物)との融和」ということに関して最強に温和な理想の
ハナシをくり広げていたというのが当作品のあじわいだったと
最終話を見ていて思っていた次第、しかしまあ「ダンまち」と
比べるとあまりにも異なる許容ですわなあ、それでいて面白さは
甲乙つけがたい、というのもまた興味深いところだ。











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勝ったら祝杯、負けたらやけ酒 (アニメ感想)

2020-12-18 21:18:01 | アニメ感想2020年S4





ゴールデンカムイ 第35話 罪穢れ △++






流氷の上で死闘が繰り広げられるのが厚いねぇ
本来は海を隔てて離ればなれなモノが氷を通して
つながるっちゅうことの最高の状況っすわ。
追うものと追われるものが引き絞られた弓が放たれたように
出くわした途端に戦闘状況になるのがなまなましいね
そこの男共の行動の素早くて正確なことよな
アシリパと尾形の関係が試されるのが戦闘よりも見物かもしれん
旅を共にして、一緒にヒンナヒンナしていても時が来れば
武器を向け合う仲ってのが、こう当作品らしい「からさ」で
「うまさ」だと思うね、っちゅうか尾形もようやるよな
で、ここまでやっておいて最後は「おしっこ」でオトすのが
まああきれ果てるよw しかし杉本と白石、そしてアシリパが
3人揃うってことはこのハナシの最も基本的なカタチであるということか。







無能なナナ 第11話 見えざる刃 PART2 △+






探偵と犯罪者が一時的に共闘
そうホームズとモリアーティが共同捜査しているように
「人類の敵」っちゅう極めてうさんくさく曖昧な要素を
ようやく調査しだしたってあたりでそこまでは
少年誌てき展開なのだけどナナしゃんはもう大量に
クラスメイツをぶっ殺してるからねえ
そういう「知性」に対する不信感を知性的な主人公が
反論的にやっている、という一点だけで見物になっているかと。







くまクマ熊ベアー 第11話 クマさん、烏賊(?)と戦う △+





街の諸問題を全部主人公単身で解決するとか、イカにもよな 
今回は相応に「苦戦」しているのだけどそれは
ユナが命を賭けて「闘争」しているのではなくて
一方的な攻撃が「弾切れ」するかどうかの勝負で
そこがまあ「RPG」てきなノリのようなかんじだ
しかしまあ「力業」が通用するのならそれにこしたことはないわな
なにせ「現実」はそれが全く通用しないことのほうがずっと多いのだから。







ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN
第11話 ロード・トゥ・ベルリン △++





パットン大戦車団





しかし本当にやるとはねえw
当邦のメディア作品はいわゆる「現代兵器」ってのは
「斬られ役」になっていて、いうなら「人間と魔法」が主体で
まあ仮構のオハナシの極めてありがちな逆転現象なんだけど
当作品はそこから「ネウロイ」っちゅう「敵」がその
「現代兵器」を模して手強い敵として立ちはだかり
そしてそれに対して「現代兵器」がさらに対抗すべく
用いられるという循環した表現になっているのが興味ぶかいかと
あと主人公の芳佳ちゃんが一介の「衛生兵」 になって
戦争に参加しているのがさらにその状況を後押ししてるね
チートくさい「主人公」にハンデをつけることによって
当作品は「戦争」のかおりを充分に帯びているといえよう。







安達としまむら 第11話 月と決意と 決意と友と △+






「時を経てもずっと一緒」とか甘い考えを「進級」ひとつで
ぐずぐずになるのがまあ当たり前だけど、生菓子のあじわいですわな
樽見もそうだけど関係の維持にもある程度の積極性は必要で
そういうのが生々しく分かるのが青春ってやつですわなあ。
文学のテーマとしてもじゅうぶんだけどそこでラノベ的に
「お助けキャラ」がくちばしをつっこんでくるのがらしいね
トンチキなことばっかり言ってるけど気合いだけはじゅうぶんで
そしてアダチ・サンに必要だったのはただそれだけだった
っていうのがかなめだったかと思う。




 
 
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ドロヘドロと呪術廻戦のパクリみたいな漫画 (アニメ感想)

2020-12-16 16:26:38 | アニメ感想2020年S4






魔女の旅々 第11話 二人の弟子 △++





「入れ替わり」なんで「中の人」の技量が問われる展開
あとはまあ「アニメ」なんで「男女」で入れ替わらない限り
「容貌」についてそんな深刻な事態にあんましならないという
(やるとジョジョの第五部みたいなことになる)
「師匠」と「弟子」の差異がいろいろ見物、「師匠」の時は
「一緒にいる」ことによる距離感の調整が主題で
「弟子」の時は時々の「邂逅」がうまみ(それにしても頻度が高いが)
くわえてサヤの「(シスコン)妹」もからんできて
「喜劇」の「再現性」と「悲劇」の「一過性」が綺麗にみられて
面白かったかとおもう、しかしまあ色々な魔女がいたけれども
「灰(銀)」の魔女ってのは母親以外にはいないねえ。







ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII
第11話 決戦(ウルトラソウル) △++






ロキファミリアとの代理戦争で、ついにアイズさんとも手合わせ
と、同時にもう個人の争いではなく「ファミリア」として
様々な人を巻き込んでいるのが「英雄譚」として当作品の枠が
広がったことを主張しているかのよう。
「敵意」が無いことを証明する為にウィーネがずーっと
血まみれになっているのが今期のおはなしのキモやね 
あるいは「ファンタジーもの」において我々が「儀血」を
ソフトに受け入れるために「モンスター(敵)」に
血を流してもらっている姿を真摯に取り扱っているともいえよう。







ご注文はうさぎですか?BLOOM
第10話 ハートがいっぱいの救援要請 △+





「バイトのかけもち」とかもうそんな気力も体力もない
オッサンには懐古しかできないハナシですわなあ
どこにいっても何をやっても誰かがいるものだから
「孤独」と縁が切れた世界ってかんじだ
まあもともとのコンセプトが
「しぶい喫茶店のおとなしめな一人娘を癒やすハナシ」
ちゅうコンセプトだったからね、しかしそれをここまで
執拗にかつ徹底してやるというのもむつかしいハナシだ
そんなにむつかしくないというならそれは
「愛」がなせる業だからかと。






 
神様になった日 第10話 過ぎ去る日 △+





 
「青春時代」と「大人」のジャネーの法則的
時間の流れの違いですわな、有意義なことや
楽しいことをしてない時間の流れは本当にはやいもの
ここでは「鈴木少年」っちゅう「能力者」をハナシの
「つなぎ」に使ってくるのにちょっと思うところがあるね
「奇跡」によって物語と感情をアップダウンしてきた
「Key」的メソッドにそれを「理論」づける「能力者」が
入り込むハナシをPAさんで前回と前々回にやっているわけで
まあそうなると収まりはいいけど「何か違う」ってなるわけで
今回ぐらいのさじ加減で調度よいのかもしれないということだ
逆に言えば「すごい上手」とも言えないかもだけど
さて、お楽しみの「現実」のより返しの部分で
「サナトリウム」とか恥ずかしげもなく出してくるのが強いね
そしてこれからが「佐藤ひな」っちゅう無力な一少女と
「関係」を築く肝の入ったところになっていくという高まり
あるいは「幼児」が「人」ではなく「神の子」ということを
踏まえると本当の意味で「神様」と関わっていくともいえる。







ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
第11話 みんなの夢、私の夢 △+





こうやってハナシが大きくなっていく中で
元の「関係性」が乖離していくのは宿命というか
おもえばμ'sとAqoursが限界にしていたところも
だいたいこのあたりだったような記憶がある。
なにせ「楽しむ」ための「同好会」がこの短期間で
あっという間に「自分たち」の「ラブライブ」を
やりだすまでにハナシが転がっていて、しかもその中心には
侑ちゃんっちゅうぐう有能なプロデューサーいるのだから。
しかしこの侑と歩夢の関係は面白いね、前作までは
物語のエンジンとして「天然主人公」が引っ張っていたところを
2枚に分けて「多様性」が増したようなかんじだ
そしてその弊害もこのおはなしは引き受けようとしている。







 
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最低限の装備を与えて魔王を倒せと言う王様 (アニメ感想)

2020-12-11 22:01:49 | アニメ感想2020年S4






おそ松さん 第9話 シェー/衣装/家事をやろう  △+





「シェー」って、なんですか?




一発ギャグに意味を求めるやつに草
まあでもイヤミが「これがなかったらお前達も存在しない」
っていうのはあながち冗談でもなく、年にひとつのペースで
「笑いのスイッチ」てきなギャグが開発されていたねえ
今はテレビでも動画でも「笑い」がいくらでも見られるけど
昔は相対的に飢えていたのだろうね、とにかく「笑う」
機会を無理くりつくろうとしていたようなフシがあるね
そう考えると発信する側としてはともかく敷居が高い
ってのが現状なのかもしれないねえ、とかなんとか
まあもう「使い古された」前提でしか一発ギャグは成立しないわな。






>家事をやろう





あれっすよね「6つ子」が本当の「子供」だった時分は
「ええはなしや」で済むところを
「6NEET」っちゅう状況が「子供のおてつだい」に
複雑な味を与えているというシュチュだ
「なにもしない」よりはマシだけどもな。







魔王城でおやすみ 第10話 姫とオワリノシティ  △+






敵軍との最前線がこの平和ボケぶりなのだから
この世界がどんな状態なのか、知れようというものよ
ていうか姫のいうとおり「何で争っているの?」っちゅう
レベルですわな、「異世界転生もの」でしか実現しない
「総性善説」と「ファンタジーもののお約束」が矛盾
しているわけでそのはざまで「敵役」が慌てふためく様を
上からにやにやしながら愉しむのが当作品の趣旨だろうね
なにせ姫にやることが「安眠」しかないぐらい平和なのだから。







おちこぼれフルーツタルト
第9話 りにょうさよう!  △+





売り上げと衣装の面積が反比例の関係なのが切ないw
立地も「大宮」とか本当にギリギリ商売になりそうなラインよな
でもまあ「大手」のハナシのアイドルものはむつかしいわな
内部に「敵」をつくらないと盛り上がらないし、これはこれでな
スキルもギリギリ、衣装の面積もギリギリ、お色気もギリギリ
予算もギリギリ、でもこの仮想のオンナノコたちは健気に
がんばれるんだよねえ「生身」ではおおよそ耐えられそうにないけど
あと、この「ライブ」は当然だけど「現実」とはかけ離れた
状況ですわな、今はそれどころではないというのもまた切ない。







アサルトリリィ BOUQUET 第10話 アネモネ 〇





なんか前話で「やっかいもの」を無理くり始末したような
格好のハナシになったことへの「謝罪」のようにええハナシや
というか「戦闘」をしていない時のほうが満足感が高いのが
当作品の持ち味かもしれんね、別に戦闘シーンが手抜きとか
そういうのではなくて、やっぱり「戦闘」っちゅう「現実」があると
「百合」をとおして芳しい「オンナノコのいいとこ」に
触れる機会を失ってしまうってのがあるからかもしれん
それを立証するべく「スキル」を「戦闘」以外の用途で
しかも大多数が協力しておこなうのが素晴らしい絵面だとおもう
しかしまあヌーベルさん本当に「いいやつ」ですわな
主人公に「お姉様」がいる中でここまで徹底して
「いい友達キャラ」をやりぬくのは敬意に価しよう。

 








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よお ぼうや! うまの のりかたくらい しってるのか? (アニメ感想)

2020-12-04 21:14:35 | アニメ感想2020年S4





ゴールデンカムイ 第33話 革命家 △+





きわめて当たり前のハナシなんだけど皆さん
アイヌ語やロシア語をはなしていらっしゃる
いわゆるアニメ的な「共通言語」っちゅうのがないわけで
今回のように「言語教育」があるとなおさらハッキリするね
その言葉の壁が国や民族の壁で、そこをクリアするのが
「異文化交流」の第一歩で、この巨大な異質なモノたちの
闘争と共和のおはなしにおいて「リアリティ」を保証しているとおもう
あるいはこの流暢に言語をたくる裏で血みどろの環境や努力が
あるというのが「明治」の当邦や世界のダイナミズムってものかもしらん。







無能なナナ 第9話 適者生存 △+





何も死体に送信ボタンを押させるようなバクチうたんでも
って思うけども、まあその場にあるものを使うってのが見所か
名探偵コナンのようにしょうもない遠隔装置とかつまらんものね。
能力者処刑場なんで過去にも同じような殺し合いがあって
この島はそれが狙いで作られているようなかんじだわな
中原麻衣の犬っころが裏切ったように見せかけて
「変身能力」を持ち出してくるのがずるいかんじですねw
 「能力全部のせ」が1クールの〆の敵としては相応しいかと。







くまクマ熊ベアー 第9話 クマさん、お店を開く  △+





別作品の清掃業者も千客万来でなるほど「チートもの」として
俺強ぇもこうやるのもアリですわな。
とりあえず大繁盛なんでやることが山盛りでしかも
「雇われ」ではなく「オーナー」なんでモチベが違いますわな
おまけに採算なんでどうでもいいんで従業員の福利厚生を
異常に充実させているあたりがおもしろいとこですな
特に転生前がブラックだった方はそれこそ「復讐」とばかりに
いたれりつくせりやりたい放題やっていたのが面白かったね
まあこの「異世界転生」が流行る理由がクソみたいな「現実」に
対する鬱憤晴らしみたいな背景があること自体はこう
複雑な気分ですわな、勘ぐりすぎならいいのだけどねえ。






ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN
第9話 ミーナの空 △++





ミーナさん前回の「501の日常」だとなんか変な料理を
食べさせようとする腹黒姉ちゃんって感じだけどw
いざ戦場になると八面六臂ぶりに惚れ惚れとなるわな
軍部のお偉いさんに正面から意見するし舞台の作戦立案
指揮に戦闘とまあ一番超人じみている御仁かもね
「衰退」にさいして無茶をするのは坂本さんの時にも例があり
周りの連中が怒るのも通例で、バルクホルンが怒りっぱなしなのが
今期は本気で戦っているというあかしかとおもう
ミサイル全破壊の激戦のさなかに美しいメロディが流れるのが
なんかこう昔の戦場映画さながらで、アメイジンググレイスを
歌ったこともあるミーナさんの戦闘を飾るのに相応しい演出かと
と、ここまでがっちり襟を占めてるのに最後はまっぱだカーニバル
なのが呆れた落差ですね、まったくw






安達としまむら 
第9話 そして聖母を抱擁する愛 マリーゴールド 〇






「関係性」を深めようかどうかで悶々とする様が
まあ美しい青春ですわなあ、青年にとっては大問題で
それは「文学」には相応しくて、そしてアニメーションとして
声がつけばもっとたのしむ人が増えるかもしれない、ということ。
たるちゃんとの再開も見所があるね、いや特別なことは
何もないんだけど、その間にしまむらも樽見も心が揺れているのが
わかるのがよい。ヨリを戻したい「空気」なんだけど
それをハッキリと言わないのが「本気」ってことで
「たるちゃん」って旧称を一言いえば済むだけってのが
まあコトバの力ですわな。「名古屋」での買い物デートと
電光掲示板を使った演出についてはもう何を言えばいいのやらね
しかしまあこの演出ももし「マスク」をしていたら台無しに
なってしまう現実が悲しいところだ、まあこんな綺麗なだけの
JKの百合なんか現実にはいねえだろうけどさ。



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ドゲザである! (アニメ感想)

2020-12-01 22:37:13 | アニメ感想2020年S4





D4DJ First Mix 第5話 One and Only △++





0と1




サポートメンバーがいつの間にかメインになっているちゅう図
結構前のバンドリでも描いていたけど音楽ではあるあるですわな
羞恥心とかいろいろあるけどいざ音が鳴り出してムーヴメントが
起きればその愉しさに夢中になるのは確かですわな。
「お泊まりに行く」ちゅうイベントを清く正しく消化したかんじ
むにちゃんの家庭の事情もちょっと分かって
そしてかわいい娘が2人ワンルームを埋める絵面がぴったりで
つぎつぎと不安な部分が補われていくのが「仲間」の
ありがたさではあるね、そしてそういうのを描くスキルが
このブシロードの音楽ものではすこぶるうまくなっているねえ。







魔女の旅々 第9話 遡る嘆き △++!





塵ひとつ誤算を許さぬ世界線





今度こそ本当に「切り裂き魔」のハナシだ
ジャック・ザ・リッパーの例にきちんと習い
虐待されていた幼児が犯人というのも踏まえて
「魔女」のいる世界でそれが展開されていたかと。
冒頭からエステルとイレイネがどっちが優秀かで
年くらべしているのが「空白期間」の説明でうまい
そして原因はその空白期間でなくてもっと根深いとこに
あったっちゅう認識の浅はかさが2人の優秀な魔女でも
埋められなかったっていう絶望感に繋がっていたかとおもう。







ご注文はうさぎですか??BLOOM
8スタンプ スリープ スタディ スマイル






チマメ隊が希望高校を決めたり、今回のようにリゼが
教師になることを決めたり、今期は「成長」があるねえ
ちゅうのも当作品ももう連載から何年かたっていて
「日常系」がはやりだしてからそのゆっくりとした歩みが
確認されるようになったということにちょっと感慨をおぼえる次第。
まあそもそもこのリゼちゃんが「軍人気質」とかいう
おおよそ「日常系」とかけ離れたキャラづけがされていたのが
徐々に消化されてこういうところに落ち着いたのかっていう
それこそ親が子供と自分との変化を確認しているような
そんな素敵な気分ですわな。







神様になった日 第9話 海を見に行く日 △++





親子でなくなった日





そうですね、さんざん「親子」になるハナシを
描いてきたのだから、そうできない事例も描くのが
「大人」ちゅうものだろう。
青い空、青い海、美しい音楽に、善良な人々
それでも親子が違う道を歩まざるを得ないさまが琴線にふれる
そしてその状況を「子供(ひな)」が「神様」として
なにもかも理解して受け入れているのがまことに悲しいところだ
そうしてわれわれとしてはようやく「押しかけ神様」っちゅう冗談が
「本当の神様」として彼女を認識するに至るというわけだ
そのことが幸福なことであるかないかは定かではないけど。






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